109 / 197
第1章(高校生入学編)
第109話 ウォーガトル
しおりを挟む
2体の魔物を倒した後、そう言えばバンダナがあったなと思い出した。警戒をお願いし、タオルに穴を開けて紐の代わりにバンダナを通し、結ぶ事でブラの代わりにする事にした。
童貞には美少女がぷるるんしているのは刺激がつようございます!
コライリス、悪いけど今はこれしかないからこれで胸を隠して。
コライリスが受け取ったが、その手からはシワが消えており薄い緑色な事以外、人間の手となっていた。
顔をちらりと見るとまだ少しきつい顔立ちだが、ゴブリン特有の醜女ではなかった。
「これをどのようにすれば良いので?」
流石にナイトだけあり、言葉遣いもしっかりしている。
「後ろを向いて!僕が縛るから、タオルで胸が隠れるように調整してね」
僕はコライリスの背後に回りタオルを頭から被せ、後は自分で胸元に持って行ってもらった。
キツめに縛ったが、ポロリしたらゴメンナサイ。
「状況を説明すると僕はラビリンスに入っていて、4階層にいたんだけど、床が抜けて落ちてしまったんだ。6階層より下まで落ちていていると思われるのとここがどの階層かは不明なんだ。一緒に落ちてきたカーヴァントは重症を負いカードに戻しているんだ。君達にとって初めて召喚された直後なのに悪いけど、ここを脱出するのに力を貸して欲しい。」
「この身に代えましても!」
コライリスは返事をし、タイタンは頷く。
周りを見渡すと多少の起伏があり、巨大が活動できる広い空間のようだ。
岩があり、身を隠す場所には事欠かない。
改めてコライリスを見ると先程と比べきつい顔立ちが柔らかくなっている。
段々変化していて、まだ変化は終わっていないようだ。
「ご主人様、あちらから2体こちらに向かって魔物が来ます!」
気配を感じたのか警告された方を見ると、確かに水辺からワニ?が来ている。
タイタンのクロノスの腕前を見ようと思う。
「クロノス、任せられる?」
「委細承知」
名前 クロノス
所有者 淺沼 斗升
種族 タイタン
ジョブ タイタン
性別 男
ランク 8 Ι
レベル 1
能力
爆雷撃
神罰
人化
タイタンのクロノスが手に持つハンマーをワニ型の魔物に向い振るうと、雷というか電撃がほとばしり、そこにはエフェクトが残った。
「大量に来ます!」
2足歩行する上位種と思われるのもいるが、リザードマンとは違い純粋にワニが2足歩行している感じだ。
立つと2m少しありそうだ。
水辺から次々とワニが這いずり出てくるのが見え、ついゴクリとつばを飲み込む。
本物のワニも脅威は物凄いけど更に魔物となると、その脅威度はかなりのものとなるんだよね。
先程放ったバトルスーツのオプション装備の砲塔には魔粉が練り込まれたパチンコ玉を100玉装填してあり、残り100玉を持ってきている。
特注で1玉1000円になるのだが、最低製造ラインが1000発だったので発注してある。
100万・・・
設定が分からないが、取り敢えず分かっているのはパワーオンとオフだ。
他は試行錯誤しなければだ。
現状中居さんが最後に戦闘していた時の設定で、手記によると中居さんのポジションは小隊の指揮と、戦闘においては後方支援だったようだ。
カーヴァントによる戦闘がメインになっても、遠距離攻撃は重宝したらしい。
今はオンにしていると魔石の補充を要求してくるのと、右目に装着するスカウターのようなのが目線を追い、オートで発射する。
スカウターは右耳に装着するヘッドセットと一体で、右耳は発射音から鼓膜を保護する目的と、システムアナウンスが聞こえる浪漫仕様だ。
数が多いのと、勉強不足なのもあるけど、知識にない魔物に絶望感を覚えた。
「あれはウォーガトルです!」
僕は忠煎廟剣を持って身構えつつ、先頭の1匹に視線を向けた。
ヒューイーン!・・・バリバリバリ!バシュっ!
炸裂音と共に砲身から玉が放たれ、ヒューンと風切音がしたが直ぐに頭部に命中し、頭を吹き飛ばした。
すると短いエフェクトが発生し、その位置を後続のウォーガトルが埋めた。
また、純粋なワニ型の魔物も水場から上がってきており、クロノスが鎚を振るい吹き飛ばしていく。
持ち堪えるのがいるが、大半はエフェクトに沈む。
僕の方は早速魔石を補充するようにと警告が発生したのだった。
童貞には美少女がぷるるんしているのは刺激がつようございます!
コライリス、悪いけど今はこれしかないからこれで胸を隠して。
コライリスが受け取ったが、その手からはシワが消えており薄い緑色な事以外、人間の手となっていた。
顔をちらりと見るとまだ少しきつい顔立ちだが、ゴブリン特有の醜女ではなかった。
「これをどのようにすれば良いので?」
流石にナイトだけあり、言葉遣いもしっかりしている。
「後ろを向いて!僕が縛るから、タオルで胸が隠れるように調整してね」
僕はコライリスの背後に回りタオルを頭から被せ、後は自分で胸元に持って行ってもらった。
キツめに縛ったが、ポロリしたらゴメンナサイ。
「状況を説明すると僕はラビリンスに入っていて、4階層にいたんだけど、床が抜けて落ちてしまったんだ。6階層より下まで落ちていていると思われるのとここがどの階層かは不明なんだ。一緒に落ちてきたカーヴァントは重症を負いカードに戻しているんだ。君達にとって初めて召喚された直後なのに悪いけど、ここを脱出するのに力を貸して欲しい。」
「この身に代えましても!」
コライリスは返事をし、タイタンは頷く。
周りを見渡すと多少の起伏があり、巨大が活動できる広い空間のようだ。
岩があり、身を隠す場所には事欠かない。
改めてコライリスを見ると先程と比べきつい顔立ちが柔らかくなっている。
段々変化していて、まだ変化は終わっていないようだ。
「ご主人様、あちらから2体こちらに向かって魔物が来ます!」
気配を感じたのか警告された方を見ると、確かに水辺からワニ?が来ている。
タイタンのクロノスの腕前を見ようと思う。
「クロノス、任せられる?」
「委細承知」
名前 クロノス
所有者 淺沼 斗升
種族 タイタン
ジョブ タイタン
性別 男
ランク 8 Ι
レベル 1
能力
爆雷撃
神罰
人化
タイタンのクロノスが手に持つハンマーをワニ型の魔物に向い振るうと、雷というか電撃がほとばしり、そこにはエフェクトが残った。
「大量に来ます!」
2足歩行する上位種と思われるのもいるが、リザードマンとは違い純粋にワニが2足歩行している感じだ。
立つと2m少しありそうだ。
水辺から次々とワニが這いずり出てくるのが見え、ついゴクリとつばを飲み込む。
本物のワニも脅威は物凄いけど更に魔物となると、その脅威度はかなりのものとなるんだよね。
先程放ったバトルスーツのオプション装備の砲塔には魔粉が練り込まれたパチンコ玉を100玉装填してあり、残り100玉を持ってきている。
特注で1玉1000円になるのだが、最低製造ラインが1000発だったので発注してある。
100万・・・
設定が分からないが、取り敢えず分かっているのはパワーオンとオフだ。
他は試行錯誤しなければだ。
現状中居さんが最後に戦闘していた時の設定で、手記によると中居さんのポジションは小隊の指揮と、戦闘においては後方支援だったようだ。
カーヴァントによる戦闘がメインになっても、遠距離攻撃は重宝したらしい。
今はオンにしていると魔石の補充を要求してくるのと、右目に装着するスカウターのようなのが目線を追い、オートで発射する。
スカウターは右耳に装着するヘッドセットと一体で、右耳は発射音から鼓膜を保護する目的と、システムアナウンスが聞こえる浪漫仕様だ。
数が多いのと、勉強不足なのもあるけど、知識にない魔物に絶望感を覚えた。
「あれはウォーガトルです!」
僕は忠煎廟剣を持って身構えつつ、先頭の1匹に視線を向けた。
ヒューイーン!・・・バリバリバリ!バシュっ!
炸裂音と共に砲身から玉が放たれ、ヒューンと風切音がしたが直ぐに頭部に命中し、頭を吹き飛ばした。
すると短いエフェクトが発生し、その位置を後続のウォーガトルが埋めた。
また、純粋なワニ型の魔物も水場から上がってきており、クロノスが鎚を振るい吹き飛ばしていく。
持ち堪えるのがいるが、大半はエフェクトに沈む。
僕の方は早速魔石を補充するようにと警告が発生したのだった。
2
お気に入りに追加
975
あなたにおすすめの小説
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。

職業・遊び人となったら追放されたけれど、追放先で覚醒し無双しちゃいました!
よっしぃ
ファンタジー
この物語は、通常1つの職業を選定する所を、一つ目で遊び人を選定してしまい何とか別の職業を、と思い3つとも遊び人を選定してしまったデルクが、成長して無双する話。
10歳を過ぎると皆教会へ赴き、自身の職業を選定してもらうが、デルク・コーネインはここでまさかの遊び人になってしまう。最高3つの職業を選べるが、その分成長速度が遅くなるも、2つ目を選定。
ここでも前代未聞の遊び人。止められるも3度目の正直で挑むも結果は遊び人。
同年代の連中は皆良い職業を選定してもらい、どんどん成長していく。
皆に馬鹿にされ、蔑まれ、馬鹿にされ、それでも何とかレベル上げを行うデルク。
こんな中2年ほど経って、12歳になった頃、1歳年下の11歳の1人の少女セシル・ヴァウテルスと出会う。凄い職業を得たが、成長が遅すぎると見捨てられた彼女。そんな2人がダンジョンで出会い、脱出不可能といわれているダンジョン下層からの脱出を、2人で成長していく事で不可能を可能にしていく。
そんな中2人を馬鹿にし、死地に追い込んだ同年代の連中や年上の冒険者は、中層への攻略を急ぐあまり、成長速度の遅い上位職を得たデルクの幼馴染の2人をダンジョンの大穴に突き落とし排除してしまう。
しかし奇跡的にもデルクはこの2人の命を救う事ができ、セシルを含めた4人で辛うじてダンジョンを脱出。
その後自分達をこんな所に追い込んだ連中と対峙する事になるが、ダンジョン下層で成長した4人にかなう冒険者はおらず、自らの愚かな行為に自滅してしまう。
そして、成長した遊び人の職業、実は成長すればどんな職業へもジョブチェンジできる最高の職業でした!
更に未だかつて同じ職業を3つ引いた人物がいなかったために、その結果がどうなるかわかっていなかった事もあり、その結果がとんでもない事になる。
これはのちに伝説となる4人を中心とする成長物語。
ダンジョン脱出までは辛抱の連続ですが、その後はざまぁな展開が待っています。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる