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第3章
第180話 城を出す!そして群衆が・・・
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朝食の後、城のあった場所に行くと、騎士達が指揮をして周辺に人を近付けさせないようにしていた。
俺は地下で指揮をしていた者達に他に誰もいない事を確認し、誰もいなくなってから地上に上がった。
腰まで水に浸かっていたが、その水はかなり臭かった。
下水は下水処理場に向かうのだが、その一部が流れたのだと思う。
俺はウォーターとウインドの魔導具を使い、己を水で洗い流し、風で水気を飛ばした。俺の大切な女性陣は警備の関係からセレネ以外は騎士団分団の建物の屋上から見ている。
セレネだけは俺の護衛だ。
ニーナは皆の警護だ!
「よし、これから城を出して本来の位置に戻す」
そして地面に手を付き、元の位置に出現するように念じながら城を出す事になる。
周りには大勢の者が押しかけており、固唾を飲んで見守っている。
俺が慎重に城を出す位置を調整し、決まったのでさあ出そうとなった時に周りをみたが、かなり増えていて驚いた。
誰かがカウントダウンを始めたのだが、群衆もそれに乗り大きなウェーブとなっているので俺はえっ?となった。
しかし、今更カウントダウンを無視出来ず、カウントダウンが終わるのを待ち、0となった時に城を出した。
勿論タイミングはドンピシャだよ!
一瞬で城が出現し、段々と沈んでいく。
そう、水があったから浮いていたが、当然ながら沈んでいく。
というよりも、基礎の隙間から水は地上に押し出され、スーッと底に降りていき、やがて本来の位置に収まった。
ギシギシと嫌なきしみ音が響き渡り、皆固唾をのんでいたが、俺は近くにいるから当たり前だが、不用意に近くにいた者達に地下に溜まった水が襲い掛かり、それにより悲鳴が聞こえる。
しかし、建物が崩れる事もなくその姿が見て取れほっとした。
俺は咄嗟にセレネを抱えて飛翔し、靴を濡らした程度で、勿論セレネは濡らさない。
セレネを肩に乗せる形にして城より高く飛び、カメラで俯瞰した写真を撮影した。
その後城の一番高い所に向かう。
屋根に出ると群衆はひれ伏していた。
そして家臣の1人がつい叫んでしまった。
「流石に真の勇者様だ!皇帝陛下万歳!」
兵士がつられて皇帝陛下万歳とやりだし、それが群衆にも広がり俺は冷や汗が出た。
わざとではないのは分かるが、否応なしに皇帝を擁立した事が瞬く間に広がってしまうだろう。
それが俺だという事に辿り着くのも時間の問題だろう・・・
最初こそ規制線が2重に張られていて、外側に人がいたが、俺が準備に気を取られている間に内側の規制線まで噂を聞きつけた人が押し掛けていた。
はっきりと情報を規制する前に俺が気絶したのもあり、誰かがリークしたようだ。
多分シャルルが情報を流し、今から城を戻すように俺を誘導したのだろう。
見た目はおっとりとした人畜無害なお姫様は、中々のやり手だ。
俺が方向性を明確にし、彼女に伝えていないから独自に動いた結果だろう。
つまり俺が甘かった。
勿論責められないが、恐らくシャルルの予定外の事態に発展していると思われる。
皇帝の話も配慮が見られたのだが、現実離れしていたのだと今更気が付いた。
こうなると魔王とやらを倒した後に何処かでひっそりと暮らしたくなる。
愛する人とひっそりと・・・最早妄想の類か?
俺は屋根にいてそこから群衆に手を振り、混乱を避けるべく真っ先に城に入った。
正確には手を振ったのはマスコットキャラクターと化したセレネだが、群衆から歓声が湧き上がっていた。
家臣か騎士の誰かが、そんなとか、手順が!と叫んでいたが、そんなん知らんわ。
聞いとらんし。
セレネは不思議そうにしていた。
「皇帝陛下ってレオンの事?偉い人になったんか?」
「面倒くさいからやなんだけどさ、なんか俺が皇帝ってのをやらんといけないらしいんだよ。柄じゃないんだけどな」
「セレネいらない子になるんか?」
「そんな訳ないぞ。セレネには俺の事をずっと守って欲しいから、これからも近くにいてくれよ!」
「うん。番だから頑張るのだ!」
俺とセレネは2人して城のあちこちを見て回り、ダメージが入ったと思われる所をカメラに収めた。また、紙に場所と写真のファイルナンバーを記載し後で誰かに引き継ごうとした。幸い構造体の重要そうな箇所は特にダメージもなく、これから配管屋が大変かな?と思う。
ただ、皆俺のする事に口出しせず、家臣達は俺がどこを気にして調査しているのかを記録に残していて、追い付いてきたシャルルが申し訳無さそうにし、俺の前に来るとビクビクしているのが分かる。
流石に文句を言われると身構えている。
「色々段取りをしてくれたのはシャルルだろ?有り難うな。群衆のコントロールは難しそうだな。流石にあれは予測外か?」
「陛下、申し訳ございません。まさかあそこまで大騒ぎになるとは・・・」
「そりゃあ、万事計画通りに行けば誰も苦労しないさ。あの汚水は誰かにきれいにしてもらわないと出しな。よくよく考えればあそこに溜まった水が溢れるのは当たり前だが、俺がこの異常事態に頭が回らなかったのと同じだ。それと今は人目があるから仕方がないが、身内だけの時は流石に陛下とは言われたくないからね!」
「へ、陛下!人前で子供扱いされると困ります!肉体的には私の方が歳上なのですわよ。意地悪な方」
シャルルの頭を撫でると、子供扱いしないでと拗ねられた。
だが、初めて見るその困ったような表情にクラっとしたというか、嗜虐心がそそるのだが、それでも踏み留まり面倒な儀式をさくっと終わらせよう!となった。
勿論濡れた服は着替える必要がある為、別室に向かうのであった。
俺は地下で指揮をしていた者達に他に誰もいない事を確認し、誰もいなくなってから地上に上がった。
腰まで水に浸かっていたが、その水はかなり臭かった。
下水は下水処理場に向かうのだが、その一部が流れたのだと思う。
俺はウォーターとウインドの魔導具を使い、己を水で洗い流し、風で水気を飛ばした。俺の大切な女性陣は警備の関係からセレネ以外は騎士団分団の建物の屋上から見ている。
セレネだけは俺の護衛だ。
ニーナは皆の警護だ!
「よし、これから城を出して本来の位置に戻す」
そして地面に手を付き、元の位置に出現するように念じながら城を出す事になる。
周りには大勢の者が押しかけており、固唾を飲んで見守っている。
俺が慎重に城を出す位置を調整し、決まったのでさあ出そうとなった時に周りをみたが、かなり増えていて驚いた。
誰かがカウントダウンを始めたのだが、群衆もそれに乗り大きなウェーブとなっているので俺はえっ?となった。
しかし、今更カウントダウンを無視出来ず、カウントダウンが終わるのを待ち、0となった時に城を出した。
勿論タイミングはドンピシャだよ!
