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第4章
第112話 事後処理
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俺達は馬車小屋から出て屋敷に向かった。
ギルドマスターが事後処理を手配してくれており、もう休めと言うから従う事にした。俺の顔はかなり酷かったらしい。
皆が俺の事を怪訝そうな目で見ていたが、誰かがクリーンを唱えて綺麗にしてくれた。俺はまだ興奮していて、血に飢えた肉食獸のように目が血走っており近付き難かったようだ。
屋敷に入ると男性陣が何かを大事そうに抱えており、慌てながらシェリーとシータと話しをして、風呂場に向かっていった。
ふとナンシーが怪我はないかと手を握ってきた。
俺は我慢が出来なかった。
その手を取り、強引にしかも乱暴に寝室に連れて行き、鎧を脱いだ。
何をしたかぼんやりと覚えてはいたが、ふと正気に戻ると、息を切らし破れた服を着ているナンシーに組伏せており、一方的に犯した後だった。
記憶が戻る。興奮していて滾りを押さえられず、ナンシーを乱暴に扱い、服を破り捨てており残骸が部屋に転がっているのが分かる。
殴る蹴るはしていないが、手荒くやってしまったのだ。だが、ナンシーは俺に恍惚の目を向けていたが、俺は真っ青になった。
取り返しのつかない事をしてしまったと思い、ナンシーに恐る恐る確認をした。
「あの、その、手荒な事をしてしまった。大丈夫か?」
「ああランス!激しくて素敵だったわ。次もああいう風に接してくれると嬉しいの。今までは壊れ物を扱うように丁寧で優しく扱ってくれていたけれども、私はああいうふうに乱暴にして欲しかったの。嬉しいの!どうして私の希望が分かったの?やっぱり愛のなせる技かしら!優しいのはそれはそれで嬉いのだけれども、お願いね!」
「あいやー!まさかのどMだったなんて。清楚なイメージが瓦解っすわー。やらかしましたと真剣に悔やんだ俺の想いを返せー!」
と言いたいが意外や意外。
もう一度優しく愛し合い食堂に向かった。一応短時間でだ。
そこでは皆が俺を待っていた。
いきなり男衆が4人共俺に土下座を行った。一番若いアルフレッドが伝えてきた。
「ランスロットの兄貴、勝手な行動で本来奴隷如きがご主人様にお願いとはあり得ない事ですが、この命と引き換えで構いませんので、どうかお願いを聞いて下さい」
なんか仰々しいな。おまけに兄貴と言われる。まあ聞くか?と頷いて先を促す。
「この女性達を助けて下さい!」
うーん言っている意味が分からない。ここにいる女性は全て俺の女なのだが、それ以外の女性が見えない。
俺が首を傾げていると、クレア達から何かを各々受け取っていた。
「この女性達です」
俺ははっとなった。その女性とはダルマにされているのか!と。
そう言えばこいつ等地下室で何かを大事そうに、必死に守るように抱いていたな。
「何でもします。俺の命を差し出しても良いので、できればどうか治してやって下さい」
アルフレッドが必死に言うと、抱き抱えられていた女性が言う。
「アルフレッド様、命を救って頂いただけで十分です。貴方の命と引き替えだなんていけません」
何となく状況は掴めたが、一応確認をする。
「お前達、この女性達は一体どうしたんだ?」
「オルクス家に突入した後、兄貴に言われて俺達は地下に行ったじゃないっすか、そこで見張りを倒して中を見ると、彼女達がこのような状態で牢に入れられていて、救出したんです。その時に何人かが降りて来て、俺達は必死になって彼女達を守ったんです。何とか倒した後思ったのです。兄貴なら彼女達を治す事が可能なのではないのかと。兄貴の状態が興奮していて、恐ろしくてその場では言えなかったんです。何とかお願いしやさす!」
呂律が少しおかしいが、頭を床に擦りつけてお願いをしてくる。
彼女達を見るとやはり顔は原型を保っていない。酷いものだ。ステータスを見ると奴隷ではなく、一般人かメイドのようだ。皆若く一番上でもセバスチャンが抱いている26才だ。
「分かった、治そう。お前達、連れてきた以上、命を掛けて守ってやれよ。君達も彼らに守って貰え。良いな?」
8人とも頷いた。
