モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜

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第2章

第158話 身なりを整えよう!

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 僕達は学校にいるのだと分かり、カーヴァントと共にレジスタンスの方々の所に向かう。

 ラビリンスの入口のあったところは不思議空間になっている。
 ラビリンスは無いが、囲いをした範囲がラビリンスと同じような空間になっている。

 それを踏まえて確認と説明をしていた。

 レジスタンスの面々は唖然としていたが、ラビリンスを消したので、ラビリンスのあった地上に排出したのだと説明した。

 取り敢えず危険がなさそうなので、グループメンバーのうち、パーティーメンバー以外に学校の敷地内の捜索、メンバーのうちアレクシアとみっちゃんには校内の捜索をお願いし、愛姉と友里愛と共に視聴覚室に向った。

 大型のカーヴァントをカードに戻し、ティタンには人のサイズになってもらい、俺の後を付いてくる。

 サマンサには召喚したマンティスリーダーを戻すよう伝えてある。
 流石に魔物認定をされ、討伐対象になり兼ねないからだった。

 先生達を呼び状況を確認するも、僕達がラビリンスに入った後は特に魔物が湧き出る事もなかったらしい。

 上級生が学校の周辺の確認をしているけど、ラビリンス特有の魔素の感じ方が段々弱まっているようだ。

 なのでカーヴァントはカードに戻していった。
 突如外になったとなると、カードが行方不明だ。
 今の僕の横にはレイラとモーモンがいる。

 友里愛達が僕を救ったモーモンに希望を聞いたら、側勤めをしたいと言ったそうで、僕の護衛となって傍らにいる。
 側勤めを許したので、これからモーモンからの猛アタックが・・・

 レイラは僕の副官の役目から側にいる。

 ゼッチーニは僕の背後に。
 それとムミムナは万が一のロストが怖いので、僕の目の届く所にいさせている。

 モーモンやゼッチーニの代わりはいるが、ムミムナだけはいない。
 勿論ゼッチーニやモーモンをないがしろにはしないし、ゼッチーニはラビリンスに入った直後からの相棒でもある。

 この町の周辺は半径100km程影響を受けていたようだけど、ラビリンスを潰した事で通信を含めたインフラが使えるようになった。

 この範囲のラビリンスから魔物が湧き出ていたようだけど、どうやらピタッと止まったそうだ。

 勿論家族の無事も確認出来、僕達のカーヴァントは全部確認出来た。

 そして先ずは学校にあった服などでレジスタンスの人達の身なりを整えるべく、学校のシャワー室でシャワーをして貰い、その間に用意した校内にあった色々な人から服を提供して貰い、袖を通してもらった。

 また、購買にあったおにぎり等を一旦食べてもらい、髪も理髪の心得のある黒服さん達に整えて貰った。

 今後の事とか、色々話を聞くにしても、僕達が安全の確保のために調査や報告をしている間に、そうやって原始人のような格好を整えた。

 髭とか痒いようだし、そんな身なりでは話がしまらない。
 黒服さん達は名前と生年月日を聞き出し、家族の現在や、連絡先を聞き出しており、明日香さんは僕の家族を学校に呼び寄せていた・・・


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