ザ・タワー 〜俺にしかできない魔石を鑑定する能力!魔石を使っての魔法&スキル付与!この力で最強を目指す〜

KeyBow

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第70話 付与と鑑定

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 俺はシルフィスの胸を堪能した!じゃなくて胸を楽しむ為を装いスキルを付与したのは、彼女の反応が見たかったからだ。

 胸を触る口実が欲しかったって?
 否定はしないけど、彼女が虚勢を張っているような気がしたんだ。

 自信溢れるお姉さんのように振る舞っていて、俺を挑発している。
 ただ、やはりいざとなると固まってしまい、それはそれで可愛かった。

 皆個性を出し始めた。
 俺を仲間として見てくれているからかな?

「アロン?死んじゃ嫌よ」

 勿論だよと言うとにこりと微笑みルシアスと場所を変わった。

「アロン様、服をお願いします」

 何故か俺が服を脱がせる事に。
 それがスキル付与の所作のように。

 彼女には剣術を付与さしたが、やはり渡された服を着せて行く。

「アロン様、私はいつでも良いのです。その、お慕いしていますから」

 理性が飛びそうになるが、まだ我慢だ。

「今度2人きりになったらね」

 ルシアスは頬を赤らめカレンと変わる。

 で、カレンもだ。
 服を脱がせる。

「私の胸はどうですか?」

 変な事を聞いてくる。

「そうか!乳癌を心配しているんだな!」

 左右の胸を軽く揉む。
 特に違和感はない。

「ちょっと痛いかも」

 不思議そうにしていたが、胸を俺の両手ではさみ、ギュッと押してゴリゴリを左、右の順に行った。
 やはり綺麗な形の胸に意識が飛びそうになったが、真面目に聞いてくるのに、いやらしい目で見るのは失礼だ。
 でも、脳内スクショに記憶だ!

「触診したけど、変なしこりはないと思うぞ」

「そう言う事じゃないのに・・・ばか・・・」

 俺はちゃんと分かっていてわざと気がついていない振りをした。
 まだ心の準備が・・・

 その後ファイヤーボールを付与してから服を着せ、おでこにキスをした。
 俺の下半身は女を抱きたいと思ってはいるけど、その、エッチを迫らないのはこの世界に避妊する手段がないからだ。

 コンドームなんてないし。
 実は既にカノープスさんに聞いている。

 今身籠られても子供を育てる事は無理だ。
 タワーに入ったり、スキル付与の店を構えて生活が安定しないとだ。

 ルシアスやシルフィスが抱いてもというのは、事実上の婚姻を意味する。
 犯罪奴隷は好き勝手に出来るようだが、もう解放したし。

 その後イリーヌ、トルネア、ミネアの順でスキルを付与して行く。

 付与したのは下記の通り
 イリーヌ
 投擲術

 トルネア
 マジックアロー

 ミネア
 ウォーターボール

 俺
 ミラージュ

 そう、不貞寝している時に魔石の鑑定をしていたが、まずは店で売っていた分だ。
 今日タワーでゲットしたのはまだだ。

 これは皆と一緒に一喜一憂したいのでお楽しみとして取っていた。たわわな果実を堪能したし、鑑定タイムにした。

「よし、カレン、次はモンスター部屋の魔石を鑑定するから、ストレージから出してくれる?」

「あっ!私が持っていたんでした!」

 カレンから魔石を受け取り皆が見守る中鑑定を行った。
 
 先ずはボスと思われる分
 魔石中《ス》
 最低ランクの魔石
 スキルを付与する事が出来る。
 付与スキルは《クリティカル率向上》

 次に宝箱のだ。

 魔石中《ス》
 最低ランクの魔石
  スキルを付与する事が出来る。
 付与スキルは《テレポート》

 魔石小《マ》
 普通ランクの魔石
 魔法を付与する事が出来る。
 付与可能魔法《ファイヤーショット》

 魔物の分は
 剣術
 メイドの嗜み
 ウィークサーチ

 俺が色々な表情をしているのを観て楽しんでいるのがシルフィスとルシアスだ。

 後衛職というのもあり、気が合うようだ。
 次に考えるのはどれを誰に付与するのか?だ。

 今晩考えるとして、明日付与するとした。
 もう決めたんだけど、もう今日は堪能したから明日にね。
 決して悟られてはいけない。

 しかし、シルフィスが俺の耳元に囁く。


「今日は堪能したから明日なのね!」

 あっ!?

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