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第6章

第201話 ランスロットの乱心!女性に小便をぶっ掛ける!

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 俺は意識を取り戻したが、殺意と共に急激に失われていた記憶が戻った。状況が分からないが、誰を抱き抱えているのかはっきりと理解したが、何故この女をこうして大事そうに抱えているのか意味が分からん。だが、この世界に来てからまずはしたかったと感じた事を実行する。

 俺は顔を確認し、にんまりしながら掴んでいた胸を嬉々として乱暴に揉みしだいた。
 漸く揉めたのだ。そして収納から出した隷属の首輪をそいつの首に装着し、奴隷にした。勿論条件は一番厳しくだ。

 また、この女は俺が顔を見た時に俺の顔が見えたようで、誰に胸を揉まれているのかが理解できたようだ。そして俺の股はドンドン小便で濡れていく。
 因みに勿論俺の小便ではなく、俺が捕まえているこの女が漏らしやがったのだ。ザマァない。

「てめー人の股でなに小便漏らしてやがるんだ。汚いだろう!」

 その言葉に彼女はびくんとなり、震えている。
 ベッドを囲む妻達も困惑していた。俺が未だかつてした事のないような恐ろしい形相に誰も声を掛けられないし、威圧が凄かった筈だ。                                     

 俺は彼女の向きを変え、真正面を向かせた。間髪入れずに頬を平手打ちにした。
 ベッドに押し倒してバスタオルを剥ぎ取って、乱暴に腕を掴み床に投げつけた。
 そして倒れている彼女は震えながらまたもや失禁している。
 俺は自らの下着を下げ彼女の前に立ち、滾りに滾った下半身をまざまざと見せ付けた。

「この時をどれだけ待ち焦がれたか、これでも食らえや!」

 その綺麗な顔に小便をぶっ掛けたのだ。

「ら、ランスロット様!乱心されたのですか?」

 周りが騒いでいる。そりゃあそうだろう。美女に小便をぶっ掛けているのだ。

 俺は収納から剣を出した。

「死んで悔い改めろ!せめてもの情けだ。顔を避けて更に嬲り殺しにせずに一撃で楽に死なせてやる!」

 心臓目掛けて剣を突き立てようとしたが、オリヴィアが咄嗟にコインを投げて剣の軌道を変えた。
 お陰で胸の薄皮を一枚切るに留まり、床に剣が刺さっただけだった。

 ドロシーが彼女に覆い被さり必死に庇う。俺のとこの女の小便まみれになるが、躊躇なく庇った。

「いけません。彼女はバ・・・」

 皆が俺にしがみ付きつ、必死に押さえ付ける。
 皆からすれば何故か金髪縦ロールの美女を乱暴に扱い、更に殺そうとしたのだ。皆は理解出来ないだろう。しかも誰か分かったうえで小便まで掛けたのだ。どれ程の恨みが有れば俺が女相手にこのような暴挙に出るのか理解出来ないだろう。

 そして必死になって蘇生させた相手にも関わらず、生き返った直後に殺そうとするのだ。

「やらせてくれ!俺がこいつのせいでどれだけ辛い思いをしたと思っているんだ!殺さなきゃならないんだ!こいつの所為でどれだけの者が死んだと思うんだ!頼む!」

「あ、あ、貴方様は召喚されたランスロット様なのですね?愚かな私をどうかお許し下さい。助けて下さい。し、死にたくない。何でもします!どうか話をお聞きください。後生です!私はやっと逃げ出したのです。漸くあやつらの傀儡ではなく、体を取り戻した途端に死にたくはありません。どうか話だけでも!」

 皆を払い退け、ドロシーを強引に引き剥がしベッドの上に放り出した。そして這いつくばっている奴隷女の腕を乱暴に掴んだ。

「何を言っている!俺はお前を犯した罪で放逐されたよな。しかも事実上の処刑だぞ!実際死ぬ直前になったんだぞ!俺に強姦された筈なのに、お前が処女っておかしいだろう!殺す前に今から俺の罪状を事実にして、お前を処女じゃないようにしてやろうか?」

 そう言い掴んだ腕を引き寄せ、顔を近づける。こいつ顔だけは綺麗なんだったと思い出した。ベッドに叩き付け、周りに妻達が居るのもお構いなしに蹂躙しようとしたが、背後にドロシーのお義母様が現れ、俺の首を締め上げた。

     今この屋敷にいる身内の中で、唯一俺の奴隷ではない女性はお義母様だけだったのだ。
 情けない事に俺は数秒で落ちた。
 ルシテルを犯せられなかった!悔しい。ぶっ殺したかったのに!
   そう思いながらブラックアウトしたのであった。
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