「身の振り方が決まるまでは一旦俺の奴隷として、あっ!言っておくが自分から契約解除と言えば契約解除出来る特殊な隷属契約だ。一旦この屋敷でのメイドとして雇おう。それと修復は各自立ち会うか?性質上裸にせざるを得ないし、彼女達の裸を俺が見る事になる。どうするか?」
アルフレッドに抱えられた女が言う。
「アルフレッド様に出来たら立ち会って頂けると嬉しいです」
そう言うので、他の3人に聞くも助けてくれた者を立会人に求めていた。
クレアとシータにも立ち会いを、ブラックスワンに脱衣場での着替え等をお願いして風呂場に向かった。
やはり胸も切り取られていた。
顔や手足を復元し、次は胸の再建となり、サイズや乳首のイメージを伝えるように言うと、4人はそれぞれ俺にだけ聞こえるように言ってきた。
4人共にパートナーに聞いて欲しいと。その通りに再建して欲しいと言う。つまりパートナーの好みに作り替えて欲しいと。
俺が今まで救ってきた娘と同じなのかな?救ってくれたアルフレッド達に惚れたのかな?
アルフレッド達はあの状態を見てショックだっただろうな。保護欲を掻き立てられて、面倒を見ると覚悟を決めたのだろう。
一度男達を個別に緊急面談して、性癖と好きな胸のサイズなどを聞いたが、性癖はとても彼女達に言える内容ではなかったとだけ言っておく。
そんな訳で、彼女達の胸は変態男子4人各々の理想となった。彼らが俺と彼女に触れながら再建をした。後々本当にそれで良かったのかと苦悶したとかしなかったとか・・・・・
胸の再建後は俺が触診をする訳にはいかず、各自のパートナーに胸を触診という名の下に揉ませ、感覚が有るのかを確かめた。
実は真面目に行っていた。自分で揉むのと異性が揉むのとでは感覚が違うからだ。
そんなこんなで4人は無事に治療されていた。
俺はサービスを行っていた。美人に成るようにと念じて治療し、処女膜を再建してあげた。
皆を一旦出させて、俺と彼女達だけにして告げた。
「君達の処女膜を再建できている筈だし、顔付きも恐らく違う筈だ」
渡した鏡を見て皆確認して頷いた。
「俺がその事を墓場まで持って行くが、君達を犯したのは屋敷の関係者か?」
そう聞くと4人共に頷いた。
「男はな、未経験と聞くと殆どは喜ぶんだ。ロマンを見るんだ。彼等には出来れば話さないでやって欲しい。あいつらが初めてとしておいてくれ。君達の膜が再建されたのは俺と君達しか知らない事なんだ。後な、顔が元の顔より綺麗になっている自信がある。これも心の中だけにしておいてね。俺からのちょっとしたサービスだ」
そう言うと4人共泣いていた。
俺は4人を脱衣場から出して、シータに相談をした。
要はあの即席カップルの部屋割りだ。
4部屋の用意をお願いした。ベッドも何とかなったので、男性陣は早速引っ越しである。
4人の身の上を聞くと1人は調理人、3人はメイドとして屋敷で仕事をしていたが、マーガレットに捕まり手足を切断されて牢屋に閉じ込められたという。
4人は驚いた事に救ってくれた各々の相手を心の底から好きになり、結婚したいと言う。各自にパートナーとの部屋を与えるとしたら喜んでいた。
何だかんだともう19時を回っていた。既に夕食を準備してくれていたので皆で食事をした。短時間で何とか作ってくれたようで、悪い事をしたが、感謝だ。
ナンシーはこの後ギルドにて事後処理があるからと帰って行った。引っ越しはいつになるのやら。
今日は本人達の希望でとある2人部屋にて親子丼だった。
初めての親子丼で不思議な感じだったとだけ言っておく。
2人はお互いの顔も判らなくなる年数会う事が出来ず、今、親子の時間を取り戻しているそうだが、時間の使い方が間違っているなぁと、その間違いの元が思っていたりする。
でも親子の温もりは良いなあ。俺の親は既に他界しているし、子供にはもう会えないから、再会をした彼女達が羨ましく眩しかった。
俺はこの屋敷で寝室以外で寝るのは初めてだった。
2人に挟まれて幸せな気分で眠りに落ちていった。
ギルドマスターが事後処理を手配してくれており、もう休めと言うから従う事にした。俺の顔はかなり酷かったらしい。
皆が俺の事を怪訝そうな目で見ていたが、誰かがクリーンを唱えて綺麗にしてくれた。俺はまだ興奮していて、血に飢えた肉食獸のように目が血走っており近付き難かったようだ。
屋敷に入ると男性陣が何かを大事そうに抱えており、慌てながらシェリーとシータと話しをして、風呂場に向かっていった。
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俺は我慢が出来なかった。
その手を取り、強引にしかも乱暴に寝室に連れて行き、鎧を脱いだ。
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殴る蹴るはしていないが、手荒くやってしまったのだ。だが、ナンシーは俺に恍惚の目を向けていたが、俺は真っ青になった。
取り返しのつかない事をしてしまったと思い、ナンシーに恐る恐る確認をした。
「あの、その、手荒な事をしてしまった。大丈夫か?」
「ああランス!激しくて素敵だったわ。次もああいう風に接してくれると嬉しいの。今までは壊れ物を扱うように丁寧で優しく扱ってくれていたけれども、私はああいうふうに乱暴にして欲しかったの。嬉しいの!どうして私の希望が分かったの?やっぱり愛のなせる技かしら!優しいのはそれはそれで嬉いのだけれども、お願いね!」
「あいやー!まさかのどMだったなんて。清楚なイメージが瓦解っすわー。やらかしましたと真剣に悔やんだ俺の想いを返せー!」
と言いたいが意外や意外。
もう一度優しく愛し合い食堂に向かった。一応短時間でだ。
そこでは皆が俺を待っていた。
いきなり男衆が4人共俺に土下座を行った。一番若いアルフレッドが伝えてきた。
「ランスロットの兄貴、勝手な行動で本来奴隷如きがご主人様にお願いとはあり得ない事ですが、この命と引き換えで構いませんので、どうかお願いを聞いて下さい」
なんか仰々しいな。おまけに兄貴と言われる。まあ聞くか?と頷いて先を促す。
「この女性達を助けて下さい!」
うーん言っている意味が分からない。ここにいる女性は全て俺の女なのだが、それ以外の女性が見えない。
俺が首を傾げていると、クレア達から何かを各々受け取っていた。
「この女性達です」
俺ははっとなった。その女性とはダルマにされているのか!と。
そう言えばこいつ等地下室で何かを大事そうに、必死に守るように抱いていたな。
「何でもします。俺の命を差し出しても良いので、できればどうか治してやって下さい」
アルフレッドが必死に言うと、抱き抱えられていた女性が言う。
「アルフレッド様、命を救って頂いただけで十分です。貴方の命と引き替えだなんていけません」
何となく状況は掴めたが、一応確認をする。
「お前達、この女性達は一体どうしたんだ?」
「オルクス家に突入した後、兄貴に言われて俺達は地下に行ったじゃないっすか、そこで見張りを倒して中を見ると、彼女達がこのような状態で牢に入れられていて、救出したんです。その時に何人かが降りて来て、俺達は必死になって彼女達を守ったんです。何とか倒した後思ったのです。兄貴なら彼女達を治す事が可能なのではないのかと。兄貴の状態が興奮していて、恐ろしくてその場では言えなかったんです。何とかお願いしやさす!」
呂律が少しおかしいが、頭を床に擦りつけてお願いをしてくる。
彼女達を見るとやはり顔は原型を保っていない。酷いものだ。ステータスを見ると奴隷ではなく、一般人かメイドのようだ。皆若く一番上でもセバスチャンが抱いている26才だ。
「分かった、治そう。お前達、連れてきた以上、命を掛けて守ってやれよ。君達も彼らに守って貰え。良いな?」
8人とも頷いた。
「身の振り方が決まるまでは一旦俺の奴隷として、あっ!言っておくが自分から契約解除と言えば契約解除出来る特殊な隷属契約だ。一旦この屋敷でのメイドとして雇おう。それと修復は各自立ち会うか?性質上裸にせざるを得ないし、彼女達の裸を俺が見る事になる。どうするか?」
アルフレッドに抱えられた女が言う。
「アルフレッド様に出来たら立ち会って頂けると嬉しいです」
そう言うので、他の3人に聞くも助けてくれた者を立会人に求めていた。
クレアとシータにも立ち会いを、ブラックスワンに脱衣場での着替え等をお願いして風呂場に向かった。
やはり胸も切り取られていた。
顔や手足を復元し、次は胸の再建となり、サイズや乳首のイメージを伝えるように言うと、4人はそれぞれ俺にだけ聞こえるように言ってきた。
4人共にパートナーに聞いて欲しいと。その通りに再建して欲しいと言う。つまりパートナーの好みに作り替えて欲しいと。
俺が今まで救ってきた娘と同じなのかな?救ってくれたアルフレッド達に惚れたのかな?
アルフレッド達はあの状態を見てショックだっただろうな。保護欲を掻き立てられて、面倒を見ると覚悟を決めたのだろう。
一度男達を個別に緊急面談して、性癖と好きな胸のサイズなどを聞いたが、性癖はとても彼女達に言える内容ではなかったとだけ言っておく。
そんな訳で、彼女達の胸は変態男子4人各々の理想となった。彼らが俺と彼女に触れながら再建をした。後々本当にそれで良かったのかと苦悶したとかしなかったとか・・・・・
胸の再建後は俺が触診をする訳にはいかず、各自のパートナーに胸を触診という名の下に揉ませ、感覚が有るのかを確かめた。
実は真面目に行っていた。自分で揉むのと異性が揉むのとでは感覚が違うからだ。
そんなこんなで4人は無事に治療されていた。
俺はサービスを行っていた。美人に成るようにと念じて治療し、処女膜を再建してあげた。
皆を一旦出させて、俺と彼女達だけにして告げた。
「君達の処女膜を再建できている筈だし、顔付きも恐らく違う筈だ」
渡した鏡を見て皆確認して頷いた。
「俺がその事を墓場まで持って行くが、君達を犯したのは屋敷の関係者か?」
そう聞くと4人共に頷いた。
「男はな、未経験と聞くと殆どは喜ぶんだ。ロマンを見るんだ。彼等には出来れば話さないでやって欲しい。あいつらが初めてとしておいてくれ。君達の膜が再建されたのは俺と君達しか知らない事なんだ。後な、顔が元の顔より綺麗になっている自信がある。これも心の中だけにしておいてね。俺からのちょっとしたサービスだ」
そう言うと4人共泣いていた。
俺は4人を脱衣場から出して、シータに相談をした。
要はあの即席カップルの部屋割りだ。
4部屋の用意をお願いした。ベッドも何とかなったので、男性陣は早速引っ越しである。
4人の身の上を聞くと1人は調理人、3人はメイドとして屋敷で仕事をしていたが、マーガレットに捕まり手足を切断されて牢屋に閉じ込められたという。
4人は驚いた事に救ってくれた各々の相手を心の底から好きになり、結婚したいと言う。各自にパートナーとの部屋を与えるとしたら喜んでいた。
何だかんだともう19時を回っていた。既に夕食を準備してくれていたので皆で食事をした。短時間で何とか作ってくれたようで、悪い事をしたが、感謝だ。
ナンシーはこの後ギルドにて事後処理があるからと帰って行った。引っ越しはいつになるのやら。
今日は本人達の希望でとある2人部屋にて親子丼だった。
初めての親子丼で不思議な感じだったとだけ言っておく。
2人はお互いの顔も判らなくなる年数会う事が出来ず、今、親子の時間を取り戻しているそうだが、時間の使い方が間違っているなぁと、その間違いの元が思っていたりする。
でも親子の温もりは良いなあ。俺の親は既に他界しているし、子供にはもう会えないから、再会をした彼女達が羨ましく眩しかった。
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