371 / 527
第5章
壁作り
しおりを挟む
今日はティエラを伴って壁作りの二日目である。先端部分にゲートを出せば良いのだが、俺は敢えてティエラをお姫様抱っこし飛んでそのま向かって行った。
ただただ、黙って飛んでいくだけであったが、ただ彼女は一言素敵とだけ言っていた。
多くを語る必要は無かった。
彼女の体の柔らかさが俺の手に伝わってくる。感触は至福の心地良さだ。
不思議と今はただ触れているだけで満足だった。その先に進みたいという気持ちもあるが、焦っても仕方がない。
少し手前で壁に降り立ち、前日作った壁の点検を兼ねて少し歩いた。全てを見た訳ではないが、飛んでくる時に一応壁の上を通ってきており、特に異常がなく思った通りに作れている事が確認できていた。
そしてティエラに導かれながら壁を作って行く。天界でもきちんと上級教育を受けていたと言うが、彼女は天界での記憶を持ち合わせていた。
ただその前の、そう、前世の記憶はもう既に無いと言う。
彼女は理的で聡明であった。また指示も的確で分かりやすい。俺は壁を作るのに土魔法を軸にした合成魔法を使っているが、方向感覚が狂い、集中しすぎて周りがよく見えなくなる。その為、俺の目の代わりをしてもらわなければならない。少し左に逸れると右にゴドほど修正だとか、どれぐらいの修正をすればいいのかを的確に示してくれた。
お昼は壁の上で二人きりでのランチになった。収納からテーブルと椅子を出し食事を出し、お茶を入れていた。高い所から見ているので周りがよく見える。こに魔物がいなければとても素晴らしい景色が続いているのだが、多くの の者はこの景色を見に行く事ができなかった。
作業をしている時は殆ど会話らしい会話はしていなかった。作業に集中していて彼女も俺の作業のサポートをする事に集中していて、お互い仕事をしている時は仕事モードに変わっていた。相性が良いのか、彼女が合わせてくれているのか、目を瞑って安心して歩く事が出来る位に良かった。
ランチを食べている時に天界での事を少し話してくれた。記憶がかなり曖昧だが、天界で穏やかな日々を過ごしていた記憶だけはあると言う。
昼食の後も壁造りは順調に進み、夕方少し前に本日の予定エリアが順調に終わっていた。俺はティエラにサポートのお礼を述べ、屋敷に戻って行く。
夕食の後ティエラに頼まれごとをされた。一緒にお風に来て欲しいと。俺は彼女に頼まれ、彼女の言うがままに行動をしていく。彼女の服を脱がせ、その見事な裸体に見惚れていた。そう体を洗って欲しいと頼まれたのだ。どうやらトリシア等に俺が向こうの世界で奴隷だった妻達を開放した時に何をしたか、それを聞いていたようである。それはそれは壊れ物を扱うように丁寧に丁寧に優しく、優しくその体を洗っていった。因みにこれをしているときは賢者タイムだ。
そして彼女に素敵なナイトドレスを着せて、お構いなしにお姫様抱っこで部屋まで連れて行く。彼女に愛を囁き、彼女も俺を受け入れた。そして刻印の儀が始まり、やがて俺達はひとつになって愛し合っていくのであった。
ただただ、黙って飛んでいくだけであったが、ただ彼女は一言素敵とだけ言っていた。
多くを語る必要は無かった。
彼女の体の柔らかさが俺の手に伝わってくる。感触は至福の心地良さだ。
不思議と今はただ触れているだけで満足だった。その先に進みたいという気持ちもあるが、焦っても仕方がない。
少し手前で壁に降り立ち、前日作った壁の点検を兼ねて少し歩いた。全てを見た訳ではないが、飛んでくる時に一応壁の上を通ってきており、特に異常がなく思った通りに作れている事が確認できていた。
そしてティエラに導かれながら壁を作って行く。天界でもきちんと上級教育を受けていたと言うが、彼女は天界での記憶を持ち合わせていた。
ただその前の、そう、前世の記憶はもう既に無いと言う。
彼女は理的で聡明であった。また指示も的確で分かりやすい。俺は壁を作るのに土魔法を軸にした合成魔法を使っているが、方向感覚が狂い、集中しすぎて周りがよく見えなくなる。その為、俺の目の代わりをしてもらわなければならない。少し左に逸れると右にゴドほど修正だとか、どれぐらいの修正をすればいいのかを的確に示してくれた。
お昼は壁の上で二人きりでのランチになった。収納からテーブルと椅子を出し食事を出し、お茶を入れていた。高い所から見ているので周りがよく見える。こに魔物がいなければとても素晴らしい景色が続いているのだが、多くの の者はこの景色を見に行く事ができなかった。
作業をしている時は殆ど会話らしい会話はしていなかった。作業に集中していて彼女も俺の作業のサポートをする事に集中していて、お互い仕事をしている時は仕事モードに変わっていた。相性が良いのか、彼女が合わせてくれているのか、目を瞑って安心して歩く事が出来る位に良かった。
ランチを食べている時に天界での事を少し話してくれた。記憶がかなり曖昧だが、天界で穏やかな日々を過ごしていた記憶だけはあると言う。
昼食の後も壁造りは順調に進み、夕方少し前に本日の予定エリアが順調に終わっていた。俺はティエラにサポートのお礼を述べ、屋敷に戻って行く。
夕食の後ティエラに頼まれごとをされた。一緒にお風に来て欲しいと。俺は彼女に頼まれ、彼女の言うがままに行動をしていく。彼女の服を脱がせ、その見事な裸体に見惚れていた。そう体を洗って欲しいと頼まれたのだ。どうやらトリシア等に俺が向こうの世界で奴隷だった妻達を開放した時に何をしたか、それを聞いていたようである。それはそれは壊れ物を扱うように丁寧に丁寧に優しく、優しくその体を洗っていった。因みにこれをしているときは賢者タイムだ。
そして彼女に素敵なナイトドレスを着せて、お構いなしにお姫様抱っこで部屋まで連れて行く。彼女に愛を囁き、彼女も俺を受け入れた。そして刻印の儀が始まり、やがて俺達はひとつになって愛し合っていくのであった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4,341
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる