266 / 527
第3章
魔王城の戦い
しおりを挟む
俺は皆と落下していく物体を見守った。
因みに遠目で見た感じは西洋風のキャッスルだ。
暫くすると上空から俺が収納からポイ捨てした岩とか氷の塊が落ちてきた。
先ずは氷の塊が城に向かっている。
そして城に当たら・・・無かった。どうも結界で魔法をシャットアウトしたらしい。
しかし次は軽自動車ほどの岩の番だ。その後は一回り小さい岩が続く。
最初の岩が障壁か結界に当たると激しく光り、結界が砕けたのがわかる。
そして次々と人の大きさ程の岩が結界の無くなった城の本体に襲いかかる。
そして城のあちこちに穴を開け、半壊の状態にした
狙った全壊には至らないが、まずまずだ。恐らく弱い結界がまだあり全壊からはなんとか守ったのだろう。
今度は上空からファイヤーボールをお見舞いし、着弾を待つ。
しかし、物理結界は壊せたが、魔法結界が生きていて弾いた。残念だ。
上空から色々な物を落とし注意をそちらに向けている間に、俺は城の入り口付近に転移した。
俺の転移は見えているところなら間違いなく行け、後ろだとかは方向と距離を指定するとそこに行けるのだが、もし壁の中とかへ転移すると大変な事になるので、多様はしない。
俺に触れている物は一緒に転移できる。そこで最近ものは試しと実験したのだ。オークの死体を壁にめり込む形で転移したのだが、壁もオークも爆発し、俺も壁の破片や肉片を浴びて大変な事になったので、そうならないよう気をつけている。
そして城の入り口付近に転移したので、皆をゲートで連れてきた。そして内部への突撃を行って行く
入り口から敢えて堂々と進んで行く。
入り口には岩で潰された門番らしき魔物の死体があり辺りは破壊された建物の破片やら死体、割れた岩等でグチャくちゃだった。生き残った魔物と戦闘になった。
それと俺達が突入し始めた頃に異変があった。
突然城の周辺にゲートが開き、ドラゴニュートの一団が来たのだ。
敵か味方か分からず、アリゾナを前に出させ話をさせた。200名程のドラゴニュートの戦士が突入してきたのだ。
ずっと突入する機会を待っていたが、城へ攻撃をした者がいて、今まで叶わなかったダメージを与えた者が出た為、急遽援軍として来たそうだ。
アリゾナ程ではないが、屈強な戦士が揃っている。
中には女も混じっていて、女はビキニアーマーだ。そして男は短パンに心臓を守る部分的なガードをしているのみだ。但し、何人かは戦士ではない者がおり、戦士じゃない者は結界破りを行う者たちのようだ。
そしてその中の一人の若い女性を見てアリゾナが驚いていた。
「どうしてお前がここにいるのだ?」
「ブラッザムね!?良かった!あなた生きていたのね!あの日裏切り者の所為であなた達が捕らわれたあの日から、私はあなたを探す為に戦士になったの!あなた達捕らわれた方達のお陰であなた方以外は全員逃れられたの!私は剣の腕は駄目だけど、結界破りは里で一番なのよ!だから今いるの」
そんな感じで話が始まり、俺達に加勢する者達だった。
滅びたあの国の異変からドラゴニュート達が決起したのだそうだ。魔王討伐に動いていたこの一団は、アリゾナ達が元々いた里の者達で難を逃れたっぽい話だった。あまり悠長に話がができないがアリゾナが説明して、俺が勇者で魔王城を攻撃したのも俺だと伝え、俺の配下に加わると言う。俺は後で詳しく話すと言う事で受け入れた。
そして城の内部に入っていき、魔物を倒して行く。
そうすると謁見の間に到着した。ここも岩が貫通したようであちこち瓦礫が散乱している。
玉座に一人の黒ずくめの男がおり、アリゾナが行こうとするので、制止して俺が一人で向かっていくのであった。
因みに遠目で見た感じは西洋風のキャッスルだ。
暫くすると上空から俺が収納からポイ捨てした岩とか氷の塊が落ちてきた。
先ずは氷の塊が城に向かっている。
そして城に当たら・・・無かった。どうも結界で魔法をシャットアウトしたらしい。
しかし次は軽自動車ほどの岩の番だ。その後は一回り小さい岩が続く。
最初の岩が障壁か結界に当たると激しく光り、結界が砕けたのがわかる。
そして次々と人の大きさ程の岩が結界の無くなった城の本体に襲いかかる。
そして城のあちこちに穴を開け、半壊の状態にした
狙った全壊には至らないが、まずまずだ。恐らく弱い結界がまだあり全壊からはなんとか守ったのだろう。
今度は上空からファイヤーボールをお見舞いし、着弾を待つ。
しかし、物理結界は壊せたが、魔法結界が生きていて弾いた。残念だ。
上空から色々な物を落とし注意をそちらに向けている間に、俺は城の入り口付近に転移した。
俺の転移は見えているところなら間違いなく行け、後ろだとかは方向と距離を指定するとそこに行けるのだが、もし壁の中とかへ転移すると大変な事になるので、多様はしない。
俺に触れている物は一緒に転移できる。そこで最近ものは試しと実験したのだ。オークの死体を壁にめり込む形で転移したのだが、壁もオークも爆発し、俺も壁の破片や肉片を浴びて大変な事になったので、そうならないよう気をつけている。
そして城の入り口付近に転移したので、皆をゲートで連れてきた。そして内部への突撃を行って行く
入り口から敢えて堂々と進んで行く。
入り口には岩で潰された門番らしき魔物の死体があり辺りは破壊された建物の破片やら死体、割れた岩等でグチャくちゃだった。生き残った魔物と戦闘になった。
それと俺達が突入し始めた頃に異変があった。
突然城の周辺にゲートが開き、ドラゴニュートの一団が来たのだ。
敵か味方か分からず、アリゾナを前に出させ話をさせた。200名程のドラゴニュートの戦士が突入してきたのだ。
ずっと突入する機会を待っていたが、城へ攻撃をした者がいて、今まで叶わなかったダメージを与えた者が出た為、急遽援軍として来たそうだ。
アリゾナ程ではないが、屈強な戦士が揃っている。
中には女も混じっていて、女はビキニアーマーだ。そして男は短パンに心臓を守る部分的なガードをしているのみだ。但し、何人かは戦士ではない者がおり、戦士じゃない者は結界破りを行う者たちのようだ。
そしてその中の一人の若い女性を見てアリゾナが驚いていた。
「どうしてお前がここにいるのだ?」
「ブラッザムね!?良かった!あなた生きていたのね!あの日裏切り者の所為であなた達が捕らわれたあの日から、私はあなたを探す為に戦士になったの!あなた達捕らわれた方達のお陰であなた方以外は全員逃れられたの!私は剣の腕は駄目だけど、結界破りは里で一番なのよ!だから今いるの」
そんな感じで話が始まり、俺達に加勢する者達だった。
滅びたあの国の異変からドラゴニュート達が決起したのだそうだ。魔王討伐に動いていたこの一団は、アリゾナ達が元々いた里の者達で難を逃れたっぽい話だった。あまり悠長に話がができないがアリゾナが説明して、俺が勇者で魔王城を攻撃したのも俺だと伝え、俺の配下に加わると言う。俺は後で詳しく話すと言う事で受け入れた。
そして城の内部に入っていき、魔物を倒して行く。
そうすると謁見の間に到着した。ここも岩が貫通したようであちこち瓦礫が散乱している。
玉座に一人の黒ずくめの男がおり、アリゾナが行こうとするので、制止して俺が一人で向かっていくのであった。
1
お気に入りに追加
4,396
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
スキルスティール〜悪い奴から根こそぎ奪って何が悪い!能無しと追放されるも実はチート持ちだった!
