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第3章
第313話 どこに行った?
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一応自称明智君に1日に1度は、クロエに現在地を伝えるようにと伝え、念話の指輪を渡している。それと救援が必要なら呼ぶようにと。それともしも魔王を発見したら戦う前に知らせるようにと。
誰かが俺が真の勇者で、真の勇者の元で正義を行うと恰好いい!とそそのかしたようだ。というか面白がったレニスがけしかけたようだ。
明智君は意気揚々と魔物の巣窟へ向かっていった。まあ、ゲートで送ったのだが。一応戦闘やサバイバルに有能そうな中で付与しても痛くないスキルを幾つか付与してやった。勿論殺した時に没収したのはそのままだ。
取り敢えず明智君の精神は知ったこっちゃないとし、問題は真の魔王だ。
どうするかというのをドラゴニュート達と協議する事にした。
アリゾナが先の結界破りをしていた女性と一緒にいて、驚いた事にラブラブだった。
いつもしかめっ面をしていて、笑顔を見た事がない生真面目なアリゾナが、楽しそうに笑いながら話をしていて、俺はオリヴィアと一緒に口をポカーンとしていたりする。
俺は意を決してアリゾナに質問をした。
「お前さんが笑っているのは珍しいな!じゃなくて初めて見たぞ!俺にその女性をいつ紹介してくれるんだい?」
「これはしたり。我が主よ。彼女は昨夜結婚した我が妻です。私が捕らえられて奴隷になる前に婚約をしており、再会したので約束通り娶りました。本来私が彼らの族長となる予定でしたが、その昔裏切り者の所為で里全体が全滅の危機に陥り、皆を逃す為に私の他数名が捕まる覚悟で敵に向かって行きました。何とか皆を逃す事は出来ましたが、私は捕まってしまい奴隷となっておりました。そして昨夜里の者の総意で私が族長になり申した。そして我らドラゴニュートは陛下にお仕えする事と致しました。とは言え先日の魔法陣により里は全滅しております。生き残ったのは魔王討伐の為に里を離れていた者のみです。他に生き残りがいれば保護をしたいと思います」
そんな感じでドラゴニュートの面々が俺の配下に加わってしまった。
各総督に彼らの住まいを考えさせようとしていたが、魔王についての話をし始めた。
先ずはあの城の調査だ。
それとは別に魔王の捜索と、奴の支配下にある町の開放を目指す。
魔王の捜索は俺とオリヴィアで上空から行うのと、レニス達戦闘系にドラゴニュート達を加えた部隊を各町へ順次送り出し、開放を行う予定だ。部隊は2つに分けたのだが、戦力分散のリスクが有るものの、今回は2方向へ送り出す事により効率よく対処出来る事を優先した。
そうやって調査と開放を行って行くが、2週間程経過したが魔王は見付からなかった。しかし町の開放は順調に進んでいったが、因みに城の方はこれと言って収穫はなかった。
俺は苛ついていた。探せど探せど魔王の気配を全く感じないからだ。
一つ言えるのは、理由は分からないが真の魔王が生きているという事だけは感じ取れている。俺が真の勇者だからだろうか?
そうこうしていると魔王の配下の町の開放が終わり、町にいた魔物の駆逐も終わってしまい、魔王の捜索を打ち切って向こうから出てくるのを待つ事とした。
そして魔王に占拠されていたこの国の王族は皆殺しにされている事が分かった。つまり、支配階級や為政者が誰も居ないのだ。一旦この国の支配を俺が行う事となり、ドロシー達を呼び寄せた。
別に増やしたくはなかったが、またもや領地が増えたのであった。
誰かが俺が真の勇者で、真の勇者の元で正義を行うと恰好いい!とそそのかしたようだ。というか面白がったレニスがけしかけたようだ。
明智君は意気揚々と魔物の巣窟へ向かっていった。まあ、ゲートで送ったのだが。一応戦闘やサバイバルに有能そうな中で付与しても痛くないスキルを幾つか付与してやった。勿論殺した時に没収したのはそのままだ。
取り敢えず明智君の精神は知ったこっちゃないとし、問題は真の魔王だ。
どうするかというのをドラゴニュート達と協議する事にした。
アリゾナが先の結界破りをしていた女性と一緒にいて、驚いた事にラブラブだった。
いつもしかめっ面をしていて、笑顔を見た事がない生真面目なアリゾナが、楽しそうに笑いながら話をしていて、俺はオリヴィアと一緒に口をポカーンとしていたりする。
俺は意を決してアリゾナに質問をした。
「お前さんが笑っているのは珍しいな!じゃなくて初めて見たぞ!俺にその女性をいつ紹介してくれるんだい?」
「これはしたり。我が主よ。彼女は昨夜結婚した我が妻です。私が捕らえられて奴隷になる前に婚約をしており、再会したので約束通り娶りました。本来私が彼らの族長となる予定でしたが、その昔裏切り者の所為で里全体が全滅の危機に陥り、皆を逃す為に私の他数名が捕まる覚悟で敵に向かって行きました。何とか皆を逃す事は出来ましたが、私は捕まってしまい奴隷となっておりました。そして昨夜里の者の総意で私が族長になり申した。そして我らドラゴニュートは陛下にお仕えする事と致しました。とは言え先日の魔法陣により里は全滅しております。生き残ったのは魔王討伐の為に里を離れていた者のみです。他に生き残りがいれば保護をしたいと思います」
そんな感じでドラゴニュートの面々が俺の配下に加わってしまった。
各総督に彼らの住まいを考えさせようとしていたが、魔王についての話をし始めた。
先ずはあの城の調査だ。
それとは別に魔王の捜索と、奴の支配下にある町の開放を目指す。
魔王の捜索は俺とオリヴィアで上空から行うのと、レニス達戦闘系にドラゴニュート達を加えた部隊を各町へ順次送り出し、開放を行う予定だ。部隊は2つに分けたのだが、戦力分散のリスクが有るものの、今回は2方向へ送り出す事により効率よく対処出来る事を優先した。
そうやって調査と開放を行って行くが、2週間程経過したが魔王は見付からなかった。しかし町の開放は順調に進んでいったが、因みに城の方はこれと言って収穫はなかった。
俺は苛ついていた。探せど探せど魔王の気配を全く感じないからだ。
一つ言えるのは、理由は分からないが真の魔王が生きているという事だけは感じ取れている。俺が真の勇者だからだろうか?
そうこうしていると魔王の配下の町の開放が終わり、町にいた魔物の駆逐も終わってしまい、魔王の捜索を打ち切って向こうから出てくるのを待つ事とした。
そして魔王に占拠されていたこの国の王族は皆殺しにされている事が分かった。つまり、支配階級や為政者が誰も居ないのだ。一旦この国の支配を俺が行う事となり、ドロシー達を呼び寄せた。
別に増やしたくはなかったが、またもや領地が増えたのであった。
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