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第105話 復活したのであります!
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ふと気が付くと熱い!?猛烈に熱い事に気が付いた。
それはどこだ?と目を閉じると下腹部に激痛を伴った熱さを感じた。
思わず手で股間を触ろうとするも出来なかった。
腕が動かないんだ。
いや、感覚がなく体を見ると両腕がなくどうにもならなかった。
俺の股間にカレンが手を添えている。
いや違う。
お腹に手を当てており、魔力を感じる。
熱いのはカレンが手を触れている所になる。
体がどうなっているのかよく分からないが、命の危機ではない。
何があったのか記憶が混乱している。
頭に柔らかさと暖かさを感じる。
上を向くとルシアスの顔が見える。
どうやらルシアスが膝枕をしてくれている。
起き上がろうと力を込めるも力が入らない。
「キャー!腸が出てきたじゃない!アロン動かないで!」
「・・・彼の者に安らかなる眠りを与えん事を求む。スリープ」
シルフィスが魔法を唱えると俺にキスをした。
すると猛烈に眠くなり、又もや意識を手放した。
・・・
どれ位寝ていたのか、心地良い目覚めの時を迎えた。
目を開けるとミリアの顔があったから、俺はミリアに膝枕をされている。
眠い目をこする。
股間がスースーするのと、朝の生理現象で、ニョキニョキさんだ。
己の大事な所を見ると、以前より逞しくなった如意棒さんが直接見えた。
復活である。
復活した事に悦びの声をつい上げたが、問題はそこではなく、皆の自然だ。
如意棒さんに釘付けで、皆の視線の先が御開帳な如意棒だと気が付き、慌てて起き上がり股間に手をやり慌てて隠し、服を出して着ていく。
カレン、シルフィス、トルネア、イリーヌ、ミリア、ルシアスと全員五体満足だ。
周りを見るとトレジャーボックスと見慣れない菱形の石?宝石?が見える。
「無事にボスを倒せられたようだな」
「主殿、申し訳ありません。私のミスです」
「何かミスをしたんだ?」
「私の所為で・・・主殿が死に掛ける事になってしまったのです」
「気にするな。カレンを温存し、アルマゲドンを発動出来たんだろ?作戦通りじゃないか!俺が死ぬのは想定内だろ?」
イリーヌは俺にフラガラッハを差し出した。
「しかし、完全に読まれていました」
「それより俺が気絶したあとどうなった?」
シルフィスがイリーヌに代わり話してくれた。
俺がやられた後、カレンがアルマゲドンを発動するまでヒットアンドアウェイで何とかカレンからボスの気を逸し、発動に漕ぎ着けたと。
怪我は骨折程度で済み、俺は30分程気絶していたらしい。
そしてカレンが俺の体に対して欠損修復をし、俺が起きようとして腸が出てきたので慌てて魔法で眠らせ、その間に欠損修復が終わったのだと。
「よし。詳しい話は後にしよう。今は皆生きているのが分かったからそれで良いよ。ドロップを回収して、タワーを消そう。そうしないと今でも魔物が湧き出しているだろうから」
「分かりましたわ。皆さん!ドロップ品の回収をお願いします。その後は・・・」
俺はトレジャーボックスの中にある物を取り出したが、直ぐにトルネアが空のトレジャーボックスを鎚で砕く。
追加のドロップを拾い皆俺に触れている状態で、中央に発生した高さ50cm程のひし形をした魔石というか、クリスルに俺は手を触れる。
そして打ち合わせの通りにそのクリスタルを俺のストレージへ入れるのであった。
それはどこだ?と目を閉じると下腹部に激痛を伴った熱さを感じた。
思わず手で股間を触ろうとするも出来なかった。
腕が動かないんだ。
いや、感覚がなく体を見ると両腕がなくどうにもならなかった。
俺の股間にカレンが手を添えている。
いや違う。
お腹に手を当てており、魔力を感じる。
熱いのはカレンが手を触れている所になる。
体がどうなっているのかよく分からないが、命の危機ではない。
何があったのか記憶が混乱している。
頭に柔らかさと暖かさを感じる。
上を向くとルシアスの顔が見える。
どうやらルシアスが膝枕をしてくれている。
起き上がろうと力を込めるも力が入らない。
「キャー!腸が出てきたじゃない!アロン動かないで!」
「・・・彼の者に安らかなる眠りを与えん事を求む。スリープ」
シルフィスが魔法を唱えると俺にキスをした。
すると猛烈に眠くなり、又もや意識を手放した。
・・・
どれ位寝ていたのか、心地良い目覚めの時を迎えた。
目を開けるとミリアの顔があったから、俺はミリアに膝枕をされている。
眠い目をこする。
股間がスースーするのと、朝の生理現象で、ニョキニョキさんだ。
己の大事な所を見ると、以前より逞しくなった如意棒さんが直接見えた。
復活である。
復活した事に悦びの声をつい上げたが、問題はそこではなく、皆の自然だ。
如意棒さんに釘付けで、皆の視線の先が御開帳な如意棒だと気が付き、慌てて起き上がり股間に手をやり慌てて隠し、服を出して着ていく。
カレン、シルフィス、トルネア、イリーヌ、ミリア、ルシアスと全員五体満足だ。
周りを見るとトレジャーボックスと見慣れない菱形の石?宝石?が見える。
「無事にボスを倒せられたようだな」
「主殿、申し訳ありません。私のミスです」
「何かミスをしたんだ?」
「私の所為で・・・主殿が死に掛ける事になってしまったのです」
「気にするな。カレンを温存し、アルマゲドンを発動出来たんだろ?作戦通りじゃないか!俺が死ぬのは想定内だろ?」
イリーヌは俺にフラガラッハを差し出した。
「しかし、完全に読まれていました」
「それより俺が気絶したあとどうなった?」
シルフィスがイリーヌに代わり話してくれた。
俺がやられた後、カレンがアルマゲドンを発動するまでヒットアンドアウェイで何とかカレンからボスの気を逸し、発動に漕ぎ着けたと。
怪我は骨折程度で済み、俺は30分程気絶していたらしい。
そしてカレンが俺の体に対して欠損修復をし、俺が起きようとして腸が出てきたので慌てて魔法で眠らせ、その間に欠損修復が終わったのだと。
「よし。詳しい話は後にしよう。今は皆生きているのが分かったからそれで良いよ。ドロップを回収して、タワーを消そう。そうしないと今でも魔物が湧き出しているだろうから」
「分かりましたわ。皆さん!ドロップ品の回収をお願いします。その後は・・・」
俺はトレジャーボックスの中にある物を取り出したが、直ぐにトルネアが空のトレジャーボックスを鎚で砕く。
追加のドロップを拾い皆俺に触れている状態で、中央に発生した高さ50cm程のひし形をした魔石というか、クリスルに俺は手を触れる。
そして打ち合わせの通りにそのクリスタルを俺のストレージへ入れるのであった。
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