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第119話 母君の覚悟
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どうしてこうなった!?
今俺は股間にナイフを突き付けられ、背後に怖いオネェさんに睨まれている状態で妖艶な美女の胸を直接触っている。
冷や汗がでるが、美人過ぎる未亡人の生乳を見て触っている事に微塵も興奮しないどころか、必死になって賢者になっている。
20代後半の淑女だ。
色気が凄いのなんの。
結婚前は彼女を巡り決闘で死人が出たのだとか・・・
俺が少しでも興奮したら後夫に迎えられるとかないとか言われ、宦官にしてやるとも言われた。
その美貌から子供がいなかったら妻の1人にするのは政治的にやぶさかではないのだが、子の親になる覚悟も気概もまだなく、妻にとの話を摂政からちらっと耳打ちされた時に断っている。
摂政からは先ずは母君にスキル付与を行い、その時に一切興奮しなかったら諦めると言われた。
それとは別に美人だが非常に怖いオネェさんに、姫様に欲情したら切り落とす!と脅されていた。
な、何を切り落とすのですか?
コホン。先の話し合いの後、城にある魔石の選別が行われており、鑑定してリスト化をしていた。
自衛のスキルとして
隠密
身体能力向上
この2つを母君に付与する事になった。
女だらけの中に勿論男は俺だけだ。
国王とその姉にも付与するが、その前に生活系のスキルを執事に施し、次は母君にとなり、男はシャットアウトしていた。
俺は背中を向けた上に目隠しをされ、恥ずかしそうに胸を隠している母君を想像し準備が終わった後目隠しを外された。
するとそこにはその美しさに人妻でこれは反則だよな!と思う見事な双丘があり、微塵も恥ずかしそうにせず、まるで服を着ているように堂々としており、背筋を伸ばしていた。
流石だ。
ある意味生唾を飲み込む状況だ。
先ずはバスタオルで胸を隠してから、魔石を見せながら最終確認をして今に至る。
どうしようかと思ったが、1つ目を付与すると直ぐに鑑定し、付与が成功している事を確認した。
その後母君に問題ないか確認する。
「1つ目は無事付与できました。体調に変化がなければそのまま2つ目を付与したいのですが大丈夫ですか?」
「アッテンボロー様、ご配慮ありがとうございます。スキルを与えられたからか、爽快な気分ですわ。このまま次もお願いします」
2つ目を成功させと言うか、今まで付与が失敗した事は無いが、鑑定結果に満足すると胸をバスタオルで隠し、背中を向いて服を着てもらった。
念の為に経過観察をするので、服を着る様子を見ていた。
メイドが数人掛かりで着せていたが、王族、貴族の女の着替えは大変なんだなと、コルセットを着せられる様を見ていた。
次に国王の姉だが、その前に12歳の女の子にナイフ術を付与する。
子供に付与した事が無いと伝えると、どこからともなく連れてきた女の子へ先に付与するよう指示された。
もしもこの子に万が一があれば、この子の親族にあり得ない金貨が送られるとの事と、成功の暁には王女付きの専属侍女になれるのだそうだ。
そういう候補が城にはいるとか・・・
そんなこんなで、次は幼女へスキル付与をする事になったのだった。
今俺は股間にナイフを突き付けられ、背後に怖いオネェさんに睨まれている状態で妖艶な美女の胸を直接触っている。
冷や汗がでるが、美人過ぎる未亡人の生乳を見て触っている事に微塵も興奮しないどころか、必死になって賢者になっている。
20代後半の淑女だ。
色気が凄いのなんの。
結婚前は彼女を巡り決闘で死人が出たのだとか・・・
俺が少しでも興奮したら後夫に迎えられるとかないとか言われ、宦官にしてやるとも言われた。
その美貌から子供がいなかったら妻の1人にするのは政治的にやぶさかではないのだが、子の親になる覚悟も気概もまだなく、妻にとの話を摂政からちらっと耳打ちされた時に断っている。
摂政からは先ずは母君にスキル付与を行い、その時に一切興奮しなかったら諦めると言われた。
それとは別に美人だが非常に怖いオネェさんに、姫様に欲情したら切り落とす!と脅されていた。
な、何を切り落とすのですか?
コホン。先の話し合いの後、城にある魔石の選別が行われており、鑑定してリスト化をしていた。
自衛のスキルとして
隠密
身体能力向上
この2つを母君に付与する事になった。
女だらけの中に勿論男は俺だけだ。
国王とその姉にも付与するが、その前に生活系のスキルを執事に施し、次は母君にとなり、男はシャットアウトしていた。
俺は背中を向けた上に目隠しをされ、恥ずかしそうに胸を隠している母君を想像し準備が終わった後目隠しを外された。
するとそこにはその美しさに人妻でこれは反則だよな!と思う見事な双丘があり、微塵も恥ずかしそうにせず、まるで服を着ているように堂々としており、背筋を伸ばしていた。
流石だ。
ある意味生唾を飲み込む状況だ。
先ずはバスタオルで胸を隠してから、魔石を見せながら最終確認をして今に至る。
どうしようかと思ったが、1つ目を付与すると直ぐに鑑定し、付与が成功している事を確認した。
その後母君に問題ないか確認する。
「1つ目は無事付与できました。体調に変化がなければそのまま2つ目を付与したいのですが大丈夫ですか?」
「アッテンボロー様、ご配慮ありがとうございます。スキルを与えられたからか、爽快な気分ですわ。このまま次もお願いします」
2つ目を成功させと言うか、今まで付与が失敗した事は無いが、鑑定結果に満足すると胸をバスタオルで隠し、背中を向いて服を着てもらった。
念の為に経過観察をするので、服を着る様子を見ていた。
メイドが数人掛かりで着せていたが、王族、貴族の女の着替えは大変なんだなと、コルセットを着せられる様を見ていた。
次に国王の姉だが、その前に12歳の女の子にナイフ術を付与する。
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もしもこの子に万が一があれば、この子の親族にあり得ない金貨が送られるとの事と、成功の暁には王女付きの専属侍女になれるのだそうだ。
そういう候補が城にはいるとか・・・
そんなこんなで、次は幼女へスキル付与をする事になったのだった。
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