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第1章
もう一息!クレア頑張れ
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いつの間にか寝ていたが、クレアがセクシーランジェリーを身に着けるなんて想像出来なかった。
「クレアがTバックか!くくく」
そんな事を呟いていたら、クレアがバカバカバカバカ!と胸ポカをしてきた。
最近丸くなってきたが、元々気位が高く、汚しちゃったけど、今も汚しては行けない雰囲気が有る巫女な感じだ。
「へー、こんなクレアはついぞ見た事が無いな。新鮮だな」
「私だって女なんですからね。たまには一人の女として、ね?」
「何を言いたいのかな?はっきり言わないと僕ちゃんわかんない!」
「もう意地悪!そういう日もあるの。皆には内緒よ」
少々お待ちを。
~合体~熱烈合体~♪
釣りバカ日誌のあれです。
クレアは真面目だなあと思う反面、やはり一人の女として俺を求めるのだが、奥手なので、俺が常にリードする必要が有るが、本題に入った。
「そう言えば、あの女神は最近どうしている?」
「それがですね、すっかり身を潜めてしまい、出てきませんの。存在が殆ど感じられないの」
「少しは感じられるんだろ?」
「はい、ごくわずかながら」
「肉体を取り戻す為か何かの準備をしているだけだろ?そう心配する必要はないのじゃないだろうか?」
「そう、そうですわよね。何かね、安心したの。やっぱりランスの言う事が一番安心だわ」
「で、そろそろ本題に入らないか?」
「やっぱり分かるのね」
「勿論だ。何を心配しているんだ?」
「怒らない?」
「どうして俺がクレアを怒るんだ?ないない!」
「うん。そのね、女神様と別れるのか怖いの」
「別に大した事じゃないだろ?」
「そのね、女神様がいなくなれば、私の存在意義がなくなるんじゃないかなって。多分予知は無くなるの。そうなったら私なんてなんの価値もないただの女なのよ」
俺はクレアが痛いと言うくらい強く抱きしめた。
「何だよそれ!?予知が何だ?例え無くなってもクレアはクレアだろ!予知が無くなったって俺の、俺達のクレアに対する愛が無くなったりしないんだぞ。それに、クレアは皆の相談役だろ?というか実質話を聞く聞き手だろ?いつもどんなに長い話になっても耳を傾け、ちゃんとそれに対する答えを出してあげているじゃないか。あれ予知とは関係ない筈だぞ。自信を持って胸を張ればいいんだ。皆予知があるから頼っているんじゃないんだぞ。皆クリアに安心を求めているんだ。だからクレアは俺に安心を求めればいい」
クレアは泣いて喜んでいた。
その日のクレアはいつもと違いまるで小さな少女だった。
その後はクレアを優しく抱きしめていたが、寝た後に女神が俺の夢に現れた。
「どうした?クレアが心配しているぞ」
「うむ。このダンジョン内では表に出てこれなんだのだ。お主がこうやって抱きしめるのを待っておった。お主が合体したまま寝るのを待っておったのだ。クレアに宜しく伝えて欲しい。もしも予知が無くなっても、代わりの能力を与えるつもりなのだ。だから心配せぬようにと」
「あのなぁ、お前は馬鹿なのか?クレアは自分の事を少しは心配しているが、お前の事を心配してるんだぞ」
「うむ。分かっておる。だからこうやって出てきたのじゃからな。だが、もうクレアの中では会えぬだろうな。だからお主に託すのじゃ。おい、貴様何をしておる?無駄じゃぞ」
「やっぱり触れられないか。くう」
「貴様は別の女とくっついている最中に別の女の胸を触ろうとするのか?バカタレが」
「いや、触れたらクレアがお前を感じられるのではと思ったが無理か。仕方がないからメッセンジャーをしてやるよ。メッセージを寄越せ」
そうしてクレアへのメッセージを告げる彼女は消えて行き、俺も本格的な眠りに落ちるのであった。
「クレアがTバックか!くくく」
そんな事を呟いていたら、クレアがバカバカバカバカ!と胸ポカをしてきた。
最近丸くなってきたが、元々気位が高く、汚しちゃったけど、今も汚しては行けない雰囲気が有る巫女な感じだ。
「へー、こんなクレアはついぞ見た事が無いな。新鮮だな」
「私だって女なんですからね。たまには一人の女として、ね?」
「何を言いたいのかな?はっきり言わないと僕ちゃんわかんない!」
「もう意地悪!そういう日もあるの。皆には内緒よ」
少々お待ちを。
~合体~熱烈合体~♪
釣りバカ日誌のあれです。
クレアは真面目だなあと思う反面、やはり一人の女として俺を求めるのだが、奥手なので、俺が常にリードする必要が有るが、本題に入った。
「そう言えば、あの女神は最近どうしている?」
「それがですね、すっかり身を潜めてしまい、出てきませんの。存在が殆ど感じられないの」
「少しは感じられるんだろ?」
「はい、ごくわずかながら」
「肉体を取り戻す為か何かの準備をしているだけだろ?そう心配する必要はないのじゃないだろうか?」
「そう、そうですわよね。何かね、安心したの。やっぱりランスの言う事が一番安心だわ」
「で、そろそろ本題に入らないか?」
「やっぱり分かるのね」
「勿論だ。何を心配しているんだ?」
「怒らない?」
「どうして俺がクレアを怒るんだ?ないない!」
「うん。そのね、女神様と別れるのか怖いの」
「別に大した事じゃないだろ?」
「そのね、女神様がいなくなれば、私の存在意義がなくなるんじゃないかなって。多分予知は無くなるの。そうなったら私なんてなんの価値もないただの女なのよ」
俺はクレアが痛いと言うくらい強く抱きしめた。
「何だよそれ!?予知が何だ?例え無くなってもクレアはクレアだろ!予知が無くなったって俺の、俺達のクレアに対する愛が無くなったりしないんだぞ。それに、クレアは皆の相談役だろ?というか実質話を聞く聞き手だろ?いつもどんなに長い話になっても耳を傾け、ちゃんとそれに対する答えを出してあげているじゃないか。あれ予知とは関係ない筈だぞ。自信を持って胸を張ればいいんだ。皆予知があるから頼っているんじゃないんだぞ。皆クリアに安心を求めているんだ。だからクレアは俺に安心を求めればいい」
クレアは泣いて喜んでいた。
その日のクレアはいつもと違いまるで小さな少女だった。
その後はクレアを優しく抱きしめていたが、寝た後に女神が俺の夢に現れた。
「どうした?クレアが心配しているぞ」
「うむ。このダンジョン内では表に出てこれなんだのだ。お主がこうやって抱きしめるのを待っておった。お主が合体したまま寝るのを待っておったのだ。クレアに宜しく伝えて欲しい。もしも予知が無くなっても、代わりの能力を与えるつもりなのだ。だから心配せぬようにと」
「あのなぁ、お前は馬鹿なのか?クレアは自分の事を少しは心配しているが、お前の事を心配してるんだぞ」
「うむ。分かっておる。だからこうやって出てきたのじゃからな。だが、もうクレアの中では会えぬだろうな。だからお主に託すのじゃ。おい、貴様何をしておる?無駄じゃぞ」
「やっぱり触れられないか。くう」
「貴様は別の女とくっついている最中に別の女の胸を触ろうとするのか?バカタレが」
「いや、触れたらクレアがお前を感じられるのではと思ったが無理か。仕方がないからメッセンジャーをしてやるよ。メッセージを寄越せ」
そうしてクレアへのメッセージを告げる彼女は消えて行き、俺も本格的な眠りに落ちるのであった。
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