ザ・タワー 〜俺にしかできない魔石を鑑定する能力!魔石を使っての魔法&スキル付与!この力で最強を目指す〜

KeyBow

文字の大きさ
上 下
46 / 147

第46話 カレン更にいぢられる

しおりを挟む
 カレンが部屋に来たので、早速4人でステータスを見せ合った。
 カレンのステータスはこうだ。

名前 カレン
年齢 17
レベル 8
体力 23+補正5
魔力 31(8)+補正12
体強 23+補正5
魔強 23+補正5
ボーナス残り0
第1職業 戦士
第2職業 聖女
【称号】
 盗賊討伐者
【聖女固有スキル】
 欠損修復 レベル1
【エクストラスキル】
 アルマゲドン
【一般スキル】
 交渉術 レベル1
 言語理解
  槍術 レベル1

 槍術が増えていると言っているが、薙刀は槍術の扱いなのかも。
 取り敢えず彼女の魔力を上げておいた。
 何をするにも魔力を必要とする。

「カレン、聖女固有スキルの欠損修復ってできるのか?」

「イリーヌさんにですよね!?」

「さん付けはいらないぞ!」

「私もルシアスと呼んでね」

「えっと、無理そうです」

「何でか分かる?」

「魔力不足です。100の魔力を消費するようです」

「よし!イリーヌ、数日の我慢だな。カレン、当面の間は欠損修復の事や俺の能力は我々と懇意にしているカノープスさんへ話す以外は秘密にしたい」 

「何かあるのですか?」

「先ず、欠損修復についてだが、何人かに訪ねたが聞いた事がないそうだ。俺の力は特殊で、魔石の一部にはスキルを内包していて、俺はそれを鑑定したり附与が出来るのだけど、俺以外に出来ないようだ。俺は今後その魔石を集めて付与師を開業しようと思うんだ。また、カレンはカレンで欠損修復を生業とするのも手かな」

「この世界に来て1週間でそんな事をやろうとしているなんて凄いです!私もそのう、スキルを付与して貰えるのでしょうか?」

「えっと、取り敢えずタワーに入り、魔物を倒してレベルを上げないとなんだ。そうするとスキルのありがたさがよく分かると思う。それと、スキル付与は敷居が高く、タワーに入って必要だと思わないと拒絶すると思うよ。その、俺が顔と左胸を直接見ている状態で魔石を胸に押し当てないと付与出来ないんだ。乳房に直接手が当たるんだよ」

「えっ?」

「主殿の仰る事は事実なのだ。私も付与して頂いたのだ。目隠しをしたりをしたのだけれども、胸が見えない状態だと発動しなかったのだ」

「お医者さんが診察するのと同じ感覚でやるけど、今は恥ずかしくて無理だろう?」

「真面目に言っているのは分かるのですが、やっぱり恥ずかしいかな」

「カレン殿、その様な事位で真っ赤になっていたら魔力譲渡の方法を聞いたら気絶してしまうぞ!」

「な、なんですか?」

「カレンさんは生娘ですか?」

 ルシアスのとんでもない発言に真っ赤になるカレン。
 そしてルシアスはチラッと俺を見て微笑む。

「当たり前じゃないですか!」

「じゃあ等価譲渡は無理ですね」

「等価譲渡とはなんですか?」

 カレン、止すんだ!世の中には知らない方が良いって事もあるんだ!
 生娘かどうか聞かれた時点で怪しいと思いなさい!

「男性のシンボルを女性器に入れ、女性器に子種を注ぎます。これが等価で譲渡が可能になる唯一の手段です。次が舌を絡めて行う形で、効率は半分に減ります。次が左胸に直接触れるのですが、1/3。最後は手を握るやり方ですが、1/4に減ります。因みに私達は舌を絡めて譲渡しあっています」

 あっ!沸騰した?・・・湯気が出ている気がする・・・・

 おっと、倒れたな。
 目がグルグル回っている?

 取り敢えずお姫様抱っこでベッドに連れて行き、ベッドへ寝かせた。
 うわ!柔らかい!女子高生を抱き上げちゃった!

「こらルシアス!生娘だと言った時点であれを話したらこうなるぞ!」

「初なのですね。普通冒険者は知っている話なので、ここまでの反応とは驚きました」

「よし、少し休ませて上げて置くけど、今まで着ていた服は?」

「忘れていました。干さないとですね」

 取り敢えず服を掛けるハンガーがあり、そこに掛ける。
 風呂場で洗ったのだ。
 しかし、どう見ても道着だ。
 何故ダイブする時に道着を着ていたのだろうか?

「これは異世界の戦装束だから希少だよ」

「変わった素材で、主殿の服とはまた違うのだな。中々面白い!」

「あれ?下着はなかったのか?」

「肌着とこの服だけになりますよ」

 そりゃあそうか。寝る前だったろうしな。それにオムツが推奨されていたからな。

 あかん!ついついカレンがオムツをしているところを想像してしまった。

 改めて見るとめっさ綺麗だ!

 ルシアスの爆弾質問につい答える辺りかわいいな。

 さて、買ってきた魔石を鑑定しますか。

極小5
 小6
 中7
 大1


極小
 包丁研ぎ
 洗濯
 棒術
 ウインド
 ウォーター


 剣術
 弓術
 鍛冶
 気配察知
 アースボール
 ファイヤーボール


 シールドバッシュ
 ラッシュ
 身体能力向上中
 武器強化
 ウインドカッター
 ストーンショット
 ファイヤーショット

 さてスキルはどうするか・・・
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜

サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。 父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。 そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。 彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。 その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。 「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」 そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。 これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

異世界で穴掘ってます!

KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

イレギュラーから始まるポンコツハンター 〜Fランクハンターが英雄を目指したら〜

KeyBow
ファンタジー
遡ること20年前、世界中に突如として同時に多数のダンジョンが出現し、人々を混乱に陥れた。そのダンジョンから湧き出る魔物たちは、生活を脅かし、冒険者たちの誕生を促した。 主人公、市河銀治は、最低ランクのハンターとして日々を生き抜く高校生。彼の家計を支えるため、ダンジョンに潜り続けるが、その実力は周囲から「洋梨」と揶揄されるほどの弱さだ。しかし、銀治の心には、行方不明の父親を思う強い思いがあった。 ある日、クラスメイトの春森新司からレイド戦への参加を強要され、銀治は不安を抱えながらも挑むことを決意する。しかし、待ち受けていたのは予想外の強敵と仲間たちの裏切り。絶望的な状況で、銀治は新たなスキルを手に入れ、運命を切り開くために立ち上がる。 果たして、彼は仲間たちを救い、自らの運命を変えることができるのか?友情、裏切り、そして成長を描くアクションファンタジーここに始まる!

外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜

KeyBow
ファンタジー
 この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。  人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。  運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。  ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。

Sランクパーティを引退したおっさんは故郷でスローライフがしたい。~王都に残した仲間が事あるごとに呼び出してくる~

味のないお茶
ファンタジー
Sランクパーティのリーダーだったベルフォードは、冒険者歴二十年のベテランだった。 しかし、加齢による衰えを感じていた彼は後人に愛弟子のエリックを指名し一年間見守っていた。 彼のリーダー能力に安心したベルフォードは、冒険者家業の引退を決意する。 故郷に帰ってゆっくりと日々を過しながら、剣術道場を開いて結婚相手を探そう。 そう考えていたベルフォードだったが、周りは彼をほっておいてはくれなかった。 これはスローライフがしたい凄腕のおっさんと、彼を慕う人達が織り成す物語。

俺は善人にはなれない

気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

処理中です...