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第3章
上に跨がられて
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寝ていたのかふと意識が覚醒した時に、今日は誰と一緒に寝ていたか?いまいち覚えていなかった。しかし今言えるのはかなり積極的であり、俺に跨り胸に手を付いていた。そして上下に激しく動いている。はだけた胸に当てられている手が温かく気持ち良い。
はっはっはーと息が荒らい。1秒間に2回ほどだ。
「行っちゃ駄目!まだ駄目よ!来てよ!しっかりしなさいよ。頑張りなさい!」
いつも奥手の彼女が俺の上に跨り動いている。まだ駄目とまで。よし腰に手を・・・回せれなかった。というか腕も首も動かない。
よく見るとセレーシャが必死の形相で泣いている。人工呼吸まで始めたのだ。
そう、意識はあるが体は動かず、セレーシャが必死に俺を蘇生しようとしていたのだ。
周りから妻達の声が微かに聞こえる。だんだん遠のいていく。何かがおかしい。そして意識が遠のきそうになる。今は地球人がセレーシャしかいないようだ。
「は、離れて下さい」
そう言い俺から離れたセレーシャは鉄貨を俺の胸に置き、雷を放った。俺はのけぞったが痛いだけだった。2度繰り返した後、再び跨り心臓マッサージを再開していた。
少しだけ意識がはっきりしたがセルフチェックで心臓が動いていないと分かる。
自分にヒールと欠損修復をするも変わらない。
意識が遠のいて来て思考も鈍ってきた。何とか最後の力を振り絞り死者蘇生を使うと己の名前があり、何とか選択した。
魔力がほとばしり、体が痙攣していて、セレーシャが吹き飛ばされた。
そして完全にブラックアウトしたのであった。
はっはっはーと息が荒らい。1秒間に2回ほどだ。
「行っちゃ駄目!まだ駄目よ!来てよ!しっかりしなさいよ。頑張りなさい!」
いつも奥手の彼女が俺の上に跨り動いている。まだ駄目とまで。よし腰に手を・・・回せれなかった。というか腕も首も動かない。
よく見るとセレーシャが必死の形相で泣いている。人工呼吸まで始めたのだ。
そう、意識はあるが体は動かず、セレーシャが必死に俺を蘇生しようとしていたのだ。
周りから妻達の声が微かに聞こえる。だんだん遠のいていく。何かがおかしい。そして意識が遠のきそうになる。今は地球人がセレーシャしかいないようだ。
「は、離れて下さい」
そう言い俺から離れたセレーシャは鉄貨を俺の胸に置き、雷を放った。俺はのけぞったが痛いだけだった。2度繰り返した後、再び跨り心臓マッサージを再開していた。
少しだけ意識がはっきりしたがセルフチェックで心臓が動いていないと分かる。
自分にヒールと欠損修復をするも変わらない。
意識が遠のいて来て思考も鈍ってきた。何とか最後の力を振り絞り死者蘇生を使うと己の名前があり、何とか選択した。
魔力がほとばしり、体が痙攣していて、セレーシャが吹き飛ばされた。
そして完全にブラックアウトしたのであった。
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