エラーから始まる異世界生活

KeyBow

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第1章

焦り

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 ダンジョンを進んでいる。精神的苦痛を目的にしているとしか思えない腐ったダンジョンだ。淫魔の意味がどの辺を指すのか分からないが、かなり精神的に来ている。

 行けども行けども直線だ。分岐路すららない。
 30~40分程歩くと回り階段がある。魔物はどんどん強くなっていく。
 1500階のボス部屋に来ているが、それまでの道が全てピンク色なのだ。気が狂いそうだ。魔物もハーピーだらけだ。
 一度レジストできずその胸にダイブしていた!魔物だがおっぱいは本物で素晴らしいし揉み心地が良い。と思ったら背中に爪を突き立てようとしていたが刺さらなかった。直前でヘルムに当たり、ビームが出て魔石になっていった。そう、ヘルムオブグロリアスの力で撃退したのだ。
 俺はハッとなり、本来精神魔法はレジストできる筈が出来なくて焦っている。

 ボスは俺には倒せられなかった。何せセレナの姿をして俺を誘惑してくる。俺は勿論速攻押し倒された。俺が押し倒されて服を剥ぎ取り致し始めるが、おっさんがゼイゼイ言いながらセレナのじゃなく、セレナの顔した何かの首を刎ねた。俺は、意識を取り戻す。またもや精神攻撃のレジストに失敗したようだ。

 ボスドロップはセクシーな女性用の下着だ。俺は絶句した。何故下着?しかし侮れない。何気に付加効力が強力だった。
 そして更に先に進もうとするとヒロミに止められた。まだ行けると抗議するも俺の今のザマを言われ今日は休めと諭される。俺は焦りからもう一度先に進もうとするも殴られ吹き飛んだ。

「駄目だ。時間の無駄じゃよ。今日はゆっくり休み明日頑張れば良い。急がば回れじゃ。何を焦っておる?単調な変化に乏しいこのダンジョンに焦っておるのであろう?ダンジョンの思う壺じゃぞ?少しは頭を冷やさぬか!」

 と諭され渋々頷いた。

 飯を喰い、風呂に入り早々に寝る事にした。

 ふと気が付くと誰かが膝枕をしてくれていた。知らない女だ!そうかこれは夢なんだな!と思い、夢なら良いよね?と思いつ胸を揉み、しゃぶり、ばぶうとなってしまった。またもや赤ちゃん返りだ。謎の美女が

「相変わらず胸が好きな奴じゃのう!これでお主の活力が戻るなら、いくらでも吸うが良い。但し母乳は出ぬぞ!」

 俺はエスカレートし致し始めた!さあいよいよとなったが

「こら!調子に乗るでない!こ、こら、それはだめじゃ!」

 と言うと俺の頭を想いっきり殴った。そうするとブラックアウトしたのだった。

 朝目覚めると頭がやたらと痛くコブができている。ベッドから落ちたのかな?等と考え込んでいた。
 良く分からないが、何か色々スッキリした。なんか致そうとして致せなかった夢を見ていた気がする。
 食事をし着替えて1499階層へ進むのであった。
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