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第48話 頭に水を掛けられる
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闘技場の食堂にあるテーブルは、何故か4人掛けだったりする。
昨日と同じで、タミヤ達女子3人と別れて食事だ。
空いている席が無いなと思いキョロキョロしていたら、ネイリスが俺の服をクイクイと引っ張った。
「セル様、決勝進出者席ってのがあるッスよ!」
言われて気が付く。
「本当だな。気が付かなかったよ!」
俺達が席を確保すると周りの視線が集まる。
「タニスさん、惜しかったっすね!」
「ああ。想像以上に頑張ったんだよ。そもそもあの子は魔法使いだからな。決勝に残れた事が奇跡に近いんだよ。まあそこは鍛えたからな。口は少しきついけどあの子は頑張り屋さんなんだ」
「あのう、そう言えばもう3人の裸を見たって本当スッか?」
「ああ。数日に1度な。ネイリスも本格的に強くなりたかったら確認するぞ」
「確認っすか?」
「ああ。筋肉の付き方とか、脂肪の着き方とかで鍛え方や戦い方、バランスの取り方を変えるんだ。俺は5歳の時より父と師匠代わりの騎士から毎週されていたんだ。特にあの3人の中でハーニャの胸は大きいだろ」
「確かに大きいっすね」
「きちんと胸の中心位置を確認しないと揺れた時に体のバランスに響くから、動き方の指示を出しているんだ。それと下着の買い替えとか支持を出さないと駄目なんだ。知っての通り彼女達は俺の奴隷だ。遠慮するなと言ってあるんだが、下着も指示しないと買わないんだよ」
「もう抱いたんっすか?」
「もしかして3人の誰かを好きになったのか?安心しろ。手は出していない。少なくとも奴隷の身分のうちはな。好きな相手ができたらそいつと結婚しても良いと言ってあるんだが、奴隷だからいつでも夜伽をとか言ってくるんだけどな。俺としては勿論綺麗な体のまま初夜のベッドへちゃんと送り出す所存さ」
「はあ。あんなに綺麗なのにまだ何もしていないって驚いたっす」
「あの子達が奴隷じゃなくならないとな。もし開放できなかったとしたら、まあ、メイヤだけは娶るつもりなんだ。あの子もそれを求めているから。まあ、嫌われないようにしないとなんだけどな」
「ウル姉の事はどう思うっすか?」
「どうとは?まあ、綺麗で頭の良い子だね。事業が軌道に乗ったら商売の事をちゃんと教え、あの子達にも教師を付けて教育し、って話が逸れたね」
「やっぱりセル様は凄い人なんっすね!聞きたかったのは女としてどう思うっすか?という事なんっす」
俺はネイリスの目を見てため息をつく。
「ウルナさんに俺の意中の女性や好みを聞き出すように言われたんだろ?」
「アハハハは・・・分かるっすか?」
「今まで聞いて来なかったのに、妙に根掘り葉掘り聞いてくるからな。まあ、なにかの策略じゃなくて、俺の事を男として見てくれていて、恋愛対象とするか考えあぐねているってところかな?」
ネイリスの顔が驚きの顔に変わった。
「俺の妾や愛人に収まれば将来安泰とか、あの子はそんな事を考えないだろう。むしろ俺の方に問題があるんだけどな。貴族の子息だから、頻繁に妾にして欲しいとか、娘を妾にして欲しいとかその手の話がよくあるんだよ。あくまでダイランド侯爵家の家名狙いでね。だから近付いてくる女性にはそれなりに警戒してしまうんだ」
「お貴族様ってのも大変なんっすね」
「それにな、メイヤは俺に充てがわれた性奴隷なんだよ。貴族の男は結婚する時に女経験が無いと恥とされ、結婚するまでに女の扱いを熟知する必要があるんだ。ただ、娼館に行ったり娼婦を抱くと病気を貰い兼ねない。ならばどうする?」
「生娘を抱くしか無いっすね?」
「そうだ。メイヤは俺の筆おろし用にと12歳の時に買い与えられた奴隷なんだ。彼女はそれを知って尚俺にずっと尽くしてくれて・・・」
バシャっ!
突然頭の上から冷水を浴びせられた・・・
昨日と同じで、タミヤ達女子3人と別れて食事だ。
空いている席が無いなと思いキョロキョロしていたら、ネイリスが俺の服をクイクイと引っ張った。
「セル様、決勝進出者席ってのがあるッスよ!」
言われて気が付く。
「本当だな。気が付かなかったよ!」
俺達が席を確保すると周りの視線が集まる。
「タニスさん、惜しかったっすね!」
「ああ。想像以上に頑張ったんだよ。そもそもあの子は魔法使いだからな。決勝に残れた事が奇跡に近いんだよ。まあそこは鍛えたからな。口は少しきついけどあの子は頑張り屋さんなんだ」
「あのう、そう言えばもう3人の裸を見たって本当スッか?」
「ああ。数日に1度な。ネイリスも本格的に強くなりたかったら確認するぞ」
「確認っすか?」
「ああ。筋肉の付き方とか、脂肪の着き方とかで鍛え方や戦い方、バランスの取り方を変えるんだ。俺は5歳の時より父と師匠代わりの騎士から毎週されていたんだ。特にあの3人の中でハーニャの胸は大きいだろ」
「確かに大きいっすね」
「きちんと胸の中心位置を確認しないと揺れた時に体のバランスに響くから、動き方の指示を出しているんだ。それと下着の買い替えとか支持を出さないと駄目なんだ。知っての通り彼女達は俺の奴隷だ。遠慮するなと言ってあるんだが、下着も指示しないと買わないんだよ」
「もう抱いたんっすか?」
「もしかして3人の誰かを好きになったのか?安心しろ。手は出していない。少なくとも奴隷の身分のうちはな。好きな相手ができたらそいつと結婚しても良いと言ってあるんだが、奴隷だからいつでも夜伽をとか言ってくるんだけどな。俺としては勿論綺麗な体のまま初夜のベッドへちゃんと送り出す所存さ」
「はあ。あんなに綺麗なのにまだ何もしていないって驚いたっす」
「あの子達が奴隷じゃなくならないとな。もし開放できなかったとしたら、まあ、メイヤだけは娶るつもりなんだ。あの子もそれを求めているから。まあ、嫌われないようにしないとなんだけどな」
「ウル姉の事はどう思うっすか?」
「どうとは?まあ、綺麗で頭の良い子だね。事業が軌道に乗ったら商売の事をちゃんと教え、あの子達にも教師を付けて教育し、って話が逸れたね」
「やっぱりセル様は凄い人なんっすね!聞きたかったのは女としてどう思うっすか?という事なんっす」
俺はネイリスの目を見てため息をつく。
「ウルナさんに俺の意中の女性や好みを聞き出すように言われたんだろ?」
「アハハハは・・・分かるっすか?」
「今まで聞いて来なかったのに、妙に根掘り葉掘り聞いてくるからな。まあ、なにかの策略じゃなくて、俺の事を男として見てくれていて、恋愛対象とするか考えあぐねているってところかな?」
ネイリスの顔が驚きの顔に変わった。
「俺の妾や愛人に収まれば将来安泰とか、あの子はそんな事を考えないだろう。むしろ俺の方に問題があるんだけどな。貴族の子息だから、頻繁に妾にして欲しいとか、娘を妾にして欲しいとかその手の話がよくあるんだよ。あくまでダイランド侯爵家の家名狙いでね。だから近付いてくる女性にはそれなりに警戒してしまうんだ」
「お貴族様ってのも大変なんっすね」
「それにな、メイヤは俺に充てがわれた性奴隷なんだよ。貴族の男は結婚する時に女経験が無いと恥とされ、結婚するまでに女の扱いを熟知する必要があるんだ。ただ、娼館に行ったり娼婦を抱くと病気を貰い兼ねない。ならばどうする?」
「生娘を抱くしか無いっすね?」
「そうだ。メイヤは俺の筆おろし用にと12歳の時に買い与えられた奴隷なんだ。彼女はそれを知って尚俺にずっと尽くしてくれて・・・」
バシャっ!
突然頭の上から冷水を浴びせられた・・・
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