56 / 135
第3章
育生ダンジョンオープン式典
しおりを挟む
当夜は寝ぼけていた。起き抜けに部屋の隅で下半身を出してまさに放尿する直前に、添い寝をしていたアモネスが異変に気が付き、
アモネス「当夜!ダメだよ。ここトイレじゃないよ」
アモネスは当夜の体を揺する。正気に戻った当夜が
当夜「やあアモネス?どうかした?」
当夜は下着まで下げられた状態でアモネスに向き直ったから、アモネスは真っ赤である。手で顔を覆うが、しっかり指の隙間からガン見していたりする。
アモネス「当夜お願いだからパンツを穿いて。あなたそこに、おしっこしようとしたのよ」
当夜は自分の下半身が御開帳なのにようやく気が付き、慌てて向きを変え服を正す。
当夜「すまない。寝ぼけていたのかな?ひょっとして見た?」
当夜はわざとクネクネしながら聞いた。
アモネス「当夜のばかー!もう、知らないんだから。早くトイレに行ってきてよ」
当夜はアモネスの頭をポンポンと撫でてから用を足しに行って、また寝た。
何故かアモネスは抱きついて来るので優しく抱きしめ、背中を擦る。直ぐにアモネスが寝息を立てたので当夜も眠りについた。
閲兵式ではダンジョンから駆けつけたギルドマスターが、育成ダンジョンの発表をしていた。
今日は昼から開会式を入り口で行うというので、メイド以外は参加になった。
特に予定もなかったので、こういうのも良いかな程度の気軽さだ。しっかりおやつも持って行く。
朝になり当夜が目覚めると既にアモネスはいなかった。まだ早いのでゆっくり身支度をして朝食を頂きに向かう。
メイドの二人が弁当を作ってくれていた。セレーシャがアリーヤに当夜達に渡す係りを任せていた。
当夜はセレーシャに少しお金を渡して、服とか化粧品を買ってきなさいと言い、いってきますと手を振りダンジョンに向けて出発したのだった。
皆で代わる代わる御者をし、当夜もケイトもそしてルナも教えて貰っていた。
何があるか分からないから、全員が御者をできるようにしようとなったのだ。
当夜が御者をやると言うと皆反対したのだが、
当夜「何があるか分からない。別行動を取ったり、皆が病気になったりして俺が御者をやらざるを得ない時があると思う。あくまで万が一に備え、全員御者を出来るようにしたいんだ。ケイトもね」
渋々納得してくれたのだった。但し、三人娘が当夜が御者をするのを反対した理由は、マッサージだ。御者をすれば労いの為、心の籠もったマッサージをしてくれると信じ切っていて、当夜とのスキンシップを図りたかっただけなのだ。この後誰が当夜に御者を教えるかで盛大に喧嘩するとかしないとか。
ダンジョン入り口に着くと、既に多くの関係者や、これから入るのであろう冒険者が集まっていた。
時間になり、ちょっとしたセレモニーが行われ、第一陣の冒険者がダンジョンに挑んで行った。昨日の今日でよくもまあ集まったと感心した。まずは6パーティーが挑んで行き、当夜達は笑顔で送り出すのだった。
育成ダンジョンの事は遠からず近隣諸国に伝わるだろう。
当夜達はマスタールームに入り、備え付けのモニターで冒険者の同様子をを見ていた。
何故かモニターがあるのだ。
順調に進んでいるようで、お宝箱には魔石が適時入ってきている。甘々の最低の難易度設定だからドロップされるのは微々たるものだが、皆で見いっていた。
ふとコンソールを見ていると面白い設定を発見した。ペナルティーの設定だ。
ダンジョン内で他のパーティーの冒険者から盗みをはたらいたり、暴力を振るった場合等のだ。勿論パーティー内の事であったり、勿論強姦も含まれる。勿論犯罪をやられている方がそう思うのと、犯罪を犯している側がそうしている認識でもアウトにした。これは睡眠強盗や強姦を想定している。
想定はけしからん事をする奴だからどうしようかと皆に相談すると「裸にしちゃえ!」「ダンジョンから矯正排出」矯正?って何?「強烈な匂い発生」「モンスターを呼び寄せるフェロモン発生させるのは?」等意見が出た。当夜は決断した。死亡者と同じ扱いにする。つまり裸にしちゃえを採用した。
そういった設定をした事は敢えて公表しない。口コミで広がる方が良いのと、悪い事をする奴らは身を持って経験してもらうに限ると当夜は皆に説明していた。
ある程度堪能したので、屋敷の建設現場をちらっと見てから帰宅の途に付いたのだった。既に更地になっていて基礎工事の準備に入っていて驚いていた。
アモネス「当夜!ダメだよ。ここトイレじゃないよ」
アモネスは当夜の体を揺する。正気に戻った当夜が
当夜「やあアモネス?どうかした?」
当夜は下着まで下げられた状態でアモネスに向き直ったから、アモネスは真っ赤である。手で顔を覆うが、しっかり指の隙間からガン見していたりする。
アモネス「当夜お願いだからパンツを穿いて。あなたそこに、おしっこしようとしたのよ」
当夜は自分の下半身が御開帳なのにようやく気が付き、慌てて向きを変え服を正す。
当夜「すまない。寝ぼけていたのかな?ひょっとして見た?」
当夜はわざとクネクネしながら聞いた。
アモネス「当夜のばかー!もう、知らないんだから。早くトイレに行ってきてよ」
当夜はアモネスの頭をポンポンと撫でてから用を足しに行って、また寝た。
何故かアモネスは抱きついて来るので優しく抱きしめ、背中を擦る。直ぐにアモネスが寝息を立てたので当夜も眠りについた。
閲兵式ではダンジョンから駆けつけたギルドマスターが、育成ダンジョンの発表をしていた。
今日は昼から開会式を入り口で行うというので、メイド以外は参加になった。
特に予定もなかったので、こういうのも良いかな程度の気軽さだ。しっかりおやつも持って行く。
朝になり当夜が目覚めると既にアモネスはいなかった。まだ早いのでゆっくり身支度をして朝食を頂きに向かう。
メイドの二人が弁当を作ってくれていた。セレーシャがアリーヤに当夜達に渡す係りを任せていた。
当夜はセレーシャに少しお金を渡して、服とか化粧品を買ってきなさいと言い、いってきますと手を振りダンジョンに向けて出発したのだった。
皆で代わる代わる御者をし、当夜もケイトもそしてルナも教えて貰っていた。
何があるか分からないから、全員が御者をできるようにしようとなったのだ。
当夜が御者をやると言うと皆反対したのだが、
当夜「何があるか分からない。別行動を取ったり、皆が病気になったりして俺が御者をやらざるを得ない時があると思う。あくまで万が一に備え、全員御者を出来るようにしたいんだ。ケイトもね」
渋々納得してくれたのだった。但し、三人娘が当夜が御者をするのを反対した理由は、マッサージだ。御者をすれば労いの為、心の籠もったマッサージをしてくれると信じ切っていて、当夜とのスキンシップを図りたかっただけなのだ。この後誰が当夜に御者を教えるかで盛大に喧嘩するとかしないとか。
ダンジョン入り口に着くと、既に多くの関係者や、これから入るのであろう冒険者が集まっていた。
時間になり、ちょっとしたセレモニーが行われ、第一陣の冒険者がダンジョンに挑んで行った。昨日の今日でよくもまあ集まったと感心した。まずは6パーティーが挑んで行き、当夜達は笑顔で送り出すのだった。
育成ダンジョンの事は遠からず近隣諸国に伝わるだろう。
当夜達はマスタールームに入り、備え付けのモニターで冒険者の同様子をを見ていた。
何故かモニターがあるのだ。
順調に進んでいるようで、お宝箱には魔石が適時入ってきている。甘々の最低の難易度設定だからドロップされるのは微々たるものだが、皆で見いっていた。
ふとコンソールを見ていると面白い設定を発見した。ペナルティーの設定だ。
ダンジョン内で他のパーティーの冒険者から盗みをはたらいたり、暴力を振るった場合等のだ。勿論パーティー内の事であったり、勿論強姦も含まれる。勿論犯罪をやられている方がそう思うのと、犯罪を犯している側がそうしている認識でもアウトにした。これは睡眠強盗や強姦を想定している。
想定はけしからん事をする奴だからどうしようかと皆に相談すると「裸にしちゃえ!」「ダンジョンから矯正排出」矯正?って何?「強烈な匂い発生」「モンスターを呼び寄せるフェロモン発生させるのは?」等意見が出た。当夜は決断した。死亡者と同じ扱いにする。つまり裸にしちゃえを採用した。
そういった設定をした事は敢えて公表しない。口コミで広がる方が良いのと、悪い事をする奴らは身を持って経験してもらうに限ると当夜は皆に説明していた。
ある程度堪能したので、屋敷の建設現場をちらっと見てから帰宅の途に付いたのだった。既に更地になっていて基礎工事の準備に入っていて驚いていた。
1
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
死にたくない、若返りたい、人生やり直したい、還暦親父の異世界チート無双冒険譚
克全
ファンタジー
田中実は60歳を前にして少し心を病んでいた。父親と祖母を60歳で亡くした田中実は、自分も60歳で死ぬのだと思ってしまった。死にたくない、死ぬのが怖い、永遠に生きたいと思った田中実は、異世界行く方法を真剣に探した。過去に神隠しが起ったと言われている場所を巡り続け、ついに異世界に行ける場所を探し当てた。異世界に行って不老不死になる方法があるかと聞いたら、あると言われたが、莫大なお金が必要だとも言われた。田中実は異世界と現世を行き来して金儲けをしようとした。ところが、金儲け以前に現世の神の力が異世界で使える事が分かり、異世界でとんでもない力を発揮するのだった。
俺だけレベルアップできる件~ゴミスキル【上昇】のせいで実家を追放されたが、レベルアップできる俺は世界最強に。今更土下座したところでもう遅い〜
平山和人
ファンタジー
賢者の一族に産まれたカイトは幼いころから神童と呼ばれ、周囲の期待を一心に集めていたが、15歳の成人の儀で【上昇】というスキルを授けられた。
『物質を少しだけ浮かせる』だけのゴミスキルだと、家族からも見放され、カイトは家を追放されることになった。
途方にくれるカイトは偶然、【上昇】の真の力に気づく。それは産まれた時から決まり、不変であるレベルを上げることができるスキルであったのだ。
この世界で唯一、レベルアップできるようになったカイトは、モンスターを倒し、ステータスを上げていく。
その結果、カイトは世界中に名を轟かす世界最強の冒険者となった。
一方、カイトの家族は彼の活躍を耳にしてカイトを追放したことを後悔するのであった。
おっさんの異世界建国記
なつめ猫
ファンタジー
中年冒険者エイジは、10年間異世界で暮らしていたが、仲間に裏切られ怪我をしてしまい膝の故障により、パーティを追放されてしまう。さらに冒険者ギルドから任された辺境開拓も依頼内容とは違っていたのであった。現地で、何気なく保護した獣人の美少女と幼女から頼られたエイジは、村を作り発展させていく。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
迷い人 ~異世界で成り上がる。大器晩成型とは知らずに無難な商人になっちゃった。~
飛燕 つばさ
ファンタジー
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。
彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。
独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。
この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。
※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる