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第5章
人化
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俺は屈服させ奴隷化したドラゴンに尋ねた。
「見ての通りお前は俺の奴隷になった。言っておくが俺の方が上位種族だからな。お前は小さくなったり人の姿になれたりはしないのか?今の姿だと話しにくいからな」
「わ、私が、誇り高き古龍でありながら人の奴隷にとは恥なのじゃ。死なせておくれ。死ねないのは何故じゃ?」
「まあ落ち着け。まず俺は上位の天使だ。つまりお前より上位種だ。それと自殺は禁じさせて貰っている。もう一度聞くが小さくなったり、人化できないか?出来るなら今すぐ行え」
あうとか聞こえたが目の前には裸の女がいた。控えめに言って美女だ。
「お前雌だったのか?」
「ぐう。屈辱ですじゃ。どうか死なせてくだされ。」
収納からマントを出し着させた。きょとんとしていたが、裸のままというわけには行かない。
そのまま街を出て、人目の付かない所でシェルターを出し、竜の女の手を引っ張り皆でシェルターの中に入った
「まず俺の名はランスロットだ。お前の名は正式な名前でなくても良いが、人の姿をしている時に呼ぶのに違和感のない名前があればそれでも良い。お前と貴様とかでは不都合だからな。それと話をしよう」
「私はヒナタです。殺してください。獣に我が躰を穢されてなるものか」
「なあ、少し会話をしよう。それに自慢じゃないが嫌がる女を手篭めにした事は一度もないぞ。俺達を助けて欲しいんだ。その後は解放するつもりだからちゃんと話をしような」
「本当ですの?あれだけ強いのに助けを必要とは何故でありましょう?確かに貴方様は強い。ですが我らの族長様には適うまい。良いぞよ。知りたい事を聞くが良い。」
「お前はあの街で何をしていた?生贄をお前に捧げさせているようだが、意味が分からない」
「おかしな事を聞くお方じゃ。月に一度生贄として穢なき乙女たる生娘を差し出させているだけですじゃ。」
「何の為にだ?お前ひょっとして、ひょっとしてたが女人を愛でる性癖の持ち主なのか?そうなのだな。それとお前自身生娘だな。」
「何を馬鹿な事を。そのような破廉恥な趣味はないのじゃ。我は我より強い者にしか靡かぬのじゃ。それ故、我の伴侶になる者と未だに出会えておらぬのじゃ」
「じゃあ何の為に生娘を…集めている?お前確か彼女達にも生娘か聞いてたよな?」
「穢なき少女を守る為にじゃ!」
「意味が分からんな。まずはその娘達を家族の元に返してやりたいな」
「だ、駄目ですじゃ。彼女達を私は守っておりますのじゃ。彼女達を穢さないで欲しいのじゃ」
ヒナタは裸になり
「どうか私を穢すだけにし、彼女達を穢すのはお止めくだされ。彼女達に手を出さないとおっしゃって頂けるならこの身を捧げますのじゃ」
「あのな。愛がなくては女性を抱かないが、奴隷契約には主が命ずれば性的な奉仕を強要できるんだ。だからお前を犯すか否かは俺次第だが、心配するな。お互い好きあわないと体を求めないからな。何か事情が有りそうだな。分かった。彼女達に手を出さないと彼女達に誓って約束してやる。だから他の質問に答えろ」
「はい。畏まりました。なんなりとおしゃってくだされ」
「俺達が他の街から、来たと言うと気狂い扱いされた?何故た。因みに俺達は異世界から飛ばされて来てしまったんだ」
「基本的に街と街の間は50kmは離れていて、我ら龍種が支配しておりますのじゃ。街から街への移動は我らが許可した者以外は見付け次第殺しておりますから、街の住人の反応は必然かと思うのじゃ」
そうやって質問が始まったのであった
「見ての通りお前は俺の奴隷になった。言っておくが俺の方が上位種族だからな。お前は小さくなったり人の姿になれたりはしないのか?今の姿だと話しにくいからな」
「わ、私が、誇り高き古龍でありながら人の奴隷にとは恥なのじゃ。死なせておくれ。死ねないのは何故じゃ?」
「まあ落ち着け。まず俺は上位の天使だ。つまりお前より上位種だ。それと自殺は禁じさせて貰っている。もう一度聞くが小さくなったり、人化できないか?出来るなら今すぐ行え」
あうとか聞こえたが目の前には裸の女がいた。控えめに言って美女だ。
「お前雌だったのか?」
「ぐう。屈辱ですじゃ。どうか死なせてくだされ。」
収納からマントを出し着させた。きょとんとしていたが、裸のままというわけには行かない。
そのまま街を出て、人目の付かない所でシェルターを出し、竜の女の手を引っ張り皆でシェルターの中に入った
「まず俺の名はランスロットだ。お前の名は正式な名前でなくても良いが、人の姿をしている時に呼ぶのに違和感のない名前があればそれでも良い。お前と貴様とかでは不都合だからな。それと話をしよう」
「私はヒナタです。殺してください。獣に我が躰を穢されてなるものか」
「なあ、少し会話をしよう。それに自慢じゃないが嫌がる女を手篭めにした事は一度もないぞ。俺達を助けて欲しいんだ。その後は解放するつもりだからちゃんと話をしような」
「本当ですの?あれだけ強いのに助けを必要とは何故でありましょう?確かに貴方様は強い。ですが我らの族長様には適うまい。良いぞよ。知りたい事を聞くが良い。」
「お前はあの街で何をしていた?生贄をお前に捧げさせているようだが、意味が分からない」
「おかしな事を聞くお方じゃ。月に一度生贄として穢なき乙女たる生娘を差し出させているだけですじゃ。」
「何の為にだ?お前ひょっとして、ひょっとしてたが女人を愛でる性癖の持ち主なのか?そうなのだな。それとお前自身生娘だな。」
「何を馬鹿な事を。そのような破廉恥な趣味はないのじゃ。我は我より強い者にしか靡かぬのじゃ。それ故、我の伴侶になる者と未だに出会えておらぬのじゃ」
「じゃあ何の為に生娘を…集めている?お前確か彼女達にも生娘か聞いてたよな?」
「穢なき少女を守る為にじゃ!」
「意味が分からんな。まずはその娘達を家族の元に返してやりたいな」
「だ、駄目ですじゃ。彼女達を私は守っておりますのじゃ。彼女達を穢さないで欲しいのじゃ」
ヒナタは裸になり
「どうか私を穢すだけにし、彼女達を穢すのはお止めくだされ。彼女達に手を出さないとおっしゃって頂けるならこの身を捧げますのじゃ」
「あのな。愛がなくては女性を抱かないが、奴隷契約には主が命ずれば性的な奉仕を強要できるんだ。だからお前を犯すか否かは俺次第だが、心配するな。お互い好きあわないと体を求めないからな。何か事情が有りそうだな。分かった。彼女達に手を出さないと彼女達に誓って約束してやる。だから他の質問に答えろ」
「はい。畏まりました。なんなりとおしゃってくだされ」
「俺達が他の街から、来たと言うと気狂い扱いされた?何故た。因みに俺達は異世界から飛ばされて来てしまったんだ」
「基本的に街と街の間は50kmは離れていて、我ら龍種が支配しておりますのじゃ。街から街への移動は我らが許可した者以外は見付け次第殺しておりますから、街の住人の反応は必然かと思うのじゃ」
そうやって質問が始まったのであった
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