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第2章
変化
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皆と協議をしていた。
さてどうするか
「今迄色々な事を試してみたけど、上空の高さに関係なく、地上を走っていてもドローンが襲ってきた」
水樹達の方からも、初期段階の評価報告が有った。
「今迄志郎さんが捉えたドローンだけど、例外なく同じ型で、多分これが製造番号や型番になると思うの。メンテナンスハッチを開けた所に有るわ。型番と思われるのは全て同じで、製造番号やロットナンバーのようなのが一緒に捉えたのは少し違うけど、離れた場所でのは少し違うの」
まだそれだけだったが、それだけでも有り難い。
確かに俺の初期評価も今まで捕えてきたものと同じだ。一体どれぐらいあるのか分からない。
「それとな、あれは知性のある生命体が直接指揮していない。とてもではないが、俺には生物か高度なAIが指揮しているとは思えない。おそらくプログラムされた自動防衛機能か何かが派遣しており、それでドローンが来るのだと思う。どちらにしろ、かなりの高度な文明に支配されていると思う」
アトランジェが遠慮気味に聞いてきた。
「住民がいるのかどうかそれが分からないのでしょうか?又は痕跡はなかったのでしょうか?」
「見当がつかない。確かにこういうくぼみや岩を利用すれば上空から見えない。そういうところで生き残っているか、既に全滅もしくは捉えられているか」
俺がドローンの追跡を躱しつつ、行動範囲を広げるしかなさそうだ。
アトランジェにこの星の住人について色々聞いたが、生き残っている者がいれば地下に逃げたかもと思われるの。そういう場所があるのかどうかわからないが、洞窟の中とか。俺が見た限りだと人工的な建造物は見付かっていない。
「アトランジェ、この世界にはあっちの世界と同じようにダンジョンとかあるのか?」
首を横に振る。
「となると、残された道は俺がひたすら地上をうろつき、現地人となんとかコンタクトを取る事だな」
皆からは他に案が出ない。時間はかかるが、 それをやって行こうとなった。
皆にはドローンの調査を引き続きしてもらう。
その後俺はひたすら地上を駆けていき、ドローンが来ると撃破、もしくは無力化して確保していた。
馬鹿の一つ覚えである。向こうもだ。パターンや来る迄の時間も数秒範囲で予測が出来ている位に正確だ。
俺の転移ポイントの地図も出来てきた。
一度ならず追ってきたそのドローに取り付いたが、結局どうあがいても他のドローンに俺の姿が発見されてしまい、ドローン諸共攻撃してくる。
そうしてこの1ヶ月位でオーストラリア大陸位の面積を回った。
そんな中俺が地上で戦ってドローン10体に囲まれている時に、ふと思ったのが、倒した台数と稼働している台数が合わない事だ。
同士討ちでもしたとしか思えないが、ふと全てを無力化した時に岩場の影に一体のドローンが見えたので、無力化すべく砲塔を避ける位置に転移したのだが、驚くべき光景を目にしたのであった。
さてどうするか
「今迄色々な事を試してみたけど、上空の高さに関係なく、地上を走っていてもドローンが襲ってきた」
水樹達の方からも、初期段階の評価報告が有った。
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まだそれだけだったが、それだけでも有り難い。
確かに俺の初期評価も今まで捕えてきたものと同じだ。一体どれぐらいあるのか分からない。
「それとな、あれは知性のある生命体が直接指揮していない。とてもではないが、俺には生物か高度なAIが指揮しているとは思えない。おそらくプログラムされた自動防衛機能か何かが派遣しており、それでドローンが来るのだと思う。どちらにしろ、かなりの高度な文明に支配されていると思う」
アトランジェが遠慮気味に聞いてきた。
「住民がいるのかどうかそれが分からないのでしょうか?又は痕跡はなかったのでしょうか?」
「見当がつかない。確かにこういうくぼみや岩を利用すれば上空から見えない。そういうところで生き残っているか、既に全滅もしくは捉えられているか」
俺がドローンの追跡を躱しつつ、行動範囲を広げるしかなさそうだ。
アトランジェにこの星の住人について色々聞いたが、生き残っている者がいれば地下に逃げたかもと思われるの。そういう場所があるのかどうかわからないが、洞窟の中とか。俺が見た限りだと人工的な建造物は見付かっていない。
「アトランジェ、この世界にはあっちの世界と同じようにダンジョンとかあるのか?」
首を横に振る。
「となると、残された道は俺がひたすら地上をうろつき、現地人となんとかコンタクトを取る事だな」
皆からは他に案が出ない。時間はかかるが、 それをやって行こうとなった。
皆にはドローンの調査を引き続きしてもらう。
その後俺はひたすら地上を駆けていき、ドローンが来ると撃破、もしくは無力化して確保していた。
馬鹿の一つ覚えである。向こうもだ。パターンや来る迄の時間も数秒範囲で予測が出来ている位に正確だ。
俺の転移ポイントの地図も出来てきた。
一度ならず追ってきたそのドローに取り付いたが、結局どうあがいても他のドローンに俺の姿が発見されてしまい、ドローン諸共攻撃してくる。
そうしてこの1ヶ月位でオーストラリア大陸位の面積を回った。
そんな中俺が地上で戦ってドローン10体に囲まれている時に、ふと思ったのが、倒した台数と稼働している台数が合わない事だ。
同士討ちでもしたとしか思えないが、ふと全てを無力化した時に岩場の影に一体のドローンが見えたので、無力化すべく砲塔を避ける位置に転移したのだが、驚くべき光景を目にしたのであった。
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