エラーから始まる異世界生活

第５章

この世界

　ヒナタは身長170cm位の細身た。
　勿論胸はチェック済みだ。基本だよね。人化した姿を見た時はまず胸からチェックしたのは言うまでもない。胸はCカップ位で俺の好みの大きさで、形も好みだ。セレナと甲乙付け難い。

　面長の顔付に細い目で妖艶な唇でエキゾチックな不思議な美女だ。

　裸を見た瞬間押し倒し、体を求めたくなる衝撃を抑えるのに苦労する程の女だ。髪は足元まで届く青いストレートで、ドラゴンの時の体の色と同じだ。肌は透き通るように白い。時に彼女で特徴的なのはやはり目だ。爬虫類の目をしているからだ。

　ヒナタに色々な話を聞いた。この世界はドラゴンが支配階級としてヒト族全体を支配していると言う。

　魔力を感じるので確認すると、やはり魔物がいると言う。しかし普段は地下に潜っており滅多に地上には現れない。地上に現れる個体は大概異常な個体だという。

　もしもドラゴンのテリトリーに魔物が出現したら、ドラゴンはすぐに退治してしまい、街に魔物が近付けないから街に大きな壁を必要とはしなかったのだ。その為、殆どの住人は魔物の存在を知らないのだ。
　魔物を倒すのはドラゴンの好物が魔石だからだった。


　ドラゴンが支配する街の支配方法は、支配するドラゴン次第だと言う。金品を要求する者、町の発展を要求する者、性奴隷にする為に女を要求する者等色々だと言うが、基本的に内政には関わらない。

　ヒナタに何故若い生娘を要求したのかを聞くと、やはり彼女達を守る為と言う。男は穢れている。男を受け入れた女も穢れていると言うのだ。その為、自分の身の回りには穢れていない女性を置き、その者を保護し、高等な教育を施していると言う。

　更に話を聞くと、男が強いとか、嫌いとか、そういうのではなく、怖いのだという。男は怖い者=獣だ。そんな獣からうら若き女性を守る、そういうネジ曲がった正義感から若い女性を貢がせているという。彼女達を保護し、高等教育をを施していると言っていたが、何が有ったのかを聞いてみた。

　すると、かつて今程力がない頃に、オスのドラゴンに陵辱され始めたと言う。俺の子を孕めと言われ、男性経験のないままレイプされ始め、あわや生娘でなくなるという所で他のドラゴンに助けられたと言う。それ以来男性が怖いと言う。その為俺がレイプして来ないのが不思議だと言っていた。

　俺はヒナタが可哀想になり、ソファーに座りながらこちらに来るように命じ、俺の前に座らせた。ヒナタはついに犯されると半べそだ。俺は後ろからぎゅっと抱き締め、腕が胸に当たらないように配慮していた。俺は一言言う

「大丈夫だ。君の事を決して犯したりしない。確かに君は魅力的な女性だ。でもね、こうやって抱きしめるだけにするよ。少しずつ男に慣れていくんだ。ところで人間の姿になった時は裸なのかな？」

「そうですじゃ。お主は別じゃが、他のオスに人の形の我の裸を見せる気は無いのじゃ。それ故え龍体から人の体に変化をするのは、あの子達の元に帰った時ですじゃ」

　異世界からの召喚について聞くと、そういう知識はないという。ひょっとするとドラゴンの長が知るやもしれぬと言うのであった。