41 / 197
第1章(高校生入学編)
第41話 魔物部屋での戦闘1
しおりを挟む
中を確認したモーモンが報告してきた。
「報告致します。ゴブリン2、ゴブリンウォーリアー7、ナイト1、計10体になります」
魔物部屋の中を覗いた結果は先日と同じ構成のようだ。
「指揮はレイラに任せるよ。ゴブリンのうち1体は殺さずに友里愛が1対1で戦えるようにしたい」
「かしこまりましたが、残りは?」
「ナイトは僕がやってみたいから、それ以外は新メンバーの戦いを確認する感じでお願いしたいな。それとこの前と同じでゴブリン2体のみが来たら1体は僕がやるよ!」
「ちょっと何言っているの?ランク3よ!死にたいの?」
「大丈夫だよ。いざとなればモーモンやエリートナイトもいるし、何よりレイラがいるしエリートナイトはランク4だからね!それに僕にはこの父さんの剣がある!ナイトの剣如きじゃ傷ひとつつかないさ!」
友里愛は斗升のその自信の根拠にクエスチョンマークだった。
斗枡の持つ剣はそこそこの値段はするとは思うが、とてもではないが業物とは思えなかった。
借りた剣よりは上等だろうが、精々20万円~30万円程度の物との認識だ。
それでも借りた剣でもゴブリンなら余裕で行けるが、問題が有るとしたら精神的にゴブリンを斬る事が可能か?だ。
しかしいずれは通らなければならない道だ。
覚悟を決めた友里愛は斗升の目をじっと見る。
「女の子に魔物を殺せって酷い事をさせるんだから、ご褒美を期待しても良いわよね!?」
「も、勿論だよ!」
僕はその気迫と決意に返事をしてしまうが、モーモンが魔物部屋の扉を開けたので中に入る。
僕らに気が付いたナイトはコブゴブと叫び、ゴブリン2体に行けと命じた。
やはりゴブリンは木の棒としか思えないような棍棒もどきを手に持ち、ゴブアボブと唸りながら掛け始めた。
2匹並んでいたが、僕は右の方に石を投げヘイトを稼ぐ。
もう1匹はへっぴり腰になりながら剣を構える友里愛の方に行った。
「シャー!」
僕は叫びながら袈裟斬りにし、受け止めようとした棍棒もろとも両断した。
うん!流石の切れ味だ!
僕は切れ味にご満悦だったけど剣の切れ味ではなく、バトルスーツの筋力補正にて怪力になっていただけだと知るのはもう少し先。
友里愛は苦戦し、ナイトはニタニタと見ている。
棍棒を受け止めるのが精一杯だ。
「ゴベプブごブア」
「もう!しつこいわよ!そんなだと女の子に嫌われるわよ!」
あっ!上は服(粗末な布)を着ているからメスだよ?と思うも流石に指摘するのは止めておこう。
カン、カン、カンとゴブリンの攻撃を剣で捌いているけど、友里愛は遊んでいるのかな?
しかし、剣を落としてしまった。
「うっ!痛いじゃないの!女の子には優しくするものよ!」
同意はするけど、それを目の前のゴブリンに言ってどうすんだ?
僕は場違いな事をつい思うが、何故か剣を落としたのか理解できなかった。
友里愛はナイフを脚から取り出すと投げた。
見事に目に刺さり、サブウェポンのコンバットナイフを構え、目を押さえるゴブリンの胸に突き刺し決着した。
「ハァハァハァハァ、お、終わったの?」
僕はドロップとナイフを拾い、ナイフを友里愛に渡した。
「少しヒヤッとしたけど、ゴブリンなら大丈夫そうだね。まだ終わっていないから後ろで見ていて。ゼッチィーニ、友里愛を守って!」
「アタシもご褒美が欲しい位よ!」
ナイトとゴブリンウォーリアーが掛けてきた。
「軽口はそれくらいにね!残り行くよ!」
しかし、一瞬目を離している間にウォーリアーとナイトは床に組み伏せられていた。
組み伏せたのは1匹につき1体の小さなフェンリルのような獣型の魔物だった。
「まさか、ジョーイが召喚したのか?」
確かこの前ジョーイは眷属を召喚していたが、これは凄い!
ナイトを含め楽々と組み伏せている事から、少なくとも眷属でもランク4以上ある。
「ご主人様、この子達はジョーイが万が一にと残してくれています。ジョーイ自体はアレクとお宝探しをお楽しみ中だそうです」
「アレクめ!落ち着いたと思ったら中2病じゃないか!。えっとこの子達は何だ?」
「ライカンスロープだそうです」
「ちょっと待ちなさいよ!ライカンスロープって確かランク6よね?何でそんなのを召喚できるカーヴァントがいるのよ!聞いた事無いわよ」
「コホン。主殿、ウォーリアーとナイトを倒すのでは?」
友里愛が突っ込んで来たが、モーモンが軌道修正してくれた。
「よし、皆さんの腕前を見よう!先ずはセバスチャン!」
「斗升、セボスちゃーんよ」
「そうだった。ウォーリアーと戦ってね!愛姉に腕前を見せて!」
「承知致しました。お嬢様、弟君の要請により腕前を披露致します」
服はいかにもと言った執事服を愛姉が用意しており、執事服姿で手には杖?を持っている。
「ライカンスロープ殿、ではそこのウォーリアーを解き放ってくだされ!」
杖で指し示した方のウォーリアーを組み伏せているライカンスロープが退くと、そのウォーリアーは執爺に襲い掛からんと駆け出すも、執爺は持っていた杖の先でウォーリアーの額をちょこんと突いた。
すると頭が吹き飛び、立ったまま霧散した。
「なっ!何をしたの?」
「友里愛は分からなかった?杖で額をちょこんと突いたようだよ」
「つ、強いのね。じゃあ次はショーナンの腕を見たいわ」
「良いぜ!アタイの腕前をエロい目で見るんだぞ!アタイの相手はお前だ!」
僕が渡した予備武器のコンバットナイフを手にし、刃を舐めてうへへへと唸っている。
そして解き放たれたウォーリアーは真っ直ぐ突っ込んで行ったが、ショーナンは直前で最小限の動きで躱すとコンバットナイフで少し斬りつける。
「おらどうしたよ!?それで終わりかあぁ!」
ウォーリアーは怒りに任せて剣を振るうがショーナンは明らかに相手をいたぶっていた。
致命傷を与えず小傷を与えて行く。
「ショーナン、駄目よ。敵とはいえ楽にしてあげなさい」
「チェッ!ご主人様の要望じゃあしゃあないね。逝きな」
コンバットナイフを腹に突き立て、頭に手をやったかと思うと首を一気に捻り、ゴキっと首が折れる音と共に霧散して終わった。
「報告致します。ゴブリン2、ゴブリンウォーリアー7、ナイト1、計10体になります」
魔物部屋の中を覗いた結果は先日と同じ構成のようだ。
「指揮はレイラに任せるよ。ゴブリンのうち1体は殺さずに友里愛が1対1で戦えるようにしたい」
「かしこまりましたが、残りは?」
「ナイトは僕がやってみたいから、それ以外は新メンバーの戦いを確認する感じでお願いしたいな。それとこの前と同じでゴブリン2体のみが来たら1体は僕がやるよ!」
「ちょっと何言っているの?ランク3よ!死にたいの?」
「大丈夫だよ。いざとなればモーモンやエリートナイトもいるし、何よりレイラがいるしエリートナイトはランク4だからね!それに僕にはこの父さんの剣がある!ナイトの剣如きじゃ傷ひとつつかないさ!」
友里愛は斗升のその自信の根拠にクエスチョンマークだった。
斗枡の持つ剣はそこそこの値段はするとは思うが、とてもではないが業物とは思えなかった。
借りた剣よりは上等だろうが、精々20万円~30万円程度の物との認識だ。
それでも借りた剣でもゴブリンなら余裕で行けるが、問題が有るとしたら精神的にゴブリンを斬る事が可能か?だ。
しかしいずれは通らなければならない道だ。
覚悟を決めた友里愛は斗升の目をじっと見る。
「女の子に魔物を殺せって酷い事をさせるんだから、ご褒美を期待しても良いわよね!?」
「も、勿論だよ!」
僕はその気迫と決意に返事をしてしまうが、モーモンが魔物部屋の扉を開けたので中に入る。
僕らに気が付いたナイトはコブゴブと叫び、ゴブリン2体に行けと命じた。
やはりゴブリンは木の棒としか思えないような棍棒もどきを手に持ち、ゴブアボブと唸りながら掛け始めた。
2匹並んでいたが、僕は右の方に石を投げヘイトを稼ぐ。
もう1匹はへっぴり腰になりながら剣を構える友里愛の方に行った。
「シャー!」
僕は叫びながら袈裟斬りにし、受け止めようとした棍棒もろとも両断した。
うん!流石の切れ味だ!
僕は切れ味にご満悦だったけど剣の切れ味ではなく、バトルスーツの筋力補正にて怪力になっていただけだと知るのはもう少し先。
友里愛は苦戦し、ナイトはニタニタと見ている。
棍棒を受け止めるのが精一杯だ。
「ゴベプブごブア」
「もう!しつこいわよ!そんなだと女の子に嫌われるわよ!」
あっ!上は服(粗末な布)を着ているからメスだよ?と思うも流石に指摘するのは止めておこう。
カン、カン、カンとゴブリンの攻撃を剣で捌いているけど、友里愛は遊んでいるのかな?
しかし、剣を落としてしまった。
「うっ!痛いじゃないの!女の子には優しくするものよ!」
同意はするけど、それを目の前のゴブリンに言ってどうすんだ?
僕は場違いな事をつい思うが、何故か剣を落としたのか理解できなかった。
友里愛はナイフを脚から取り出すと投げた。
見事に目に刺さり、サブウェポンのコンバットナイフを構え、目を押さえるゴブリンの胸に突き刺し決着した。
「ハァハァハァハァ、お、終わったの?」
僕はドロップとナイフを拾い、ナイフを友里愛に渡した。
「少しヒヤッとしたけど、ゴブリンなら大丈夫そうだね。まだ終わっていないから後ろで見ていて。ゼッチィーニ、友里愛を守って!」
「アタシもご褒美が欲しい位よ!」
ナイトとゴブリンウォーリアーが掛けてきた。
「軽口はそれくらいにね!残り行くよ!」
しかし、一瞬目を離している間にウォーリアーとナイトは床に組み伏せられていた。
組み伏せたのは1匹につき1体の小さなフェンリルのような獣型の魔物だった。
「まさか、ジョーイが召喚したのか?」
確かこの前ジョーイは眷属を召喚していたが、これは凄い!
ナイトを含め楽々と組み伏せている事から、少なくとも眷属でもランク4以上ある。
「ご主人様、この子達はジョーイが万が一にと残してくれています。ジョーイ自体はアレクとお宝探しをお楽しみ中だそうです」
「アレクめ!落ち着いたと思ったら中2病じゃないか!。えっとこの子達は何だ?」
「ライカンスロープだそうです」
「ちょっと待ちなさいよ!ライカンスロープって確かランク6よね?何でそんなのを召喚できるカーヴァントがいるのよ!聞いた事無いわよ」
「コホン。主殿、ウォーリアーとナイトを倒すのでは?」
友里愛が突っ込んで来たが、モーモンが軌道修正してくれた。
「よし、皆さんの腕前を見よう!先ずはセバスチャン!」
「斗升、セボスちゃーんよ」
「そうだった。ウォーリアーと戦ってね!愛姉に腕前を見せて!」
「承知致しました。お嬢様、弟君の要請により腕前を披露致します」
服はいかにもと言った執事服を愛姉が用意しており、執事服姿で手には杖?を持っている。
「ライカンスロープ殿、ではそこのウォーリアーを解き放ってくだされ!」
杖で指し示した方のウォーリアーを組み伏せているライカンスロープが退くと、そのウォーリアーは執爺に襲い掛からんと駆け出すも、執爺は持っていた杖の先でウォーリアーの額をちょこんと突いた。
すると頭が吹き飛び、立ったまま霧散した。
「なっ!何をしたの?」
「友里愛は分からなかった?杖で額をちょこんと突いたようだよ」
「つ、強いのね。じゃあ次はショーナンの腕を見たいわ」
「良いぜ!アタイの腕前をエロい目で見るんだぞ!アタイの相手はお前だ!」
僕が渡した予備武器のコンバットナイフを手にし、刃を舐めてうへへへと唸っている。
そして解き放たれたウォーリアーは真っ直ぐ突っ込んで行ったが、ショーナンは直前で最小限の動きで躱すとコンバットナイフで少し斬りつける。
「おらどうしたよ!?それで終わりかあぁ!」
ウォーリアーは怒りに任せて剣を振るうがショーナンは明らかに相手をいたぶっていた。
致命傷を与えず小傷を与えて行く。
「ショーナン、駄目よ。敵とはいえ楽にしてあげなさい」
「チェッ!ご主人様の要望じゃあしゃあないね。逝きな」
コンバットナイフを腹に突き立て、頭に手をやったかと思うと首を一気に捻り、ゴキっと首が折れる音と共に霧散して終わった。
2
お気に入りに追加
975
あなたにおすすめの小説
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
ざまぁから始まるモブの成り上がり!〜現実とゲームは違うのだよ!〜
KeyBow
ファンタジー
カクヨムで異世界もの週間ランク70位!
VRMMORゲームの大会のネタ副賞の異世界転生は本物だった!しかもモブスタート!?
副賞は異世界転移権。ネタ特典だと思ったが、何故かリアル異世界に転移した。これは無双の予感?いえ一般人のモブとしてスタートでした!!
ある女神の妨害工作により本来出会える仲間は冒頭で死亡・・・
ゲームとリアルの違いに戸惑いつつも、メインヒロインとの出会いがあるのか?あるよね?と主人公は思うのだが・・・
しかし主人公はそんな妨害をゲーム知識で切り抜け、無双していく!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・

爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。

素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。

どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる