129 / 566
第5章
第128話 今後の行き先と準備
しおりを挟む
3日目 day36
またもや女神達だ。何やら慌てている。
あれはナンシーさんかな?
「ランスから、ランスからだよね!一言だけど念話が来たよ」
泣いて喜んでいた。
ふと場面が変わり、馬車で移動しているようだが疲労の色が伺える。
あれは誰だろうか?何かと戦っていて、それらを蹴散らしている。凛として戦う姿は美しかった。
俺は思わず声を掛けたのだが、彼女は慌てて周りを見ていたが俺は知っている!彼女は俺の…
そう感じていたが、目覚めると朝だった。
朝目覚めるとセチアの胸に抱かれていた。何故か裸だ。綺麗な胸だった。胸に耳を当てると心臓の鼓動が心地よい。手帳に鼓動の事が書いてあり、俺は鼓動の音に癒されていたらしい。そして今も癒されている。
セチアを起こさないようにそっと起きて、目の毒なのでシャツを着せる。彼女は寝るときは裸族?
多分起きているのだが、寝た振りをしている。何故なら鼓動が早くなっているからわかる。
「走り込みに行ってくる」
「ちょっと待ってね」
と起きておもむろに着替えて一緒について来た。
驚いた事についてこれている。
何でも村では鍛える為、毎朝走り込みをしていたそうだ。
どうりで体が引き締まっている訳だ。
走りながら俺はお願いをした。
奴隷とは扱わず、1人のレディとして扱うと。だから奴隷としての行動は止めて欲しいと。手帳の内容からは、俺の奴隷になっていれば成長補正、経験値取得補正があり、かなり有益な事が分かっている。なので、便宜上奴隷とすると伝えた。
また、俺は奴隷チックな行動をされると悲しいと伝えると、漸く了解してくれた。
今更宿の部屋を分けはしないが、致すのは奴隷としての義務ではなく、お互いが心から信頼し、好意をもってからにしようねと伝えたが、セチアは泣き出してしまった。
俺は慌てて走るのをやめて抱き締めて背中をさすったら、嬉し泣きといっていた。
宿に戻り、朝食を済ませた。まだ7時だ。
この国の地理などを教えてもらった。
まずワーグナー王国の北側にカービング帝国があり、その北にジャックナイフ国が有る。その北西にバルバロッサ王国、北東にボレロ王国が有る。
バルバロッサとボレロ、ワーグナーがこの大陸での3大国で、まずはカービング帝国を目指す。
ワーグナー王国の王都まで2日程度の距離で、そこからカービング帝国までは2週間は掛かると言う。
今日はセチアの服や靴を買う。ほぼ着の身着のままで旅立つ事になった為、着替えがろくに無いからだ。
宿屋で服屋を教えて貰い買いに行く。
スキル付与の為水着も買い揃えたい。実際はお風呂を一緒に入りたいと言うときに着せる。裸よりは理性が保てるだろう。
一通り服を購入し靴屋を教えて貰い普段履きと冒険者用を購入した。
その後昼食を食べてセチアの日用品を買う。ブラシとか鏡とか。その辺りの見た目のケアについてセチアは無頓着で、元々何も持っていなかった。見兼ねて化粧品も買った。貴族御用達の店で最低限と思い基本の化粧セットを買うと100万程した。
彼女は拒否したが、俺が断固として購入した。
今日1日は明日からの本格的な旅に向けての準備だ。それと王都で奴隷の購入をしようとしている。馬車での移動に2人では無理がある。
今の所野営が必要な場合一旦ゲートで町に行き宿に泊まり翌朝再スタートの戦法がとれる。
しかしセチアがずっと御者というのも酷なのだ。本人は奴隷丸出しで大丈夫と言い張っている。
少し時間が余ったのでセチアと街をブラブラしていると、女性御用達のお店が有り、スイーツを食べて帰った。
それと日記を買った。こちらの世界では紙は貴重で、50枚程の手帳でも金貨10枚つまり10万円以上する事となる。
2冊買い、1冊は日記、もう1冊はスキル考察とスキルや魔法の一覧と効果を書き記す。
手帳に記載は有るが、日記の一部となっていて、今のようにステータスが見れない事を想定していないので、ステータス帳が欲しかった。16時頃に宿に着いたので、俺は手帳からせっせと書き写した。
日記は以前のとは別に書く。手帳には別の日記に記憶を無くした35日目以降で、記憶をなくした状態で気が付いてからの記録を残すと記載し、手帳からバトンタッチした。
過去の自分の行動に感謝している。手帳に記載が無ければ欠損修復など思いもよらなかった。
それと今晩セチアに色々スキルを付与する予定だ。
手帳から重要なスキルの記載とそれがストックされているはずと読み取れた。
セチアに手帳の事と、そこにある記載を元に行動することと、スキルを付与すると伝えている。
気掛かりなのは失禁することと、俺が何かを放出するが、肝心なその何かというのが記載されていないのだ。
頻繁に付与を行っているのと、相手が失禁するので風呂で行っていたのが分かっている。強力なスキル程消耗が激しいと。
セチアにも言ってある。最悪気絶すると。
そうすると気絶している彼女の体を拭いたり、服を着せる問題があると伝えたが
「そのまま寝ている私をお」
手で口を塞ぎ、デコピンを喰らわせて、きつめに怒った。
「君と躰の関係になるのは、ちゃんと心が通じてからだ。
俺も男だ。君のような美女とエッチはしたいよ。でもね、今君とエッチすると言うのは俺の性欲処理でしか無い。俺が求めているのは心身共に繋がりたいんだ。俺も君相手だと正直理性を保つのがしんどい。出来れば俺をゲスにしないで欲しい」
彼女は驚いて頷いた。
「俺達が普通の村の住人としよう。出会って数日でたとえば結婚を意識した相手と簡単に体の関係になるかな?ならないよね。デートして食事をして、お互い理解してからだよね。今の君は何か焦っているのか、既成事実を作ろうとい躍起になっている。もしも俺が君を見捨てるという心配をしているならそんな事はしないよ。恋人として付き合っていきたいと思っているんだよ。だからすっ飛ばさないでね。キスもしていないんだからね。最初のキスはちゃんと思い出のあるのにしようね!」
と言うと泣いて抱き付き頷いた。そんな彼女が愛おしくなり思わず押し倒してしまったのであった。
またもや女神達だ。何やら慌てている。
あれはナンシーさんかな?
「ランスから、ランスからだよね!一言だけど念話が来たよ」
泣いて喜んでいた。
ふと場面が変わり、馬車で移動しているようだが疲労の色が伺える。
あれは誰だろうか?何かと戦っていて、それらを蹴散らしている。凛として戦う姿は美しかった。
俺は思わず声を掛けたのだが、彼女は慌てて周りを見ていたが俺は知っている!彼女は俺の…
そう感じていたが、目覚めると朝だった。
朝目覚めるとセチアの胸に抱かれていた。何故か裸だ。綺麗な胸だった。胸に耳を当てると心臓の鼓動が心地よい。手帳に鼓動の事が書いてあり、俺は鼓動の音に癒されていたらしい。そして今も癒されている。
セチアを起こさないようにそっと起きて、目の毒なのでシャツを着せる。彼女は寝るときは裸族?
多分起きているのだが、寝た振りをしている。何故なら鼓動が早くなっているからわかる。
「走り込みに行ってくる」
「ちょっと待ってね」
と起きておもむろに着替えて一緒について来た。
驚いた事についてこれている。
何でも村では鍛える為、毎朝走り込みをしていたそうだ。
どうりで体が引き締まっている訳だ。
走りながら俺はお願いをした。
奴隷とは扱わず、1人のレディとして扱うと。だから奴隷としての行動は止めて欲しいと。手帳の内容からは、俺の奴隷になっていれば成長補正、経験値取得補正があり、かなり有益な事が分かっている。なので、便宜上奴隷とすると伝えた。
また、俺は奴隷チックな行動をされると悲しいと伝えると、漸く了解してくれた。
今更宿の部屋を分けはしないが、致すのは奴隷としての義務ではなく、お互いが心から信頼し、好意をもってからにしようねと伝えたが、セチアは泣き出してしまった。
俺は慌てて走るのをやめて抱き締めて背中をさすったら、嬉し泣きといっていた。
宿に戻り、朝食を済ませた。まだ7時だ。
この国の地理などを教えてもらった。
まずワーグナー王国の北側にカービング帝国があり、その北にジャックナイフ国が有る。その北西にバルバロッサ王国、北東にボレロ王国が有る。
バルバロッサとボレロ、ワーグナーがこの大陸での3大国で、まずはカービング帝国を目指す。
ワーグナー王国の王都まで2日程度の距離で、そこからカービング帝国までは2週間は掛かると言う。
今日はセチアの服や靴を買う。ほぼ着の身着のままで旅立つ事になった為、着替えがろくに無いからだ。
宿屋で服屋を教えて貰い買いに行く。
スキル付与の為水着も買い揃えたい。実際はお風呂を一緒に入りたいと言うときに着せる。裸よりは理性が保てるだろう。
一通り服を購入し靴屋を教えて貰い普段履きと冒険者用を購入した。
その後昼食を食べてセチアの日用品を買う。ブラシとか鏡とか。その辺りの見た目のケアについてセチアは無頓着で、元々何も持っていなかった。見兼ねて化粧品も買った。貴族御用達の店で最低限と思い基本の化粧セットを買うと100万程した。
彼女は拒否したが、俺が断固として購入した。
今日1日は明日からの本格的な旅に向けての準備だ。それと王都で奴隷の購入をしようとしている。馬車での移動に2人では無理がある。
今の所野営が必要な場合一旦ゲートで町に行き宿に泊まり翌朝再スタートの戦法がとれる。
しかしセチアがずっと御者というのも酷なのだ。本人は奴隷丸出しで大丈夫と言い張っている。
少し時間が余ったのでセチアと街をブラブラしていると、女性御用達のお店が有り、スイーツを食べて帰った。
それと日記を買った。こちらの世界では紙は貴重で、50枚程の手帳でも金貨10枚つまり10万円以上する事となる。
2冊買い、1冊は日記、もう1冊はスキル考察とスキルや魔法の一覧と効果を書き記す。
手帳に記載は有るが、日記の一部となっていて、今のようにステータスが見れない事を想定していないので、ステータス帳が欲しかった。16時頃に宿に着いたので、俺は手帳からせっせと書き写した。
日記は以前のとは別に書く。手帳には別の日記に記憶を無くした35日目以降で、記憶をなくした状態で気が付いてからの記録を残すと記載し、手帳からバトンタッチした。
過去の自分の行動に感謝している。手帳に記載が無ければ欠損修復など思いもよらなかった。
それと今晩セチアに色々スキルを付与する予定だ。
手帳から重要なスキルの記載とそれがストックされているはずと読み取れた。
セチアに手帳の事と、そこにある記載を元に行動することと、スキルを付与すると伝えている。
気掛かりなのは失禁することと、俺が何かを放出するが、肝心なその何かというのが記載されていないのだ。
頻繁に付与を行っているのと、相手が失禁するので風呂で行っていたのが分かっている。強力なスキル程消耗が激しいと。
セチアにも言ってある。最悪気絶すると。
そうすると気絶している彼女の体を拭いたり、服を着せる問題があると伝えたが
「そのまま寝ている私をお」
手で口を塞ぎ、デコピンを喰らわせて、きつめに怒った。
「君と躰の関係になるのは、ちゃんと心が通じてからだ。
俺も男だ。君のような美女とエッチはしたいよ。でもね、今君とエッチすると言うのは俺の性欲処理でしか無い。俺が求めているのは心身共に繋がりたいんだ。俺も君相手だと正直理性を保つのがしんどい。出来れば俺をゲスにしないで欲しい」
彼女は驚いて頷いた。
「俺達が普通の村の住人としよう。出会って数日でたとえば結婚を意識した相手と簡単に体の関係になるかな?ならないよね。デートして食事をして、お互い理解してからだよね。今の君は何か焦っているのか、既成事実を作ろうとい躍起になっている。もしも俺が君を見捨てるという心配をしているならそんな事はしないよ。恋人として付き合っていきたいと思っているんだよ。だからすっ飛ばさないでね。キスもしていないんだからね。最初のキスはちゃんと思い出のあるのにしようね!」
と言うと泣いて抱き付き頷いた。そんな彼女が愛おしくなり思わず押し倒してしまったのであった。
13
お気に入りに追加
1,825
あなたにおすすめの小説
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる