エラーから始まる異世界生活

KeyBow

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第3章

初心者ダンジョン2回目と仲間の死

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 day12

 記憶の混濁があった。

「おはよう」

 誰かが俺に声を掛ける。
「親父、早く起きないと会社やばいんじゃね?」

 誰だ?聞き覚えの有る声だが名前が出てこない

「お今日は休みだから良いんだ。有難う」

 と返答した。あれ誰だろう?息子か?そうすると場面が変わり

「ただ飯喰らいは死罪だ」

 と女性がいきなり剣を俺の胸に突きつけてきた。
 間一髪でかわす。俺は出足払いで床に転がし襲ってきた相手を組伏せる。
 俺は相手の上着を剥ぎ取り露になった胸を鷲掴みにする。顔をみた。第2王女だ。胸に顔を埋めて蹂躙していると背中にナイフを突き立てられてれた。痛みに喘いでいると景色が変わった。夢だった。

 起きたら天使が隣にいた。抱きしめてられていた。
 暫く心臓の鼓動を堪能してたが息遣いから起きてると分かる。

「おはよう」

 と言っても反応がない。
 仕方がないので、胸をタッチして揉むと見せかけて脇腹をくすぐると

「あひーん」

 と色気の無い声がした

「ナンシーおはよう!」

 と言う俺は鬼畜だ。狸寝入りも終わりを告げる。

「私今ねとても幸せなの。ランスに受け容れて貰って、デート楽しかったよ」

 と言う。愛おしくて狂いそうだった。

「改めて言うよ。俺の伴侶になって欲しい。妻となり一緒に生きて俺の子供も生んで欲しい。」

 泣きながら頷き、抱き合った。
 そんなこんなもクレアが来て終わりを継げた。

「朝食の準備が整いました。」

 と伝えてきて取り急ぎ寝間着を着て食堂に向かった。

 食堂では5人が待ち受けており、俺が先に食堂に入り、ナンシーが入ると

「おめでとうナンシー。」

 と拍手が起こった。
  
「ありがとう」

 とナンシーは泣いている。

「これでみんなランスロット様の家族ですね。!ソウルメイトとしてこれからもランスロット様に尽くしましょう!」

 とシェリーが言う。
 俺は状況がよく分からず、取り敢えず食事をする。皆が輝いていて美味しく朝食を頂けた。女子の会話はよく分からなかったが。

 昨日は無事講習が終わり初心者ダンジョンに行ける事が分かった。
 シェリーにナンシーを頼み俺は4人を引き連れて初心者ダンジョンに向かうと決め装備を整えた。
 全員に片手剣を装備させて向かう。

 刻印の儀式の影響で魔力が馴染むまで体が思うように動かないのだ。歩きにくいのとは訳が違う。1日寝れば大丈夫なのだ。

 朝まだかなり早い時間であるのでダンジョンの入り口は空いている。ただし入るのに一悶着があった。

 俺が既に攻略しているからと入れてくれない。
 俺には確信があった。無理に攻略者が入ると酷い頭痛で気絶すると聞いているので、精神攻撃に耐性のある俺は行けるのではないかと考えた。パーティーメンバー4人が万が一俺が気絶したら外に連れ出す条件でチャレンジを許された。

 先頭はフレデリカ。4人の中で本格的な訓練を受けているのが彼女で一番戦力を期待できる。エリシス、クレア、シータの順で入る。俺は最後だ。
 ダンジョンに入った瞬間頭に痛みが走るがすぐに痛みが小さくなった。
 ちょっとしんどいが行けると判断した。時間と共に傷みも少なくなってきている。
 一旦出口に戻りケロッとしているのを門番が見て驚いていたが黙って見送られた。

 俺は基本的に手を出さないと伝えている。回復と数が多過ぎる場合や危なくなったら手伝うと伝えて、フレデリカにリーダーを任せた。それと俺の位置づけは荷物持ちとしている。ドロップや魔石をひたすら拾う。今回はあくまでも目的は4人のパワーレベリングと戦闘経験を積ませる事だ。
 彼女達のオークションでの位置づけは高級奴隷。想定が貴族や王族の愛人や性奴隷で有る。出品に際してレベルをリセットされており、補正が一切無い状態だ。通常オークションに出す直前に、異国からの場合国を出る前に処置をされるそうだ。

 1Fでは皆剣でゴブリン、スライムを魔法で倒していく。
 危なげなく2Fに進む。

 ゴブリンが4匹同時に出てきた。一人一匹での対応である。
 シータが手こずったが後は大丈夫だ。
 シータに急遽剣術を付与する事を決めて周辺に誰もいないことを確認すると実行した。膝がガクガクと崩れ失禁しちゃったが速攻クリーンを掛ける。シータは

「はうう」

 と失禁を恥じて悩ましい声を出していて少し休憩をした。その間オークが何匹か出て来たが順調に片付けていく。
 暫くシータを休ませて回復したので出発した。剣術程度だと1時間程度で済むが上位のスキル程時間が掛かる。肉体再生よりもランクの高いスキルだとどうなるのか予想が付かない。

 再びゴブリンが現れ3匹なのでフレデリカをサポートにして3人に戦わせた。シータは剣技を付与した為か難なく対応した。

 3Fに進むとオーク2匹が立て続けで出てきて、今度は魔法で仕留めていく。
 3匹同時の時はクレアとフレデリカが一匹づつでシータとエリシスが2人で一匹を相手にした。数合斬り合ったが難なく倒していく。ステータスを確認するとレベルが順調に上がって行っている。
 声を出していないが中々連携が取れている。即席にしては凄いと驚いた。

 4Fに進む。やはりゴブリンが大量に出てくる。まず8匹。乱戦に成り、シータが腕を少しを切られる。痛みに苦悶の表情をするが、クレアがヒールを掛けて戦線に戻す。
 慣れていない為、焦ったようだが何とか切り抜ける。

 次に5匹出た。フレデリカが2匹相手にし、後は1匹づつで瞬殺。
 次がきつかった。20匹出たからだ。魔法を唱え対応し、半分に減らしたが魔法が使える距離では無くなった。切り傷や打ち身を少し貰ったが倒しきって5Fに進む。
 リザードマンが現れるがフレデリカが3撃で首を落とし終わった。
 単独のが何度も出て来て、順番に相手をして経験を積んでいく。レベルが上がってきているため順調に倒しきってボス部屋に着いた。

 順番はフレデリカを先に行かせシータ、エリシス、クレアの順番だ。リザードマン3匹だと余裕だろう。

 そして俺の番
 またもやミノタウロスである。妖刀アンタレスの試し切りにする。
 またリザードマンが化けているのかと思っているとどうも剣圧が違う。
 本物のミノタウロスのようだ。

 転移で後ろに飛び首を狙ったら少し浅かった。
 ウォーターボールとファイアーボールとの合成で熱湯をぶつけるとのたうち回ったのでもう一度後ろへ飛び今度こそ首を刎ねた
 スキルは剣豪を奪取した。剣術の上位互換のスキルだ。
 ドロップがエリクサーだった。
 俺が部屋を出るとちゃんと4人がいて安心した。
 一旦休憩を取り、予め買って置いたお弁当を食べた。
 そして6Fに進む。

 前回と同じく鳥型がひっきりなしに襲ってくる。俺に来るのだけ倒すが4人共少し掠ったりして小さな傷があちこちに付く。フレデリカ達4人が剣にて無理に闘おうとしているので俺は分かりやすいように魔法で倒していく。そのうち気がついたようで魔法を織り交ぜ始めたら新たに怪我をしないように成った。
 そして7Fへ
 リザードマンが兎にも角にも沢山出た。ドロップもそこそこ出て、身代わりの石が数個出た。
 他にも腕輪等。
 変わり種で魔法を放てる杖も。
 少しずつ進み8Fに向かう。
 都度装備を見直していった。

 狼が40匹以上出てきた。前回の倍だ。
 レベルが順調に上がっているのか連携が取れているのか粛々と倒している。いつの間にか前衛がクレアとフレデリカ、後衛がシータとエリシス
 見事だった。
 俺は自分の所に来るのを相手にするだけだった。
 最後の一匹が群れのボスで一回り大きい。
 これも連携ですんなり倒す。
 さくっと9Fへ進んだ。

 こちらは熊が出た。腕試しで都度人を変え1人で倒していく。シータがてこずったがダメージを貰わず倒していた。

 先の身代わりの石を1人につき一個持たせている。

 先に進むと前回の隠し部屋を見つけた。入ってみるとやはりメルヘンチックな宝箱が有った。
 しかし俺は勘違いしていた。元の道が無くなっているのだ。
 つまりイベントを発生させる必要がある。

 装備を変えた。フレデリカにキングの剣を渡した。また、ナンシーから借りたドラゴニッニクメイルを装備させて俺との前衛にした。
 宝箱の罠を解除したが罠は無かった。

 全員に前回の話をした。
 覚悟を決めて円陣を組み気合いを入れた。
 皆を角にやり、俺は宝箱を開けた。中には奴隷引換券が・・・・
 スマホで
( ̄▽ ̄;)
 と表現する気持ち。
 やはりアラームが鳴り、俺が先頭で後ろにフレデリカ、後の三人が後衛で角にいる。

 今度はオーガが10匹とオークが20匹位。
 ファイヤーボールとアイスアローを辺り一面に放つ。魔力の半分は使った。
 残ったのはオーガが6匹
 俺が転移で立て続けに五匹倒し、最後の1匹を4人でやらせた。
 フレデリカが吹き飛ばされて少しダメージが入ったが、魔法の連続で弱った所をフレデリカが腕を切り落とし、勝負がついた。スキルの関係でとどめは俺がする。

 魔石とドロップを回収して10階に降りた。

 ボス戦に備えて装備を見直す。ドラゴニッニクメイルをシータに。キングの剣をエリシスに。
 この二人が近接戦に不安がある。
 トップバッターはフレデリカ。シータ、クレア、エリシス、俺の順番。順調に行き、最後の俺も行く。
 リザードマンナイト
 オーガより強かったが転移で翻弄して心臓の一撃で終わった。ドロップはミスリルの盾だ。ヨシきたー盾だ。魔石を回収して扉を出た。

 出たら異変が有った。
 エリシスが死にかけていた。腹を刺されフレデリカが必死に回復魔法を使うが、どんどん弱っている状況だった。クリアは出来たが致命傷を負ってしまったと。俺は狼狽えた

「そんな、エリシス。死なせなてたまるか!うおーお」

 と叫び残りの魔力をヒールに使った。俺は魔力切れで意識を手放す。しかし後で聞いたが駄目だった。エリシスは死んでしまった。傷は塞がったが血を流しすぎたのだ。
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