120 / 527
第5章
終息とアリア
しおりを挟む
兵の見回りの結果小規模な魔物が居るが、20体以上いるのは見掛けなかったと報告を受けた。
その為俺はほぼ終息したとみなしていた。
クロエによると常時依頼で討伐を出すという。
死者の問題は国王側でどうにかするべき案件だが2日後追悼式を行う事となった。
また今回のスタンピートの対処は依頼扱いとなり、最終的に
俺がSSS、オリヴィアがSS、アリゾナがS、ホーネット、シカゴ、オリンズがA
セチアとユリア、アリアがBに認定されるという。
この大陸でSSSは現在2人しかいなくて俺が3人目と言う。
魔石の換金がダンジョンの分が4500万、スタンピートの分が1億8千万
しかも今日の分は入っていない。
その為、今日の分は王都の復興資金または死亡者に対する見舞金に充てるようお願いした。
それと追悼式の後に俺への王権譲渡を行い、その後カービング帝国に兵2万を率いてロトナを伴い出立する事になりそうだった。
既に今回のスタンピートと王権移譲の手紙をドロシーに持たせて先行する事となった。
まずは兵5千を先行で付ける事となり明日出立だ。また使者としてロトナが俺と同行する為に名代として先遣隊にアリアが加わっての派遣となった。
その為俺への戴冠式にはロトナが三宝姫では唯一参加する事となった。
いよいよ大陸制覇に乗り出さざるを得なくなったのだが、取り敢えずは皇帝を名乗る事になりそうだった。それとこの展開は絶対”愛の覇者”が関係していると思いつつも怖くて、見たくなくて逃げていてギフトを確認していなかったが、もう逃げるわけには行かなくなった。
ギフトの詳細は
異性で有り純粋な好意の持ち主(甲)が、ギフト主(乙)に触れると乙に対する甲の純粋な好意が100倍になり、乙もも好意を持っていれば甲に対する好感度が100倍になる。添い遂げる事が可能な相手にしか発動しない。
また好感を持っている権力者に純粋な好意を持たれて己より実力が上と判断すれば自ら求めて従属する
うーん凄すぎる能力だ。オリヴィアに聞くと本来付与できないギフトの一種と言う。
オリヴィアの能力がまだ封印中の為ある程度の事しかわからないが、チートどころではないのだ。
この大陸だとバルバロッサ以外は従属するのじゃないかと思えてきた。
今までに触れた女性に対する愛情が膨れ上がったのはこれの影響なのだろうが、邪な好感では発動しないのが幸いだと思った。
それと2日後の王権譲渡の時に、アリアとロトナの俺への婚姻(ハーレム入り)が正式発表となると。
俺の屋敷は皇帝の屋敷としては不適切と言うので別の所に新築で建てるそうだ。王城の直ぐ近くになるので、今の屋敷は仮の屋敷の扱いとなる。
おそらく各国に皇帝の居を構え、バルバロッサを直轄領として治める事になりそうだ。
それと気が早いが大陸一つを1国家とする事になるので、首都を決めないといけなくなるにだろうな。
現在の各国は国王を大公に任命して州のような扱いとなりそうだった。この辺りはおいおい決めなくてはいけないっぽいので、アリアに要相談だった。
今後の事を考えると国の運営なんかはとてもじゃないが無理だ。
おそらくカービングにドローシーを、ワーグナーにロトナを残してアリアは同行してアドバイスを貰う事になるように調整するつもりだ。
どうしてこうなったと俺は叫ばずにはいられなかった。
夕刻にアリアは俺の所に現れていきなり刻印をとお願いされた。明日から別れての行動の為に今晩刻印をと希望されたのだ。しかも国王と王妃まで来てお願いされてしまったけど、アリアは不安なのだろう。
俺の身近な者としてセチアを同行させるようにした。いつもセチアは俺といるばかりだから良い機会だし少しは自立して欲しい所ではある。
それとは別にアリアと食事をする事にした。
クロエの御用達の食堂に敢えてした。まだ今ならそんなに顔が知られていないからアリアに冒険者が着る服を着せて市井に紛れさせている。
孤児院に行っている時は孤児院にて出される昼食を食べていたが、何故かここの定食より上等のが出ていると言う。
アリアに酷な事実を伝える事にした。
「残念だけどね城の誰かが手を回していて、アリアが行く日だけ普段と違うのを出している筈だよ。孤児院でここのより良いのが出る訳がないんだ。それにここのは庶民的だけど決して安いわけじゃないんだよ。まあ高くもないけどね」
「それじゃあ私が今まで食べたり見たりしていたのは全て嘘偽りなのでしょうか?」
「ううんそれは違うよ。料理はそうだけどアリアが着ていた服は粗末な修道院や孤児院のそれだよ。まあ職員の中に護衛が紛れているとは思うけど、
それ以外は真実だよ。少なくとも子供の行動は大きく干渉できないからね。
料理はどこかの貴族の雇われの調理人が作っていたのだろうけどね」
「結局私の行って来た事は意味が無かったのでしょうか?聖女とか言われもてはやされていましたが」
「それも違うよ。市民の評価は厳しいんだよ。王族が粗末な服を着て孤児院に侍女も連れずに来ていると、上辺だけじゃないと評価されてるから人気があるんるんだよ。それに俺は貴女の勇気ある行動に感服したんだよ。俺が見たのはそんな子供を庇った一人の女性であって王女を見たんじゃないんだ。それに第三王女を好きになったんじゃない。子供を庇った勇気ある心の綺麗なレディーに惚れたんだ。アリアを、ただのアリアを愛してる」
アリアは泣いていた。
確かにダンジョンで命を預けた仲だが今までアリアには第三王女の肩書が常に付いてきていた。言い寄る者が全て第三王女と言うまでもなく肩書があるからだった。
「偶々ランスロット様に出会えて嬉しかったんです。第三王女と知らずに一人の女として接してくれた殿方は初めてだったんです。私も勇者ランスロットではなくただのランスロット様をお慕い申し上げております!」
「暫く会えなくなり寂しくなるよ。お互い立場を知らず一人の男と女の、身分の無い出逢い方で良かった。お互い王女様だの勇者様だの位で呼び合わなくて済むからね。それともう様はよしてねランスかランスロットと。それか志郎で」
「ふふふ。そうですよね。時に志郎というのは?」
「転移前の元の世界の本名だよ」
急にアリアの表情が一変し真剣な顔になった
「ファミリーネームをこちらの世界に来てから名乗りましたか?」
「一緒に召喚された婚約中の聖女に求婚をした時に一度だけ」
「では本名は封印してください。その方にも可能なら口外しない様に申し付けて下さい」
「何かあるのかい?向こうからの召喚者はユリアもそうだよ。しかもユリアは本名だよ。もちろんファミリーネームも知っている」
「出来ればすぐにでも偽名に改名してください。他に転移者に知り合いがいたら本名をお互い名乗らないとしてください。霊食いに魂を吸い取られ最悪は死に至ります。転移者に有効で本名が必要ですし、悪意ある者に知られたらアウトです」
「分かった。かなり重要な情報だな。何とか念話が可能なので対処するよ。確か俺だけはバルバロッサに本名を知られていないんだ。ステータスカードには本名じゃなくランスロツトと有ったからその名前しか知らないはずだけどそれだと他の者は全て知られているな」
「良かったです。多分バルバロッサはあ奴らを使役してきます。本名を知られているメンバーはバルバロッサとの戦からは外してください。あのハーレム王の寿命はかの者に半分以上吸われて、130歳しか生きられなかったと聞きます」
[了解だ。アリアは頼りになるな。やはりアリアも真名は別にあるのか?]
「はい、ありますわ。幼名がそうですわ」
俺達の食事は終わったので話もそこそこに食堂を出て、先日のメイドさん達に色々教えて貰った中の1つに小高い見晴らしの良い公園が有るのでゲートで移動した。城からそこそこ離れていて眼下に湖が見える。街明かりが幻想的な所で周りには誰もいなかった。
暫く二人で景色を眺め、どちらからともなく唇を重ねるのだった。
王妃に渡された婚姻の贈り物を渡す事になった。今回のスタンピードのお礼として三人に渡すネックレスを買って置いてくれたのだ。恐らく買いに行く時間が取れないと見ていたのだろう。
俺は片膝を付き
「勇者たるランスロットが貴女に求める。汝、聖なる乙女にして王家に名を連なる淑女アリアに我が妻となりて生涯の伴侶となりて添い遂げん事を!。ここに私ランスロットは清らかなる乙女アリアに結婚を申し込みます」
どこから出るのか俺はいつも不思議なのだがこういった言葉がスラスラ出てくる。
プレゼントを差し出し頭を垂れる。そうするとアリアはプレゼントを受け取り中を出し、俺の手を取りネックレスを握らせた。そして背を向けて髪をかきあげてその首を俺に向けたのだ。俺はそっとそのなんとも色っぽい首にネックレスを付けた。アリアはそしてただただ頷き涙を流した。
その後少しいちゃいちゃしてから城に向かい、アリアを一旦送り届けてから屋敷に戻り風呂に入った。刻印の儀をどこで行いたいか聞くとアリアの部屋を希望したので、屋敷のメンバーに今日は城に泊まる旨を伝えて、城の風呂場の出口にてアリアの出るのを待っていた。
暫くすると出てきたのでお姫様抱っこで部屋まで連れて行ったが途中王妃様に出くわしたが泣いて感謝をされてしまった。
部屋で改めて刻印の儀式を開始する事を伝えて、了承をされたのであった。
アリアは美しかった。外観もそうだが何より内面が美しい。体も芸術品と言う感じでそのまま部屋に飾りたい位の美しさだった。
お互いに愛していると、この危機を愛の力で打ち勝とうと結構恥ずかし事を言いながらやがて一つになっていき、二人の濃密な時間が過ぎていき、やがて眠りに落ちていったのだった。
その為俺はほぼ終息したとみなしていた。
クロエによると常時依頼で討伐を出すという。
死者の問題は国王側でどうにかするべき案件だが2日後追悼式を行う事となった。
また今回のスタンピートの対処は依頼扱いとなり、最終的に
俺がSSS、オリヴィアがSS、アリゾナがS、ホーネット、シカゴ、オリンズがA
セチアとユリア、アリアがBに認定されるという。
この大陸でSSSは現在2人しかいなくて俺が3人目と言う。
魔石の換金がダンジョンの分が4500万、スタンピートの分が1億8千万
しかも今日の分は入っていない。
その為、今日の分は王都の復興資金または死亡者に対する見舞金に充てるようお願いした。
それと追悼式の後に俺への王権譲渡を行い、その後カービング帝国に兵2万を率いてロトナを伴い出立する事になりそうだった。
既に今回のスタンピートと王権移譲の手紙をドロシーに持たせて先行する事となった。
まずは兵5千を先行で付ける事となり明日出立だ。また使者としてロトナが俺と同行する為に名代として先遣隊にアリアが加わっての派遣となった。
その為俺への戴冠式にはロトナが三宝姫では唯一参加する事となった。
いよいよ大陸制覇に乗り出さざるを得なくなったのだが、取り敢えずは皇帝を名乗る事になりそうだった。それとこの展開は絶対”愛の覇者”が関係していると思いつつも怖くて、見たくなくて逃げていてギフトを確認していなかったが、もう逃げるわけには行かなくなった。
ギフトの詳細は
異性で有り純粋な好意の持ち主(甲)が、ギフト主(乙)に触れると乙に対する甲の純粋な好意が100倍になり、乙もも好意を持っていれば甲に対する好感度が100倍になる。添い遂げる事が可能な相手にしか発動しない。
また好感を持っている権力者に純粋な好意を持たれて己より実力が上と判断すれば自ら求めて従属する
うーん凄すぎる能力だ。オリヴィアに聞くと本来付与できないギフトの一種と言う。
オリヴィアの能力がまだ封印中の為ある程度の事しかわからないが、チートどころではないのだ。
この大陸だとバルバロッサ以外は従属するのじゃないかと思えてきた。
今までに触れた女性に対する愛情が膨れ上がったのはこれの影響なのだろうが、邪な好感では発動しないのが幸いだと思った。
それと2日後の王権譲渡の時に、アリアとロトナの俺への婚姻(ハーレム入り)が正式発表となると。
俺の屋敷は皇帝の屋敷としては不適切と言うので別の所に新築で建てるそうだ。王城の直ぐ近くになるので、今の屋敷は仮の屋敷の扱いとなる。
おそらく各国に皇帝の居を構え、バルバロッサを直轄領として治める事になりそうだ。
それと気が早いが大陸一つを1国家とする事になるので、首都を決めないといけなくなるにだろうな。
現在の各国は国王を大公に任命して州のような扱いとなりそうだった。この辺りはおいおい決めなくてはいけないっぽいので、アリアに要相談だった。
今後の事を考えると国の運営なんかはとてもじゃないが無理だ。
おそらくカービングにドローシーを、ワーグナーにロトナを残してアリアは同行してアドバイスを貰う事になるように調整するつもりだ。
どうしてこうなったと俺は叫ばずにはいられなかった。
夕刻にアリアは俺の所に現れていきなり刻印をとお願いされた。明日から別れての行動の為に今晩刻印をと希望されたのだ。しかも国王と王妃まで来てお願いされてしまったけど、アリアは不安なのだろう。
俺の身近な者としてセチアを同行させるようにした。いつもセチアは俺といるばかりだから良い機会だし少しは自立して欲しい所ではある。
それとは別にアリアと食事をする事にした。
クロエの御用達の食堂に敢えてした。まだ今ならそんなに顔が知られていないからアリアに冒険者が着る服を着せて市井に紛れさせている。
孤児院に行っている時は孤児院にて出される昼食を食べていたが、何故かここの定食より上等のが出ていると言う。
アリアに酷な事実を伝える事にした。
「残念だけどね城の誰かが手を回していて、アリアが行く日だけ普段と違うのを出している筈だよ。孤児院でここのより良いのが出る訳がないんだ。それにここのは庶民的だけど決して安いわけじゃないんだよ。まあ高くもないけどね」
「それじゃあ私が今まで食べたり見たりしていたのは全て嘘偽りなのでしょうか?」
「ううんそれは違うよ。料理はそうだけどアリアが着ていた服は粗末な修道院や孤児院のそれだよ。まあ職員の中に護衛が紛れているとは思うけど、
それ以外は真実だよ。少なくとも子供の行動は大きく干渉できないからね。
料理はどこかの貴族の雇われの調理人が作っていたのだろうけどね」
「結局私の行って来た事は意味が無かったのでしょうか?聖女とか言われもてはやされていましたが」
「それも違うよ。市民の評価は厳しいんだよ。王族が粗末な服を着て孤児院に侍女も連れずに来ていると、上辺だけじゃないと評価されてるから人気があるんるんだよ。それに俺は貴女の勇気ある行動に感服したんだよ。俺が見たのはそんな子供を庇った一人の女性であって王女を見たんじゃないんだ。それに第三王女を好きになったんじゃない。子供を庇った勇気ある心の綺麗なレディーに惚れたんだ。アリアを、ただのアリアを愛してる」
アリアは泣いていた。
確かにダンジョンで命を預けた仲だが今までアリアには第三王女の肩書が常に付いてきていた。言い寄る者が全て第三王女と言うまでもなく肩書があるからだった。
「偶々ランスロット様に出会えて嬉しかったんです。第三王女と知らずに一人の女として接してくれた殿方は初めてだったんです。私も勇者ランスロットではなくただのランスロット様をお慕い申し上げております!」
「暫く会えなくなり寂しくなるよ。お互い立場を知らず一人の男と女の、身分の無い出逢い方で良かった。お互い王女様だの勇者様だの位で呼び合わなくて済むからね。それともう様はよしてねランスかランスロットと。それか志郎で」
「ふふふ。そうですよね。時に志郎というのは?」
「転移前の元の世界の本名だよ」
急にアリアの表情が一変し真剣な顔になった
「ファミリーネームをこちらの世界に来てから名乗りましたか?」
「一緒に召喚された婚約中の聖女に求婚をした時に一度だけ」
「では本名は封印してください。その方にも可能なら口外しない様に申し付けて下さい」
「何かあるのかい?向こうからの召喚者はユリアもそうだよ。しかもユリアは本名だよ。もちろんファミリーネームも知っている」
「出来ればすぐにでも偽名に改名してください。他に転移者に知り合いがいたら本名をお互い名乗らないとしてください。霊食いに魂を吸い取られ最悪は死に至ります。転移者に有効で本名が必要ですし、悪意ある者に知られたらアウトです」
「分かった。かなり重要な情報だな。何とか念話が可能なので対処するよ。確か俺だけはバルバロッサに本名を知られていないんだ。ステータスカードには本名じゃなくランスロツトと有ったからその名前しか知らないはずだけどそれだと他の者は全て知られているな」
「良かったです。多分バルバロッサはあ奴らを使役してきます。本名を知られているメンバーはバルバロッサとの戦からは外してください。あのハーレム王の寿命はかの者に半分以上吸われて、130歳しか生きられなかったと聞きます」
[了解だ。アリアは頼りになるな。やはりアリアも真名は別にあるのか?]
「はい、ありますわ。幼名がそうですわ」
俺達の食事は終わったので話もそこそこに食堂を出て、先日のメイドさん達に色々教えて貰った中の1つに小高い見晴らしの良い公園が有るのでゲートで移動した。城からそこそこ離れていて眼下に湖が見える。街明かりが幻想的な所で周りには誰もいなかった。
暫く二人で景色を眺め、どちらからともなく唇を重ねるのだった。
王妃に渡された婚姻の贈り物を渡す事になった。今回のスタンピードのお礼として三人に渡すネックレスを買って置いてくれたのだ。恐らく買いに行く時間が取れないと見ていたのだろう。
俺は片膝を付き
「勇者たるランスロットが貴女に求める。汝、聖なる乙女にして王家に名を連なる淑女アリアに我が妻となりて生涯の伴侶となりて添い遂げん事を!。ここに私ランスロットは清らかなる乙女アリアに結婚を申し込みます」
どこから出るのか俺はいつも不思議なのだがこういった言葉がスラスラ出てくる。
プレゼントを差し出し頭を垂れる。そうするとアリアはプレゼントを受け取り中を出し、俺の手を取りネックレスを握らせた。そして背を向けて髪をかきあげてその首を俺に向けたのだ。俺はそっとそのなんとも色っぽい首にネックレスを付けた。アリアはそしてただただ頷き涙を流した。
その後少しいちゃいちゃしてから城に向かい、アリアを一旦送り届けてから屋敷に戻り風呂に入った。刻印の儀をどこで行いたいか聞くとアリアの部屋を希望したので、屋敷のメンバーに今日は城に泊まる旨を伝えて、城の風呂場の出口にてアリアの出るのを待っていた。
暫くすると出てきたのでお姫様抱っこで部屋まで連れて行ったが途中王妃様に出くわしたが泣いて感謝をされてしまった。
部屋で改めて刻印の儀式を開始する事を伝えて、了承をされたのであった。
アリアは美しかった。外観もそうだが何より内面が美しい。体も芸術品と言う感じでそのまま部屋に飾りたい位の美しさだった。
お互いに愛していると、この危機を愛の力で打ち勝とうと結構恥ずかし事を言いながらやがて一つになっていき、二人の濃密な時間が過ぎていき、やがて眠りに落ちていったのだった。
2
お気に入りに追加
4,393
あなたにおすすめの小説
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
スキルスティール〜悪い奴から根こそぎ奪って何が悪い!能無しと追放されるも実はチート持ちだった!
KeyBow
ファンタジー
日常のありふれた生活が一変!古本屋で何気に手に取り開けた本のタイトルは【猿でも分かるスキルスティール取得法】
変な本だと感じつい見てしまう。そこにはこう有った。
【アホが見ーる馬のけーつ♪
スキルスティールをやるから魔王を倒してこい!まお頑張れや 】
はっ!?と思うとお城の中に。城の誰かに召喚されたが、無能者として暗殺者をけしかけられたりする。
出会った猫耳ツインズがぺったんこだけど可愛すぎるんですが!エルフの美女が恋人に?何故かヒューマンの恋人ができません!
行き当たりばったりで異世界ライフを満喫していく。自重って何?という物語。
悪人からは遠慮なくスキルをいただきまーーーす!ざまぁっす!
一癖も二癖もある仲間と歩む珍道中!
ザ・タワー 〜俺にしかできない魔石を鑑定する能力!魔石を使っての魔法&スキル付与!この力で最強を目指す〜
KeyBow
ファンタジー
世界初のフルダイブ型のVRMMOゲームにダイブしたはずが、リアルの異世界に飛ばされた。
いきなり戦闘になるハードモードを選んでおり、襲われている商隊を助ける事に。
その世界はタワーがあり、そこは迷宮となっている。
富や名誉等を得る為に多くの冒険者がタワーに挑み散っていく。
そんなタワーに挑む主人公は、記憶を対価にチート能力をチョイスしていた。
その中の強化と鑑定がヤバかった。
鑑定で一部の魔石にはスキルや魔法を付与出来ると気が付くも、この世界の人は誰も知らないし、出来る者がいないが、俺にはそれが出来る!
強化でパラメータを上げ、多くのスキルを得る事によりこの世界での生きる道筋と、俺TUEEEを目指す。
タワーで裏切りに遭い、奴隷しか信じられなくなるのだが・・・
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
性奴隷を飼ったのに
お小遣い月3万
ファンタジー
10年前に俺は日本から異世界に転移して来た。
異世界に転移して来たばかりの頃、辿り着いた冒険者ギルドで勇者認定されて、魔王を討伐したら家族の元に帰れるのかな、っと思って必死になって魔王を討伐したけど、日本には帰れなかった。
異世界に来てから10年の月日が流れてしまった。俺は魔王討伐の報酬として特別公爵になっていた。ちなみに領地も貰っている。
自分の領地では奴隷は禁止していた。
奴隷を売買している商人がいるというタレコミがあって、俺は出向いた。
そして1人の奴隷少女と出会った。
彼女は、お風呂にも入れられていなくて、道路に落ちている軍手のように汚かった。
彼女は幼いエルフだった。
それに魔力が使えないように処理されていた。
そんな彼女を故郷に帰すためにエルフの村へ連れて行った。
でもエルフの村は魔力が使えない少女を引き取ってくれなかった。それどころか魔力が無いエルフは処分する掟になっているらしい。
俺の所有物であるなら彼女は処分しない、と村長が言うから俺はエルフの女の子を飼うことになった。
孤児になった魔力も無いエルフの女の子。年齢は14歳。
エルフの女の子を見捨てるなんて出来なかった。だから、この世界で彼女が生きていけるように育成することに決めた。
※エルフの少女以外にもヒロインは登場する予定でございます。
※帰る場所を無くした女の子が、美しくて強い女性に成長する物語です。
異世界の約束:追放者の再興〜外れギフト【光】を授り侯爵家を追い出されたけど本当はチート持ちなので幸せに生きて見返してやります!〜
KeyBow
ファンタジー
主人公の井野口 孝志は交通事故により死亡し、異世界へ転生した。
そこは剣と魔法の王道的なファンタジー世界。
転生した先は侯爵家の子息。
妾の子として家督相続とは無縁のはずだったが、兄の全てが事故により死亡し嫡男に。
女神により魔王討伐を受ける者は記憶を持ったまま転生させる事が出来ると言われ、主人公はゲームで遊んだ世界に転生した。
ゲームと言ってもその世界を模したゲームで、手を打たなければこうなる【if】の世界だった。
理不尽な死を迎えるモブ以下のヒロインを救いたく、転生した先で14歳の時にギフトを得られる信託の儀の後に追放されるが、その時に備えストーリーを変えてしまう。
メイヤと言うゲームでは犯され、絶望から自殺した少女をそのルートから外す事を幼少期より決めていた。
しかしそう簡単な話ではない。
女神の意図とは違う生き様と、ゲームで救えなかった少女を救う。
2人で逃げて何処かで畑でも耕しながら生きようとしていたが、計画が狂い何故か闘技場でハッスルする未来が待ち受けているとは物語がスタートした時はまだ知らない・・・
多くの者と出会い、誤解されたり頼られたり、理不尽な目に遭ったりと、平穏な生活を求める主人公の思いとは裏腹に波乱万丈な未来が待ち受けている。
しかし、主人公補正からかメインストリートから逃げられない予感。
信託の儀の後に侯爵家から追放されるところから物語はスタートする。
いつしか追放した侯爵家にザマアをし、経済的にも見返し謝罪させる事を当面の目標とする事へと、物語の早々に変化していく。
孤児達と出会い自活と脱却を手伝ったりお人好しだ。
また、貴族ではあるが、多くの貴族が好んでするが自分は奴隷を性的に抱かないとのポリシーが行動に規制を掛ける。
果たして幸せを掴む事が出来るのか?魔王討伐から逃げられるのか?・・・
素材ガチャで【合成マスター】スキルを獲得したので、世界最強の探索者を目指します。
名無し
ファンタジー
学園『ホライズン』でいじめられっ子の生徒、G級探索者の白石優也。いつものように不良たちに虐げられていたが、勇気を出してやり返すことに成功する。その勢いで、近隣に出没したモンスター討伐に立候補した優也。その選択が彼の運命を大きく変えていくことになるのであった。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる