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第4章
第119話 アイテム強化その2
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次はエトワールだ。
彼女には攻撃が当たると30%の確立で隷属化するというとんでもないのを渡した。
「我が主の分身、しかと頂きました。主の剣となり敵を討ち滅ぼしましょう」
恭しく剣を捧げてくるので、受け取ってから頷いて返した。うっとりと喜んでいるので普段の態度とは違い驚いた。トリップするタイプには見えなかったからだ。
ミザリィに渡したのは、剣の見える位置が剣の幅2つ分違うというけっこうエグい剣だ。受け流そうとすると、受け止めた筈なのにすり抜けてくる感じになる。なまじ見えている分、見えないより防ぎにくいのだ。
「あら素敵な剣ね。お姉さんにくれるんだ!うん、これは素敵な結婚の贈り物ね。首飾りも嬉しいけど、ランスが強化してくれたこっちの方が断然嬉しいの!私が出来る御礼は子供を産んであげる事位だけど、大事に使うね!ありがとう!愛しているわよ」
ナンシーがするのと首を傾げる向きが逆な感じで腕を後ろに組んで、胸を強調するあのポーズを決めてきたので、心が見事に撃ち抜かれた。ナンシーと一緒にやったら気絶する自信がある。
子供の頃からファンタジー物の小説を読み漁り、エルフに憧れている所謂エルフ萌を発症していて、既にミザリィに心を奪われていた。
次に聖女の衣にハイオークの魔石を使うと+12となる。
能力付加は元々アンデットが触れる事が出来ない内容で、触れると浄化するだ。魔石で害意ある魔法を術者に反射100%が付与できた。
あくまで害意ある魔法の反射なので、フレンドリーファイヤーは防ぐ事は出来ない。防御力が120%アップして、傷が付いても自動で修復される。
「うん、セレナに絶対似合うな!文字通りこれを着たら聖女だよな。渡したら喜ぶかな?」
呟いたのだが、セレナが聞いていた。
「わあ素敵な衣装ですね!是非着たいです!」
喜んでいるので、セレナに渡すとその場で着替えた。
最近分かってきたのか、俺が冒険者として真面目にしている分にはエロい目線が無いので、裸になっても平気だ。
恥ずかしがられると意識してしまって困るので助かる。だが、勿論筋肉の付き方を見る以外は目を逸しはする。
白いローブで、青いステッチが上品に入っており、清楚な衣だ。胸元も模様で強調されており、胸が大きく見える。しかし、名前の通りセレナは聖女そのものだ。胸の大きさは制限がなさそうで、術者のサイズに合わせて服のサイズが自動調整された。なのでオーダー服の如くぴったりとなり、体のラインがはっきりと出る衣だが、普通のフルプレートメイルより防御力が高い。
「うん、うん、似合っている!似合っている!セレナが聖女に見える。やっぱりセレナは可愛いよね!」
褒めるとくねくねしながら赤くなって照れているが、1回転して見せて、スカートもちょこんと持ち上げて貴族がするお辞儀を披露するサービスもしてくれた。不思議な子だが、トリップをしているから暫くは放置で良いだろう。
次いでアダマンタイトメイルだ。
不思議な金属で柔らかみがある。
基本的に上下の鎧で、皮鎧をアダマンタイトにした感じだ。腕は露出しているが、手甲がセットされていて、動きやすい。
防御力はミスリルのフルプレートメイルと良い勝負だが、動きやすさと軽さ、音がしない点が優れている。
「見た目はちょっとワイルドだよな」
「ランスロット様によく似合うと思いますよ!」
「そ、そ、そうかな?ワイルド過ぎやしないか?北斗〇拳に出てきそうな格好な気がするんだよな。まあ似合うって言ってくれるのだから良いか?」
呟いてからオーガジェネラルの魔石を使った。
+13 過去最高だ
魔力変換ドレインが出た。
攻撃魔法で攻撃された場合、その魔法を100%無効化する。更にその魔法を魔力に変換し、その魔力は魔石にチャージするか、装着者へ供給する。
対攻撃魔法のみなので、他の魔法は関係ないのか。ふむふむ。
俺がそうやっていると、メイドと料理人以外が執務室に入ってきていたのに今更気が付き、さっきからの強化の作業を見られていて恥ずかしかった。
さっきからおかしいと思ったんだよな。いつの間にか20人位に見つめられていたが、1人しか居ない筈なのに会話をしている時点でおかしいと思わなかったのは、志朗の抜けている所であったりする。
強化が終わると皆に拘束されて、アダマンタイトメイルを装着させられた。
野蛮人にしか思えなかったが、伝説の勇者とやらも似たような格好だったと記録が有り、勇者の再来とちやほやされて俺も気分が良くなっていたが、信奉者の目がやばかったので、その目は見なかった事にしようと心に決めた。
既に21時頃になっていたので、解散してその後1時間位シェリーとの勉強時間になった。今はセレナも一緒に行っている。
先ずは自分の名前からスタートして、何とかひらがな相当は読める所まで来ていた。
22時になり解散して休む事となった。
今日の添い寝当番はアヤメとエトワールだった。
エトワールには改めて先程の剣のお礼を言われた。
武器は余るのだが、防具が中々ドロップしなくて、後方支援要員には市販品に強化をしたのしか渡せれてはいない。
今日は皆にちやほやされており、機嫌良く2人とベッドを共にし、今日の寝つきは良かった。
day33
朝起きるとまだ2人は寝ていたが、エトワールを起こしてアヤメを起こさないように着替えをする。
そして裸になったエトワールに断りを入れ、真面目に体をぺたぺたと触り、今の状態を確認し部屋を出てから評価を告げた。
「大分体付きが本来の姿に戻ってきているようだね。でもまだまだだから、決して無理をしないで、今は体力を付けようね!」
評価を告げたが、実際はまだ肋骨が浮いており、痩せ過ぎている。
ランニングの時にやたらとこちらを見る奴にすれ違った。5時半頃にしては人が多かったなと思う。
ランニングにはフレデリカ、セレナ、ナンシー、シェリー、レフトアイ、トリシア、クレア、ニーベルングが付いてきている。
皆にはシャツの下にスポーツブラの様な下着を着けさせた。先日朝のトレーニングの時にフレデリカの乳首の突起がはっきりとシャツの上からでも見えていたので、俺以外の男に見せたくないからだ。
屋敷に戻ってからは剣術などの訓練に勤しみ、ひと通り訓練が終わった後に皆で風呂に入り、朝食を済ませて出発になったが、ナンシーはギルドにいく。
段々と国境が近くなってきており、今日の2つ目の町に着いた所で夕方を迎えたが、この先に国境があるという。
いよいよ国境を超える事になるのだ。
何時もの如く脇道に入りゲートポイントとした所から屋敷に戻っていった。
今日はゴブリンとかオーク以外は何も出てこなくて拍子抜けした楽な1日だった。
明日は国境を越えるので、最小限の屋敷要員としてシータとエリシスを残し、男衆とその妻達を含め全員が馬車に乗り移動する事にした。
幸い馬車は増えており、基本的に8人乗りの馬車が4台有る。
ブラックオニキスを1号車、ブラックスワンと調理人、メイド要員を2号車、ムーンストーンが3号車、ムーンライトは分割して1号車と3号車、セバスチャン達4は号車に分乗する。
帰宅すると夕食の用意を既にしてくれていたので、クリーンで体を綺麗にしてから早速食事を頂いた。
俺のモットーで来客時以外はメイドも料理人も全て一緒のテーブルに座り食事をしたいのだが、中々定着が難しかった。
食事を終えると来客が有った。
普段は俺が最初に風呂を済ませるのだが、今日は来客の為に俺が最後だと伝えたのであった。
彼女には攻撃が当たると30%の確立で隷属化するというとんでもないのを渡した。
「我が主の分身、しかと頂きました。主の剣となり敵を討ち滅ぼしましょう」
恭しく剣を捧げてくるので、受け取ってから頷いて返した。うっとりと喜んでいるので普段の態度とは違い驚いた。トリップするタイプには見えなかったからだ。
ミザリィに渡したのは、剣の見える位置が剣の幅2つ分違うというけっこうエグい剣だ。受け流そうとすると、受け止めた筈なのにすり抜けてくる感じになる。なまじ見えている分、見えないより防ぎにくいのだ。
「あら素敵な剣ね。お姉さんにくれるんだ!うん、これは素敵な結婚の贈り物ね。首飾りも嬉しいけど、ランスが強化してくれたこっちの方が断然嬉しいの!私が出来る御礼は子供を産んであげる事位だけど、大事に使うね!ありがとう!愛しているわよ」
ナンシーがするのと首を傾げる向きが逆な感じで腕を後ろに組んで、胸を強調するあのポーズを決めてきたので、心が見事に撃ち抜かれた。ナンシーと一緒にやったら気絶する自信がある。
子供の頃からファンタジー物の小説を読み漁り、エルフに憧れている所謂エルフ萌を発症していて、既にミザリィに心を奪われていた。
次に聖女の衣にハイオークの魔石を使うと+12となる。
能力付加は元々アンデットが触れる事が出来ない内容で、触れると浄化するだ。魔石で害意ある魔法を術者に反射100%が付与できた。
あくまで害意ある魔法の反射なので、フレンドリーファイヤーは防ぐ事は出来ない。防御力が120%アップして、傷が付いても自動で修復される。
「うん、セレナに絶対似合うな!文字通りこれを着たら聖女だよな。渡したら喜ぶかな?」
呟いたのだが、セレナが聞いていた。
「わあ素敵な衣装ですね!是非着たいです!」
喜んでいるので、セレナに渡すとその場で着替えた。
最近分かってきたのか、俺が冒険者として真面目にしている分にはエロい目線が無いので、裸になっても平気だ。
恥ずかしがられると意識してしまって困るので助かる。だが、勿論筋肉の付き方を見る以外は目を逸しはする。
白いローブで、青いステッチが上品に入っており、清楚な衣だ。胸元も模様で強調されており、胸が大きく見える。しかし、名前の通りセレナは聖女そのものだ。胸の大きさは制限がなさそうで、術者のサイズに合わせて服のサイズが自動調整された。なのでオーダー服の如くぴったりとなり、体のラインがはっきりと出る衣だが、普通のフルプレートメイルより防御力が高い。
「うん、うん、似合っている!似合っている!セレナが聖女に見える。やっぱりセレナは可愛いよね!」
褒めるとくねくねしながら赤くなって照れているが、1回転して見せて、スカートもちょこんと持ち上げて貴族がするお辞儀を披露するサービスもしてくれた。不思議な子だが、トリップをしているから暫くは放置で良いだろう。
次いでアダマンタイトメイルだ。
不思議な金属で柔らかみがある。
基本的に上下の鎧で、皮鎧をアダマンタイトにした感じだ。腕は露出しているが、手甲がセットされていて、動きやすい。
防御力はミスリルのフルプレートメイルと良い勝負だが、動きやすさと軽さ、音がしない点が優れている。
「見た目はちょっとワイルドだよな」
「ランスロット様によく似合うと思いますよ!」
「そ、そ、そうかな?ワイルド過ぎやしないか?北斗〇拳に出てきそうな格好な気がするんだよな。まあ似合うって言ってくれるのだから良いか?」
呟いてからオーガジェネラルの魔石を使った。
+13 過去最高だ
魔力変換ドレインが出た。
攻撃魔法で攻撃された場合、その魔法を100%無効化する。更にその魔法を魔力に変換し、その魔力は魔石にチャージするか、装着者へ供給する。
対攻撃魔法のみなので、他の魔法は関係ないのか。ふむふむ。
俺がそうやっていると、メイドと料理人以外が執務室に入ってきていたのに今更気が付き、さっきからの強化の作業を見られていて恥ずかしかった。
さっきからおかしいと思ったんだよな。いつの間にか20人位に見つめられていたが、1人しか居ない筈なのに会話をしている時点でおかしいと思わなかったのは、志朗の抜けている所であったりする。
強化が終わると皆に拘束されて、アダマンタイトメイルを装着させられた。
野蛮人にしか思えなかったが、伝説の勇者とやらも似たような格好だったと記録が有り、勇者の再来とちやほやされて俺も気分が良くなっていたが、信奉者の目がやばかったので、その目は見なかった事にしようと心に決めた。
既に21時頃になっていたので、解散してその後1時間位シェリーとの勉強時間になった。今はセレナも一緒に行っている。
先ずは自分の名前からスタートして、何とかひらがな相当は読める所まで来ていた。
22時になり解散して休む事となった。
今日の添い寝当番はアヤメとエトワールだった。
エトワールには改めて先程の剣のお礼を言われた。
武器は余るのだが、防具が中々ドロップしなくて、後方支援要員には市販品に強化をしたのしか渡せれてはいない。
今日は皆にちやほやされており、機嫌良く2人とベッドを共にし、今日の寝つきは良かった。
day33
朝起きるとまだ2人は寝ていたが、エトワールを起こしてアヤメを起こさないように着替えをする。
そして裸になったエトワールに断りを入れ、真面目に体をぺたぺたと触り、今の状態を確認し部屋を出てから評価を告げた。
「大分体付きが本来の姿に戻ってきているようだね。でもまだまだだから、決して無理をしないで、今は体力を付けようね!」
評価を告げたが、実際はまだ肋骨が浮いており、痩せ過ぎている。
ランニングの時にやたらとこちらを見る奴にすれ違った。5時半頃にしては人が多かったなと思う。
ランニングにはフレデリカ、セレナ、ナンシー、シェリー、レフトアイ、トリシア、クレア、ニーベルングが付いてきている。
皆にはシャツの下にスポーツブラの様な下着を着けさせた。先日朝のトレーニングの時にフレデリカの乳首の突起がはっきりとシャツの上からでも見えていたので、俺以外の男に見せたくないからだ。
屋敷に戻ってからは剣術などの訓練に勤しみ、ひと通り訓練が終わった後に皆で風呂に入り、朝食を済ませて出発になったが、ナンシーはギルドにいく。
段々と国境が近くなってきており、今日の2つ目の町に着いた所で夕方を迎えたが、この先に国境があるという。
いよいよ国境を超える事になるのだ。
何時もの如く脇道に入りゲートポイントとした所から屋敷に戻っていった。
今日はゴブリンとかオーク以外は何も出てこなくて拍子抜けした楽な1日だった。
明日は国境を越えるので、最小限の屋敷要員としてシータとエリシスを残し、男衆とその妻達を含め全員が馬車に乗り移動する事にした。
幸い馬車は増えており、基本的に8人乗りの馬車が4台有る。
ブラックオニキスを1号車、ブラックスワンと調理人、メイド要員を2号車、ムーンストーンが3号車、ムーンライトは分割して1号車と3号車、セバスチャン達4は号車に分乗する。
帰宅すると夕食の用意を既にしてくれていたので、クリーンで体を綺麗にしてから早速食事を頂いた。
俺のモットーで来客時以外はメイドも料理人も全て一緒のテーブルに座り食事をしたいのだが、中々定着が難しかった。
食事を終えると来客が有った。
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