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第7章
制圧
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城に向かっているが、そこかしこに戦いの痕跡が見える。
冒険者や一般人の死体も少しある。だが大半は兵士の死体だ。
ホーネットとファイヤークリスタルに城門と城の中間辺りで周辺の魔物に対処せよと命じて別れた。
城の周りでは兵士が戦っていて、善戦している。
しかし、城の内部に入られていて既に陥落しているようだ。
城の作りは事前に聞いている通りで、カービングと酷似している。というより装飾のデザインが違うだけだ。
俺は謁見の間を目指した。
オーガだらけで、既に玉座にはオーガキングが偉そうにふんぞり返り、裸にした女に首輪を着けて鎖で繋いでいた。
周りの奴は他に任せて俺はオーガキングに斬りかかった。
向こうも俺を敵と認識して、一騎打ちとなった。
奴は強かったが、20合位切り結び、キングに手傷を負わせて段々弱らせて行くが、異変が起こった。
奴が転移して俺の後ろに飛び、俺の首を刎ねに来たのだ。
そして俺の首に剣があたり俺の首は刎ねられ・・・なかった。ヘルムの首の後ろのガードに当ったのだ。
その瞬間ヘルムオブグロリアスの力が発揮され、ヘルムに当たった攻撃エネルギーが聖なる熱を帯びたビームに変換され、ヘルムにある角のような部分から自動発射され、気が付くとヤツの額から上が吹き飛んでいた。
呆気ない結末だった。
奴が自滅した後、各自パーティーに別れて城内の殲滅に入る。ムーンライトを城の外に出して、城内への侵入を防いでもらう。
各パーティー別で行動し、城の各所を制圧していく。
皆に任せ俺は玉座の間に来ている。そこに座り、各自の状況連絡を聞き、ワーグナーにゲートを繋げ、兵を引き入れる。そして城壁内の魔物の殲滅に入った。
一通り城内が落ち着くと妻達を呼び寄せた。
魔物の死体はやはり魔石をドロップして消えていた。
今は人の死体を集めている。
不思議とジャックナイフの王族の死体がない。
そうこうしていると、地下に行っていたバトルシップから地下牢に来るように言われ、この場をナンシーにお願いし、俺は地下牢に向かうのであった。
地下牢には国王と王妃、王女や王子が囚われていたが鍵がない。俺がライトソードで切り裂き出れるようにしていく。王妃と王には俺が直接クリーンを掛けまずはここから謁見の間に移動させた。護衛としてムーンストーンとシェリーを同行させた。他の者も解放させ、地上へ移動する時に俺とクリーンを使える者はクリーンを掛けまくった。トイレに行くどころか、丸2日飲まず喰わずだったと。
城がオーガに占拠されてから誰も来なかったという。忘れ去られたようだ。
俺は途中で抜けて謁見の間に向かう。救った者はまずはトイレに行かせた。謁見の間に収納からテーブルを出し、飲み物と食料を出して先ずは腹を満たしてもらった。王には申し訳ないが食べながら話をしたけど、捕まっていた者の中に妙齢の女性が多かったので、俺の妻達に世話を託した。
王の言うには約2週間位前にバルバロッサの第一王女率いる軍勢に攻め落とされたという。城壁を突破するのに1日、城本体に突入するのに1日と現れてからあっという間にやられたという。
そして第一王女に王権を奪われ幽閉され、3日前までは王女の姿を見たという。一日一度は地下牢に来て自らの目で確認をしていたという。王城が魔物に落とされているので既に死んでいると思うと王は言う。
今後どうするかと言うと、元々使者を出して王権移譲をする予定だったという。ワーグナーとカービングの事を聞き及んでいたと。
現状はバルバロッサに奪われた国を俺が取り戻したので、既に俺がジャックナイフの支配者で問題ないという。
皆が食べ終わると兵士以外の俺の仲間や妻を全員呼び、その場で簡易的に王権移譲を行い、国王を総督に命じた。酷な話だが街の復旧をして貰う。
レニスに聞くとやはり街の近くにダンジョンがあり、そこから魔物が湧き出て今に至るという。その対処中に城がバルバロッサに落とされ街に潜んでいたという。疲れているだろうが案内させた。主要な戦闘系のメンバーのみを連れていくが、ホーネットは残した。城を守る要にする為だ。おつむは馬鹿な奴というか子供だし厨二病だけど戦闘センスは抜群だ。
ダンジョン入り口付近には魔物がうようよしていたが、さくっと蹴散らせ、アースウォールで蓋をして、ゲートで城に戻った。今日これから突入は体力的に無理だった。
明日からまたもやダンジョン攻略だ。
各国に連絡したりと忙しかった。ワーグナーより追加で兵士を送ってもらい、街の復興支援と周辺の魔物討伐に当たらせた。
城の死体は殆どバルバロッサの兵だった。
そしてバルバロッサ第一王女の死体を発見し、ルシテルに伝えたのだった。既に死してから2日経過している為蘇生が出来なかった。蘇生対象として選択出来なかったのだ。死体はバルバロッサで葬りたいとの意向で俺の収納に入れておいた。ルシテルは何故か泣かなかった。
今日は城の一角で休む事となり、一部のメンバーを各国に戻し状況を直接伝えて貰うようにした。そして本日は何故かルシテルとレニスが添い寝当番になり、レニスがいるのがおかしいのだが、疲れが酷く本当に寝るだけとなった。手を出さなかった俺って聖人君子って事で良いよね?
冒険者や一般人の死体も少しある。だが大半は兵士の死体だ。
ホーネットとファイヤークリスタルに城門と城の中間辺りで周辺の魔物に対処せよと命じて別れた。
城の周りでは兵士が戦っていて、善戦している。
しかし、城の内部に入られていて既に陥落しているようだ。
城の作りは事前に聞いている通りで、カービングと酷似している。というより装飾のデザインが違うだけだ。
俺は謁見の間を目指した。
オーガだらけで、既に玉座にはオーガキングが偉そうにふんぞり返り、裸にした女に首輪を着けて鎖で繋いでいた。
周りの奴は他に任せて俺はオーガキングに斬りかかった。
向こうも俺を敵と認識して、一騎打ちとなった。
奴は強かったが、20合位切り結び、キングに手傷を負わせて段々弱らせて行くが、異変が起こった。
奴が転移して俺の後ろに飛び、俺の首を刎ねに来たのだ。
そして俺の首に剣があたり俺の首は刎ねられ・・・なかった。ヘルムの首の後ろのガードに当ったのだ。
その瞬間ヘルムオブグロリアスの力が発揮され、ヘルムに当たった攻撃エネルギーが聖なる熱を帯びたビームに変換され、ヘルムにある角のような部分から自動発射され、気が付くとヤツの額から上が吹き飛んでいた。
呆気ない結末だった。
奴が自滅した後、各自パーティーに別れて城内の殲滅に入る。ムーンライトを城の外に出して、城内への侵入を防いでもらう。
各パーティー別で行動し、城の各所を制圧していく。
皆に任せ俺は玉座の間に来ている。そこに座り、各自の状況連絡を聞き、ワーグナーにゲートを繋げ、兵を引き入れる。そして城壁内の魔物の殲滅に入った。
一通り城内が落ち着くと妻達を呼び寄せた。
魔物の死体はやはり魔石をドロップして消えていた。
今は人の死体を集めている。
不思議とジャックナイフの王族の死体がない。
そうこうしていると、地下に行っていたバトルシップから地下牢に来るように言われ、この場をナンシーにお願いし、俺は地下牢に向かうのであった。
地下牢には国王と王妃、王女や王子が囚われていたが鍵がない。俺がライトソードで切り裂き出れるようにしていく。王妃と王には俺が直接クリーンを掛けまずはここから謁見の間に移動させた。護衛としてムーンストーンとシェリーを同行させた。他の者も解放させ、地上へ移動する時に俺とクリーンを使える者はクリーンを掛けまくった。トイレに行くどころか、丸2日飲まず喰わずだったと。
城がオーガに占拠されてから誰も来なかったという。忘れ去られたようだ。
俺は途中で抜けて謁見の間に向かう。救った者はまずはトイレに行かせた。謁見の間に収納からテーブルを出し、飲み物と食料を出して先ずは腹を満たしてもらった。王には申し訳ないが食べながら話をしたけど、捕まっていた者の中に妙齢の女性が多かったので、俺の妻達に世話を託した。
王の言うには約2週間位前にバルバロッサの第一王女率いる軍勢に攻め落とされたという。城壁を突破するのに1日、城本体に突入するのに1日と現れてからあっという間にやられたという。
そして第一王女に王権を奪われ幽閉され、3日前までは王女の姿を見たという。一日一度は地下牢に来て自らの目で確認をしていたという。王城が魔物に落とされているので既に死んでいると思うと王は言う。
今後どうするかと言うと、元々使者を出して王権移譲をする予定だったという。ワーグナーとカービングの事を聞き及んでいたと。
現状はバルバロッサに奪われた国を俺が取り戻したので、既に俺がジャックナイフの支配者で問題ないという。
皆が食べ終わると兵士以外の俺の仲間や妻を全員呼び、その場で簡易的に王権移譲を行い、国王を総督に命じた。酷な話だが街の復旧をして貰う。
レニスに聞くとやはり街の近くにダンジョンがあり、そこから魔物が湧き出て今に至るという。その対処中に城がバルバロッサに落とされ街に潜んでいたという。疲れているだろうが案内させた。主要な戦闘系のメンバーのみを連れていくが、ホーネットは残した。城を守る要にする為だ。おつむは馬鹿な奴というか子供だし厨二病だけど戦闘センスは抜群だ。
ダンジョン入り口付近には魔物がうようよしていたが、さくっと蹴散らせ、アースウォールで蓋をして、ゲートで城に戻った。今日これから突入は体力的に無理だった。
明日からまたもやダンジョン攻略だ。
各国に連絡したりと忙しかった。ワーグナーより追加で兵士を送ってもらい、街の復興支援と周辺の魔物討伐に当たらせた。
城の死体は殆どバルバロッサの兵だった。
そしてバルバロッサ第一王女の死体を発見し、ルシテルに伝えたのだった。既に死してから2日経過している為蘇生が出来なかった。蘇生対象として選択出来なかったのだ。死体はバルバロッサで葬りたいとの意向で俺の収納に入れておいた。ルシテルは何故か泣かなかった。
今日は城の一角で休む事となり、一部のメンバーを各国に戻し状況を直接伝えて貰うようにした。そして本日は何故かルシテルとレニスが添い寝当番になり、レニスがいるのがおかしいのだが、疲れが酷く本当に寝るだけとなった。手を出さなかった俺って聖人君子って事で良いよね?
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