異世界召喚された俺は余分な子でした

第３章

第335話 バブリモード再び

　セレナとの別れは辛かった。いつまでもそのしなやかな体を堪能したいのだが、彼女の方が大人だった。

「ねえ、志郎、久し振りに２人きりだから、私ももう少し仲良しさんでいたいのだけれども、そろそろオリリンの所に行かなきゃじゃないの？」

　俺が悲しそうな目をしていると怒られた。因みにセレナや日本人は、オリヴィアの事を時々オリリンと呼ぶ。

「駄目です！そんな目で見ても駄目です！めっ！」

　後ろから抱きついて反応を見る。

「もうしょうがないなー。1分だけですよ！。はい！」

　そうやって胸をはだけてくれる。
　そう、いつの間にかばぶってました。胸を堪能してから直ぐにばぶっていたらしい。
　1分じゃ収まらず、5分位ばぶっていました。

「ねえ、志郎ってば、天界に行った影響？私を求めているのじゃなくて、また赤ちゃん返りしているよ？」

　乳首を吸っている時に言われ、はっとなりヒールを掛ける。覚えがない・・・

　なんとなくセレナの胸が女神に見え、揉みしだきたいな、顔を埋めたいなと、性的な欲求を満たしたいと思い、セレナの胸に顔を埋めて以降の記憶が途切れている。ちゅうちゅうしようとは思わなかったのだが、気が付くとちゅうちゅうしていて、無意識にバブリモードになっていたというのだ。

「まずいな。セレナの胸を堪能しようとは思ったんだけど、チュパチュパしようと思わなかったんだ。また赤ちゃん返りか。最近無かった筈だから、天界に行った影響のようだな。悪いけど、ナンシーに伝えといてくれ。」

　そうして着替える。その間に食後の準備をセレナが指示し、服を着た後に食堂に向かう。

　しかし、次に気が付いたらこうなっていた。

「はい、あーんちてくだちゃいねー」

　食べさせられていた。

　赤ちゃん返りをしている時は、赤ちゃん言葉を言わないと俺は口を開かないそうだ。そしてスタイをしている。スタイと言えば知らない人から見れば響きが良いが、子育てをした事のある人なら分かる。そう、よだれ掛けだ。１８歳で赤ちゃん返りとは・・・プレイではなく、ホンマ物の赤ちゃん返りだ。

　それと、赤ちゃん返り中はなるべく妻達以外に俺を会わさないようにしてくれている。しかし今日は天界だった。

　俺の護衛にフレデリカとレニス、世話役に裕美が行く事になった。
　誰も連れていきたくなかったが、仕方ないので戦える者を連れて行く。今の自分の姿を見れば拒否できないから受け入ざるを得なかった。

　既にオリヴィアへ、俺の赤ちゃん返りが酷かったと警告が行っている。

　何故なら失禁までしていたのだ。こっそりクリーンを掛けてはいたが、俺は愕然としていた。

　しかし、天界を正常にしないといずれ下界にも影響があり、無視できないのだ。

　食後、皆に装備を着けてもらう。誰が手伝うのかは毎回くじ引きだそうで、今日はトリシア、セレーシャ、アンバー、クロエだ。何故かクロエも着替え争奪戦に参加していた。

　ひとりでも装備は出来るのだが、皆がやりたがるから、ついつい身を任す。そして装備が終わると皆に行ってきますをし、天界に再び赴くのであった。