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第2章
第98話 2度目?だけど初めて?
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俺はふと目覚めた。
システィーナの部屋にいて、先程システィーナと愛しあい、疲れて寝ていた筈だ。
システィーナが俺から装備を外してくれていて、椅子の上に置いていたのだが、汚れを取っていた。俺はシスティーナを後ろから抱きしめた。あっ!と小さな呻き声が聞こえる。もう一度愛し合いたい!そう思い、システィーナの胸を揉みしだいた。
「ちょっ!ちょっとトニー!?駄目!」
おかしい。もう夫婦になったのに、抵抗する。
俺の方を向かせ、両手を握りしめてキスをした。
「システィーナ!愛している!俺の奥様!」
「ちょっと?奥様にしてくれるの?」
「何言ってんだよ。さっき結婚して愛し合ったじゃないか!また君を抱きたい」
俺がシスティーナの上着を剥ぎ取ったが、システィーナが固まって身を強張らせていた。
その見事な双丘を揉んでいると涙を流していた。
「本当に待って。まだ心の準備が出来ていないの。結婚しないうちに抱かれたくないの。順番が違うの。君に愛されるのは私の望みでもあるけど、まだプロポーズをされていないのよ!」
俺はえっ!?っとなった。
おかしい。言っている事が。
「システィーナ?俺はさっき君にプロポーズして、受け入れてくれて、愛し合って一つになったじゃないか?」
「ちょっと待って?私まだプロポーズされていないし、まだ生娘よ?」
「あれっ??ご、ごめん。俺は寝ぼけていた?」
取り敢えず服を整えた。
「残念ながらね。」
「あのう、今のを無かった事にして、やり直しても良い?」
「いいわよ。期待しても良いの?」
俺はシスティーナを抱き起こし、気障ったらしくその手を取り、プロポーズをやり直した。
釈然としないが、ひょっとしたらプロポーズの仕方が気に入らなくて、やり直しを要求したのかな?と思ったがよく分からなかった。
その手にキスをしてからシスティーナを見つめた。
「システィーナ、君が好きだ。いや、愛している!魂が告げるんだ。俺の傍らにずっといて欲しいと。俺の妻としてついて来い!」
本来の俺にはついて来い等と言えない。戦闘時にひ精神的に高揚しているし、攻撃的になっている。その影響からオラオラになっていたのかもだ。いや、違います。別の影響です。
「はい。トニー。私はトニーの妻として支えて参りますわ。」
システィーナは待っていた。
「勿論今直に結婚しよう。良いよね?帝国から迫られているんだろ?」
「どうしてそれを?」
「君の口から聞いたんだけど、本当に愛し合っていないんだよね?」
「変な事をいうのね。トニー流の口説きなのかしら?レイラとアイハにもそんな感じで口説いたの?」
「さてどうだろうね。あいつらの事は今は良いだろう?」
「無粋な事だったわね。でも3人に申し訳なくて。お互い初めてでちゃんと出来るのか少し心配だわ」
頭が混乱していたが、そのままベッドに倒れ込み、一度愛し合ったシスティーナと再び愛し合った筈だったが、システィーナのいう通り彼女とは初めて愛し合ったのだ。何故ならまだ生娘だったという事が分かったからであったが、愛し合った後2人は寄り添って眠りに落ちるのであった。
システィーナの部屋にいて、先程システィーナと愛しあい、疲れて寝ていた筈だ。
システィーナが俺から装備を外してくれていて、椅子の上に置いていたのだが、汚れを取っていた。俺はシスティーナを後ろから抱きしめた。あっ!と小さな呻き声が聞こえる。もう一度愛し合いたい!そう思い、システィーナの胸を揉みしだいた。
「ちょっ!ちょっとトニー!?駄目!」
おかしい。もう夫婦になったのに、抵抗する。
俺の方を向かせ、両手を握りしめてキスをした。
「システィーナ!愛している!俺の奥様!」
「ちょっと?奥様にしてくれるの?」
「何言ってんだよ。さっき結婚して愛し合ったじゃないか!また君を抱きたい」
俺がシスティーナの上着を剥ぎ取ったが、システィーナが固まって身を強張らせていた。
その見事な双丘を揉んでいると涙を流していた。
「本当に待って。まだ心の準備が出来ていないの。結婚しないうちに抱かれたくないの。順番が違うの。君に愛されるのは私の望みでもあるけど、まだプロポーズをされていないのよ!」
俺はえっ!?っとなった。
おかしい。言っている事が。
「システィーナ?俺はさっき君にプロポーズして、受け入れてくれて、愛し合って一つになったじゃないか?」
「ちょっと待って?私まだプロポーズされていないし、まだ生娘よ?」
「あれっ??ご、ごめん。俺は寝ぼけていた?」
取り敢えず服を整えた。
「残念ながらね。」
「あのう、今のを無かった事にして、やり直しても良い?」
「いいわよ。期待しても良いの?」
俺はシスティーナを抱き起こし、気障ったらしくその手を取り、プロポーズをやり直した。
釈然としないが、ひょっとしたらプロポーズの仕方が気に入らなくて、やり直しを要求したのかな?と思ったがよく分からなかった。
その手にキスをしてからシスティーナを見つめた。
「システィーナ、君が好きだ。いや、愛している!魂が告げるんだ。俺の傍らにずっといて欲しいと。俺の妻としてついて来い!」
本来の俺にはついて来い等と言えない。戦闘時にひ精神的に高揚しているし、攻撃的になっている。その影響からオラオラになっていたのかもだ。いや、違います。別の影響です。
「はい。トニー。私はトニーの妻として支えて参りますわ。」
システィーナは待っていた。
「勿論今直に結婚しよう。良いよね?帝国から迫られているんだろ?」
「どうしてそれを?」
「君の口から聞いたんだけど、本当に愛し合っていないんだよね?」
「変な事をいうのね。トニー流の口説きなのかしら?レイラとアイハにもそんな感じで口説いたの?」
「さてどうだろうね。あいつらの事は今は良いだろう?」
「無粋な事だったわね。でも3人に申し訳なくて。お互い初めてでちゃんと出来るのか少し心配だわ」
頭が混乱していたが、そのままベッドに倒れ込み、一度愛し合ったシスティーナと再び愛し合った筈だったが、システィーナのいう通り彼女とは初めて愛し合ったのだ。何故ならまだ生娘だったという事が分かったからであったが、愛し合った後2人は寄り添って眠りに落ちるのであった。
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