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第1章(高校生入学編)
第93話 集合写真
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「せーんろはつづくーよー!どーこまーでーもー!」
「妙にテンションが高いわね!」
今の僕はと言うと、隣に友里愛、向かいにみーことアレクシアが座っている。
目的の場所はよりによって同じ県内とは言え、端から端への正反対だった。
電車に揺られ、2時間半を擁するが今はその電車の中。
お昼に約束をしたから、9時頃の電車、それも特急に揺られている。
長閑な電影風景や山の中を進み、景色を愉しんでいるんだ。
それと・・・密着している友里愛の感触。
良い!非常に良い!
「何ニヤニヤしているの?あっ!エッチな事考えていたんでしょ?」
「そりゃあそんなふうにグイッとされると胸の感触が伝わってきてさ、柔らかいなーって思うさ!君が行けないんだ。ムラムラしてきたよ!」
何て言えれば良いけど、実際は・・・
「えっ?その、電車の旅って良いなあって景色を見ていてつい笑みがこぼれたのかな?」
そんなしょうもない事しか言えないんだ。
美少女と一緒にいても気の利いたセリフや踏み込んだ関係になる為の言葉も出ない。
ここで、君の事を考えていた。
キスをしたらとろけるかなって?
君の唇が欲しい!
等と言えば、ファーストキスが出来たろうに言えなかった。
ネットで勉強したんだよ!
でも言えないのはやはり僕がモブだからくさいセリフを言えないんだろうな。
その、僕は胸の心地良さと隣に座る友里愛の温もりからウトウトし、体を預けてしまい首が完全に彼女の肩にあったんだ。
頭を撫でられたのもあり、熟睡してしまった。
目が覚めた時に気が付いて体を起こそうとしたらガッチリホールドされていたよ。
「ごめんね。皆の事を考えなきゃいけないから疲れたよね。私の肩でよ、良かったらいつでも貸すわ」
そんな言葉を掛けられた。
途中車掌さんが座席に座っている人のチェックに来たり、停車駅で通路を通る人がいると恥ずかしかったけど、嬉しかったな。
「そう言えばきのう何を買ったの?」
「ちょっと何女の買い物をチェックしてんのよ?」
「ご、ごめん」
僕がみーこのひと言に狼狽えているとアレクシアが珍しく口を開いた。
「セクシーなランジェリー」
「えっ?」
「あれあれー?斗升君?ひょっとして想像しちゃった?」
僕はいぢられていると分かっていても顔を真っ赤にして俯いてしまう。
「か、可愛い!」
友里愛は自らの果実に僕の頭を抱え込みグリグリしていた。
「ずるい。次やる」
「あっ!いいなぁ!」
僕は至福のひと時を過ごした。
そこからタクシーで揺られる事25分程で目的の家に着いた。
家の写真とかを予め貰っていたからスムーズに辿り着いたよ。
約束の時間の10分程前に着いたけど、玄関先に家の方がいた。
老婆とその横に孫?がいる。
孫は多分大学生位?の女性で、足腰の衰えた祖母の介添え?かと思ったんだ。
「ようこそおいでくださったね。遠かったでしょう?ささ、中に入ってくださいな。挨拶は中に入ってからね」
僕等はか細い声にも関わらず、気迫?から従った。
介添えの人の腕に掴まりながら歩いていたけど、妙に余所余所しい。
和室に通されると仏壇が目についた。
壁の上を見ると色々な人の写真が飾られており、一際目を引いたのは40代か50代の1人の自衛隊の制服姿の写真だ。
僕は迷わず仏壇の前に座り、手を合わせた。
「はじめまして。僕は淺沼斗升と言い、父は自衛隊の隊員としてラビリンスが現れたその時からラビリンスに入っていました。それと彼女達は・・・」
軽くこちら側の自己紹介をした。
「若いのにご丁寧にどうも。私は中居の妻の千代子です。夫は陸曹というのが最後の階級だったようです。これをどうぞ。初期のラビリンスに入った時の集合写真だそうです。有名な0号と呼ばれた方もいらっしゃったようですよ」
僕はその写真に父の姿を見が、その時奥さんは介添えの人に告げた。
「楓さん、悪いけど1時間位外してもらえるかしら?」
「はい。それでは少し外しますね」
僕達にペコリとして出ていった。
「家政婦さんなの」
僕ははぁと気の抜けた返事をしてから写真を見ていた。
全員隣の者と肩を組んでにこやかにしている。
「あの、この人が僕の父です」
「あらまあ。あの人の隣にいらしたのね。貴方のお父さんは健在なのかしら?」
「いえ。ランク9のラビリンスへ0号さんを引き連れて入り、ラビリンスのランクアップを阻止したのと引き換えに戻らなかったんです」
「これは悪い事を聞いたわね」
「いえ。これが父のカードなんですが、カラーなんです。主人が死んだらカードは白黒になるんですが、そうじゃないんです。つまり生きているんです。だから僕は父を救うのに強くならなきゃいけないんです」
「失礼ですが、その方は皆裏と言う方のはずですよ」
アルバムから写真を出し、その裏に誰か名前が書いてあり、50人程が写っているのにひとりひとりの名前を覚えていたようだ。
「はい。皆裏 栃郎は僕の父で、有名な人だったらしく、静かに暮らしたい母の要望で母の旧姓を名乗っているんです」
「これは驚きました。あの人と貴方のお父さんは仲が良かったようよ。あの人の手記に時折一緒に飲んだとあるの。元々知り合いだったようね」
中居陸曹の手記によると、僕のお父さんとはラビリンスに入る時の即席訓練からの仲で、この写真のメンバーもこの写真を撮った次の探査で3割死んだそうだ。
そして今も生きているのは2割だとか。
ただ、この人は引退するまで生き延びたようだ。
昔話等がひと通り終わり、本題のカードについて話をする事になった。
「妙にテンションが高いわね!」
今の僕はと言うと、隣に友里愛、向かいにみーことアレクシアが座っている。
目的の場所はよりによって同じ県内とは言え、端から端への正反対だった。
電車に揺られ、2時間半を擁するが今はその電車の中。
お昼に約束をしたから、9時頃の電車、それも特急に揺られている。
長閑な電影風景や山の中を進み、景色を愉しんでいるんだ。
それと・・・密着している友里愛の感触。
良い!非常に良い!
「何ニヤニヤしているの?あっ!エッチな事考えていたんでしょ?」
「そりゃあそんなふうにグイッとされると胸の感触が伝わってきてさ、柔らかいなーって思うさ!君が行けないんだ。ムラムラしてきたよ!」
何て言えれば良いけど、実際は・・・
「えっ?その、電車の旅って良いなあって景色を見ていてつい笑みがこぼれたのかな?」
そんなしょうもない事しか言えないんだ。
美少女と一緒にいても気の利いたセリフや踏み込んだ関係になる為の言葉も出ない。
ここで、君の事を考えていた。
キスをしたらとろけるかなって?
君の唇が欲しい!
等と言えば、ファーストキスが出来たろうに言えなかった。
ネットで勉強したんだよ!
でも言えないのはやはり僕がモブだからくさいセリフを言えないんだろうな。
その、僕は胸の心地良さと隣に座る友里愛の温もりからウトウトし、体を預けてしまい首が完全に彼女の肩にあったんだ。
頭を撫でられたのもあり、熟睡してしまった。
目が覚めた時に気が付いて体を起こそうとしたらガッチリホールドされていたよ。
「ごめんね。皆の事を考えなきゃいけないから疲れたよね。私の肩でよ、良かったらいつでも貸すわ」
そんな言葉を掛けられた。
途中車掌さんが座席に座っている人のチェックに来たり、停車駅で通路を通る人がいると恥ずかしかったけど、嬉しかったな。
「そう言えばきのう何を買ったの?」
「ちょっと何女の買い物をチェックしてんのよ?」
「ご、ごめん」
僕がみーこのひと言に狼狽えているとアレクシアが珍しく口を開いた。
「セクシーなランジェリー」
「えっ?」
「あれあれー?斗升君?ひょっとして想像しちゃった?」
僕はいぢられていると分かっていても顔を真っ赤にして俯いてしまう。
「か、可愛い!」
友里愛は自らの果実に僕の頭を抱え込みグリグリしていた。
「ずるい。次やる」
「あっ!いいなぁ!」
僕は至福のひと時を過ごした。
そこからタクシーで揺られる事25分程で目的の家に着いた。
家の写真とかを予め貰っていたからスムーズに辿り着いたよ。
約束の時間の10分程前に着いたけど、玄関先に家の方がいた。
老婆とその横に孫?がいる。
孫は多分大学生位?の女性で、足腰の衰えた祖母の介添え?かと思ったんだ。
「ようこそおいでくださったね。遠かったでしょう?ささ、中に入ってくださいな。挨拶は中に入ってからね」
僕等はか細い声にも関わらず、気迫?から従った。
介添えの人の腕に掴まりながら歩いていたけど、妙に余所余所しい。
和室に通されると仏壇が目についた。
壁の上を見ると色々な人の写真が飾られており、一際目を引いたのは40代か50代の1人の自衛隊の制服姿の写真だ。
僕は迷わず仏壇の前に座り、手を合わせた。
「はじめまして。僕は淺沼斗升と言い、父は自衛隊の隊員としてラビリンスが現れたその時からラビリンスに入っていました。それと彼女達は・・・」
軽くこちら側の自己紹介をした。
「若いのにご丁寧にどうも。私は中居の妻の千代子です。夫は陸曹というのが最後の階級だったようです。これをどうぞ。初期のラビリンスに入った時の集合写真だそうです。有名な0号と呼ばれた方もいらっしゃったようですよ」
僕はその写真に父の姿を見が、その時奥さんは介添えの人に告げた。
「楓さん、悪いけど1時間位外してもらえるかしら?」
「はい。それでは少し外しますね」
僕達にペコリとして出ていった。
「家政婦さんなの」
僕ははぁと気の抜けた返事をしてから写真を見ていた。
全員隣の者と肩を組んでにこやかにしている。
「あの、この人が僕の父です」
「あらまあ。あの人の隣にいらしたのね。貴方のお父さんは健在なのかしら?」
「いえ。ランク9のラビリンスへ0号さんを引き連れて入り、ラビリンスのランクアップを阻止したのと引き換えに戻らなかったんです」
「これは悪い事を聞いたわね」
「いえ。これが父のカードなんですが、カラーなんです。主人が死んだらカードは白黒になるんですが、そうじゃないんです。つまり生きているんです。だから僕は父を救うのに強くならなきゃいけないんです」
「失礼ですが、その方は皆裏と言う方のはずですよ」
アルバムから写真を出し、その裏に誰か名前が書いてあり、50人程が写っているのにひとりひとりの名前を覚えていたようだ。
「はい。皆裏 栃郎は僕の父で、有名な人だったらしく、静かに暮らしたい母の要望で母の旧姓を名乗っているんです」
「これは驚きました。あの人と貴方のお父さんは仲が良かったようよ。あの人の手記に時折一緒に飲んだとあるの。元々知り合いだったようね」
中居陸曹の手記によると、僕のお父さんとはラビリンスに入る時の即席訓練からの仲で、この写真のメンバーもこの写真を撮った次の探査で3割死んだそうだ。
そして今も生きているのは2割だとか。
ただ、この人は引退するまで生き延びたようだ。
昔話等がひと通り終わり、本題のカードについて話をする事になった。
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