エラーから始まる異世界生活

KeyBow

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第2章

結果発表

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 結果発表するまでもないが、ちゃんと成功していた。
 セレーシャは俺の隣で寝息を立てていたが、何故か反対側には裕美がいたる。

 セレーシャの状況が良くわからなかったので肩を揺すり起こしにかかる。
 しかし中々起きないので、裕美を起こし説明をして貰った。

 ちゃんと生き返ったが、もう2時間はスリープの影響で起きない筈だと。
 俺は死者蘇生の影響でまだきつかったのでセレーシャのその綺麗な顔にドキドキしながら寝る事にした。おレのもろ好みの顔なのだ。かつての憧れの金髪のお姉さんである。

 そして朝になると俺はセレーシャとだけ寝ていた。裕美がいない。
 セレーシャがもぞもぞし始めたので起きたのが分かる。

「セレーシャさん、おはよう。体は辛くないかい!?」

「あ、あのなんで私達一緒に寝ているのですか!?」

「大丈夫そうだね。うん、俺はね死者蘇生を行うと気絶するんだ。気絶した後に裕美が一緒の布団に押し込んだのだろう。体に異常はないか!?」

 セレーシャはガバッと起きて俺にお辞儀をし、泣きながら抱きついてきた。そして感謝の言葉を述べ始めたが、話している最中に己の破廉恥な格好に気がついていったようだ。

「最早人間の体に戻れぬと、女に戻れないと覚悟しておりましたの。この度はお救い頂き感謝しまっすって、キャー何この格好!いやーん!ありえません!」

 かなりセクシーな格好で、スカートは半分下着が見えている位短い。
 上も下乳が見える位に短く当然お腹丸見えだ。下着も何故か乳首が見える代物だ。
 そうすると裕美が戻ってきた。

「良かった!セレーシャ意識が戻ったのね。ああ!懐かしいセレーシャの声だ。良かった!その服似合ってるわよ!志郎はそういうの好きだから!いっぱい愛してもらいなさいね!私邪魔かしら!?今からあれでしょう?」

「いや、流石に駄目だぞ。刻印が刻めれないぞ。もう少しお互いを知って好意を持っていないとだからまだまだ後だよ。一応俺が暴走したら抑えてくれ。セレーシャ悪いが一度服を脱いで体に異常がないか確かめよう」

「そ、その恥ずかしいです。どうしてもですか!?」

「恥ずかしがるな。既に君の裸は欠損修復の時に見ているよ。異常が有れば手を打つから」

 セレーシャは渋々服を脱ぎ、俺に裸体を見せて異常の有無を確認している。

「その、乳房は大丈夫か?元の大きさが写真からでは分からなかったから、乳首の感じも想像で再建しているんだ。もし大きさや感じが違っていて駄目なら、一度乳房を切り取り、セレーシャのイメージ通りに再度再建するけど、どうだろうか?」

 セレーシャは鏡を出して自分自身を確認し、胸の大きさを確かめていた。

「あ、あの、その、胸が大きくなっているの!私ね、胸が小さのが嫌で仕方がなかったの。クラスの中には絶壁って言う子もいたのよ。ああ!胸が大きくしかも綺麗な形です!感謝します。一番心配なのはあなたの好みかどうかなの。揉んで確かめて下さい」

 言われるがままに揉んだが、まさかフランス人の胸を揉む日が来るとは!と思っているが、特にシコリもなく健康な胸だ。不思議と欲望が沸かなかった。彼女があまりに純真無垢に見えて、欲望のままに触ってはいけない聖女に感じたからかもしれなかった。

「しこりとかなさそうだけど、違和感はないのか!?」

「はい!違和感だらけです!私の胸がこんなに大きく柔らかになる日が来るとは!じゃなくて、異常は無いですよ!あいつの元で耐え抜いた甲斐がありました!一生ついて行きます!どうか妾にでもしてください!人間に戻れて良かった!ううう」

 彼女が感動で泣いていているので裕美が貰い泣きし、俺も泣いて3人で、抱きしめ合った。2人は同じ家に短期留学していてとても仲が良かったと。
 セレーシャの裸体は破壊力が有り過ぎて理性が飛びそうなので、ワンピースを着させて、一先ず落ち着くのを待ってから、改めて皆に紹介するのであった。
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