エラーから始まる異世界生活

KeyBow

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第5章

オリヴィアさんとは?

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 ギルドに着くとクロエとオリヴィアがギルドの入り口で待っていた。周りの冒険者がギルドマスターの装いに驚いていたが俺を見つけるとオリヴィアが深々とお辞儀をしていてクロエは恥ずかしそうにモジモジしている。おかしい、クロエは自信満々なフェロモンムンムンなおねえキャラだと思ったが、これじゃあまるで乙女じゃないか❗


 一度着替えたのか、二人共質素な落ち着いた上品なドレスを着ており、不覚にも見惚れてしまった。 高級レストランでドレスコードが有っても大丈夫なドレス姿だ。

「こんばんは、クロエ、オリヴィア。お仕事お疲れ様。今日はどんな店に連れていってくれるのか楽しみですよ」

「気に入ってくれると嬉しいのだけど」

 とクロエとセチアに腕を掴まれて店に向かうが、オリヴィアはまだ俺を警戒している素振りが見える。

 クロエの格好と貴族と言うのを裏切った感じでなんの変哲のない中級宿の宿の食堂に来ていた。
 食堂の女将が

「おやクロエちゃんが男連れてくるなんて珍しい事もあるもんだね。いよいよパートナーを決めたのかい?」
 と親しげに声を掛けられ、頷いて
「不覚にもこちらの殿方を好いてしまいましたの。この私の魅力に落ちなかったのよ。失礼な御方ですよね!」

 と言うと女将が驚いて
「あんた言ってたよね、自分に靡かなかった奴を全力で落とすって。でもあんたがが落とされたんだね。やるねお兄さん。あたいのクロエとオリバーを宜しく頼むよ」

 女将に頼むよと握手されたが何も起こらない。今まで女性とはじめ肌が触れると何かが見えたのだが今は起こらなかった。
 どうやら馴染みのようで、ギルドでの雰囲気と余りにも違いどぎまぎしながら席に着き、クロエとオリヴィアに料理をお任せしてとなりのセチアの手を密かに握っていた。

 料理が来る前にまずクロエに

「クロエは女将さんとはずいぶん親しいようですが、ちょっと意外でした。貴族でありギルドマスターでしかもこんなに美人さんなのにこのような庶民のお店に普段から来ているなんてね!気さくなクロエは活き活きとして眩しいですよ。」

「ふふふ意外かしら?もうここは長いのよ。私がまだ一介の冒険者をやっている時からの付き合いなの。美味しいのよここのお料理は。でもやはりランスは女性の扱いがお上手ね。年上の私がまるで子供扱いかしら?わたくしのような年上は嫌いじゃ無いのかしら?」

「美人に年齢は関係ありません!肉体年齢は確かに貴女の方が上ですが、実はね私は45歳で、転移時に18になったんです。そう、若返ったんですよ。だからね貴方は私より20歳近く若いので、俺からすると死語ですがピチピチの若い女性なのですよ。それに26歳って色気の有る女盛りで私の居た世界では結婚適齢期って奴でしたよ。私はクロエのような物怖じしない女性は好きですよ!」

「あらあら魂はやはり年上でしたか。年齢に関してはオリバーの方が詳しくなくて?」

「そういえばオリバーとクロエはどういった関係なんですか?ギルドマスターと受付嬢の関係だけじゃないですよね?因みにオリバーは人界に来て何年なの?」

 二人が顔を見合わせて頷いてオリヴィアが話し始める。

「普通は天界から転移できないの。だからね、転生させられてこの世界に来て今こうしているのです。冒険者をしていたクロエの専属として受付嬢をしていて、冒険者を辞めてギルドマスターになってからは一般の受付嬢としてやって、時折冒険者として鍛えて死なないようにしているの。それと、そのごめんなさい」

 やはり震え出すので、クロエと席を変わって貰い、強く抱き締めて背中を擦りながら

「俺の事がやっぱり恐いのかい?今は記憶を失っているが、手帳に記載があり、当初はこの世界に来た事を怨んだけど、記憶を失う前は寧ろ感謝していたんだよ。今もこうやって君とクロエ、そしてこのセチアという素晴らしい女性と出会えたんだ。感謝こそすれ、怨むなんて無いよ。俺の魂に掛けて誓うよ、オリバーを愛して決して俺からは傷を付けない。いつかきっと元の天界に戻る道筋を作ってやる。だからね、俺を受け入れて俺の所に来るんだ。君を欲しいとは思っても、決して殺そうとはしないよ。この世界に転移させてくれてありがとう」

 と店の中でセチアもクロエも居る中で軽くだがキスをした。
 オリヴィアは泣きながら

「うん、有難うございます。私、ランスロット様が現れて目が合った瞬間この人があの時の転移者だって分かったの。遂に見つかってしまった。殺しに来たんだと。でも良かった。生きていてくれて。あっ、後ねその私のねファーストキスなの。天界ではキスをしたと言うのは婚姻をした証なの。だからねもう夫婦なのです」

「えっえええええ!ごめんなんさい!知らぬとは言え俺なんかが」

 と言っている最中にクロエが指で口を塞いできて

「良いじゃ無いの。もう今更なのですよ。私ことクロエとオリヴィア、そしてセチアさんの3人を一緒に娶りなさい。貴方は私達3人を養う甲斐性が有るしその力が有るはずですよ!」

 3人から強烈に見つめられ俺は頷くしか無かったが何とか

「まだ会ってから殆ど日が経っていないが良いのかい?オリヴィアに限って言えば今日会ったばかりだよ!俺自身は言っちゃ何だが人を見る目には自信があるから3人共素晴らしい女性で有り、類い希なる存在というのが分かるが、既に俺は20人以上の女性を庇護下に置いているんだ。つまりハーレムの一員になる事を意味するのだが分かっているのか?勿論俺の所に来れば嬉しいし大事にするし、この命の及ぶ限り守るつもりだ」

 3人が俺の手を握り、頷いているのでどうやら受け入れているようだが、やはり手帳に記載されている考察が有った通り、隠れているスキルかギフトに魅了系の能力が有るのだろうな。スキル名がすけこましだったとしても驚かない自信がある
 今考えると一方的な魅了じゃ無く、強制的に相思相愛になり、ハーレムを築くハーレム王と言う名前のスキル名だったとしても不思議じゃ無いなと後で記録をしておこう。

 料理が来たので食べながらオリヴィアが俺の転移や天界に何が起こったか説明してくれていて俺が転移した時等の説明が終わり、その後の話しになった。 

 オリヴィア自体は天界の一天使で、人間界で言うと普通のOLの立場で、人間で言うと18歳だったそうだ。

「あれはランスロット様を送り出して一週間くらい経過した後に最初の異変が発生したんです。転移者が死んでたんです。次に数日後に意識がある人が来て大騒ぎになり、二日後にはオークが転移者として来たんです。一度大天使様が魔方陣を確認され、破損箇所を修繕されたのですが、更に二週間してから、生きたミノタウロスが来たんです。それから2ヶ月は何も無かったのですが、その時の転移があり得ない状況で、バルバロッサからの転移が幼い子供ばかりで、しかも三年前の転移が何故か来て、結果その子達は三年前に時間遡行してしまい天界のあちこちに歪みが発生したんです」

 一旦飲み物を飲み続けた。

「この異常事態に以前から異変がなかったか調査されたら、一名余分に転移が発生していると判明し、更に調査の結果私が担当者だった案件でランスロット様が巻き込まれていた事が判明したんです。本来なら送り出すのではなく、元の世界に送り返すのだそうで、規則を無視した私がランスロット様を助けて事態の収集をする事となったのですが、異変の所為か私の能力が使えない状態で転移じゃなく、転生させられたんです。しかも19年前に転生です。なので私は追放されたんです」

 オリヴィアの話を聞く限り思い込みが激しそうだ。先に聞いていた魔王討伐も眉唾物だ。
 俺のギフトの完全解放も疑わしい。
 恐らく、俺に付与されている能力が事態の収集を可能にする可能性を秘めていて、オリヴィアをサポートにするべく転移しようとしたら失敗して過去に転生したのだろう。何故か分かる。




 俺の考察として伝えると三人は唖然としていた。複雑な事になってきている。


 オリヴィアに、俺は質問した

「君自身が何を言われ転移を実行したら転生で、聞かされた内容だとどうなるはずだったか、その目的を脚色無く伝えて欲しい」

「私がある任務を託されました。ランスロット様が鍵を握っているので転移してその者を陰日向になり助けなさいと。転移時に関わった者でなければそれが出来ないと。魔王を討伐するか、私の能力でランスロット様のギフトを全て開花させて助力を求めるようにと。そこで問題が解決できないと私が帰る場所その物が消滅するので帰れないと言っていました。

 ランスロット様が勇者で私の能力は転移で一旦封印されてしまうから、ランスロット様に勇者による刻印というのを刻んでもらう必要が有り、愛される必要が有り、それにより封印が解除される可能性が高くなるそうです。幸い私が付与してしまったギフトに今回の事態を収束させる可能性が秘められているのと、放置するとランスロット様がどの道命を落とすからと転移の説明の時点で異変が起こり、緊急でしかも説明の途中で転移を開始したんです。そして気が付いたら赤ん坊でした。因みに勇者による刻印とは?」

 俺が思ったより事態は深刻そうだ。彼女は俺のサポートをする為に天界が何とか送り出すのが精一杯で説明を完了できる状況で無い程深刻だ。彼女は追放では無く、天界が最後の力で何とか送り出した希望の綱なのだろう。

 食事を終えて一旦屋敷にて突っ込んだ話をする事になり、転生後のオリヴィアの生い立ちを理解していなくて後に驚く事になるのだが、美女三人との食事は苦い思いにかき消されたのである。
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