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第120話 子供達への付与
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母君は16歳で嫁ぎ、17歳で娘を産んだそうだ。
つまり国王の姉は11歳。小学5か6年生だ。
母君に対して賢者になりきった俺は、今度は怖いおネェさんに別の、つまり理不尽な仕打ちを受ける。
「貴様!前皇后様の胸を見ておきながら反応しないとはどういう事なのだ!理由如何ではちょん切るぞ!」
「ちょっと待て!反応したらちょん切るとか言っていなかったか!?だから必死に抑えたのに!」
「貴様!普通ご母堂様程の美貌ならつい襲ってしまい、Pな事や、PをPしてzyzするのが礼儀だろうに!そして陛下の義理の父親にならぬかァァァァァ!」
ハァハァハァハァと息を荒くして力説していた。
「あらあら。私振られましたのね。アッテンボロー様は紳士様なのですね。これでは娘に反応して責任を負わせる事が出来ませんわね・・・」
皆が俺が母君に反応せずただスキル付与を行なった事に対して称賛もあれば、あれだけの美人の半裸を目の前にして・・・非難の声もあがり、言いたい放題だった。
ため息しか出ないが、今は11歳の幼女が半裸にはなりスキル付与を待っている。
禁断の幼女のまな板にお触り・・・
無事にスキル付与は終わり、次に国王の待つ部屋に半ば逃げるように行ったよ。
女性陣の色々な視線が痛かったからさ。
で、母君は勿論、妻達もついてくる・・・
国王は母君からスキル付与をされた事を聞き、早く早くとウズウズしていた。
何せ持っているのは非戦闘系のみ。
剣術や身体能力向上等のスキルは持っていない。
成長と共にこれから生えるかもだが、どの段階でスキルが確定するかは諸説あるそうだ。
生まれつきで、大人になると封印状態だったのが開放されるとか、ある年齢までなら訓練等で後天的にスキルが生える等の意見がある。
しかし、国王は身長が低く、剣術訓練が苦手だった。
城にある魔石を鑑定すると剣術があり、今回付与するのは3つとしたが、剣術は即答で選んでいた。
残りは俺達がアドバイスした。
身体能力向上と防御力向上だ。
基本的に騎士達が守るが、彼らが駆け付けるまで身を守るのが最善と判断したのだ。
彼に突飛なスキルはいらない。
基本だが強力であり、持ち堪えられる可能性が高いスキルを与えた。
特に剣術を得た事がやたらと嬉しかったようで、俺は練兵場にて相対していた。
スキルに慣れる為だ。
剣術スキルを使うと飛躍的に強くなる。
剣道だと全国大会出場レベルだ。
だがそれまでだ。
スキルにはパターンがある。
攻撃パターンが読みやすいので、次の攻撃が予測しやすく簡単に対処できるのだ。
知能の低い奴や魔物相手なら無双する。
また、ある程度の腕前があるとスキルが生え、スキルに付属する技を使える。
斬撃を飛ばすのは剣技ではむりだから、持っていると戦いの幅が広がる。
そうしてスキルに使われるなとの最初の教えを行い、俺は師匠となったのだった。
つまり国王の姉は11歳。小学5か6年生だ。
母君に対して賢者になりきった俺は、今度は怖いおネェさんに別の、つまり理不尽な仕打ちを受ける。
「貴様!前皇后様の胸を見ておきながら反応しないとはどういう事なのだ!理由如何ではちょん切るぞ!」
「ちょっと待て!反応したらちょん切るとか言っていなかったか!?だから必死に抑えたのに!」
「貴様!普通ご母堂様程の美貌ならつい襲ってしまい、Pな事や、PをPしてzyzするのが礼儀だろうに!そして陛下の義理の父親にならぬかァァァァァ!」
ハァハァハァハァと息を荒くして力説していた。
「あらあら。私振られましたのね。アッテンボロー様は紳士様なのですね。これでは娘に反応して責任を負わせる事が出来ませんわね・・・」
皆が俺が母君に反応せずただスキル付与を行なった事に対して称賛もあれば、あれだけの美人の半裸を目の前にして・・・非難の声もあがり、言いたい放題だった。
ため息しか出ないが、今は11歳の幼女が半裸にはなりスキル付与を待っている。
禁断の幼女のまな板にお触り・・・
無事にスキル付与は終わり、次に国王の待つ部屋に半ば逃げるように行ったよ。
女性陣の色々な視線が痛かったからさ。
で、母君は勿論、妻達もついてくる・・・
国王は母君からスキル付与をされた事を聞き、早く早くとウズウズしていた。
何せ持っているのは非戦闘系のみ。
剣術や身体能力向上等のスキルは持っていない。
成長と共にこれから生えるかもだが、どの段階でスキルが確定するかは諸説あるそうだ。
生まれつきで、大人になると封印状態だったのが開放されるとか、ある年齢までなら訓練等で後天的にスキルが生える等の意見がある。
しかし、国王は身長が低く、剣術訓練が苦手だった。
城にある魔石を鑑定すると剣術があり、今回付与するのは3つとしたが、剣術は即答で選んでいた。
残りは俺達がアドバイスした。
身体能力向上と防御力向上だ。
基本的に騎士達が守るが、彼らが駆け付けるまで身を守るのが最善と判断したのだ。
彼に突飛なスキルはいらない。
基本だが強力であり、持ち堪えられる可能性が高いスキルを与えた。
特に剣術を得た事がやたらと嬉しかったようで、俺は練兵場にて相対していた。
スキルに慣れる為だ。
剣術スキルを使うと飛躍的に強くなる。
剣道だと全国大会出場レベルだ。
だがそれまでだ。
スキルにはパターンがある。
攻撃パターンが読みやすいので、次の攻撃が予測しやすく簡単に対処できるのだ。
知能の低い奴や魔物相手なら無双する。
また、ある程度の腕前があるとスキルが生え、スキルに付属する技を使える。
斬撃を飛ばすのは剣技ではむりだから、持っていると戦いの幅が広がる。
そうしてスキルに使われるなとの最初の教えを行い、俺は師匠となったのだった。
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