424 / 527
第1章
パーティー
しおりを挟む
パーティーといっても俺と妻達のみのパーティーである。
俺はタキシードを着てセレナとシェリーの二人と腕を組んでパーティ会場に入った。
俺と一緒にお祝いや歓迎をされる妻達は既にテーブルに座っており周りの者と歓談しながら飲み物を飲んでいたりした。
俺が案内されたテーブルにはユリア達新たな刻印者が座っているテーブルだった。
俺が席に着くとどうやら司会の担当をしているナンシーがパーティーの開催を宣言していた。
俺をエスコートした二人は俺の後ろで待機し、俺が声を掛ければ直ぐに俺の指示を受け動いたり世話をしようと待機していた。
よくよく見るとウエイトレスをしてい者も妻達である。セレナに確認すると、交代交代でパーティー自体への参加やダンス、楽器の演奏、メイドなどを班ごとに交代していくと言う。誰が何をやるかは宮廷料理を作れる者やセチアのように美的センスの大きい者が会場全体のコーディネートや花を逐次変えていく等の替えの効かない係以外はくじ引きで決めたと言う。
妻達の意向で屋敷で雇っているメイドや執事は今回は除外していた。完全に俺と妻達のみのパーティーにしたかったと言う。訳はこのあとの踊りにあった。
妻達の誰故郷に伝わる伝統の踊りだったり、歌などを披露してくれていた
皆綺麗なドレスに着飾っており、俺の目を楽しませてくれた。また妻達の生まれ故郷に伝わる民謡や踊りなどを順次民族衣装に着替えて披露してくれていた。
途中でセレナとシェリーに代わり何人かが俺の控え兼世話人を担当する者と変わっていったが、シェリーが離れる時に
「じゃあ次は私が歌いますね!」
そう言って民族音楽を披露してくれていたが、飛び入りで百合亜がアイドルをしていた頃に歌っていた歌を披露してくれて、大いに盛り上がったりしていた。
レニスに至っては昔の格好で剣舞を披露していた。そうかなりセクシーな際どい戦闘衣装だ。こういう場ではいいが、普段は露出の少ない服を着てもらい、肌の露出を避けさせていた。
そう俺が嫉妬深いからである。他の男に妻達の肌を出来る限り見られたくないという思いがあるのだ。
ドロシーやルシテルなどの王族組は競技用の社交ダンスを披露をしていた。途中で交代をしているが、タキシードを着た男装組がパートナーとして皆で披露していたものである。途中途中皆着替えて戻ってきたりしていたが、結局フィナーレは全員参加で社交ダンスを踊る事になり、楽器を演奏する者なども交代交代で社交ダンスに加わっていた。
結局俺は全員と1分ずつ社交ダンスを踊る羽目になり、社交ダンスの苦手な俺は何人の足を踏んでしまっただろうか。それでも俺の下手くそな社交ダンスを皆がフォローし、求めてくれたので俺も苦手なが彼女達と手をとり一緒に踊っていた。苦手なものの一つや2つ有った方が妻たちは喜ぶのだ。という事にし、平和な楽しい一夜が終わろうとしていたのであった。
俺はタキシードを着てセレナとシェリーの二人と腕を組んでパーティ会場に入った。
俺と一緒にお祝いや歓迎をされる妻達は既にテーブルに座っており周りの者と歓談しながら飲み物を飲んでいたりした。
俺が案内されたテーブルにはユリア達新たな刻印者が座っているテーブルだった。
俺が席に着くとどうやら司会の担当をしているナンシーがパーティーの開催を宣言していた。
俺をエスコートした二人は俺の後ろで待機し、俺が声を掛ければ直ぐに俺の指示を受け動いたり世話をしようと待機していた。
よくよく見るとウエイトレスをしてい者も妻達である。セレナに確認すると、交代交代でパーティー自体への参加やダンス、楽器の演奏、メイドなどを班ごとに交代していくと言う。誰が何をやるかは宮廷料理を作れる者やセチアのように美的センスの大きい者が会場全体のコーディネートや花を逐次変えていく等の替えの効かない係以外はくじ引きで決めたと言う。
妻達の意向で屋敷で雇っているメイドや執事は今回は除外していた。完全に俺と妻達のみのパーティーにしたかったと言う。訳はこのあとの踊りにあった。
妻達の誰故郷に伝わる伝統の踊りだったり、歌などを披露してくれていた
皆綺麗なドレスに着飾っており、俺の目を楽しませてくれた。また妻達の生まれ故郷に伝わる民謡や踊りなどを順次民族衣装に着替えて披露してくれていた。
途中でセレナとシェリーに代わり何人かが俺の控え兼世話人を担当する者と変わっていったが、シェリーが離れる時に
「じゃあ次は私が歌いますね!」
そう言って民族音楽を披露してくれていたが、飛び入りで百合亜がアイドルをしていた頃に歌っていた歌を披露してくれて、大いに盛り上がったりしていた。
レニスに至っては昔の格好で剣舞を披露していた。そうかなりセクシーな際どい戦闘衣装だ。こういう場ではいいが、普段は露出の少ない服を着てもらい、肌の露出を避けさせていた。
そう俺が嫉妬深いからである。他の男に妻達の肌を出来る限り見られたくないという思いがあるのだ。
ドロシーやルシテルなどの王族組は競技用の社交ダンスを披露をしていた。途中で交代をしているが、タキシードを着た男装組がパートナーとして皆で披露していたものである。途中途中皆着替えて戻ってきたりしていたが、結局フィナーレは全員参加で社交ダンスを踊る事になり、楽器を演奏する者なども交代交代で社交ダンスに加わっていた。
結局俺は全員と1分ずつ社交ダンスを踊る羽目になり、社交ダンスの苦手な俺は何人の足を踏んでしまっただろうか。それでも俺の下手くそな社交ダンスを皆がフォローし、求めてくれたので俺も苦手なが彼女達と手をとり一緒に踊っていた。苦手なものの一つや2つ有った方が妻たちは喜ぶのだ。という事にし、平和な楽しい一夜が終わろうとしていたのであった。
1
お気に入りに追加
4,391
あなたにおすすめの小説
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
クラス転移したからクラスの奴に復讐します
wrath
ファンタジー
俺こと灞熾蘑 煌羈はクラスでいじめられていた。
ある日、突然クラスが光輝き俺のいる3年1組は異世界へと召喚されることになった。
だが、俺はそこへ転移する前に神様にお呼ばれし……。
クラスの奴らよりも強くなった俺はクラスの奴らに復讐します。
まだまだ未熟者なので誤字脱字が多いと思いますが長〜い目で見守ってください。
閑話の時系列がおかしいんじゃない?やこの漢字間違ってるよね?など、ところどころにおかしい点がありましたら気軽にコメントで教えてください。
追伸、
雫ストーリーを別で作りました。雫が亡くなる瞬間の心情や死んだ後の天国でのお話を書いてます。
気になった方は是非読んでみてください。
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
いきなり異世界って理不尽だ!
みーか
ファンタジー
三田 陽菜25歳。会社に行こうと家を出たら、足元が消えて、気付けば異世界へ。
自称神様の作った機械のシステムエラーで地球には帰れない。地球の物は何でも魔力と交換できるようにしてもらい、異世界で居心地良く暮らしていきます!
スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する
カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、
23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。
急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。
完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。
そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。
最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。
すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。
どうやら本当にレベルアップしている模様。
「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」
最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。
他サイトにも掲載しています。
異世界転生はどん底人生の始まり~一時停止とステータス強奪で快適な人生を掴み取る!
夢・風魔
ファンタジー
若くして死んだ男は、異世界に転生した。恵まれた環境とは程遠い、ダンジョンの上層部に作られた居住区画で孤児として暮らしていた。
ある日、ダンジョンモンスターが暴走するスタンピードが発生し、彼──リヴァは死の縁に立たされていた。
そこで前世の記憶を思い出し、同時に転生特典のスキルに目覚める。
視界に映る者全ての動きを停止させる『一時停止』。任意のステータスを一日に1だけ奪い取れる『ステータス強奪』。
二つのスキルを駆使し、リヴァは地上での暮らしを夢見て今日もダンジョンへと潜る。
*カクヨムでも先行更新しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる