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第3章
第68話 新たな仲間
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俺は町に戻る道中、念話でナンシーに顛末を説明した。
ナンシーとの話からはどうもその盗賊は先日の話に出ていたのとは別口っぽい。
頭と思われる奴のカードの名前を伝えたが、やはり別だそうだ。規模が小さかったのだ。
俺達が参加したオークションの5番の娘の事を聞くと、俺の所有物で大丈夫なので、そのまま他の奴隷と同じように刻印の儀式をする必要が有ると言われた。要はシェリーと同じ扱いが良いという。
つまり正妻承認のハーレムメンバー増員である。
首輪を外して一般人として扱うと話しをしてある。その為ギルドでの登録をお願いする事にした。
5番の娘に名前を付けなくてはならないが、まずは話しを訊かないとだ。
名前は付けて欲しいのと、元の名前は命令が無ければ言いたくないと言うので、無理に訊かないと答えた。彼女の名前を考える。
「名前が無いと不便だから、ニーベルングと名付ける。もし元の名前であったり、希望する名前があれば変更するから言うんだよ」
白髪ロング 敗戦国の神官 奴隷歴5年 聖魔法 薄幸美人 こちらと目を合わそうとしないとメモってあった。
彼女のステータスはこうだ。
名前 ニーベルング
種族 ヒューマン
性別 女性(処女)
77-52-80
身長158cm
年齢 16
レベル 1➡18
生命力 30/74➡350/411
魔力 90/90➡500
強さ 85➡534
ギフト
スキル
杖術1
棒術1
鎚術1
剣術(片手剣)1
馬術1
生活魔法1
料理1
メイド1
殿方奉仕
算術1
神学
聖魔法
魔法
ライト
ヒール
先程の盗賊の件で一気にレベルが上がったようだ。
彼女から聞いた話を要約するとこうだ。
あの商人は偶々商談の為に王都を訪れており、王都にてオークションが開催されていたので領主への土産に購入したと。
お手付きが無いように貞操帯をし、領主に処女のまま献上すると言われていた。
周りの話しだと、その領主はかなりの変態で、奴隷を時折面白半分で殺している。
自分はろくな服を着せて貰えず、隷属の首輪により魔法を封じられていてクリーンすら使えない。王都での商談が終わり、隣町までは半日程度なので少数の護衛で十分と判断していたが、盗賊に襲われた。
盗賊達に捕まった時には、盗賊団の頭に献上するから犯したら駄目と、襲撃した盗賊のリーダーが言っていたのが聞こえたとの事だ。
ひとまず落ち着いたので、シェリーがニーベルングの世話をしてくれた。自己紹介をしていた。自分は解放奴隷だが、自ら望んで奴隷として再契約して貰い、第2夫人になったと伝えていた。
俺も紹介やら何やらを始めた。俺はゲスなので俺に靡かせるトークをし、ハーレムメンバーを増やす為に紳士ぶって説明していった。顔は真剣だが、股間は膨らんでいるのだけれどね。
まずステータスカードを見せた。
「俺は転移してきた召喚者、つまり勇者で有り、とんでもないのを含め、スキルを多く持っており、俺との奴隷契約も成長や経験値の取得が恐ろしく早くかつ大きく、メリットが多い。ここにいるシェリーは自由意志で契約を解除できるようにしている。君の事を1人の女性として扱いたいが、先ずは俺の隷属者として冒険等の仲間として活動をお願いしたい」
そう言うと、うっとりしながら俺を見つめている。
「君の事を性奴隷として扱わない。躰の関係も君の同意無しでは行わない」
そしてシェリーの事を説明した。
「彼女は購入していなくて、君の時と同じで盗賊から救ってから一度開放した女性なんだ。俺達は恋に落ちて今こうしている。もう1人ギルドの受付嬢を恋人にしていて、奴隷契約という名の主従契約を結んでいる。今居る4人の内3人は君と一緒のオークションで買い、もう一人は出品を見送った奴隷商から買い付けた。酷い扱いは絶対にしない。5人を見ていれば分かると思う。俺と一緒に来るか?」
俺は手を差し伸べた。
「ああなんて事でしょうか。まさか勇者様の奴隷にして頂けるなんて夢のようですわ。こんな小さな胸の私で良ければ性奴隷としてお側に置いて下さい」
うーんこの子は労せずに俺の女になったようだが、頭の先から指先まで奴隷だなこりゃ。性奴隷にしないと言ったのに、性奴隷をと言う。
すかさずシェリーが締める。
「ご主人様の為に一生懸命お仕えしなさい。私が今のところ第1奴隷だが、いずれランスロット様の第2夫人に収まる。そうすれば誰かに第1奴隷を譲るので頑張るんだ。それとご主人様のご寵愛は恋人にされる行為そのものであり、あり得ない位にお優しい方だ。この出会いに感謝するんだ。食事も奴隷食を禁止されている。寝床も床を禁止される。奴隷として扱わない不思議な御仁だ。私の体を見れば分かるだろう?本当ならば私もお前と同じオークションに出される所だったのだからな」
シェリーは裸になり、己の体の状態をニーベルングに見させた。
「よく分かりました。シェリー様、どうか服を着て下さい」
改めて立ち上がり、優雅にお辞儀をした。
「わたくしニーベルングは、この命ある限りランスロット様にお仕え致します。この身も心も全て捧げますのでどうかお側に置いて下さい。お情けを頂ければ幸いです」
深々とお辞儀をした。
「あと、その、助けて頂いて感謝しております。ランスロット様が私を助けて下さったお姿は大変立派で、格好良かったです。こんな胸でご迷惑でしょうが、お慕い申し上げます。もう既に私の心はランスロット様に惚れてしまいました。どうか刻印をお刻み下さいませ」
そう言うので、愛おしくなってしまいキスをし、更に抱き上げた。おかしい。何故か皆と出会ったその時から恋に落ちる。まあいいけど、なぜだろうか?
そして胸を少しだけ揉んでやる。
「小振りだが張りがあって綺麗な形じゃないか。小さい胸も嫌いじゃ無いよ。俺の家族となるか?」
ニーベルーングは頷いた。
「はい。どうかランスロット様の奴隷にして下さい」
「ランスロット様が受け入れてくださって良かったな!」
シェリーは抱きしめてあげていた。
ニーベルングは涙を流している。
「新たな奴隷紋を刻むから」
俺は少し待ってからそう告げ、そして服を脱がしたが、下着を履いていない事を理解し、パンティーを収納から出して履かせてあげた。
「ああ!まともな下着なんて何年振りなんでしょう!」
俺は行くよ!と告げ、胸元に手を添えて奴隷紋を刻んだ。そうすると首輪はぱりんと割れた。
ニーベルングは首を触り、思わず俺に抱き付いて泣いた。
「ああぁ!なんて事でしょうか。首輪が外れるなんて!ああ!きっとこの方は神の代理であらせられるんだ。うわーん」
号泣してしまったので、俺は骨の浮き出ている背中をさすってあげた。
休憩の為に一旦停止したので、外に出て深呼吸をしてから馬車の中に戻り、ニーベルングにシャツを着せ、その上からワンピースを着せた。
一応全員の予備の服を持ってはいるが、ブラのサイズは残念ながら胸が小さくて他の物のは合わない。
「俺は収納持ちなので全員の予備の服を持っているが、すまないが君のサイズに合う下着が無いので、町に着いたら服をすぐ買おう。なので今はこのシャツで我慢してくれ」
そう言うときょとんとしていた。この子マジで可愛い。胸が残念だけど、一応少しは揉める。
「ああランスロット様、ランスロット様はなんてお優しいのでしょう。生きていて良かった」
ニーベルングは俺に大袈裟に言う。
「奴隷制度ってのは、ここまで性格を歪めるんだな。許せんな」
俺は奴隷制度の闇について怒りを覚え、消し去りたいと強く思い、ぼそっと呟いたのであった。
ナンシーとの話からはどうもその盗賊は先日の話に出ていたのとは別口っぽい。
頭と思われる奴のカードの名前を伝えたが、やはり別だそうだ。規模が小さかったのだ。
俺達が参加したオークションの5番の娘の事を聞くと、俺の所有物で大丈夫なので、そのまま他の奴隷と同じように刻印の儀式をする必要が有ると言われた。要はシェリーと同じ扱いが良いという。
つまり正妻承認のハーレムメンバー増員である。
首輪を外して一般人として扱うと話しをしてある。その為ギルドでの登録をお願いする事にした。
5番の娘に名前を付けなくてはならないが、まずは話しを訊かないとだ。
名前は付けて欲しいのと、元の名前は命令が無ければ言いたくないと言うので、無理に訊かないと答えた。彼女の名前を考える。
「名前が無いと不便だから、ニーベルングと名付ける。もし元の名前であったり、希望する名前があれば変更するから言うんだよ」
白髪ロング 敗戦国の神官 奴隷歴5年 聖魔法 薄幸美人 こちらと目を合わそうとしないとメモってあった。
彼女のステータスはこうだ。
名前 ニーベルング
種族 ヒューマン
性別 女性(処女)
77-52-80
身長158cm
年齢 16
レベル 1➡18
生命力 30/74➡350/411
魔力 90/90➡500
強さ 85➡534
ギフト
スキル
杖術1
棒術1
鎚術1
剣術(片手剣)1
馬術1
生活魔法1
料理1
メイド1
殿方奉仕
算術1
神学
聖魔法
魔法
ライト
ヒール
先程の盗賊の件で一気にレベルが上がったようだ。
彼女から聞いた話を要約するとこうだ。
あの商人は偶々商談の為に王都を訪れており、王都にてオークションが開催されていたので領主への土産に購入したと。
お手付きが無いように貞操帯をし、領主に処女のまま献上すると言われていた。
周りの話しだと、その領主はかなりの変態で、奴隷を時折面白半分で殺している。
自分はろくな服を着せて貰えず、隷属の首輪により魔法を封じられていてクリーンすら使えない。王都での商談が終わり、隣町までは半日程度なので少数の護衛で十分と判断していたが、盗賊に襲われた。
盗賊達に捕まった時には、盗賊団の頭に献上するから犯したら駄目と、襲撃した盗賊のリーダーが言っていたのが聞こえたとの事だ。
ひとまず落ち着いたので、シェリーがニーベルングの世話をしてくれた。自己紹介をしていた。自分は解放奴隷だが、自ら望んで奴隷として再契約して貰い、第2夫人になったと伝えていた。
俺も紹介やら何やらを始めた。俺はゲスなので俺に靡かせるトークをし、ハーレムメンバーを増やす為に紳士ぶって説明していった。顔は真剣だが、股間は膨らんでいるのだけれどね。
まずステータスカードを見せた。
「俺は転移してきた召喚者、つまり勇者で有り、とんでもないのを含め、スキルを多く持っており、俺との奴隷契約も成長や経験値の取得が恐ろしく早くかつ大きく、メリットが多い。ここにいるシェリーは自由意志で契約を解除できるようにしている。君の事を1人の女性として扱いたいが、先ずは俺の隷属者として冒険等の仲間として活動をお願いしたい」
そう言うと、うっとりしながら俺を見つめている。
「君の事を性奴隷として扱わない。躰の関係も君の同意無しでは行わない」
そしてシェリーの事を説明した。
「彼女は購入していなくて、君の時と同じで盗賊から救ってから一度開放した女性なんだ。俺達は恋に落ちて今こうしている。もう1人ギルドの受付嬢を恋人にしていて、奴隷契約という名の主従契約を結んでいる。今居る4人の内3人は君と一緒のオークションで買い、もう一人は出品を見送った奴隷商から買い付けた。酷い扱いは絶対にしない。5人を見ていれば分かると思う。俺と一緒に来るか?」
俺は手を差し伸べた。
「ああなんて事でしょうか。まさか勇者様の奴隷にして頂けるなんて夢のようですわ。こんな小さな胸の私で良ければ性奴隷としてお側に置いて下さい」
うーんこの子は労せずに俺の女になったようだが、頭の先から指先まで奴隷だなこりゃ。性奴隷にしないと言ったのに、性奴隷をと言う。
すかさずシェリーが締める。
「ご主人様の為に一生懸命お仕えしなさい。私が今のところ第1奴隷だが、いずれランスロット様の第2夫人に収まる。そうすれば誰かに第1奴隷を譲るので頑張るんだ。それとご主人様のご寵愛は恋人にされる行為そのものであり、あり得ない位にお優しい方だ。この出会いに感謝するんだ。食事も奴隷食を禁止されている。寝床も床を禁止される。奴隷として扱わない不思議な御仁だ。私の体を見れば分かるだろう?本当ならば私もお前と同じオークションに出される所だったのだからな」
シェリーは裸になり、己の体の状態をニーベルングに見させた。
「よく分かりました。シェリー様、どうか服を着て下さい」
改めて立ち上がり、優雅にお辞儀をした。
「わたくしニーベルングは、この命ある限りランスロット様にお仕え致します。この身も心も全て捧げますのでどうかお側に置いて下さい。お情けを頂ければ幸いです」
深々とお辞儀をした。
「あと、その、助けて頂いて感謝しております。ランスロット様が私を助けて下さったお姿は大変立派で、格好良かったです。こんな胸でご迷惑でしょうが、お慕い申し上げます。もう既に私の心はランスロット様に惚れてしまいました。どうか刻印をお刻み下さいませ」
そう言うので、愛おしくなってしまいキスをし、更に抱き上げた。おかしい。何故か皆と出会ったその時から恋に落ちる。まあいいけど、なぜだろうか?
そして胸を少しだけ揉んでやる。
「小振りだが張りがあって綺麗な形じゃないか。小さい胸も嫌いじゃ無いよ。俺の家族となるか?」
ニーベルーングは頷いた。
「はい。どうかランスロット様の奴隷にして下さい」
「ランスロット様が受け入れてくださって良かったな!」
シェリーは抱きしめてあげていた。
ニーベルングは涙を流している。
「新たな奴隷紋を刻むから」
俺は少し待ってからそう告げ、そして服を脱がしたが、下着を履いていない事を理解し、パンティーを収納から出して履かせてあげた。
「ああ!まともな下着なんて何年振りなんでしょう!」
俺は行くよ!と告げ、胸元に手を添えて奴隷紋を刻んだ。そうすると首輪はぱりんと割れた。
ニーベルングは首を触り、思わず俺に抱き付いて泣いた。
「ああぁ!なんて事でしょうか。首輪が外れるなんて!ああ!きっとこの方は神の代理であらせられるんだ。うわーん」
号泣してしまったので、俺は骨の浮き出ている背中をさすってあげた。
休憩の為に一旦停止したので、外に出て深呼吸をしてから馬車の中に戻り、ニーベルングにシャツを着せ、その上からワンピースを着せた。
一応全員の予備の服を持ってはいるが、ブラのサイズは残念ながら胸が小さくて他の物のは合わない。
「俺は収納持ちなので全員の予備の服を持っているが、すまないが君のサイズに合う下着が無いので、町に着いたら服をすぐ買おう。なので今はこのシャツで我慢してくれ」
そう言うときょとんとしていた。この子マジで可愛い。胸が残念だけど、一応少しは揉める。
「ああランスロット様、ランスロット様はなんてお優しいのでしょう。生きていて良かった」
ニーベルングは俺に大袈裟に言う。
「奴隷制度ってのは、ここまで性格を歪めるんだな。許せんな」
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