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第90話 ミリアの尻尾の付け根は不思議だ
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寝る前に皆とエッチな事を・・・していた訳ではなく、明日の話をしていた。
妻達は食事の後お風呂に入っていたが、その、俺も一緒にね。
ちょっと大変だった。
何が?って?
大きくなったのを鎮めるのがね。
皆で輪っかになり背中を洗いあった。
流石にこの人数だと狭いけど、浴場は湯船が1坪程で洗い場は2坪程ある。
なので可能だったが、皆さんの裸をまじまじと見るのも余裕のない男に見られるから我慢だけど、男友達と温泉に入りに行った感覚にしようと努力はしたさ。
でも隠さないから色々見えるんだよ。
でもね、人の背中をあらうのは不思議な感覚だし、洗われるのはもっと不思議だ。
真面目な風呂タイムだから、胸や股間へお触りも無いし、逆に御奉仕もなかったからね!
初めてのお風呂タイムとなり、結局俺が皆の背中を1人ずつ洗い、前も洗ってとなったけど、流石に理性が飛ぶからと泣く泣く辞退したよ。
本当はモミモミしたいんだけど、その、見られているのが分かるから単なる混浴の域を出ないだけなんだ。
ヘタレなのもあるけど、愛している人と愛し合っているのは2人だけの記憶にしたいんだ。
と綺麗事を言っているけど、実際は視線を感じるとゾワッとして萎えてしまうんだ。
実は食事の時にカノープスさんに相談したんだよ。
俺の能力から、それに適すると思うスキルを入手するしかないとなり、候補を教えてくれたんだ。
ダークの上位でダークネス。
ダークは頭を覆うのが精一杯で、文字通り暗闇を発生させる。
大きさは頭部を覆うだけだが、対象者の視界を奪う事が可能だ。
ダークネスは直径3m程の球体を発生させるのだとか。
もう1つはフラッシュ。
制御が難しいが明かりを灯すライトの上位で、数倍の光量になる。
客間だとライトは何とか本が読める照明になる。
フラッシュは目が開けられなくなり、主に戦闘での目潰しか、軍を率いて戦う時の照明にもなる。半径50m位の足元に十分な光量をもたらす事が可能だとか。
どちらのスキルも今まで見た事が無いな。
特にフラッシュは夜に普通の部屋で使うと光が外に漏れるからかなり目立つ為、昼間に使うか地下室や、光が漏れない様な工夫をした部屋で使わないとと教えられた。
フラッシュを使い、誰かに外で見て貰わないとだな?
そんな事を考えながら湯船に浸かっていた。
隣を見ないようにしている。
見ると胸が見え、反応してしまうからだ。
スキル付与で胸を見たり触ったりしているだろう?と思うかもだけど、医者が診察時に女性の胸を見ても性的に反応しないようにするのと同じようになっているんだ。
勿論性犯罪者もいるけど、俺は違う。
それが出来るようになったから付与の店をと思ったんだ。
ふとイリーヌが声を掛けてきた。
「主殿は大人なのだな」
「大人?」
「私達の肌を見ても落ち着いているから。でも、最初は反応していたから私達に魅力がない訳ではないのは分かるのだが、凄い精神力なのだな」
「ははは。ごめん。風呂では我慢しなきゃなのに、君達が綺麗過ぎるから反応してしまったんだ。不快な思いをさせてしまったね」
「安心したわ。私達の体では女として不満なのかと思ったじゃないの」
「そう言えば、嫌なら拒否しても良いけど、ミリア、尻尾の付け根を見たいな。人と竜人族の違いを見たいんだ」
するとミリアは俺の前に立ち、背中を向けお尻を突き出した。
「撫でても良いけど、余り面白くも無いと思うわよ」
尾骶骨の周りの部分から段々緑色になり繋目は不思議だった。
少しお尻を撫でたりぷにぷにさせて貰ったけど、ヒューマンと変わらない。
小尻で鍛えているからキュッと締まっていてやはりスタイルは抜群だ。
胸も人のそれで、背中に羽の名残がある位だ。
カレンと不思議そうに見ていた。
カレンもまじまじと見るのは初めてだった。
着替えは流石に俺が先に出たが、今日はトルネアが俺のベッドに潜り込んで来た。
トルネアは基本的に無口だ。
必要があれば長く話すのだが。
俺はトルネアにして欲しい事を聞くと、子供が欲しい以外は一緒に居られればそれで良いと嬉しい事を言ってくれた。
俺はそんなトルネアの気持ちが嬉しく、強く抱き締めながら心地良い眠りに落ちたのだった。
妻達は食事の後お風呂に入っていたが、その、俺も一緒にね。
ちょっと大変だった。
何が?って?
大きくなったのを鎮めるのがね。
皆で輪っかになり背中を洗いあった。
流石にこの人数だと狭いけど、浴場は湯船が1坪程で洗い場は2坪程ある。
なので可能だったが、皆さんの裸をまじまじと見るのも余裕のない男に見られるから我慢だけど、男友達と温泉に入りに行った感覚にしようと努力はしたさ。
でも隠さないから色々見えるんだよ。
でもね、人の背中をあらうのは不思議な感覚だし、洗われるのはもっと不思議だ。
真面目な風呂タイムだから、胸や股間へお触りも無いし、逆に御奉仕もなかったからね!
初めてのお風呂タイムとなり、結局俺が皆の背中を1人ずつ洗い、前も洗ってとなったけど、流石に理性が飛ぶからと泣く泣く辞退したよ。
本当はモミモミしたいんだけど、その、見られているのが分かるから単なる混浴の域を出ないだけなんだ。
ヘタレなのもあるけど、愛している人と愛し合っているのは2人だけの記憶にしたいんだ。
と綺麗事を言っているけど、実際は視線を感じるとゾワッとして萎えてしまうんだ。
実は食事の時にカノープスさんに相談したんだよ。
俺の能力から、それに適すると思うスキルを入手するしかないとなり、候補を教えてくれたんだ。
ダークの上位でダークネス。
ダークは頭を覆うのが精一杯で、文字通り暗闇を発生させる。
大きさは頭部を覆うだけだが、対象者の視界を奪う事が可能だ。
ダークネスは直径3m程の球体を発生させるのだとか。
もう1つはフラッシュ。
制御が難しいが明かりを灯すライトの上位で、数倍の光量になる。
客間だとライトは何とか本が読める照明になる。
フラッシュは目が開けられなくなり、主に戦闘での目潰しか、軍を率いて戦う時の照明にもなる。半径50m位の足元に十分な光量をもたらす事が可能だとか。
どちらのスキルも今まで見た事が無いな。
特にフラッシュは夜に普通の部屋で使うと光が外に漏れるからかなり目立つ為、昼間に使うか地下室や、光が漏れない様な工夫をした部屋で使わないとと教えられた。
フラッシュを使い、誰かに外で見て貰わないとだな?
そんな事を考えながら湯船に浸かっていた。
隣を見ないようにしている。
見ると胸が見え、反応してしまうからだ。
スキル付与で胸を見たり触ったりしているだろう?と思うかもだけど、医者が診察時に女性の胸を見ても性的に反応しないようにするのと同じようになっているんだ。
勿論性犯罪者もいるけど、俺は違う。
それが出来るようになったから付与の店をと思ったんだ。
ふとイリーヌが声を掛けてきた。
「主殿は大人なのだな」
「大人?」
「私達の肌を見ても落ち着いているから。でも、最初は反応していたから私達に魅力がない訳ではないのは分かるのだが、凄い精神力なのだな」
「ははは。ごめん。風呂では我慢しなきゃなのに、君達が綺麗過ぎるから反応してしまったんだ。不快な思いをさせてしまったね」
「安心したわ。私達の体では女として不満なのかと思ったじゃないの」
「そう言えば、嫌なら拒否しても良いけど、ミリア、尻尾の付け根を見たいな。人と竜人族の違いを見たいんだ」
するとミリアは俺の前に立ち、背中を向けお尻を突き出した。
「撫でても良いけど、余り面白くも無いと思うわよ」
尾骶骨の周りの部分から段々緑色になり繋目は不思議だった。
少しお尻を撫でたりぷにぷにさせて貰ったけど、ヒューマンと変わらない。
小尻で鍛えているからキュッと締まっていてやはりスタイルは抜群だ。
胸も人のそれで、背中に羽の名残がある位だ。
カレンと不思議そうに見ていた。
カレンもまじまじと見るのは初めてだった。
着替えは流石に俺が先に出たが、今日はトルネアが俺のベッドに潜り込んで来た。
トルネアは基本的に無口だ。
必要があれば長く話すのだが。
俺はトルネアにして欲しい事を聞くと、子供が欲しい以外は一緒に居られればそれで良いと嬉しい事を言ってくれた。
俺はそんなトルネアの気持ちが嬉しく、強く抱き締めながら心地良い眠りに落ちたのだった。
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