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第4章
第94話 欠損奴隷を買いに行く
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シータとフレデリカに帰りは人数が多くなると思うので、馬を引き取りに行き馬車を2台準備して後から来るようにお願いをし、リギアにはセレナ達の買い物に途中から合流して欲しいと伝えた。
俺、クレア、ナンシーの3人で先ずはギルドに向かい、魔石を換金するのと、布団を買いに行ったり家具の引き取りをする。
2部屋の客間にベッドと布団を置いて回り、もう一度ギルドへ行く。そしてナンシーをピックアップしてから奴隷商へと向かった。
ナンシーはギルド職員として酷い奴隷も見慣れているというので、アドバイザーとして同行すると意見を曲げなかった。その為、同行をお願いした。
実は今日1日は俺もゆっくりするつもりだったのだが、朝食を頂く前にクレアが憑依状態となり、今日奴隷商に奴隷を買いに行く必要が有ると強く言うので、特に反対する理由も無く見に行く事にした。
買い物等を終えて奴隷商に着くと、丁度フレデリカ達が馬車を連れてきていた。
今は13時少し過ぎで、既に全員昼食を済ませていた。
ふと思い付きクレアに元の名を聞いた。
今は素直に教えてくれた。
オナペスト・プッシーハイムと言う。
微妙な名だ。この国では意味が微妙な名前になってしまう為に名乗りたくなかったと言う。国が違い言語も違うのからで、本当に偶々だそうだが納得した。この国にいる以上、前の名前では不都合が多いからだと。
奴隷商に着くと応接室に案内された。移動中に何かの生き物が入っていると思われる篭を乗せた台車を押す職員とすれ違い、ふと違和感を感じた。
応接室に奴隷商の主が来て本日来店した要件についての話しとなったが、先日のオークションで購入した奴隷が解放奴隷となっており、しかも自らの意思で付き従っているのを見て口をぱくぱくしながら驚いていた。
一応この手の事は考えていて、彼女達にも口裏を合わせるようにとお願いをしてある。
「刻印の儀の後で奴隷解放をしたのだけど、俺との夜の営みが良過ぎて最早俺なしでは生きていけない体になっちゃってさ。俺は尽くして貰っているんだ。へへへへ。あっちも凄いのさ!」
わざと下卑て言うと、規格外だと呆れていた。
ふと思いだしたが、先程すれ違ったのは何の生き物なのかが気になり、質問をした。
「あれは本日処分する欠損奴隷で御座います」
それは2泊位の着替えが入りそうなスーツケース程の大きさだったから、まさか人が入っているとは思わなかった。
「どういう事だ?」
「はい、私どもでお売りした方より不要になった奴隷を引き取ったのですが、その売れ残りでございます。残念ながら規定で3ヶ月を過ぎて売れなかった場合は処分場に連れていき、処分をする決まりになっております。先程の者を処分する為に運び出す所でございました」
絶句した。つまりこれから殺すと。
「今日は欠損奴隷で良いから、安いメイドや執事要員を買いに来た。ちょっとその処分するのも見せてくれないか?」
奴隷商はスタッフを呼び、処分は俺が見てからになるからまだ出発をすせず、見せる準備をして準備できたら知らせるよう指示をして俺に申し訳無さそうに説明を始めた。
「まず、これからお見せするのは、余り気持ちの良いものではありませんぞ。特にナンシー嬢にはお勧め出来ません。
全て酷い欠損で恐らくランスロット様は激怒されるでしょう。
一応お伝え致しますが欠損させたのは私共ではありませんぞ。」
と俺が理解したのを確認して続けた。珍しく語気が強い。
「奴隷商人は自分が売った奴隷、オークションの場合は主催した者は、直接の購入者が不要になった奴隷の買い取りについて、生きてさえいれば例え手足全て無くても拒否出来ないのです。殺す事が出来ない奴が時折売りに来ます。そして奴隷商は国の決まりで引き取り後3ヶ月を過ぎないと処分が出来ません。希に達磨状態でも買う方々が居ます。そんな状態でも性欲の捌け口にしたり、単純に殺しを楽しむ為に。そして今回の者はかなり惨く買い手が着かなかった訳です。
あの者達の事を思うとこの3ヶ月は苦しめただけになり、早く楽にしてあげるのがせめてもの情けになります。それを理解した上で安易な情けはかけない事があの者達の幸せと思っております。」
大体理解出来たが、俺にとっては都合が良い。
連れて帰ってから治してやる。美人ならその後に惚れさせる自信がある!股間と期待が膨らむ。
持ち込んだ奴の事を聞いたが、2人だそうだ。
1人は国王。つい最近までお気に入りだったが、飽きて誰か分からない状態にしてから部下が連れてきた。新しいおもちゃが手に入ったかららしい。
もう1人は何でもこの国の公爵令嬢で、親は知らないらしいが、バツイチで出戻り、別宅を与えられて引きこもっている。
見た目残念な方で美しい女に嫌悪感を抱き、高い女奴隷を買い、メチャクチャにするのが趣味でそんな感じでの犠牲者だ。前回のオークションの1番の落札者だとか。
準備が出来たとの事で見に行く。
ナンシーも覚悟を決めており、見に行った。
俺は既に変態貴族の処刑を99%決めている。
馬車に積み込まれてはいるが、柔らかいクッションの上に寝かされており、その上にバスタオルが掛けてあった。
必ず取って見るように言われ、心を強く持って見ないと心が折れるとさえ言われた。
先ずは1人目を見て絶句した。
34才女性
名前 フェラリス・プッシーハイム
国王の長年のお気に入りの奴隷で、数ヵ月前に買った奴隷に惚れ込んで処分しようとするも、自分では殺せず、払い下げて他の奴にエッチさせたくないからという理由だけでメチャクチャにした。ただそれだけと。
年齢と名前からしてまずクレアの母親で間違いないだろう。俺はバスタオルを取ってその体を見て狼狽えるのであった。
俺、クレア、ナンシーの3人で先ずはギルドに向かい、魔石を換金するのと、布団を買いに行ったり家具の引き取りをする。
2部屋の客間にベッドと布団を置いて回り、もう一度ギルドへ行く。そしてナンシーをピックアップしてから奴隷商へと向かった。
ナンシーはギルド職員として酷い奴隷も見慣れているというので、アドバイザーとして同行すると意見を曲げなかった。その為、同行をお願いした。
実は今日1日は俺もゆっくりするつもりだったのだが、朝食を頂く前にクレアが憑依状態となり、今日奴隷商に奴隷を買いに行く必要が有ると強く言うので、特に反対する理由も無く見に行く事にした。
買い物等を終えて奴隷商に着くと、丁度フレデリカ達が馬車を連れてきていた。
今は13時少し過ぎで、既に全員昼食を済ませていた。
ふと思い付きクレアに元の名を聞いた。
今は素直に教えてくれた。
オナペスト・プッシーハイムと言う。
微妙な名だ。この国では意味が微妙な名前になってしまう為に名乗りたくなかったと言う。国が違い言語も違うのからで、本当に偶々だそうだが納得した。この国にいる以上、前の名前では不都合が多いからだと。
奴隷商に着くと応接室に案内された。移動中に何かの生き物が入っていると思われる篭を乗せた台車を押す職員とすれ違い、ふと違和感を感じた。
応接室に奴隷商の主が来て本日来店した要件についての話しとなったが、先日のオークションで購入した奴隷が解放奴隷となっており、しかも自らの意思で付き従っているのを見て口をぱくぱくしながら驚いていた。
一応この手の事は考えていて、彼女達にも口裏を合わせるようにとお願いをしてある。
「刻印の儀の後で奴隷解放をしたのだけど、俺との夜の営みが良過ぎて最早俺なしでは生きていけない体になっちゃってさ。俺は尽くして貰っているんだ。へへへへ。あっちも凄いのさ!」
わざと下卑て言うと、規格外だと呆れていた。
ふと思いだしたが、先程すれ違ったのは何の生き物なのかが気になり、質問をした。
「あれは本日処分する欠損奴隷で御座います」
それは2泊位の着替えが入りそうなスーツケース程の大きさだったから、まさか人が入っているとは思わなかった。
「どういう事だ?」
「はい、私どもでお売りした方より不要になった奴隷を引き取ったのですが、その売れ残りでございます。残念ながら規定で3ヶ月を過ぎて売れなかった場合は処分場に連れていき、処分をする決まりになっております。先程の者を処分する為に運び出す所でございました」
絶句した。つまりこれから殺すと。
「今日は欠損奴隷で良いから、安いメイドや執事要員を買いに来た。ちょっとその処分するのも見せてくれないか?」
奴隷商はスタッフを呼び、処分は俺が見てからになるからまだ出発をすせず、見せる準備をして準備できたら知らせるよう指示をして俺に申し訳無さそうに説明を始めた。
「まず、これからお見せするのは、余り気持ちの良いものではありませんぞ。特にナンシー嬢にはお勧め出来ません。
全て酷い欠損で恐らくランスロット様は激怒されるでしょう。
一応お伝え致しますが欠損させたのは私共ではありませんぞ。」
と俺が理解したのを確認して続けた。珍しく語気が強い。
「奴隷商人は自分が売った奴隷、オークションの場合は主催した者は、直接の購入者が不要になった奴隷の買い取りについて、生きてさえいれば例え手足全て無くても拒否出来ないのです。殺す事が出来ない奴が時折売りに来ます。そして奴隷商は国の決まりで引き取り後3ヶ月を過ぎないと処分が出来ません。希に達磨状態でも買う方々が居ます。そんな状態でも性欲の捌け口にしたり、単純に殺しを楽しむ為に。そして今回の者はかなり惨く買い手が着かなかった訳です。
あの者達の事を思うとこの3ヶ月は苦しめただけになり、早く楽にしてあげるのがせめてもの情けになります。それを理解した上で安易な情けはかけない事があの者達の幸せと思っております。」
大体理解出来たが、俺にとっては都合が良い。
連れて帰ってから治してやる。美人ならその後に惚れさせる自信がある!股間と期待が膨らむ。
持ち込んだ奴の事を聞いたが、2人だそうだ。
1人は国王。つい最近までお気に入りだったが、飽きて誰か分からない状態にしてから部下が連れてきた。新しいおもちゃが手に入ったかららしい。
もう1人は何でもこの国の公爵令嬢で、親は知らないらしいが、バツイチで出戻り、別宅を与えられて引きこもっている。
見た目残念な方で美しい女に嫌悪感を抱き、高い女奴隷を買い、メチャクチャにするのが趣味でそんな感じでの犠牲者だ。前回のオークションの1番の落札者だとか。
準備が出来たとの事で見に行く。
ナンシーも覚悟を決めており、見に行った。
俺は既に変態貴族の処刑を99%決めている。
馬車に積み込まれてはいるが、柔らかいクッションの上に寝かされており、その上にバスタオルが掛けてあった。
必ず取って見るように言われ、心を強く持って見ないと心が折れるとさえ言われた。
先ずは1人目を見て絶句した。
34才女性
名前 フェラリス・プッシーハイム
国王の長年のお気に入りの奴隷で、数ヵ月前に買った奴隷に惚れ込んで処分しようとするも、自分では殺せず、払い下げて他の奴にエッチさせたくないからという理由だけでメチャクチャにした。ただそれだけと。
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