異世界の約束:追放者の再興〜外れギフト【光】を授り侯爵家を追い出されたけど本当はチート持ちなので幸せに生きて見返してやります!〜

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第66話 個人総合トーナメント開始

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前書きです。
挿絵として決勝のトーナメント表を付けます。
符号なのは手抜きで、名すら出ないモブさんです。


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「デデン!さあ泣いても笑っても最後の個人総合の決勝トーナメントが始まるよぅ!イエ~イ!・・・」

 いつもの空回りなオカマの司会にも慣れたけど・・・お近付きにはなりたくない!

 俺達的には勝っても負けても恨みっこなしのお祭りなんだけど、一部そうではない者達がいるんだよな。
 ミルギナンとヨルミクル、それとアルテイシアとコルニア、スメイルは奴隷解放が掛かっている。

 正確には奴隷化の免除だ。 
 大判振る舞いで氷艶の魔眼メンバーなら誰に勝っても良いと言ってある。
 言ってあったんだけど・・・まさかの組み合わせだったりする。
 なので、アルテイシアさんには、黒き薔薇の誰かが優勝したら3人共と言ってある。 
 
 死亡者が2人と、日程的に出ない者や、死亡者が出た事から出場を辞退する者が多く47人が出場する事に。
 
 組み合わせは個人武器別シードは16人だったけど、弓部門の準優勝者が出ないので、15人が決まっていた。
 
 トーナメント表の1番端が俺だ。
 俺の初初戦はミルギナンとで、運よく?決勝に出た者以外ある唯一のシードを勝ち取った。

 俺を正々堂々とぶちのめす事が可能たと勇んでいたな。

 今日はベスト8が決まるまでで、明日は決勝まで行われる。
 この時はまさかあのような結果になるとは予測できなかった。
 勿論、死亡者が出るとかの意味じゃなく、勝ち上がってくる者の事で、それにより一喜一憂があるのだが、それもまたドラマ。
 今の段階で1つ言えるのは、ゲームでは発生し得ない事が起こったとだけ言っておこう。

 ウルナさんから事前に言われたのは、相手を死亡させた者が2名いる事で、俺とタニスの隣のブロックにいるから、順調に勝ち上がると、俺かタニスがベスト8に残り、準々決勝で当たる。
 リンドンという。


もう1人がアルテイシアのブロックにいるそうで、アルテイシアとベスト8を競う相手になるそうだ。 
 仮面騎士Kとふざけた名だ。

 勿論順調に勝ち上がったらの話で、武器別トーナメントの初戦で相手を殺した為失格になり、団体戦にも出ていない。
 その為殆ど情報がないそうだ。

 ウルナさんが集めてくれた情報と言うか、賭けの方で、予想屋から買った賭けの情報だ。

 その相手を殺した奴の1人が狂戦士で、武器別は端から優勝は狙っておらず、殺す事を目的に試合に出たとしか思えず、総合に出て優勝する事が目標だという。
 暗黒騎士か?
 大穴狙いで俺とそいつを絡めて俺かそいつのどちらかが優勝の1位と2位を当てるのを買えとの事で、気圧されてつつ俺が優勝の方に賭けたと言っていた。

 買わざるをえない雰囲気で、殺した奴のうちの1人は運が悪かったとしか言えないそうだ・・・・
 それはともかく、シードの為の出番はないが、ベスト32は何もなくすんなり決まった。

 闘技場は4分割され、4試合が3度行われた。
 最後は3試合で、問題の奴2人の試合を見たが、特筆するような強さはなく、どちらかと言うと泥仕合だったな・・・
 実力なのか、なにか制約がある?又は実力を抑え、決勝に備える?まあ立ち塞がれば・・・ぶちのめす!


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