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第6章
100階へ
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朝から俺は気合いが入っていた。
ドロシーとメイベルの双子は見極めが困難だ。そう同じ顔だ。
そして同じ顔左右から囁くのだ
「今日は格好いい所を み・た・い・な♪」
そう迫られた。
彼女達は暫く離れていたからか、性格も仕草も、胸の大きさ、声もそっくりなのだ。
ステレオチックにはもられて俺はメロメロだった。
昔TVかなんかでやっていたが、双子は同じ家にいると別の性格になるが、離ればなれだと本来の性格に、似通った性格になる傾向が有るそうだ。
メイベルも剣の修行をしていて、ミノタウロスに殺された時も、守られる姫ではなく、守る一振りの剣として散ったと。
そして食事も終わり、皆の準備が整って俺が先頭でボス部屋を出ようとしたら、アリゾナに窘められた。
「危険ですぞ。我らと違い陛下を生き返らす術を我らは持たぬのですぞ!」
はっとなり、先頭をアリゾナに譲り、殿にホーネットに預けている。
100階層で終わると予測したが、他の階層とほとんど変わらず90階層へ辿り着いていて、今はボス部屋の所にいる。やはり大して強くなかった。オリンズとシカゴの二人で倒せた程度だ。と言っても二人は既にSS級の実力を手に入れている。
昼休憩を行い、次の91階層に進む。
突如熱風に晒された。
砂漠だ。しかも何故か太陽が有る。太陽もどきなのだろうが驚いた。
出てくる魔物は急に強くなった。サンドワームというミミズを大きくした直径2m位の奴が出てくる。俺の出番だった。ファイヤーボールでガンガン焼き払っていく。
サソリの大きいのやら、とにかく大きいのばかりだ。魔力が無尽蔵に近い俺の独壇場だ。
階段がある場所は分かっている。遠くに祠の様なのが見えているからだ。しかし、ここを抜けるのに3時間程掛かった。砂漠なので歩き難く、歩みが遅いのだ。
92階は草原で、低木すらなかった。出てくるのはリスや兎、小鳥と小動物だったら可愛らしいのが、体長150cm位あるのだ。可愛いのではなく怖い。女性陣は駄目だった。可愛らしい顔をしているから攻撃できなかった。そこは空気の読めないホーネットが顔を中心に蹴りとパンチで倒していく。
93階は氷だ。物凄く困ったのだ。そう、滑るのだ。そしてペンギンが出た。やはりでかい。2m位のペンギンなのだ。ファイヤーボールを使いまくり、道を溶かして遅々とだがなんとか進んでいった。
93階層を終わると既に20時位で、皆ヘトヘトだった。階段を降りた所で、94階層での野営とした。
この階層はどうやら森だった。
良い事なのか悪い事なのか、ここへ来てようやく大きな変化が現れた。きっちりしたダンジョンとおさらばだった。
皆疲れていては明日に備えて早々に寝る事にしたのだった。俺の見張りは最後で、ユリアと、メイベルとだ。
時折獣型の魔物が出る程度で、野営は大きな問題も無く順調だった。
朝食を摂り、この階層をスタートするのであった。
ドロシーとメイベルの双子は見極めが困難だ。そう同じ顔だ。
そして同じ顔左右から囁くのだ
「今日は格好いい所を み・た・い・な♪」
そう迫られた。
彼女達は暫く離れていたからか、性格も仕草も、胸の大きさ、声もそっくりなのだ。
ステレオチックにはもられて俺はメロメロだった。
昔TVかなんかでやっていたが、双子は同じ家にいると別の性格になるが、離ればなれだと本来の性格に、似通った性格になる傾向が有るそうだ。
メイベルも剣の修行をしていて、ミノタウロスに殺された時も、守られる姫ではなく、守る一振りの剣として散ったと。
そして食事も終わり、皆の準備が整って俺が先頭でボス部屋を出ようとしたら、アリゾナに窘められた。
「危険ですぞ。我らと違い陛下を生き返らす術を我らは持たぬのですぞ!」
はっとなり、先頭をアリゾナに譲り、殿にホーネットに預けている。
100階層で終わると予測したが、他の階層とほとんど変わらず90階層へ辿り着いていて、今はボス部屋の所にいる。やはり大して強くなかった。オリンズとシカゴの二人で倒せた程度だ。と言っても二人は既にSS級の実力を手に入れている。
昼休憩を行い、次の91階層に進む。
突如熱風に晒された。
砂漠だ。しかも何故か太陽が有る。太陽もどきなのだろうが驚いた。
出てくる魔物は急に強くなった。サンドワームというミミズを大きくした直径2m位の奴が出てくる。俺の出番だった。ファイヤーボールでガンガン焼き払っていく。
サソリの大きいのやら、とにかく大きいのばかりだ。魔力が無尽蔵に近い俺の独壇場だ。
階段がある場所は分かっている。遠くに祠の様なのが見えているからだ。しかし、ここを抜けるのに3時間程掛かった。砂漠なので歩き難く、歩みが遅いのだ。
92階は草原で、低木すらなかった。出てくるのはリスや兎、小鳥と小動物だったら可愛らしいのが、体長150cm位あるのだ。可愛いのではなく怖い。女性陣は駄目だった。可愛らしい顔をしているから攻撃できなかった。そこは空気の読めないホーネットが顔を中心に蹴りとパンチで倒していく。
93階は氷だ。物凄く困ったのだ。そう、滑るのだ。そしてペンギンが出た。やはりでかい。2m位のペンギンなのだ。ファイヤーボールを使いまくり、道を溶かして遅々とだがなんとか進んでいった。
93階層を終わると既に20時位で、皆ヘトヘトだった。階段を降りた所で、94階層での野営とした。
この階層はどうやら森だった。
良い事なのか悪い事なのか、ここへ来てようやく大きな変化が現れた。きっちりしたダンジョンとおさらばだった。
皆疲れていては明日に備えて早々に寝る事にしたのだった。俺の見張りは最後で、ユリアと、メイベルとだ。
時折獣型の魔物が出る程度で、野営は大きな問題も無く順調だった。
朝食を摂り、この階層をスタートするのであった。
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