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第1章
ダンジョンを探そう!
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俺達はシューマン山の麓に来ている。ありがたい事にセレナが既に辿り着いていたから即行けたのだ。
そうして山麓に来たのは良い。のどかな田園風景の中にある小さな山だ。
これがピクニックなら敷物を敷いて、皆で弁当を食べるのも良い。青空の元あんな事や・・・いや違う、残念ながら今日はおっさんに会う為に来たのだ。
因みに来ているのはナンシー、シェリー、セレナ、ブラックスワン、アンバー、レニス、レーヴェン、アリゾナ、ホーネットだ。残りは復興支援の為置いてきている。
セレナ、ナンシー、シェリー、ホーネット以外のメンバーは誰が決めたのか?じゃんけんで勝ち取ったと聞こえた気がするが、するした。
山の裾に小さな湖があり、そこには小さな小屋が建っている。景色は良さげだけど、山が崩れたらヤバイ場所だよな?等と景色を見ていた。あそこに住む人に迷惑が掛からないようにそっとしておこうと心に決める。
おっさんから以前聞いた話だと確かダンジョンに居るって事だから、まずはダンジョンの入り口を探そう!となり山を探索する事になった。
二時間位だろうか、分散して探すも見付からない。
先程見えた小屋が見える所を集合場所として、どうやって探すか話し合う事になった。
「皆色々見ていると思うが、おかしいんだよな。この人数で探しても見付からないとは。俺も空から探したけどそれらしいのは無いんだよな」
アリゾナが
「確かにあれだけ探しましたし、ホーネットは頂上まで見てきております。獣の巣穴すら有りませんでしたな」
「じゃあ、各自さっきとは違うエリアを探索して見ようか。別の者の目で見れば見つかるかもだからね」
皆が動こうとした時、獣人のアンバーが遠慮がちに手を挙げた。
彼女はかなり人見知りし、いつも後ろに控えていて目立たないようにする性質があり、注目されるのが苦手だ。だがしかし今は皆の注目を集めていた。
「どうした?」
「あっあのですね、もし違ってたらあれなんですけど・・・」
「うん。気にしないで!違ってた時に文句言うのはホーネット位だからね。何か気がついた事があるのなら教えてくれると嬉しいな!」
そう言うと嬉しそうに話し始めた。
「あのですね、あの小屋を誰か見に行きました?」
「誰か行ったっけ?」
皆が首を振る。
「あそこって何故誰も見に行かないのですか?」
「あそこは行っちゃあいかんやろ?」
皆頷く
「私も少し感じるのですが、多分あそこには近付く事を忌避させる魔法か何かが掛かってますよ!行くべきです!」
「何か神聖な場所で行っちゃあいかんと強烈に思うのは魔法と?」
「ランスロット様に効いているので多分ギフトがスキルだと思います。この人数に効いているのでかなりの実力者じゃないかなと思います」
「キングのオッサンならやりかねないな。分かった。行こう」
そう言い小屋に向かうのであった。
そして引き返せと頭に声が強く木霊するが、強い意思を持って進む。
そして入り口に辿り着き、ドアをノックする。
しかし反応が無い。
そして俺が扉を開けると何かが向かって来た。
そして志郎の額には矢が生えており、床に赤い染みが作られ、志郎が倒れて皆が慌てて叫ぶのであった。そしてその矢には紙が付けられていたのであったのであった。
そうして山麓に来たのは良い。のどかな田園風景の中にある小さな山だ。
これがピクニックなら敷物を敷いて、皆で弁当を食べるのも良い。青空の元あんな事や・・・いや違う、残念ながら今日はおっさんに会う為に来たのだ。
因みに来ているのはナンシー、シェリー、セレナ、ブラックスワン、アンバー、レニス、レーヴェン、アリゾナ、ホーネットだ。残りは復興支援の為置いてきている。
セレナ、ナンシー、シェリー、ホーネット以外のメンバーは誰が決めたのか?じゃんけんで勝ち取ったと聞こえた気がするが、するした。
山の裾に小さな湖があり、そこには小さな小屋が建っている。景色は良さげだけど、山が崩れたらヤバイ場所だよな?等と景色を見ていた。あそこに住む人に迷惑が掛からないようにそっとしておこうと心に決める。
おっさんから以前聞いた話だと確かダンジョンに居るって事だから、まずはダンジョンの入り口を探そう!となり山を探索する事になった。
二時間位だろうか、分散して探すも見付からない。
先程見えた小屋が見える所を集合場所として、どうやって探すか話し合う事になった。
「皆色々見ていると思うが、おかしいんだよな。この人数で探しても見付からないとは。俺も空から探したけどそれらしいのは無いんだよな」
アリゾナが
「確かにあれだけ探しましたし、ホーネットは頂上まで見てきております。獣の巣穴すら有りませんでしたな」
「じゃあ、各自さっきとは違うエリアを探索して見ようか。別の者の目で見れば見つかるかもだからね」
皆が動こうとした時、獣人のアンバーが遠慮がちに手を挙げた。
彼女はかなり人見知りし、いつも後ろに控えていて目立たないようにする性質があり、注目されるのが苦手だ。だがしかし今は皆の注目を集めていた。
「どうした?」
「あっあのですね、もし違ってたらあれなんですけど・・・」
「うん。気にしないで!違ってた時に文句言うのはホーネット位だからね。何か気がついた事があるのなら教えてくれると嬉しいな!」
そう言うと嬉しそうに話し始めた。
「あのですね、あの小屋を誰か見に行きました?」
「誰か行ったっけ?」
皆が首を振る。
「あそこって何故誰も見に行かないのですか?」
「あそこは行っちゃあいかんやろ?」
皆頷く
「私も少し感じるのですが、多分あそこには近付く事を忌避させる魔法か何かが掛かってますよ!行くべきです!」
「何か神聖な場所で行っちゃあいかんと強烈に思うのは魔法と?」
「ランスロット様に効いているので多分ギフトがスキルだと思います。この人数に効いているのでかなりの実力者じゃないかなと思います」
「キングのオッサンならやりかねないな。分かった。行こう」
そう言い小屋に向かうのであった。
そして引き返せと頭に声が強く木霊するが、強い意思を持って進む。
そして入り口に辿り着き、ドアをノックする。
しかし反応が無い。
そして俺が扉を開けると何かが向かって来た。
そして志郎の額には矢が生えており、床に赤い染みが作られ、志郎が倒れて皆が慌てて叫ぶのであった。そしてその矢には紙が付けられていたのであったのであった。
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