KeyBow
ファンタジー
日常のありふれた生活が一変!古本屋で何気に手に取り開けた本のタイトルは【猿でも分かるスキルスティール取得法】
変な本だと感じつい見てしまう。そこにはこう有った。
【アホが見ーる馬のけーつ♪
スキルスティールをやるから魔王を倒してこい!まお頑張れや 】
はっ!?と思うとお城の中に。城の誰かに召喚されたが、無能者として暗殺者をけしかけられたりする。
出会った猫耳ツインズがぺったんこだけど可愛すぎるんですが!エルフの美女が恋人に?何故かヒューマンの恋人ができません!
行き当たりばったりで異世界ライフを満喫していく。自重って何?という物語。
悪人からは遠慮なくスキルをいただきまーーーす!ざまぁっす!
一癖も二癖もある仲間と歩む珍道中!
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
異世界の約束:追放者の再興〜外れギフト【光】を授り侯爵家を追い出されたけど本当はチート持ちなので幸せに生きて見返してやります!〜
KeyBow
ファンタジー
主人公の井野口 孝志は交通事故により死亡し、異世界へ転生した。
そこは剣と魔法の王道的なファンタジー世界。
転生した先は侯爵家の子息。
妾の子として家督相続とは無縁のはずだったが、兄の全てが事故により死亡し嫡男に。
女神により魔王討伐を受ける者は記憶を持ったまま転生させる事が出来ると言われ、主人公はゲームで遊んだ世界に転生した。
ゲームと言ってもその世界を模したゲームで、手を打たなければこうなる【if】の世界だった。
理不尽な死を迎えるモブ以下のヒロインを救いたく、転生した先で14歳の時にギフトを得られる信託の儀の後に追放されるが、その時に備えストーリーを変えてしまう。
メイヤと言うゲームでは犯され、絶望から自殺した少女をそのルートから外す事を幼少期より決めていた。
しかしそう簡単な話ではない。
女神の意図とは違う生き様と、ゲームで救えなかった少女を救う。
2人で逃げて何処かで畑でも耕しながら生きようとしていたが、計画が狂い何故か闘技場でハッスルする未来が待ち受けているとは物語がスタートした時はまだ知らない・・・
多くの者と出会い、誤解されたり頼られたり、理不尽な目に遭ったりと、平穏な生活を求める主人公の思いとは裏腹に波乱万丈な未来が待ち受けている。
しかし、主人公補正からかメインストリートから逃げられない予感。
信託の儀の後に侯爵家から追放されるところから物語はスタートする。
いつしか追放した侯爵家にザマアをし、経済的にも見返し謝罪させる事を当面の目標とする事へと、物語の早々に変化していく。
孤児達と出会い自活と脱却を手伝ったりお人好しだ。
また、貴族ではあるが、多くの貴族が好んでするが自分は奴隷を性的に抱かないとのポリシーが行動に規制を掛ける。
果たして幸せを掴む事が出来るのか?魔王討伐から逃げられるのか?・・・
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
俺だけ異世界行ける件〜会社をクビになった俺は異世界で最強となり、現実世界で気ままにスローライフを送る〜
平山和人
ファンタジー
平凡なサラリーマンである新城直人は不況の煽りで会社をクビになってしまう。
都会での暮らしに疲れた直人は、田舎の実家へと戻ることにした。
ある日、祖父の物置を掃除したら変わった鏡を見つける。その鏡は異世界へと繋がっていた。
さらに祖父が異世界を救った勇者であることが判明し、物置にあった武器やアイテムで直人はドラゴンをも一撃で倒す力を手に入れる。
こうして直人は異世界で魔物を倒して金を稼ぎ、現実では働かずにのんびり生きるスローライフ生活を始めるのであった。
迷い人 ~異世界で成り上がる。大器晩成型とは知らずに無難な商人になっちゃった。~
飛燕 つばさ
ファンタジー
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。
彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。
独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。
この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。
※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる