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第27話 ステータスと鑑定結果
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案内されたのは先程の部屋より少し大きい部屋だ。
鍵を受け取り礼を言うと、案内してくれた人は去っていった。
「取り敢えず部屋を移る事にしたから。流石にこちらに非が無いとは言え、殺した奴が泊まっていた部屋は抵抗があるからさ」
ベッドが3つあり安心したが、俺は真ん中のベッドに座る。
「2人共どちらかのベッドに腰掛けて」
不思議そうにしていたが、取り敢えず指示に従ってくれた。
俺は2人が座ったのを見て安堵した。
「この部屋は8日間借りた。ゾーイ達が借りていた部屋は引き払い、そのお金でこの部屋を借りたんだ。向こうに非があるとは言え、正直殺した相手が寝ていたベッドで寝るのは気分が良いものじゃないからね。食事も3人分だし、ベッドは今腰掛けている所を使ってね。因みに床に寝るのは禁止させて貰うよ。床じゃなきゃ寝られない体質とかは別だけど、奴隷ですからと言う理由じゃ駄目だからね」
どうせ奴隷が・・・と言ってくるだろうからと先手を打った。
ここは神対応で心を掴みたい。
しかし・・・
2人共ポロポロと涙を流してしまった。
慌てて隣に座るように招き寄せ、ハンカチで涙を拭うが、女の涙に俺は動揺した。
俺何かやっちゃった?オロオロ・・・
「ち、違うのだ!こ、これは嬉しいからなのだ!」
「アロン様!う、う、う。奴隷になってからこのようにされたのは初めてで、ううう」
取り敢えず2人を抱き寄せた。
何も言ってこない!暖かくて・・・柔らかくて・・・良い香りがするな。いや、香りではなく若い女性特有のフェロモンか?俺勘違いしちゃうよ?
2人は俺の胸を涙で濡らしていた。
暫くすると落ち着いたようで、俺から離れて服を直していた。
「よし!これからやりたい事が有るから、その前に先ずは風呂に入ろうか」
俺は着替えを持って2人を連れて風呂に来た。
男女別になっているが、誰も入っていない事を確認させ、1人に入り口を見張らせ、女風呂で2人が使う各々の魔導具にチャージしてから俺は男湯に行った。
俺も長湯するから長目に入り疲れを癒やすように言うと、2人の目は輝いていた。
ルシアスは風呂に入った事がないと言い、イリーヌが使い方を教えると言っていた。
やっと1人になれた・・・
激動の1日だった。
騙されて死に掛けたし、返り討ちにしてルシアスという奴隷の美少女を仲間にした。
そしてカノープスさんから押し付けられるようにイリーヌを買った。
奴隷は主人に逆らえないし、主人に対して嘘をつけないらしい。
俺は人を見る目がなかったようだ。
ゾーイ達に騙されたが、良い人で仲間を得たと思ったんだ。
人が怖い。
また騙されるのか?
だから嘘がつけない奴隷が良い。
2人共俺に対し一生掛かっても返す事の出来ない借りや恩があり、例え奴隷でなくなったとしても一生仕えると言っていた。
心の底から尊敬してくれている。
嘘をつけないので心の底からそう言ってくれているのだと分かる。
だから彼女達は信頼できる。
決して俺の事を裏切らないと知っているから。
あれは俺が抱きしめていたのではなく、俺が抱きしめられていたのではないか?
そう思えなくもない。
彼女達の首輪を外してあげたい。
人に首輪をするという行為が信じられない。
改めて思うのは、首輪で自由を縛った女に手を出して奴隷ハーレムをするのはラノベだとよくあるが、彼女達の反応から奴隷がどう扱われているかよく分かる。
そんな彼女達を奴隷の主としてエッチな事をするのは無理だ。
本音は童貞とはいえ俺もあんな美人とエッチ出来るならやりたい!
でも軽蔑される未来しかないと思う。
奴隷と主人の立場でのエッチは卑怯だ。
正々堂々と奴隷から解放した彼女達とやりたい!
次にスキルについて考えた。
何を上げるか?
ネックは魔力を必要とする事だから、最終的には魔力を最優先で上げるべきだ。
そう自分を納得させる。
その上で余った魔力で何を上げるか?
収納は上げるとそれだけ沢山入るが、金を出せば収納カバンが手に入る。
まあ高額だが、後回しにできる。
さっき魔力を2つ上げたのと、補正を魔力に振り、魔導具にチャージしたから今の魔力は?
魔力 15/79(23)+補正61
と言う事は魔力の残りは61+15=76だな。
で、魔力を増やすのは24+25+26=75
うわっ!ぎりぎりだな。
一応湯船から出て上げるか。
もしも気絶したら湯船だと溺れるよな。
名前 アッテンボロー
レベル 42
体力 60(4)+補正0
魔力 -60/82(26)+補正61
体強 59(3)+補正0
魔強 59(3)+補正0
ボーナス残り 0
第1職業 魔法剣士
第2職業 英雄
【称号】
盗賊討伐者
ルーキー
賞金稼ぎ
【魔法剣士固有スキル】
ダブル
魔力回復小
【英雄固有スキル】
鑑定 レベル1
【エクストラスキル】
強化
【一般スキル】
転移 レベル1
言語理解
棒術 レベル1
剣術 レベル2
ストレージ レベル3
アイテムドロップ率向上
身体能力向上 レベル1
狂乱
【魔法スキル】
ヒール
ファイヤーボール
気分は良くないが、何とか気絶はしないな。
風呂を上がると2人が風呂場の入り口で俺を待っており、フラフラになりながら部屋に戻った。
いや、俺の様子がおかしいからか肩を貸されてだ。
「アロン様?のぼせたのでしょうか?」
「いや、パラメータを上げるのに魔力をかなり使ったから魔力切れ寸前なんだ」
「よく分かりませんが、ゾーイ達から回収したアイテムに魔力回復のポーションがありますから、飲めば多少回復するかと思いますので、お飲みになれば楽になるかと思います。但し多用は禁物で、今後は飲まなくても良いように振る舞う事をお勧めします」
俺は頷くも、収納から出すもどれか分からなかったので、ルシアスが持ってきてくれた。
掴めなかったので、ルシアスがポーションが入った小瓶を口に持ってきて飲ませてくれた。
すると気持ち悪さが少なくなって行き、魔力が回復したのだと理解できた。
「ふう。ありがとう。こんなのがあるのか。これって売っているの?」
「えっ?本気で言っているのですか?」
「俺、何かおかしな事言った?」
「そ、そのような事を知らずにタワーに入られていたのですか?」
「言ってなかったっけ?カノープス商会が襲われている時に意識が戻り、それまでの記憶がないって。俺がおかしな事を言ってもそれは記憶を失くした所為だと思って欲しいんだ」
「冒険者ギルドでも、魔術師組合加盟の店でも買えるし、それこそカノープス商会で買えるのだが・・・主殿は知らないのですね」
「よし!明日はタワーに入る前にポーションを買おう!魔力以外に怪我を治すのとかあるよね?」
「アロン様は凄いのか無知なのか不思議な方ですわね。勿論回復ポーションには魔力と傷を治す物や、毒、麻痺、石化等の回復を行う物等多種に渡りますが、一般的に魔力を回復するMPポーション、怪我を治す回復ポーション、解毒ポーションを持つものです。ゾーイ達から回収した物を参考になさると良いかと」
「そうか。うん。参考にするよ。それで、これから魔石を仕分けしたいから数を数えて欲しい」
床に大量の魔石を出した。
3つは色も大きさも違う。
床に大量の魔石を出したが、3つは色も大きさも違う。
これだけは俺が持っておく。
その間に魔石の鑑定だ!
今回1番のお楽しみだが、色々あって出来なかった。
先ずはモンスター部屋のボスのだ。
魔石中《ス》
最低ランクの魔石
スキルを付与する事が出来る。
付与スキルは《鉄壁》
次に宝箱のだ。
魔石中《ス》
最低ランクの魔石
スキルを付与する事が出来る。
付与スキルは《テレポート》
魔石小《マ》
普通ランクの魔石
魔法を付与する事が出来る。
付与可能魔法《アイスショット》
これは検証を兼ねて1人に付き1つだな。
もっとも2人に付与出来たとしてだ。
鉄壁をイリーヌ、アイスショットはルシアス、テレポートは俺だな。
鍵を受け取り礼を言うと、案内してくれた人は去っていった。
「取り敢えず部屋を移る事にしたから。流石にこちらに非が無いとは言え、殺した奴が泊まっていた部屋は抵抗があるからさ」
ベッドが3つあり安心したが、俺は真ん中のベッドに座る。
「2人共どちらかのベッドに腰掛けて」
不思議そうにしていたが、取り敢えず指示に従ってくれた。
俺は2人が座ったのを見て安堵した。
「この部屋は8日間借りた。ゾーイ達が借りていた部屋は引き払い、そのお金でこの部屋を借りたんだ。向こうに非があるとは言え、正直殺した相手が寝ていたベッドで寝るのは気分が良いものじゃないからね。食事も3人分だし、ベッドは今腰掛けている所を使ってね。因みに床に寝るのは禁止させて貰うよ。床じゃなきゃ寝られない体質とかは別だけど、奴隷ですからと言う理由じゃ駄目だからね」
どうせ奴隷が・・・と言ってくるだろうからと先手を打った。
ここは神対応で心を掴みたい。
しかし・・・
2人共ポロポロと涙を流してしまった。
慌てて隣に座るように招き寄せ、ハンカチで涙を拭うが、女の涙に俺は動揺した。
俺何かやっちゃった?オロオロ・・・
「ち、違うのだ!こ、これは嬉しいからなのだ!」
「アロン様!う、う、う。奴隷になってからこのようにされたのは初めてで、ううう」
取り敢えず2人を抱き寄せた。
何も言ってこない!暖かくて・・・柔らかくて・・・良い香りがするな。いや、香りではなく若い女性特有のフェロモンか?俺勘違いしちゃうよ?
2人は俺の胸を涙で濡らしていた。
暫くすると落ち着いたようで、俺から離れて服を直していた。
「よし!これからやりたい事が有るから、その前に先ずは風呂に入ろうか」
俺は着替えを持って2人を連れて風呂に来た。
男女別になっているが、誰も入っていない事を確認させ、1人に入り口を見張らせ、女風呂で2人が使う各々の魔導具にチャージしてから俺は男湯に行った。
俺も長湯するから長目に入り疲れを癒やすように言うと、2人の目は輝いていた。
ルシアスは風呂に入った事がないと言い、イリーヌが使い方を教えると言っていた。
やっと1人になれた・・・
激動の1日だった。
騙されて死に掛けたし、返り討ちにしてルシアスという奴隷の美少女を仲間にした。
そしてカノープスさんから押し付けられるようにイリーヌを買った。
奴隷は主人に逆らえないし、主人に対して嘘をつけないらしい。
俺は人を見る目がなかったようだ。
ゾーイ達に騙されたが、良い人で仲間を得たと思ったんだ。
人が怖い。
また騙されるのか?
だから嘘がつけない奴隷が良い。
2人共俺に対し一生掛かっても返す事の出来ない借りや恩があり、例え奴隷でなくなったとしても一生仕えると言っていた。
心の底から尊敬してくれている。
嘘をつけないので心の底からそう言ってくれているのだと分かる。
だから彼女達は信頼できる。
決して俺の事を裏切らないと知っているから。
あれは俺が抱きしめていたのではなく、俺が抱きしめられていたのではないか?
そう思えなくもない。
彼女達の首輪を外してあげたい。
人に首輪をするという行為が信じられない。
改めて思うのは、首輪で自由を縛った女に手を出して奴隷ハーレムをするのはラノベだとよくあるが、彼女達の反応から奴隷がどう扱われているかよく分かる。
そんな彼女達を奴隷の主としてエッチな事をするのは無理だ。
本音は童貞とはいえ俺もあんな美人とエッチ出来るならやりたい!
でも軽蔑される未来しかないと思う。
奴隷と主人の立場でのエッチは卑怯だ。
正々堂々と奴隷から解放した彼女達とやりたい!
次にスキルについて考えた。
何を上げるか?
ネックは魔力を必要とする事だから、最終的には魔力を最優先で上げるべきだ。
そう自分を納得させる。
その上で余った魔力で何を上げるか?
