107 / 197
第1章(高校生入学編)
第107話 チェンジ発動
しおりを挟む
ネイラの様子がやばい。
僕の所に来ると・・・首に腕を回しぺろりと頬を舐めてきた。
皆唖然としている。
ネイラは下腹部を押さえ、明らかに僕を誘惑している。
想定外の事に僕の頭は真っ白になる。
「あああああ!?」
誰かが叫んでいたが、ネイラに股間をガシッと掴まれた。
「もしお姉様にオイタをしたら噛み切ってやるわ!殺す事は無理でもちょん切る事位できるのよ!それともあたしが欲しいの?殺らせてあげても良いけど、果てた後噛み切るから、最初で最後の女があたしになっても良いならね!どう?」
「お止めなさい!」
レイラがネイラを引き剥がした。
「私の大切なご主人様に何をしているのですか!謝罪しなさい」
「お、お姉様。お姉様はこの変態を好きなのですか?その、ごめんなさい」
「勿論好きですよ。奥様の許可を頂き、可能ならば将来的にご主人様の子を産みたいと思います。しかし、触っても良いのにこの体に触れようとなされません。素晴らしく紳士な方です。私に謝るのではなくご主人様に謝りなさい」
「ご、ご主人様ごめんなさい。お詫びに抱く事を許可します。ゴブリンの王族を抱けるのです!感謝し・・・ギャフ!」
「ご主人様や奥様に失礼です。ご主人様、ネイラが失礼を働き申し訳ございません。ネイラは召喚された直後で混乱しています。少し時間を頂きたいのです」
レイラはネイラを抱きしめ背中を擦ると、ネイラが啜り泣き、レイラにごめんなさいを連呼している声が聞こえる。
「ご主人様、ゴブリンの女は男に尽くし子を産む為だけに存在しています。先程からのこの子の態度は、男に対し少しでも自分の立場を上げる為の駆け引きなのです。生き死にが掛かっているのでゴブリンの女子は男を誘惑するのです。ムミムナはアレクを下に置く事に成功していますが、幼馴染から胃袋を掌握しているからで、何かしらの方法で、強いか大事にしてくれる男を必死に手懐けるのです。ネイラにはご主人様相手にそのような駆け引きが必要ない事を言い聞かせますし、新たに召喚した同胞達にも言い聞かせますから、どうか今の事は無かったとは言いませんがお許しください」
「そう言えばゼッチィーニやショーナンはそんなだったけど、最近そんな様子を見ないのはレイラが話してくれたからなんだね。分かったよ!」
僕は友里愛が差し出してきたタオルで顔を拭う。
濡らしてあったのできれいに拭けたかな。
「ふう、驚いたよ。タオルありがとうねって怒っている?」
「何か先程嬉しそうにしてなかったかしら?」
「ゆりっち、そりゃあ斗升も男の子だもん、あんな事をされたら悦ぶわよ。ゆりっちも今夜やってみたら?なんなら部屋アレクシアと私は他のこの部屋に行くわ!」
「もう知らない!」
友里愛はみーこにからかわれたのだが、顔を真赤にしながら僕の横を駆けて階段に向かう。
何やってんだよ!!!と思った瞬間友里愛がいる所の床が抜けた。
階段の一歩手前の2m X2m位の範囲だ。
咄嗟に友里愛の襟首を掴み押し出そうとしたが、その姿がモーモンに入れ替わった。
モーモンのチェンジは対象と位置を入れ替わる能力だが、これまでは実戦で使う機会がなかった。
そのまま僕とモーモンは落下していった。
僕の所に来ると・・・首に腕を回しぺろりと頬を舐めてきた。
皆唖然としている。
ネイラは下腹部を押さえ、明らかに僕を誘惑している。
想定外の事に僕の頭は真っ白になる。
「あああああ!?」
誰かが叫んでいたが、ネイラに股間をガシッと掴まれた。
「もしお姉様にオイタをしたら噛み切ってやるわ!殺す事は無理でもちょん切る事位できるのよ!それともあたしが欲しいの?殺らせてあげても良いけど、果てた後噛み切るから、最初で最後の女があたしになっても良いならね!どう?」