一瞬で城が出現し、段々と沈んでいく。
そう、水があったから浮いていたが、当然ながら沈んでいく。
というよりも、基礎の隙間から水は地上に押し出され、スーッと底に降りていき、やがて本来の位置に収まった。
ギシギシと嫌なきしみ音が響き渡り、皆固唾をのんでいたが、俺は近くにいるから当たり前だが、不用意に近くにいた者達に地下に溜まった水が襲い掛かり、それにより悲鳴が聞こえる。
しかし、建物が崩れる事もなくその姿が見て取れほっとした。
俺は咄嗟にセレネを抱えて飛翔し、靴を濡らした程度で、勿論セレネは濡らさない。
セレネを肩に乗せる形にして城より高く飛び、カメラで俯瞰した写真を撮影した。
その後城の一番高い所に向かう。
屋根に出ると群衆はひれ伏していた。
そして家臣の1人がつい叫んでしまった。
「流石に真の勇者様だ!皇帝陛下万歳!」
兵士がつられて皇帝陛下万歳とやりだし、それが群衆にも広がり俺は冷や汗が出た。
わざとではないのは分かるが、否応なしに皇帝を擁立した事が瞬く間に広がってしまうだろう。
それが俺だという事に辿り着くのも時間の問題だろう・・・
最初こそ規制線が2重に張られていて、外側に人がいたが、俺が準備に気を取られている間に内側の規制線まで噂を聞きつけた人が押し掛けていた。
はっきりと情報を規制する前に俺が気絶したのもあり、誰かがリークしたようだ。
多分シャルルが情報を流し、今から城を戻すように俺を誘導したのだろう。
見た目はおっとりとした人畜無害なお姫様は、中々のやり手だ。
俺が方向性を明確にし、彼女に伝えていないから独自に動いた結果だろう。
つまり俺が甘かった。
勿論責められないが、恐らくシャルルの予定外の事態に発展していると思われる。
皇帝の話も配慮が見られたのだが、現実離れしていたのだと今更気が付いた。
こうなると魔王とやらを倒した後に何処かでひっそりと暮らしたくなる。
愛する人とひっそりと・・・最早妄想の類か?
俺は屋根にいてそこから群衆に手を振り、混乱を避けるべく真っ先に城に入った。
正確には手を振ったのはマスコットキャラクターと化したセレネだが、群衆から歓声が湧き上がっていた。
家臣か騎士の誰かが、そんなとか、手順が!と叫んでいたが、そんなん知らんわ。
聞いとらんし。
セレネは不思議そうにしていた。
「皇帝陛下ってレオンの事?偉い人になったんか?」
「面倒くさいからやなんだけどさ、なんか俺が皇帝ってのをやらんといけないらしいんだよ。柄じゃないんだけどな」
「セレネいらない子になるんか?」
「そんな訳ないぞ。セレネには俺の事をずっと守って欲しいから、これからも近くにいてくれよ!」
「うん。番だから頑張るのだ!」
俺とセレネは2人して城のあちこちを見て回り、ダメージが入ったと思われる所をカメラに収めた。また、紙に場所と写真のファイルナンバーを記載し後で誰かに引き継ごうとした。幸い構造体の重要そうな箇所は特にダメージもなく、これから配管屋が大変かな?と思う。
ただ、皆俺のする事に口出しせず、家臣達は俺がどこを気にして調査しているのかを記録に残していて、追い付いてきたシャルルが申し訳無さそうにし、俺の前に来るとビクビクしているのが分かる。
流石に文句を言われると身構えている。
「色々段取りをしてくれたのはシャルルだろ?有り難うな。群衆のコントロールは難しそうだな。流石にあれは予測外か?」
「陛下、申し訳ございません。まさかあそこまで大騒ぎになるとは・・・」
「そりゃあ、万事計画通りに行けば誰も苦労しないさ。あの汚水は誰かにきれいにしてもらわないと出しな。よくよく考えればあそこに溜まった水が溢れるのは当たり前だが、俺がこの異常事態に頭が回らなかったのと同じだ。それと今は人目があるから仕方がないが、身内だけの時は流石に陛下とは言われたくないからね!」
「へ、陛下!人前で子供扱いされると困ります!肉体的には私の方が歳上なのですわよ。意地悪な方」
シャルルの頭を撫でると、子供扱いしないでと拗ねられた。
だが、初めて見るその困ったような表情にクラっとしたというか、嗜虐心がそそるのだが、それでも踏み留まり面倒な儀式をさくっと終わらせよう!となった。
勿論濡れた服は着替える必要がある為、別室に向かうのであった。
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