収納は上げるとそれだけ沢山入るが、金を出せば収納カバンが手に入る。
まあ高額だが、後回しにできる。
さっき魔力を2つ上げたのと、補正を魔力に振り、魔導具にチャージしたから今の魔力は?
魔力 15/79(23)+補正61
と言う事は魔力の残りは61+15=76だな。
で、魔力を増やすのは24+25+26=75
うわっ!ぎりぎりだな。
一応湯船から出て上げるか。
もしも気絶したら湯船だと溺れるよな。
名前 アッテンボロー
レベル 42
体力 60(4)+補正0
魔力 -60/82(26)+補正61
体強 59(3)+補正0
魔強 59(3)+補正0
ボーナス残り 0
第1職業 魔法剣士
第2職業 英雄
【称号】
盗賊討伐者
ルーキー
賞金稼ぎ
【魔法剣士固有スキル】
ダブル
魔力回復小
【英雄固有スキル】
鑑定 レベル1
【エクストラスキル】
強化
【一般スキル】
転移 レベル1
言語理解
棒術 レベル1
剣術 レベル2
ストレージ レベル3
アイテムドロップ率向上
身体能力向上 レベル1
狂乱
【魔法スキル】
ヒール
ファイヤーボール
気分は良くないが、何とか気絶はしないな。
風呂を上がると2人が風呂場の入り口で俺を待っており、フラフラになりながら部屋に戻った。
いや、俺の様子がおかしいからか肩を貸されてだ。
「アロン様?のぼせたのでしょうか?」
「いや、パラメータを上げるのに魔力をかなり使ったから魔力切れ寸前なんだ」
「よく分かりませんが、ゾーイ達から回収したアイテムに魔力回復のポーションがありますから、飲めば多少回復するかと思いますので、お飲みになれば楽になるかと思います。但し多用は禁物で、今後は飲まなくても良いように振る舞う事をお勧めします」
俺は頷くも、収納から出すもどれか分からなかったので、ルシアスが持ってきてくれた。
掴めなかったので、ルシアスがポーションが入った小瓶を口に持ってきて飲ませてくれた。
すると気持ち悪さが少なくなって行き、魔力が回復したのだと理解できた。
「ふう。ありがとう。こんなのがあるのか。これって売っているの?」
「えっ?本気で言っているのですか?」
「俺、何かおかしな事言った?」
「そ、そのような事を知らずにタワーに入られていたのですか?」
「言ってなかったっけ?カノープス商会が襲われている時に意識が戻り、それまでの記憶がないって。俺がおかしな事を言ってもそれは記憶を失くした所為だと思って欲しいんだ」
「冒険者ギルドでも、魔術師組合加盟の店でも買えるし、それこそカノープス商会で買えるのだが・・・主殿は知らないのですね」
「よし!明日はタワーに入る前にポーションを買おう!魔力以外に怪我を治すのとかあるよね?」
「アロン様は凄いのか無知なのか不思議な方ですわね。勿論回復ポーションには魔力と傷を治す物や、毒、麻痺、石化等の回復を行う物等多種に渡りますが、一般的に魔力を回復するMPポーション、怪我を治す回復ポーション、解毒ポーションを持つものです。ゾーイ達から回収した物を参考になさると良いかと」
「そうか。うん。参考にするよ。それで、これから魔石を仕分けしたいから数を数えて欲しい」
床に大量の魔石を出した。
3つは色も大きさも違う。
床に大量の魔石を出したが、3つは色も大きさも違う。
これだけは俺が持っておく。
その間に魔石の鑑定だ!
今回1番のお楽しみだが、色々あって出来なかった。
先ずはモンスター部屋のボスのだ。
魔石中《ス》
最低ランクの魔石
スキルを付与する事が出来る。
付与スキルは《鉄壁》
次に宝箱のだ。
魔石中《ス》
最低ランクの魔石
スキルを付与する事が出来る。
付与スキルは《テレポート》
魔石小《マ》
普通ランクの魔石
魔法を付与する事が出来る。
付与可能魔法《アイスショット》
これは検証を兼ねて1人に付き1つだな。
もっとも2人に付与出来たとしてだ。
鉄壁をイリーヌ、アイスショットはルシアス、テレポートは俺だな。
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ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
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