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第2章
第24話 暴漢魔の末路
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門番の所に行き、冒険者登録をした事と、それに伴い盗賊を倒した分の報酬については、後日冒険者ギルドでカードに入金して貰う事になった事等をおっちゃんに説明した。
おっちゃんと言っても本来の俺より年下なのだが、そんなふうに感じる事は無かった。
そして今から魔物を狩りに行くと伝え、ナンシーに教えて貰った林へ向かう。おっちゃんにオークのよく出る所を教えて欲しいと言ったら、簡単な地図を書いてくれた。ナンシーに聞き忘れてしまっていた。
ブロードソードはシェリーに持たせ、俺は短剣を装着している。魔法メインで行くし、弓を使う事もあるから今はシェリーに渡して置く方が良いと判断した。
街を出て5分位進んでいる時に、後を付けられている事が分かった。気配を殺す事も、殺気を放つのを押さえる事もないので気がついた。目的の林は街からは1時間程歩く事になるが、まだ周りには人が多く行き交っており、もしもそんな所で襲われでもしたならば関係ない人を巻き込んでしまう恐れがある。
その為、わざと藪に入る事にして街道から外れて先に進んで行った。
程なくして姿を現したのは、先程ギルドを追放されたグッディという元冒険者だった。
30代半ばで中肉中背。盗賊と見間違える程の粗野な面構えで、髪はボサボサであまり身なりを気にしていないようだ。
装備はチェーンメイルに篭手、脚甲と言った何の変哲も無い格好であり、武器はありふれたロングソードだ。
「てめえらの所為でギルドを追放されたじゃねえか!どうしてくれるんだ?落とし前を付けろや!取り敢えずその女は置いていけ!俺が可愛がってやる。それとてめえは俺の靴を舐めて許しを請え。そうしたら命だけは助けてやる。ぐへへへへ」
グッディは下卑た声を出しつつ、剣を抜いてこちらに近付いてくる。俺もシェリーも身構え、一言のみ発する。
「断る」
俺はシェリーを後ろに下がらせ、一応身構えた。念の為、奴に先手を打たせようと思った。
「じゃあ死ねや!お嬢ちゃんは、こいつをぶっ殺した後で俺がたっぷり可愛がってやんよ」
うら~!と叫びながら俺に斬り掛ってきた。
短剣で受け流し、がら空きな足に足を引っ掛けてやったが、拍子抜けする程簡単にこけた。
間髪入れずに威圧を発動したが、拍子抜けする程見事に掛かった。人相手に使うのは初めてだった。
「くそが死ねや」
恐怖に引き攣った眼をし、叫びながら倒れた。俺が近づいて行くと、来るなと言わんばかりに後ろに下がりつつ、やみくもに剣を振っている。
俺は冷静にグッディの事を鑑定してみた。スキル名が鑑定ではないのだが、鑑定したいと思ったらちゃんと発動したようだ。
年齢は38歳で、レベル23の戦士のようだ。
生命力 140
魔力 20
強さ 162
スキル
剣術(片手剣)2
気配察知3
威圧1
身体強化2
大して強くは無い。シェリーよりは強いようだが。
称号に粗暴な強姦魔と出ている。そう、奴は犯罪者だった。
俺に楯突き、シェリーを手籠めにしようとした段階で既に生きる価値は無い。
生かしておいても碌な事をせず、被害に遭う女性が出てくるだろう。
スキルも大した事が無かった。一般冒険者ってこんな物か?
俺はシェリーからブロードソードを受け取ると、剣を振りかぶり、右腕を肘の所で切り落とした。
「ぐああ」
助けてくれと命乞いを始め、醜態を晒している。
シェリーに酷い事を告げた。
「昨日話した通り、魔法が使えるようになった筈だ。こいつで試してみろ。行けるか?」
そう聞くとシェリーは頷き、詠唱を開始した。
「歌姫たる我が願う。我が主に仇なす敵を討つ刃と成れ。ウインドカッター」
見えない風の刃を放つと、その見えない刃がグッディの両脚を切り裂く。
威力が弱く半分位を切り裂くが、切断には至らなかった。
「私、魔法撃てました!」
無邪気に喜ぶシェリーを俺は褒めた。
「よくやったなシェリー」
剣を返しながら褒めると、嬉しそうにしている。やらせた内容が内容なだけに心が痛んだが、必要な事と割り切った。
のたうち回っているグッディに蹴りを喰らわせ、小便をぶっ掛ける。トドメを刺そうと思いさいごに声を掛けた。
「死んで悔い改めろ。何か言い残すことは有るか?」
そう言い放ち、奴が持っていたロングソードを拾って上段に構えるた。
「ひいい!だ、だずげでええ」
悲鳴を上げ、シェリーが俺の手を掴み止めた。
「いけませんご主人様。こんな奴如きに、わざわざご主人様の手を汚す事は有りません。いずれ人を殺す事になるのでしょうし、良い機会です。この処刑は是非私にやらせて下さい」
必死な形相で懇願してきた。人を殺せないようでは捨てられると思ったのだろう。
普通で考えたら美少女に人を殺させるのは忌避する所だが、ここはそう言った甘い世界では無い。奇麗事じゃ生きていけない。今後、冒険者として生きる以上、いずれ通る道だ。いざと言う時に躊躇するようだといずれ彼女は命を落とすだろう。俺は頷いた。やっぱり壊れているな俺。少女に人を殺させるとは、碌でもない死に方しかしないんだろうなと思ってしまった。
「我が主に対する狼藉、万死に値します。我が主に仇なす者よ、命をもってその罪を償いなさい。さようなら」
そう言い放つと、躊躇する事なく剣を喉元に突き立てた。
彼女を見ると涙を浮かべていた。やはり殺しはきつかったのだろう。
「ラベルアップしました」
と聞こえてきた。彼女を見ると彼女もレベルが上がったようだ。残念ながら奴隷が殺した相手のスキルは強奪出来なかった。俺自身が殺す必要が有るようだ?
俺は彼女を抱き寄せ、謝った。
「ごめんな。君にやらせるべきじゃ無かった。許してくれ」
泣きじゃくる彼女を暫く抱き締めた。
暫くしてシェリーが落ち着いたので生活魔法のクリーンを唱え、自分とシェリーに着いた返り血を綺麗にした。先程ナンシーに生活魔法について聞いてみたら、冒険者に人気なのが汚れを落とすクリーンと着火をするのに便利なファイアー、指から魔力を若干帯びた水を出すウォーターだと教えてくれた。これで旅の荷物がかなり減らせられるのだそうだ。ウォーターでは水はちょろちょろとしか出ないが、飲み水と洗い物程度なら困らない。水を持ち歩いたり、火を点ける為の道具が不要なのだ。また、宮廷魔道師やそれ相応の実力者になると、ホットという温水を出す魔法を使い、それで浴槽にお湯を貯める事も出来るとの事だ。
クリーンもこれがあれば替えの下着が不要になるし、生活魔法は冒険者に人気の魔法なのだそうだ。属性魔法が使えなくても、魔力さえ有れば修行で身に付くらしい。しかし、普通は早くても習得するのに3ヶ月程時間が必要なので、覚えるのは中々難しいようだ。後は特殊な使い方が有ると恥ずかしそうにゴニョゴニョ言っていたが聞きそびれてしまった。
自分のスキルをちゃんと見ていなかったのが悔やまれる。そう、洗濯が不要なのだ。昨日シェリーにさせてしまった苦労は、実は必要なかったようだ。
グッディを見るとカードが出て来ており、犯罪者となっていた。関わった事が判ると厄介なので、鎧はそのままにした。
荷物を漁ると金貨が20枚、銀貨と銅貨が数枚づつ有った。他には特にこれと言った物が無かったので、剣とお金だけ頂いて、遺体は茂みに突っ込んでおいた。いずれ獣の餌になるだろう。犯罪者の末路とはそんな物だろう。自分とシェリーの称号をチェックしてみたが、勿論犯罪者にはなっておらず、ほっとしたのであった。
おっちゃんと言っても本来の俺より年下なのだが、そんなふうに感じる事は無かった。
そして今から魔物を狩りに行くと伝え、ナンシーに教えて貰った林へ向かう。おっちゃんにオークのよく出る所を教えて欲しいと言ったら、簡単な地図を書いてくれた。ナンシーに聞き忘れてしまっていた。
ブロードソードはシェリーに持たせ、俺は短剣を装着している。魔法メインで行くし、弓を使う事もあるから今はシェリーに渡して置く方が良いと判断した。
街を出て5分位進んでいる時に、後を付けられている事が分かった。気配を殺す事も、殺気を放つのを押さえる事もないので気がついた。目的の林は街からは1時間程歩く事になるが、まだ周りには人が多く行き交っており、もしもそんな所で襲われでもしたならば関係ない人を巻き込んでしまう恐れがある。
その為、わざと藪に入る事にして街道から外れて先に進んで行った。
程なくして姿を現したのは、先程ギルドを追放されたグッディという元冒険者だった。
30代半ばで中肉中背。盗賊と見間違える程の粗野な面構えで、髪はボサボサであまり身なりを気にしていないようだ。
装備はチェーンメイルに篭手、脚甲と言った何の変哲も無い格好であり、武器はありふれたロングソードだ。
「てめえらの所為でギルドを追放されたじゃねえか!どうしてくれるんだ?落とし前を付けろや!取り敢えずその女は置いていけ!俺が可愛がってやる。それとてめえは俺の靴を舐めて許しを請え。そうしたら命だけは助けてやる。ぐへへへへ」
グッディは下卑た声を出しつつ、剣を抜いてこちらに近付いてくる。俺もシェリーも身構え、一言のみ発する。
「断る」
俺はシェリーを後ろに下がらせ、一応身構えた。念の為、奴に先手を打たせようと思った。
「じゃあ死ねや!お嬢ちゃんは、こいつをぶっ殺した後で俺がたっぷり可愛がってやんよ」
うら~!と叫びながら俺に斬り掛ってきた。
短剣で受け流し、がら空きな足に足を引っ掛けてやったが、拍子抜けする程簡単にこけた。
間髪入れずに威圧を発動したが、拍子抜けする程見事に掛かった。人相手に使うのは初めてだった。
「くそが死ねや」
恐怖に引き攣った眼をし、叫びながら倒れた。俺が近づいて行くと、来るなと言わんばかりに後ろに下がりつつ、やみくもに剣を振っている。
俺は冷静にグッディの事を鑑定してみた。スキル名が鑑定ではないのだが、鑑定したいと思ったらちゃんと発動したようだ。
年齢は38歳で、レベル23の戦士のようだ。
生命力 140
魔力 20
強さ 162
スキル
剣術(片手剣)2
気配察知3
威圧1
身体強化2
大して強くは無い。シェリーよりは強いようだが。
称号に粗暴な強姦魔と出ている。そう、奴は犯罪者だった。
俺に楯突き、シェリーを手籠めにしようとした段階で既に生きる価値は無い。
生かしておいても碌な事をせず、被害に遭う女性が出てくるだろう。
スキルも大した事が無かった。一般冒険者ってこんな物か?
俺はシェリーからブロードソードを受け取ると、剣を振りかぶり、右腕を肘の所で切り落とした。
「ぐああ」
助けてくれと命乞いを始め、醜態を晒している。
シェリーに酷い事を告げた。
「昨日話した通り、魔法が使えるようになった筈だ。こいつで試してみろ。行けるか?」
そう聞くとシェリーは頷き、詠唱を開始した。
「歌姫たる我が願う。我が主に仇なす敵を討つ刃と成れ。ウインドカッター」
見えない風の刃を放つと、その見えない刃がグッディの両脚を切り裂く。
威力が弱く半分位を切り裂くが、切断には至らなかった。
「私、魔法撃てました!」
無邪気に喜ぶシェリーを俺は褒めた。
「よくやったなシェリー」
剣を返しながら褒めると、嬉しそうにしている。やらせた内容が内容なだけに心が痛んだが、必要な事と割り切った。
のたうち回っているグッディに蹴りを喰らわせ、小便をぶっ掛ける。トドメを刺そうと思いさいごに声を掛けた。
「死んで悔い改めろ。何か言い残すことは有るか?」
そう言い放ち、奴が持っていたロングソードを拾って上段に構えるた。
「ひいい!だ、だずげでええ」
悲鳴を上げ、シェリーが俺の手を掴み止めた。
「いけませんご主人様。こんな奴如きに、わざわざご主人様の手を汚す事は有りません。いずれ人を殺す事になるのでしょうし、良い機会です。この処刑は是非私にやらせて下さい」
必死な形相で懇願してきた。人を殺せないようでは捨てられると思ったのだろう。
普通で考えたら美少女に人を殺させるのは忌避する所だが、ここはそう言った甘い世界では無い。奇麗事じゃ生きていけない。今後、冒険者として生きる以上、いずれ通る道だ。いざと言う時に躊躇するようだといずれ彼女は命を落とすだろう。俺は頷いた。やっぱり壊れているな俺。少女に人を殺させるとは、碌でもない死に方しかしないんだろうなと思ってしまった。
「我が主に対する狼藉、万死に値します。我が主に仇なす者よ、命をもってその罪を償いなさい。さようなら」
そう言い放つと、躊躇する事なく剣を喉元に突き立てた。
彼女を見ると涙を浮かべていた。やはり殺しはきつかったのだろう。
「ラベルアップしました」
と聞こえてきた。彼女を見ると彼女もレベルが上がったようだ。残念ながら奴隷が殺した相手のスキルは強奪出来なかった。俺自身が殺す必要が有るようだ?
俺は彼女を抱き寄せ、謝った。
「ごめんな。君にやらせるべきじゃ無かった。許してくれ」
泣きじゃくる彼女を暫く抱き締めた。
暫くしてシェリーが落ち着いたので生活魔法のクリーンを唱え、自分とシェリーに着いた返り血を綺麗にした。先程ナンシーに生活魔法について聞いてみたら、冒険者に人気なのが汚れを落とすクリーンと着火をするのに便利なファイアー、指から魔力を若干帯びた水を出すウォーターだと教えてくれた。これで旅の荷物がかなり減らせられるのだそうだ。ウォーターでは水はちょろちょろとしか出ないが、飲み水と洗い物程度なら困らない。水を持ち歩いたり、火を点ける為の道具が不要なのだ。また、宮廷魔道師やそれ相応の実力者になると、ホットという温水を出す魔法を使い、それで浴槽にお湯を貯める事も出来るとの事だ。
クリーンもこれがあれば替えの下着が不要になるし、生活魔法は冒険者に人気の魔法なのだそうだ。属性魔法が使えなくても、魔力さえ有れば修行で身に付くらしい。しかし、普通は早くても習得するのに3ヶ月程時間が必要なので、覚えるのは中々難しいようだ。後は特殊な使い方が有ると恥ずかしそうにゴニョゴニョ言っていたが聞きそびれてしまった。
自分のスキルをちゃんと見ていなかったのが悔やまれる。そう、洗濯が不要なのだ。昨日シェリーにさせてしまった苦労は、実は必要なかったようだ。
グッディを見るとカードが出て来ており、犯罪者となっていた。関わった事が判ると厄介なので、鎧はそのままにした。
荷物を漁ると金貨が20枚、銀貨と銅貨が数枚づつ有った。他には特にこれと言った物が無かったので、剣とお金だけ頂いて、遺体は茂みに突っ込んでおいた。いずれ獣の餌になるだろう。犯罪者の末路とはそんな物だろう。自分とシェリーの称号をチェックしてみたが、勿論犯罪者にはなっておらず、ほっとしたのであった。
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