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第4章
港
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目指していた港は地図の表記からかなり大きな港という判断をしていた。そして第2候補第3候補の港を設定してもらっていた。もちろん俺は字が読めない。その為妻達に翻訳してもらったのだ。といっても目的の所を教えてもらうようにして、そこに自分でメモを書いていたのである。そうして第一目標の港に着いたわけだが、夥しい数船のに驚かされた。港に停泊しているのもそうだが港に停泊している以外に沖にもかなり停泊しているので、おそらく他の港で補給などを行い集結した船と思われる。
船の作りからどう見ても軍艦で、輸送船と思われるものもいるが、砲塔を構えた船が多数いた。また先日捉えた船の燃料が石炭であった事から、ここにいる船も石炭を燃料にしているものと推測されるのは煙突があるからだ。
とりあえず上空からタブレットで写真を撮っておく。現在停泊している船だけでも五十隻を数える。沖に停泊している船は500隻ぐらいになろうかと思われた。一隻2数百人程乗れるのではないかと思われる。詰めれば倍。それぐらいの大きさの船が多く、輸送船はもっと乗れるのであろうと思われる。
輸送船の数が多い。おそらく人員を輸送する試の船だと思われる。また軍服を着たような者達が大勢港におり、次々と船に乗り込んでいく様が見えた。この船はどこに向けていくのだろう?と頭をひねる。
とはいっても初期評価ではワーグナーに攻め入ろうとしているのであろうと思われた。
俺は港街のはずれでゲートポイントを設定し、調査班を連れてきた。何人かを上空に連れて行き、船の状態を見てもらった。皆一様に驚いていたが、街で聞き込みなどをしてあの船の目的を確認しようとした。
俺がこの街に来たストーリーはこんな感じだ。
何でもこの街に船が大量に集まっており、船が大量の物資を必要としているからとひと儲けのチャンスだと噂があって確かめに来たという形で、何が儲けになるかというのを中心に確認して行った。保存の効く食料が特に必要だという事を聞かされた。
どうも行き先は伏せられていないようで、禁断の未開の地と言われている所を支配し、そこで取れる特殊な鉱石に用があると言う。どうやら話を聞く限りは魔石が目当てで行くらしいという事が分かってきた。
他の者たちも同様の聞き込みをしてきており、目的地や派遣する責任者、はたまた旗艦の名前や特徴なども把握できていた。俺はかなり呆れていた。
軍事行動の筈なのだが、完全にオープンになっており、市民が詳細情報を把握できている。統制が効いていないのか?と思う。
例えば酒場で兵士た達がついつい漏らしてしまっているのか、と言った事が考えられていたのである。完全な出航まであと数日あるらしいので一旦その場を引き上げる事にした。
そして総督た達を集めての会議を行う事になったのであった。
船の作りからどう見ても軍艦で、輸送船と思われるものもいるが、砲塔を構えた船が多数いた。また先日捉えた船の燃料が石炭であった事から、ここにいる船も石炭を燃料にしているものと推測されるのは煙突があるからだ。
とりあえず上空からタブレットで写真を撮っておく。現在停泊している船だけでも五十隻を数える。沖に停泊している船は500隻ぐらいになろうかと思われた。一隻2数百人程乗れるのではないかと思われる。詰めれば倍。それぐらいの大きさの船が多く、輸送船はもっと乗れるのであろうと思われる。
輸送船の数が多い。おそらく人員を輸送する試の船だと思われる。また軍服を着たような者達が大勢港におり、次々と船に乗り込んでいく様が見えた。この船はどこに向けていくのだろう?と頭をひねる。
とはいっても初期評価ではワーグナーに攻め入ろうとしているのであろうと思われた。
俺は港街のはずれでゲートポイントを設定し、調査班を連れてきた。何人かを上空に連れて行き、船の状態を見てもらった。皆一様に驚いていたが、街で聞き込みなどをしてあの船の目的を確認しようとした。
俺がこの街に来たストーリーはこんな感じだ。
何でもこの街に船が大量に集まっており、船が大量の物資を必要としているからとひと儲けのチャンスだと噂があって確かめに来たという形で、何が儲けになるかというのを中心に確認して行った。保存の効く食料が特に必要だという事を聞かされた。
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軍事行動の筈なのだが、完全にオープンになっており、市民が詳細情報を把握できている。統制が効いていないのか?と思う。
例えば酒場で兵士た達がついつい漏らしてしまっているのか、と言った事が考えられていたのである。完全な出航まであと数日あるらしいので一旦その場を引き上げる事にした。
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