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第3章
第240話 ぺったんこは世界を救う
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ドラゴンがこちらに向かって飛んできたが、俺はお構いなしに上空に上がる。
みっちゃんに予め棒を仕込んだ投網を渡しており、その両端はロープが付けられている。
ドラゴンがニーナの方に向かって飛んでくるので、ロープを持って左右に散り、ここぞと言う場面でロープを引いて網を起こす。
網でドラゴンを食い止めるのではなく絡める為なので、網に突っ込むとロープの先に付いた石を反対側に投げる。
すると、どうにもならないレベルでドラゴンが絡まり、なすすべもなく転がっていく。
そしてのそ上から・・・・ヒューン・・・ドッゴーン!
勿論ぺったんこさんですわ!
「もう出てこないのかな?」
「あれじゃあないですか?」
建物の入口から2足歩行の魔物が出てきた。
建物は窓もなくただの柱にしか見えないが、よく見るとはめ殺しの窓がなくもない。
魔物は次から次へと出てくる。
「元を断たないと駄目だな」
俺達に近付いてくる飛行型の魔物はアイリーンが弓やロケットランチャーで倒している。
取り敢えず建物の真上に行き、天井まで上がる。
「あーあー!?聞こえているか?絶対に建物へ近付くなよ」
「聞こえたわよ!早くして!あまり長い事持たないわよ!もう!数が多いわよ!」
みっちゃんから悲痛な声が聞こえる。
「よし、行くか?」
「ぺったんこですよね?」
「そう。3,2,1,0」
ビューン・・・ドッゴーン!
頭の中に謎メッセージが来た。
【魔王討伐完了を確認しました】
実に呆気なかった。
建物ごと押し潰したのだ。死んだ事に気が付かないうちに死んだだろう。
「ぺったんこさんお疲れ様です!」
「さあ、みんなを助けに行くか!」
魔王討伐はあっさり終わったのだが、これからは残った魔物の掃討戦だ。
ニーナは風の腕輪を使いウインドカッターを繰り出し、シャルルは杖からファイヤーボールやアイスボールを中心に放っており、時折フレイムランス等を織り交ぜている。
みっちゃんは重火器をぶっ放しており、恍惚に浸っている。
アウィンはセレネと近接戦闘を繰り広げており、アイリーンは俺の背中の上からスナイパーライフルで倒していく。
今の俺は運搬屋だ。
俺は着地すると建物を押し潰した岩側から斬り込んで行く。
アイリーンはと言うと岩の上にて寝転がり、やはりスナイパーライフルで魔物を討ち取っていく。
やがて動く魔物がいなくなり、俺は建物を押し潰した岩を収納した。
すると背後から先程の女が絡みついてきて股間を弄る。
俺が剣を振るとさっと下がり、俺に跪いた。
「主様、ご命令を。伽がよろしければこの場で致しますが、ベッドがありませんので後ろからになるかと思いますが宜しいでしょうか?」
すると裸同然の服だったが脱ぎ出した。
「ま、待て。脱がなくて良い。お前は何者だ?俺に下ったのは分かるが」
「失礼致しました。このダンジョンの管理人を致しておりますサキュバスのコリナルスと申します」
「俺がなぜ君の主になった?」
「魔王を倒したからです。ダンジョンマスターを殺した者が新たなマスターとなります。その者がこのダンジョンに付随する私を配下におく事になります。前マスターの魔王を殺した貴方様が私の新たなマスターにございます。どうぞ私めに精をぶつけてください」
「それは別にいらないんで。それよりもこのダンジョンの事についてだが・・・」
1000年前に魔王が作ったダンジョンで、このサキュバスは魔物から精を貰い生き永らえてきた。
話を聞くと少し工夫のあるダンジョンにして、冒険者を鍛える事が可能だった。
面倒だからこのサキュバスにそのまま管理を任せたが、入り口までの道を整備して稼ぐ事の可能なダンジョンとし、町を作る事にした。
次に魔王が現れたとしても根城にされないように。
ただ、サキュパスも生き残っていて、このサキュバスの管理に入った。
魅了は禁止し、襲われた時の自衛以外は人を傷付ける事を禁じた。
数ヶ月後面倒だからと運営を任せた事を公開した。
エロの殿堂と化したからだ。
ある程度魔物を討伐しないと外に溢れるので、冒険者に入って貰う必要がある。
だが、あのサキュバスは自らが倒した魔物の魔石を換金した貢献度に応じ性的なサービスを提供した。
プラスして少しの精を吸う事を報酬とし過激なオプションが話題になり、連日盛況だった。
各種ドロップアイテムなどで町は潤う事になる。
その為今更止められなかったが、俺は一大性産業の町を生み出してしまった。
冒険者達は目をギラギラさせてエッチを目的としダンジョンにこもるが、その冒険者を相手にしたサービスが大盛況となり・・・大陸最大の町になったのはまた別のお話。
やはりエロのパワーは凄いです。
真面目な話として昔ビデオデッキが普及したのは、アダルトなビデオを見る為に買う者が多く、一気に普及したのだとか。
また、この町のお陰で性犯罪が激減しており、必要悪の体をなしていた。
だから俺が死んだ後もそのまま機能し続けたとか、後の裏歴史書に犯罪件数を半減させた性の伝道師となり、俺の死後トチロウタウンに改名されたとかなかったとか・・・
そんな未来が待っているとはついぞ知らず、まずは瓦礫をのけて、ドロップ品や魔石を回収する。
そうして魔王の魔石を回収した後はダンジョンを去り、クマーシャルへと凱旋するのであった。
みっちゃんに予め棒を仕込んだ投網を渡しており、その両端はロープが付けられている。
ドラゴンがニーナの方に向かって飛んでくるので、ロープを持って左右に散り、ここぞと言う場面でロープを引いて網を起こす。
網でドラゴンを食い止めるのではなく絡める為なので、網に突っ込むとロープの先に付いた石を反対側に投げる。
すると、どうにもならないレベルでドラゴンが絡まり、なすすべもなく転がっていく。
そしてのそ上から・・・・ヒューン・・・ドッゴーン!
勿論ぺったんこさんですわ!
「もう出てこないのかな?」
「あれじゃあないですか?」
建物の入口から2足歩行の魔物が出てきた。
建物は窓もなくただの柱にしか見えないが、よく見るとはめ殺しの窓がなくもない。
魔物は次から次へと出てくる。
「元を断たないと駄目だな」
俺達に近付いてくる飛行型の魔物はアイリーンが弓やロケットランチャーで倒している。
取り敢えず建物の真上に行き、天井まで上がる。
「あーあー!?聞こえているか?絶対に建物へ近付くなよ」
「聞こえたわよ!早くして!あまり長い事持たないわよ!もう!数が多いわよ!」
みっちゃんから悲痛な声が聞こえる。
「よし、行くか?」
「ぺったんこですよね?」
「そう。3,2,1,0」
ビューン・・・ドッゴーン!
頭の中に謎メッセージが来た。
【魔王討伐完了を確認しました】
実に呆気なかった。
建物ごと押し潰したのだ。死んだ事に気が付かないうちに死んだだろう。
「ぺったんこさんお疲れ様です!」
「さあ、みんなを助けに行くか!」
魔王討伐はあっさり終わったのだが、これからは残った魔物の掃討戦だ。
ニーナは風の腕輪を使いウインドカッターを繰り出し、シャルルは杖からファイヤーボールやアイスボールを中心に放っており、時折フレイムランス等を織り交ぜている。
みっちゃんは重火器をぶっ放しており、恍惚に浸っている。
アウィンはセレネと近接戦闘を繰り広げており、アイリーンは俺の背中の上からスナイパーライフルで倒していく。
今の俺は運搬屋だ。
俺は着地すると建物を押し潰した岩側から斬り込んで行く。
アイリーンはと言うと岩の上にて寝転がり、やはりスナイパーライフルで魔物を討ち取っていく。
やがて動く魔物がいなくなり、俺は建物を押し潰した岩を収納した。
すると背後から先程の女が絡みついてきて股間を弄る。
俺が剣を振るとさっと下がり、俺に跪いた。
「主様、ご命令を。伽がよろしければこの場で致しますが、ベッドがありませんので後ろからになるかと思いますが宜しいでしょうか?」
すると裸同然の服だったが脱ぎ出した。
「ま、待て。脱がなくて良い。お前は何者だ?俺に下ったのは分かるが」
「失礼致しました。このダンジョンの管理人を致しておりますサキュバスのコリナルスと申します」
「俺がなぜ君の主になった?」
「魔王を倒したからです。ダンジョンマスターを殺した者が新たなマスターとなります。その者がこのダンジョンに付随する私を配下におく事になります。前マスターの魔王を殺した貴方様が私の新たなマスターにございます。どうぞ私めに精をぶつけてください」
「それは別にいらないんで。それよりもこのダンジョンの事についてだが・・・」
1000年前に魔王が作ったダンジョンで、このサキュバスは魔物から精を貰い生き永らえてきた。
話を聞くと少し工夫のあるダンジョンにして、冒険者を鍛える事が可能だった。
面倒だからこのサキュバスにそのまま管理を任せたが、入り口までの道を整備して稼ぐ事の可能なダンジョンとし、町を作る事にした。
次に魔王が現れたとしても根城にされないように。
ただ、サキュパスも生き残っていて、このサキュバスの管理に入った。
魅了は禁止し、襲われた時の自衛以外は人を傷付ける事を禁じた。
数ヶ月後面倒だからと運営を任せた事を公開した。
エロの殿堂と化したからだ。
ある程度魔物を討伐しないと外に溢れるので、冒険者に入って貰う必要がある。
だが、あのサキュバスは自らが倒した魔物の魔石を換金した貢献度に応じ性的なサービスを提供した。
プラスして少しの精を吸う事を報酬とし過激なオプションが話題になり、連日盛況だった。
各種ドロップアイテムなどで町は潤う事になる。
その為今更止められなかったが、俺は一大性産業の町を生み出してしまった。
冒険者達は目をギラギラさせてエッチを目的としダンジョンにこもるが、その冒険者を相手にしたサービスが大盛況となり・・・大陸最大の町になったのはまた別のお話。
やはりエロのパワーは凄いです。
真面目な話として昔ビデオデッキが普及したのは、アダルトなビデオを見る為に買う者が多く、一気に普及したのだとか。
また、この町のお陰で性犯罪が激減しており、必要悪の体をなしていた。
だから俺が死んだ後もそのまま機能し続けたとか、後の裏歴史書に犯罪件数を半減させた性の伝道師となり、俺の死後トチロウタウンに改名されたとかなかったとか・・・
そんな未来が待っているとはついぞ知らず、まずは瓦礫をのけて、ドロップ品や魔石を回収する。
そうして魔王の魔石を回収した後はダンジョンを去り、クマーシャルへと凱旋するのであった。
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