異世界召喚された俺は余分な子でした

KeyBow

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第2章

第26話 初めてのXXXと二度目のXXX

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 食事を終えた後、部屋に戻るとステータスを確認をする事にした。シェリーはベッドに座っている俺の後ろから抱きついていた。すすり泣いている。

「人殺しになっちゃった」

 と唸っている。

「今だけこうさせてください。少しすれば大丈夫になるので、どうか今だけはお願いします」

 か細い声だ。俺は頷いた。

「好きなだけそうしていて良いよ」

 と満足するまで黙って背中を貸す事にした。

 取り敢えず今回の討伐を整理すると
 犯罪者1
 ゴブリン8
 オーク4
 オーガ2

 名前 ランスロツト
 年齢 18
 ラベル 26➡31
 生命力 1083/1083➡1744/1744
 魔力  1083/1083➡1744/1744
 強さ  1424➡2381
 ギフト 


 スキルマスター3

 アイテム強化

 従属魔法

 隠蔽(神)

 スキル


 分析2

 獲得経験値5倍
 獲得経験値共有
 成長率5倍
 成長率共有
 気配察知3

 無詠唱魔法発動
 魔法効果増大

 槍術1
 ナイフ術1
 棍棒術1
 投擲術1   
 剣術(片手剣)3
 剣術(二刀流)1
 弓術1
 暗殺術
 威圧1
 統率力
 火魔法2
 水魔法2
 生活魔法
 体力強化1  
 肉体再生*
 身体強化1*
 隠密2
 罠解除1
 鍵解除2

 スキルストック
 ナイフ術1 2
 棍棒術1 3

 剣術(片手剣)2
 肉体再生*
 身体強化*

 魔法

 ファイアーアロー
 ファイアーボール
 ファイアーウォール
 アイスアロー
 ウォーターボール
 アイスウォール
 生活魔法

 職業 冒険者
 称号
 彷徨える異世界人


 名前 シェリー・ハリントン
 種族 ヒューマン
 性別 女性(処女)
 B82 W56 H82 身長158cm
 年齢 16
 レベル 2➡16
 生命力 50/54➡205/205
 魔力  79/79➡300/300
 強さ  58➡220
 ギフト
 歌姫
 スキル

 剣術(片手剣)1
 隠密1
 馬術2
 交渉1
 算術1
 殿方奉仕
 風魔法1
 魔法

 ウインドカッター
 スピードアップ
 職業 冒険者

 称号
 奴隷|(ランスロット)


 おお!シェリーもかなりステータス上がったな。少なくとも中堅冒険者より強そうだ。

 ただゴブリンを倒した後アナウンスが少なかったから、スキルを余り取得してないだろうと思ったがやはり少なかった。
 今回の最大の収穫は、肉体再生。
 スキルの説明は部位欠損以外の傷が時間と共に回復する。
 だけだった。時間とか何も無いがかなり有難いスキルだ。
 スキルストックにもある。
 回復魔法が無い以上貴重な回復手段だ。
 これは是非シェリーに付与しよう。 

 あれこれ思案に耽っていると

「ランスロット様の背中は暖かいなあ。」

 クンスカクンスカと聞こえてきた。
 もう大丈夫そうなのでシェリーを抱き締め

「今日は酷いことをさせてしまった。俺は最低だよね。シェリーが生きる為とは言え、人を殺させるなんて許されざる行為だった。俺にはそんな資格は」

 と話してる所にシェリーは遮るように俺の口をキスで塞いできた。

「そんな事は無いです。私が望んだ事ですから。寧ろ感謝しているんですよ。私をお側に置いて頂いて。シェリーはランスロット様の事をお慕い申しております。」

 ありがたかった。俺の事を無条件で受け入れてくれている。シェリーにはちゃんと俺の事を伝えねばと思い俺が45歳で転移して何故か18歳に戻った事を伝える。ただただ黙って頷いてくれた。そして心が壊れていると伝えた。

 ノートに家族のことを記載している旨、それも記憶があやふやになっているにので記録しないといけない。なのでシェリーには俺の事を見守って欲しいと伝える。
 そうやって記録したノートを見返すと愕然とした。長男を中学生と書いていた。いや、あいつは来年大学受験を控えた高校2年生だ。どこの大学を受けるか相談にのっていた事を思い出したのだ。取り敢えず記憶の混濁で子供の年齢もちゃんと覚えていない事と、進路相談を受けた記憶があり、間違いの無い事と確証し、長男の年齢を書き記した。


 俺が家族の事をきちんと記憶できなくなっているショックから、愕然として涙を流しているとギュッと抱きしめてくれた。相変わらずシェリーの胸は落ち着く。

「シェリーがいつまでもお側にいます」

 そんな事を言われて暫く泣いた後、またもや折角の感触を堪能し忘れてしまったと気づいた。風呂に入る事にした。体を洗って湯船に浸かっているとシェリーが入って来た。

「どうしたの?」

 と聞く

「お背中を流しに来ました」

 と潤んだ瞳で伝えてくる。まじまじとその裸体を見つめると恥ずかしそうに体を隠す。

「目の毒だし、目のやり場に困るんだ。君は綺麗すぎて魅惑的だから理性を保てなくなると思うんだ。だからせめてバスタオルを巻いてね」

 凄くスタイルが良く、美の女神と言わんばかりの体だった。
 彼女は素直に一度出てバスタオルを身に纏い俺の背中を流してくれた。
 湯船に一緒に浸かりたいと言いバスタオルを外そうとするので無理矢理止めて、

「今日はバスタオルを着けたままで良いよ」

 と一緒に入った。
 さすがに向き合うと胸元とか気になるので俺の前に座らせたらもたれかかってきた。
 精神的に参っているだろうから今日は特別に許してあげた。

 ふと俺の手を取り左胸に持ってきて、

「こう見えても実は今かなりドキドキしてるんですよ」

 と言う。確かに鼓動が早かった。胸を揉みしだくという不粋な行為は我慢し、今は彼女の鼓動を感じ取っていた。そしてゆったりとした時間を感じていた。暫くそのままで暫く湯船に浸かっていた。
 彼女に今日させた事を思うと贖罪の気持ちで一杯になり、女として見られず、子供を見る眼になってしまっていた。そんな事を言ったら傷つくんだろうな。

 そう言えばと思い、今日取得した肉体再生について話をした。
 出来れば今シェリーにあげたいと話すとジト眼になった。このスキルが生死を分ける大事なんてスキルで有る事を説明してスキルを付与を受け容れると言ってくれた。
 実行したが理性が吹っ飛びそうだった。彼女の全てが艶っぽかった。お互い昇天しやはりシェリーは失禁したと言っていた。なので直ぐに湯船を出た。彼女の消耗が大きかったので洗い場でクリーンを掛けて体を拭くとお姫様だっこでベットに連れていった。勿論バスタオルで隠す所は隠してますよ。
 残りの理性と体力を総動員して服を何とか着せて布団を掛けたら俺も体力が尽き、ひとりでに瞼が閉じ、意識が段々遠くなって眠りについたのであった。
 一応言っとくけど自分の子供と同じような歳の娘の事をエロ目線では見なかったからね。子供を世話する親の心境です。
 服を着せるのって大変だなと思ったよ。シェリーには悪いけど、刺激が強くて下着は着けられなかったので寝間着だけだ。必死だったので裸体の鑑賞を忘れていた。視界には入っていたんだけど、不思議とね。ただ、体を拭いていて思ったのが彼女の背中は骨が浮き出ていてがりがりだった。ちゃんと体を見てあげて健康にしてあげないとと心に誓った。

 俺は翌日

「俺の馬鹿あ。折角美少女とお風呂にまで入ったのに手を出さないなんて!」

 昔の俺じゃあ考えられ無かった奥手な行動に、悔しさとほっとした気持ちの間で心が揺れ動いた。
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