「お止めなさい!」
レイラがネイラを引き剥がした。
「私の大切なご主人様に何をしているのですか!謝罪しなさい」
「お、お姉様。お姉様はこの変態を好きなのですか?その、ごめんなさい」
「勿論好きですよ。奥様の許可を頂き、可能ならば将来的にご主人様の子を産みたいと思います。しかし、触っても良いのにこの体に触れようとなされません。素晴らしく紳士な方です。私に謝るのではなくご主人様に謝りなさい」
「ご、ご主人様ごめんなさい。お詫びに抱く事を許可します。ゴブリンの王族を抱けるのです!感謝し・・・ギャフ!」
「ご主人様や奥様に失礼です。ご主人様、ネイラが失礼を働き申し訳ございません。ネイラは召喚された直後で混乱しています。少し時間を頂きたいのです」
レイラはネイラを抱きしめ背中を擦ると、ネイラが啜り泣き、レイラにごめんなさいを連呼している声が聞こえる。
「ご主人様、ゴブリンの女は男に尽くし子を産む為だけに存在しています。先程からのこの子の態度は、男に対し少しでも自分の立場を上げる為の駆け引きなのです。生き死にが掛かっているのでゴブリンの女子は男を誘惑するのです。ムミムナはアレクを下に置く事に成功していますが、幼馴染から胃袋を掌握しているからで、何かしらの方法で、強いか大事にしてくれる男を必死に手懐けるのです。ネイラにはご主人様相手にそのような駆け引きが必要ない事を言い聞かせますし、新たに召喚した同胞達にも言い聞かせますから、どうか今の事は無かったとは言いませんがお許しください」
「そう言えばゼッチィーニやショーナンはそんなだったけど、最近そんな様子を見ないのはレイラが話してくれたからなんだね。分かったよ!」
僕は友里愛が差し出してきたタオルで顔を拭う。
濡らしてあったのできれいに拭けたかな。
「ふう、驚いたよ。タオルありがとうねって怒っている?」
「何か先程嬉しそうにしてなかったかしら?」
「ゆりっち、そりゃあ斗升も男の子だもん、あんな事をされたら悦ぶわよ。ゆりっちも今夜やってみたら?なんなら部屋アレクシアと私は他のこの部屋に行くわ!」
「もう知らない!」
友里愛はみーこにからかわれたのだが、顔を真赤にしながら僕の横を駆けて階段に向かう。
何やってんだよ!!!と思った瞬間友里愛がいる所の床が抜けた。
階段の一歩手前の2m X2m位の範囲だ。
咄嗟に友里愛の襟首を掴み押し出そうとしたが、その姿がモーモンに入れ替わった。
モーモンのチェンジは対象と位置を入れ替わる能力だが、これまでは実戦で使う機会がなかった。
そのまま僕とモーモンは落下していった。
2
お気に入りに追加
975
あなたにおすすめの小説
ざまぁから始まるモブの成り上がり!〜現実とゲームは違うのだよ!〜
KeyBow
ファンタジー
カクヨムで異世界もの週間ランク70位!
VRMMORゲームの大会のネタ副賞の異世界転生は本物だった!しかもモブスタート!?
副賞は異世界転移権。ネタ特典だと思ったが、何故かリアル異世界に転移した。これは無双の予感?いえ一般人のモブとしてスタートでした!!
ある女神の妨害工作により本来出会える仲間は冒頭で死亡・・・
ゲームとリアルの違いに戸惑いつつも、メインヒロインとの出会いがあるのか?あるよね?と主人公は思うのだが・・・
しかし主人公はそんな妨害をゲーム知識で切り抜け、無双していく!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語

【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。

~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる