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第6章
戴冠式とパーティー構成
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式典はカービングとワーグナーでは異なった。主にナンシー達がいるからだ。
俺の横にナンシーがいる。そう、正妻だからだ。
俺の前に旗手のホーネット、アリゾナがいる。
後ろにオリヴィア、その両脇にロトナとアリアがいる。
シカゴとオリンズは玉座の下で槍を持って堂々と待ち構えている。
俺とオリヴィアはホーリーエンジェルアーマーを着ている。
城内の造りは殆どワーグナーと同じだが、一回り小さい。しかしデザインは一緒だ。
ワーグナーの時と同じで、玉座の手前から入り口に向かって、位の高い者順で並んでいる。左が男性、右が女性だ。勿論俺の妻達が前の方だ。ブラックスワンの面々も妻扱いだ。セレナだけは本人の希望で貴族席の一番後ろにいる。周りを観察したいという。クレアもそれに付き合っている。
玉座には王と周りに王妃、ドロシー&メイベルがいる。
シェリー達は戸惑っている。俺が既にワーグナーの皇帝で、カービングの王権を移譲される儀式を行っているのだが、再会の翌日にはこうなのだ。前日はスタンピードに巻き込まれ、死を覚悟した程なのだ。
俺はライトを背中に出し続けている。神々しさが増すからだ。
そうこうしていると、まずホーネットが玉座の手前に着き、横にそれる。アリゾナとオリヴィアが俺とナンシーの横で俺達の方を向く。
そして俺は玉座の前に辿り着き王に一礼をする。王妃が
「ランスロット卿よ本日の来訪の目的を我が王に述べよ」
「本日は国王よりの招請により参りました。王権移譲の申し入れの受諾の証として訪問した次第です」
続いて国王が
「ランスロット卿よ、王権移譲の申し入れを受諾して頂き感謝する。本日この王冠を貴殿に戴冠する事により王権の移譲を完了する事とする。先日のスタンピード発生時のスタンピード対処の功績により、本日よりランスロット卿をカービングの新たな支配者とする」
そうして俺はナンシーを伴い壇上へ上がり、玉座の前に赴く。そしてオリヴィアとアリゾナが玉座の両脇に立ち、皆の方を向く。手には装飾の鮮やかな儀仗用の槍を持つ。そしてホーネットがやはり壇上に上がりアリゾナの横に立ち旗を掲げる。
俺は王の前に立つ。
メイベルが王より王冠を外してトレーに載せて、俺の前に立つドロシーの横に差し出す。
ドロシーは王冠を手に取り、恭しく俺の頭に載せた。そして国王が
「これにより我がカービングは皇帝ランスロットの庇護化に入った。国王としての最後の務めをこれにより果たしたものとする。皇帝ランスロット様万歳!」
そうすると一斉に万歳が起こり、教会の聖歌隊が歌を歌い始めた。そして歌が終わると俺が挨拶をする。
「我が新たなカービングの支配者となった皇帝ランスロットだ。これによりワーグナーとカービングを融合し一つの国家とする。この後、ボレロの王権移譲も決まっている為、大陸の最大勢力となる。先ずは最初の命令を行う。前国王よ、そなたをカービング地方の総督に任ずる。これはそなたが国王をしていた時の領土の統治を命ずる事になる。身分はワーグナー総督と同列とし、最上級の序列の大公とし、大公より下の爵位の任命権を付与する。大公は皇帝に任命権があり、皇帝の命のみを受けるものとする」
その後奴隷制度についての話を、ワーグナーと同じく行い、これよりボレロのスタンピードの対処に向かうとした。
式典が終わるとボレロのダンジョンアタックとなるが、もう一つの問題があった。そう、ジャックナイフだ。俺もセレナも行った事がない。ダンジョンは間違いなく俺が行く必要がある。となるとセレナにジャックナイフへ向かって貰うしかない。
今でも手遅れかもだが、俺がダンジョン攻略後に向かい出すのでは確実に手遅れになる。
そこでカービングより姿を変えたセレナと、ブラックスワン、ファイヤークリスタル、連絡役兼護衛としてオリヴィアを同行させる。オリヴィアは俺の次に恐らく強い。アリゾナには拒否をされている。俺のダンジョンでの醜態がそうさせたのだ。
「私がいなければ確実にダンジョンで死にますぞ」
と凄まれ、反論出来なかったからだ。
因みにオリヴィアもセレナも嫌がったが、何とか頼み込んで向かってもらう。彼女達は単に俺と一緒にいたいだけだったからだ。
因みに先の屋敷で救った5人はルシテル、水樹と一緒にワーグナーの初心者ダンジョンに潜ってもらう。既に奴隷契約をしているのだ。
勿論彼女達から契約破棄を出来るようにしている。
ロトナとクロエはワーグナーに、ドロシーはカービングに留まって貰う。今回はメイベルをパワーレベリングを兼ねて連れて行く。
大所帯だ。流石にエリシス達屋敷要員は連れて行かない。
その為調整役にセチアを残す事にした。カービングの屋敷の立ち上げが必要なので、カービングに居てもらう。
ダンジョンアタックは
ユリア、アリア、メイベル、バトルシップ、ムーンストーン、ムーンライト、ブラックオニキス(セレナ、セチアは除く)
ムーンストーンは フレデリカ、ニーべリング、ミアプラ、セッカ、サラ
ムーンライトは クレア、カトレア、エトワール、アヤメ、アンバー
ブラックオニキスは ランスロット、ナンシー、シェリー、セリカ、ミザリィ、ウリア、セチア
ブラックスワンは リギア、レフトアイ、ライトアイ、トリシア
こんな感じだ。
残りは屋敷要員で、アイギスに取り敢えずボレロ組の代表をして貰う。
俺の横にナンシーがいる。そう、正妻だからだ。
俺の前に旗手のホーネット、アリゾナがいる。
後ろにオリヴィア、その両脇にロトナとアリアがいる。
シカゴとオリンズは玉座の下で槍を持って堂々と待ち構えている。
俺とオリヴィアはホーリーエンジェルアーマーを着ている。
城内の造りは殆どワーグナーと同じだが、一回り小さい。しかしデザインは一緒だ。
ワーグナーの時と同じで、玉座の手前から入り口に向かって、位の高い者順で並んでいる。左が男性、右が女性だ。勿論俺の妻達が前の方だ。ブラックスワンの面々も妻扱いだ。セレナだけは本人の希望で貴族席の一番後ろにいる。周りを観察したいという。クレアもそれに付き合っている。
玉座には王と周りに王妃、ドロシー&メイベルがいる。
シェリー達は戸惑っている。俺が既にワーグナーの皇帝で、カービングの王権を移譲される儀式を行っているのだが、再会の翌日にはこうなのだ。前日はスタンピードに巻き込まれ、死を覚悟した程なのだ。
俺はライトを背中に出し続けている。神々しさが増すからだ。
そうこうしていると、まずホーネットが玉座の手前に着き、横にそれる。アリゾナとオリヴィアが俺とナンシーの横で俺達の方を向く。
そして俺は玉座の前に辿り着き王に一礼をする。王妃が
「ランスロット卿よ本日の来訪の目的を我が王に述べよ」
「本日は国王よりの招請により参りました。王権移譲の申し入れの受諾の証として訪問した次第です」
続いて国王が
「ランスロット卿よ、王権移譲の申し入れを受諾して頂き感謝する。本日この王冠を貴殿に戴冠する事により王権の移譲を完了する事とする。先日のスタンピード発生時のスタンピード対処の功績により、本日よりランスロット卿をカービングの新たな支配者とする」
そうして俺はナンシーを伴い壇上へ上がり、玉座の前に赴く。そしてオリヴィアとアリゾナが玉座の両脇に立ち、皆の方を向く。手には装飾の鮮やかな儀仗用の槍を持つ。そしてホーネットがやはり壇上に上がりアリゾナの横に立ち旗を掲げる。
俺は王の前に立つ。
メイベルが王より王冠を外してトレーに載せて、俺の前に立つドロシーの横に差し出す。
ドロシーは王冠を手に取り、恭しく俺の頭に載せた。そして国王が
「これにより我がカービングは皇帝ランスロットの庇護化に入った。国王としての最後の務めをこれにより果たしたものとする。皇帝ランスロット様万歳!」
そうすると一斉に万歳が起こり、教会の聖歌隊が歌を歌い始めた。そして歌が終わると俺が挨拶をする。
「我が新たなカービングの支配者となった皇帝ランスロットだ。これによりワーグナーとカービングを融合し一つの国家とする。この後、ボレロの王権移譲も決まっている為、大陸の最大勢力となる。先ずは最初の命令を行う。前国王よ、そなたをカービング地方の総督に任ずる。これはそなたが国王をしていた時の領土の統治を命ずる事になる。身分はワーグナー総督と同列とし、最上級の序列の大公とし、大公より下の爵位の任命権を付与する。大公は皇帝に任命権があり、皇帝の命のみを受けるものとする」
その後奴隷制度についての話を、ワーグナーと同じく行い、これよりボレロのスタンピードの対処に向かうとした。
式典が終わるとボレロのダンジョンアタックとなるが、もう一つの問題があった。そう、ジャックナイフだ。俺もセレナも行った事がない。ダンジョンは間違いなく俺が行く必要がある。となるとセレナにジャックナイフへ向かって貰うしかない。
今でも手遅れかもだが、俺がダンジョン攻略後に向かい出すのでは確実に手遅れになる。
そこでカービングより姿を変えたセレナと、ブラックスワン、ファイヤークリスタル、連絡役兼護衛としてオリヴィアを同行させる。オリヴィアは俺の次に恐らく強い。アリゾナには拒否をされている。俺のダンジョンでの醜態がそうさせたのだ。
「私がいなければ確実にダンジョンで死にますぞ」
と凄まれ、反論出来なかったからだ。
因みにオリヴィアもセレナも嫌がったが、何とか頼み込んで向かってもらう。彼女達は単に俺と一緒にいたいだけだったからだ。
因みに先の屋敷で救った5人はルシテル、水樹と一緒にワーグナーの初心者ダンジョンに潜ってもらう。既に奴隷契約をしているのだ。
勿論彼女達から契約破棄を出来るようにしている。
ロトナとクロエはワーグナーに、ドロシーはカービングに留まって貰う。今回はメイベルをパワーレベリングを兼ねて連れて行く。
大所帯だ。流石にエリシス達屋敷要員は連れて行かない。
その為調整役にセチアを残す事にした。カービングの屋敷の立ち上げが必要なので、カービングに居てもらう。
ダンジョンアタックは
ユリア、アリア、メイベル、バトルシップ、ムーンストーン、ムーンライト、ブラックオニキス(セレナ、セチアは除く)
ムーンストーンは フレデリカ、ニーべリング、ミアプラ、セッカ、サラ
ムーンライトは クレア、カトレア、エトワール、アヤメ、アンバー
ブラックオニキスは ランスロット、ナンシー、シェリー、セリカ、ミザリィ、ウリア、セチア
ブラックスワンは リギア、レフトアイ、ライトアイ、トリシア
こんな感じだ。
残りは屋敷要員で、アイギスに取り敢えずボレロ組の代表をして貰う。
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