43 / 527
第3章
初心者ダンジョン2回目と仲間の死
しおりを挟む
day12
記憶の混濁があった。
「おはよう」
誰かが俺に声を掛ける。
「親父、早く起きないと会社やばいんじゃね?」
誰だ?聞き覚えの有る声だが名前が出てこない
「お今日は休みだから良いんだ。有難う」
と返答した。あれ誰だろう?息子か?そうすると場面が変わり
「ただ飯喰らいは死罪だ」
と女性がいきなり剣を俺の胸に突きつけてきた。
間一髪でかわす。俺は出足払いで床に転がし襲ってきた相手を組伏せる。
俺は相手の上着を剥ぎ取り露になった胸を鷲掴みにする。顔をみた。第2王女だ。胸に顔を埋めて蹂躙していると背中にナイフを突き立てられてれた。痛みに喘いでいると景色が変わった。夢だった。
起きたら天使が隣にいた。抱きしめてられていた。
暫く心臓の鼓動を堪能してたが息遣いから起きてると分かる。
「おはよう」
と言っても反応がない。
仕方がないので、胸をタッチして揉むと見せかけて脇腹をくすぐると
「あひーん」
と色気の無い声がした
「ナンシーおはよう!」
と言う俺は鬼畜だ。狸寝入りも終わりを告げる。
「私今ねとても幸せなの。ランスに受け容れて貰って、デート楽しかったよ」
と言う。愛おしくて狂いそうだった。
「改めて言うよ。俺の伴侶になって欲しい。妻となり一緒に生きて俺の子供も生んで欲しい。」
泣きながら頷き、抱き合った。
そんなこんなもクレアが来て終わりを継げた。
「朝食の準備が整いました。」
と伝えてきて取り急ぎ寝間着を着て食堂に向かった。
食堂では5人が待ち受けており、俺が先に食堂に入り、ナンシーが入ると
「おめでとうナンシー。」
と拍手が起こった。
「ありがとう」
とナンシーは泣いている。
「これでみんなランスロット様の家族ですね。!ソウルメイトとしてこれからもランスロット様に尽くしましょう!」
とシェリーが言う。
俺は状況がよく分からず、取り敢えず食事をする。皆が輝いていて美味しく朝食を頂けた。女子の会話はよく分からなかったが。
昨日は無事講習が終わり初心者ダンジョンに行ける事が分かった。
シェリーにナンシーを頼み俺は4人を引き連れて初心者ダンジョンに向かうと決め装備を整えた。
全員に片手剣を装備させて向かう。
刻印の儀式の影響で魔力が馴染むまで体が思うように動かないのだ。歩きにくいのとは訳が違う。1日寝れば大丈夫なのだ。
朝まだかなり早い時間であるのでダンジョンの入り口は空いている。ただし入るのに一悶着があった。
俺が既に攻略しているからと入れてくれない。
俺には確信があった。無理に攻略者が入ると酷い頭痛で気絶すると聞いているので、精神攻撃に耐性のある俺は行けるのではないかと考えた。パーティーメンバー4人が万が一俺が気絶したら外に連れ出す条件でチャレンジを許された。
先頭はフレデリカ。4人の中で本格的な訓練を受けているのが彼女で一番戦力を期待できる。エリシス、クレア、シータの順で入る。俺は最後だ。
ダンジョンに入った瞬間頭に痛みが走るがすぐに痛みが小さくなった。
ちょっとしんどいが行けると判断した。時間と共に傷みも少なくなってきている。
一旦出口に戻りケロッとしているのを門番が見て驚いていたが黙って見送られた。
俺は基本的に手を出さないと伝えている。回復と数が多過ぎる場合や危なくなったら手伝うと伝えて、フレデリカにリーダーを任せた。それと俺の位置づけは荷物持ちとしている。ドロップや魔石をひたすら拾う。今回はあくまでも目的は4人のパワーレベリングと戦闘経験を積ませる事だ。
彼女達のオークションでの位置づけは高級奴隷。想定が貴族や王族の愛人や性奴隷で有る。出品に際してレベルをリセットされており、補正が一切無い状態だ。通常オークションに出す直前に、異国からの場合国を出る前に処置をされるそうだ。
1Fでは皆剣でゴブリン、スライムを魔法で倒していく。
危なげなく2Fに進む。
ゴブリンが4匹同時に出てきた。一人一匹での対応である。
シータが手こずったが後は大丈夫だ。
シータに急遽剣術を付与する事を決めて周辺に誰もいないことを確認すると実行した。膝がガクガクと崩れ失禁しちゃったが速攻クリーンを掛ける。シータは
「はうう」
と失禁を恥じて悩ましい声を出していて少し休憩をした。その間オークが何匹か出て来たが順調に片付けていく。
暫くシータを休ませて回復したので出発した。剣術程度だと1時間程度で済むが上位のスキル程時間が掛かる。肉体再生よりもランクの高いスキルだとどうなるのか予想が付かない。
再びゴブリンが現れ3匹なのでフレデリカをサポートにして3人に戦わせた。シータは剣技を付与した為か難なく対応した。
3Fに進むとオーク2匹が立て続けで出てきて、今度は魔法で仕留めていく。
3匹同時の時はクレアとフレデリカが一匹づつでシータとエリシスが2人で一匹を相手にした。数合斬り合ったが難なく倒していく。ステータスを確認するとレベルが順調に上がって行っている。
声を出していないが中々連携が取れている。即席にしては凄いと驚いた。
4Fに進む。やはりゴブリンが大量に出てくる。まず8匹。乱戦に成り、シータが腕を少しを切られる。痛みに苦悶の表情をするが、クレアがヒールを掛けて戦線に戻す。
慣れていない為、焦ったようだが何とか切り抜ける。
次に5匹出た。フレデリカが2匹相手にし、後は1匹づつで瞬殺。
次がきつかった。20匹出たからだ。魔法を唱え対応し、半分に減らしたが魔法が使える距離では無くなった。切り傷や打ち身を少し貰ったが倒しきって5Fに進む。
リザードマンが現れるがフレデリカが3撃で首を落とし終わった。
単独のが何度も出て来て、順番に相手をして経験を積んでいく。レベルが上がってきているため順調に倒しきってボス部屋に着いた。
順番はフレデリカを先に行かせシータ、エリシス、クレアの順番だ。リザードマン3匹だと余裕だろう。
そして俺の番
またもやミノタウロスである。妖刀アンタレスの試し切りにする。
またリザードマンが化けているのかと思っているとどうも剣圧が違う。
本物のミノタウロスのようだ。
転移で後ろに飛び首を狙ったら少し浅かった。
ウォーターボールとファイアーボールとの合成で熱湯をぶつけるとのたうち回ったのでもう一度後ろへ飛び今度こそ首を刎ねた
スキルは剣豪を奪取した。剣術の上位互換のスキルだ。
ドロップがエリクサーだった。
俺が部屋を出るとちゃんと4人がいて安心した。
一旦休憩を取り、予め買って置いたお弁当を食べた。
そして6Fに進む。
前回と同じく鳥型がひっきりなしに襲ってくる。俺に来るのだけ倒すが4人共少し掠ったりして小さな傷があちこちに付く。フレデリカ達4人が剣にて無理に闘おうとしているので俺は分かりやすいように魔法で倒していく。そのうち気がついたようで魔法を織り交ぜ始めたら新たに怪我をしないように成った。
そして7Fへ
リザードマンが兎にも角にも沢山出た。ドロップもそこそこ出て、身代わりの石が数個出た。
他にも腕輪等。
変わり種で魔法を放てる杖も。
少しずつ進み8Fに向かう。
都度装備を見直していった。
狼が40匹以上出てきた。前回の倍だ。
レベルが順調に上がっているのか連携が取れているのか粛々と倒している。いつの間にか前衛がクレアとフレデリカ、後衛がシータとエリシス
見事だった。
俺は自分の所に来るのを相手にするだけだった。
最後の一匹が群れのボスで一回り大きい。
これも連携ですんなり倒す。
さくっと9Fへ進んだ。
こちらは熊が出た。腕試しで都度人を変え1人で倒していく。シータがてこずったがダメージを貰わず倒していた。
先の身代わりの石を1人につき一個持たせている。
先に進むと前回の隠し部屋を見つけた。入ってみるとやはりメルヘンチックな宝箱が有った。
しかし俺は勘違いしていた。元の道が無くなっているのだ。
つまりイベントを発生させる必要がある。
装備を変えた。フレデリカにキングの剣を渡した。また、ナンシーから借りたドラゴニッニクメイルを装備させて俺との前衛にした。
宝箱の罠を解除したが罠は無かった。
全員に前回の話をした。
覚悟を決めて円陣を組み気合いを入れた。
皆を角にやり、俺は宝箱を開けた。中には奴隷引換券が・・・・
スマホで
( ̄▽ ̄;)
と表現する気持ち。
やはりアラームが鳴り、俺が先頭で後ろにフレデリカ、後の三人が後衛で角にいる。
今度はオーガが10匹とオークが20匹位。
ファイヤーボールとアイスアローを辺り一面に放つ。魔力の半分は使った。
残ったのはオーガが6匹
俺が転移で立て続けに五匹倒し、最後の1匹を4人でやらせた。
フレデリカが吹き飛ばされて少しダメージが入ったが、魔法の連続で弱った所をフレデリカが腕を切り落とし、勝負がついた。スキルの関係でとどめは俺がする。
魔石とドロップを回収して10階に降りた。
ボス戦に備えて装備を見直す。ドラゴニッニクメイルをシータに。キングの剣をエリシスに。
この二人が近接戦に不安がある。
トップバッターはフレデリカ。シータ、クレア、エリシス、俺の順番。順調に行き、最後の俺も行く。
リザードマンナイト
オーガより強かったが転移で翻弄して心臓の一撃で終わった。ドロップはミスリルの盾だ。ヨシきたー盾だ。魔石を回収して扉を出た。
出たら異変が有った。
エリシスが死にかけていた。腹を刺されフレデリカが必死に回復魔法を使うが、どんどん弱っている状況だった。クリアは出来たが致命傷を負ってしまったと。俺は狼狽えた
「そんな、エリシス。死なせなてたまるか!うおーお」
と叫び残りの魔力をヒールに使った。俺は魔力切れで意識を手放す。しかし後で聞いたが駄目だった。エリシスは死んでしまった。傷は塞がったが血を流しすぎたのだ。
記憶の混濁があった。
「おはよう」
誰かが俺に声を掛ける。
「親父、早く起きないと会社やばいんじゃね?」
誰だ?聞き覚えの有る声だが名前が出てこない
「お今日は休みだから良いんだ。有難う」
と返答した。あれ誰だろう?息子か?そうすると場面が変わり
「ただ飯喰らいは死罪だ」
と女性がいきなり剣を俺の胸に突きつけてきた。
間一髪でかわす。俺は出足払いで床に転がし襲ってきた相手を組伏せる。
俺は相手の上着を剥ぎ取り露になった胸を鷲掴みにする。顔をみた。第2王女だ。胸に顔を埋めて蹂躙していると背中にナイフを突き立てられてれた。痛みに喘いでいると景色が変わった。夢だった。
起きたら天使が隣にいた。抱きしめてられていた。
暫く心臓の鼓動を堪能してたが息遣いから起きてると分かる。
「おはよう」
と言っても反応がない。
仕方がないので、胸をタッチして揉むと見せかけて脇腹をくすぐると
「あひーん」
と色気の無い声がした
「ナンシーおはよう!」
と言う俺は鬼畜だ。狸寝入りも終わりを告げる。
「私今ねとても幸せなの。ランスに受け容れて貰って、デート楽しかったよ」
と言う。愛おしくて狂いそうだった。
「改めて言うよ。俺の伴侶になって欲しい。妻となり一緒に生きて俺の子供も生んで欲しい。」
泣きながら頷き、抱き合った。
そんなこんなもクレアが来て終わりを継げた。
「朝食の準備が整いました。」
と伝えてきて取り急ぎ寝間着を着て食堂に向かった。
食堂では5人が待ち受けており、俺が先に食堂に入り、ナンシーが入ると
「おめでとうナンシー。」
と拍手が起こった。
「ありがとう」
とナンシーは泣いている。
「これでみんなランスロット様の家族ですね。!ソウルメイトとしてこれからもランスロット様に尽くしましょう!」
とシェリーが言う。
俺は状況がよく分からず、取り敢えず食事をする。皆が輝いていて美味しく朝食を頂けた。女子の会話はよく分からなかったが。
昨日は無事講習が終わり初心者ダンジョンに行ける事が分かった。
シェリーにナンシーを頼み俺は4人を引き連れて初心者ダンジョンに向かうと決め装備を整えた。
全員に片手剣を装備させて向かう。
刻印の儀式の影響で魔力が馴染むまで体が思うように動かないのだ。歩きにくいのとは訳が違う。1日寝れば大丈夫なのだ。
朝まだかなり早い時間であるのでダンジョンの入り口は空いている。ただし入るのに一悶着があった。
俺が既に攻略しているからと入れてくれない。
俺には確信があった。無理に攻略者が入ると酷い頭痛で気絶すると聞いているので、精神攻撃に耐性のある俺は行けるのではないかと考えた。パーティーメンバー4人が万が一俺が気絶したら外に連れ出す条件でチャレンジを許された。
先頭はフレデリカ。4人の中で本格的な訓練を受けているのが彼女で一番戦力を期待できる。エリシス、クレア、シータの順で入る。俺は最後だ。
ダンジョンに入った瞬間頭に痛みが走るがすぐに痛みが小さくなった。
ちょっとしんどいが行けると判断した。時間と共に傷みも少なくなってきている。
一旦出口に戻りケロッとしているのを門番が見て驚いていたが黙って見送られた。
俺は基本的に手を出さないと伝えている。回復と数が多過ぎる場合や危なくなったら手伝うと伝えて、フレデリカにリーダーを任せた。それと俺の位置づけは荷物持ちとしている。ドロップや魔石をひたすら拾う。今回はあくまでも目的は4人のパワーレベリングと戦闘経験を積ませる事だ。
彼女達のオークションでの位置づけは高級奴隷。想定が貴族や王族の愛人や性奴隷で有る。出品に際してレベルをリセットされており、補正が一切無い状態だ。通常オークションに出す直前に、異国からの場合国を出る前に処置をされるそうだ。
1Fでは皆剣でゴブリン、スライムを魔法で倒していく。
危なげなく2Fに進む。
ゴブリンが4匹同時に出てきた。一人一匹での対応である。
シータが手こずったが後は大丈夫だ。
シータに急遽剣術を付与する事を決めて周辺に誰もいないことを確認すると実行した。膝がガクガクと崩れ失禁しちゃったが速攻クリーンを掛ける。シータは
「はうう」
と失禁を恥じて悩ましい声を出していて少し休憩をした。その間オークが何匹か出て来たが順調に片付けていく。
暫くシータを休ませて回復したので出発した。剣術程度だと1時間程度で済むが上位のスキル程時間が掛かる。肉体再生よりもランクの高いスキルだとどうなるのか予想が付かない。
再びゴブリンが現れ3匹なのでフレデリカをサポートにして3人に戦わせた。シータは剣技を付与した為か難なく対応した。
3Fに進むとオーク2匹が立て続けで出てきて、今度は魔法で仕留めていく。
3匹同時の時はクレアとフレデリカが一匹づつでシータとエリシスが2人で一匹を相手にした。数合斬り合ったが難なく倒していく。ステータスを確認するとレベルが順調に上がって行っている。
声を出していないが中々連携が取れている。即席にしては凄いと驚いた。
4Fに進む。やはりゴブリンが大量に出てくる。まず8匹。乱戦に成り、シータが腕を少しを切られる。痛みに苦悶の表情をするが、クレアがヒールを掛けて戦線に戻す。
慣れていない為、焦ったようだが何とか切り抜ける。
次に5匹出た。フレデリカが2匹相手にし、後は1匹づつで瞬殺。
次がきつかった。20匹出たからだ。魔法を唱え対応し、半分に減らしたが魔法が使える距離では無くなった。切り傷や打ち身を少し貰ったが倒しきって5Fに進む。
リザードマンが現れるがフレデリカが3撃で首を落とし終わった。
単独のが何度も出て来て、順番に相手をして経験を積んでいく。レベルが上がってきているため順調に倒しきってボス部屋に着いた。
順番はフレデリカを先に行かせシータ、エリシス、クレアの順番だ。リザードマン3匹だと余裕だろう。
そして俺の番
またもやミノタウロスである。妖刀アンタレスの試し切りにする。
またリザードマンが化けているのかと思っているとどうも剣圧が違う。
本物のミノタウロスのようだ。
転移で後ろに飛び首を狙ったら少し浅かった。
ウォーターボールとファイアーボールとの合成で熱湯をぶつけるとのたうち回ったのでもう一度後ろへ飛び今度こそ首を刎ねた
スキルは剣豪を奪取した。剣術の上位互換のスキルだ。
ドロップがエリクサーだった。
俺が部屋を出るとちゃんと4人がいて安心した。
一旦休憩を取り、予め買って置いたお弁当を食べた。
そして6Fに進む。
前回と同じく鳥型がひっきりなしに襲ってくる。俺に来るのだけ倒すが4人共少し掠ったりして小さな傷があちこちに付く。フレデリカ達4人が剣にて無理に闘おうとしているので俺は分かりやすいように魔法で倒していく。そのうち気がついたようで魔法を織り交ぜ始めたら新たに怪我をしないように成った。
そして7Fへ
リザードマンが兎にも角にも沢山出た。ドロップもそこそこ出て、身代わりの石が数個出た。
他にも腕輪等。
変わり種で魔法を放てる杖も。
少しずつ進み8Fに向かう。
都度装備を見直していった。
狼が40匹以上出てきた。前回の倍だ。
レベルが順調に上がっているのか連携が取れているのか粛々と倒している。いつの間にか前衛がクレアとフレデリカ、後衛がシータとエリシス
見事だった。
俺は自分の所に来るのを相手にするだけだった。
最後の一匹が群れのボスで一回り大きい。
これも連携ですんなり倒す。
さくっと9Fへ進んだ。
こちらは熊が出た。腕試しで都度人を変え1人で倒していく。シータがてこずったがダメージを貰わず倒していた。
先の身代わりの石を1人につき一個持たせている。
先に進むと前回の隠し部屋を見つけた。入ってみるとやはりメルヘンチックな宝箱が有った。
しかし俺は勘違いしていた。元の道が無くなっているのだ。
つまりイベントを発生させる必要がある。
装備を変えた。フレデリカにキングの剣を渡した。また、ナンシーから借りたドラゴニッニクメイルを装備させて俺との前衛にした。
宝箱の罠を解除したが罠は無かった。
全員に前回の話をした。
覚悟を決めて円陣を組み気合いを入れた。
皆を角にやり、俺は宝箱を開けた。中には奴隷引換券が・・・・
スマホで
( ̄▽ ̄;)
と表現する気持ち。
やはりアラームが鳴り、俺が先頭で後ろにフレデリカ、後の三人が後衛で角にいる。
今度はオーガが10匹とオークが20匹位。
ファイヤーボールとアイスアローを辺り一面に放つ。魔力の半分は使った。
残ったのはオーガが6匹
俺が転移で立て続けに五匹倒し、最後の1匹を4人でやらせた。
フレデリカが吹き飛ばされて少しダメージが入ったが、魔法の連続で弱った所をフレデリカが腕を切り落とし、勝負がついた。スキルの関係でとどめは俺がする。
魔石とドロップを回収して10階に降りた。
ボス戦に備えて装備を見直す。ドラゴニッニクメイルをシータに。キングの剣をエリシスに。
この二人が近接戦に不安がある。
トップバッターはフレデリカ。シータ、クレア、エリシス、俺の順番。順調に行き、最後の俺も行く。
リザードマンナイト
オーガより強かったが転移で翻弄して心臓の一撃で終わった。ドロップはミスリルの盾だ。ヨシきたー盾だ。魔石を回収して扉を出た。
出たら異変が有った。
エリシスが死にかけていた。腹を刺されフレデリカが必死に回復魔法を使うが、どんどん弱っている状況だった。クリアは出来たが致命傷を負ってしまったと。俺は狼狽えた
「そんな、エリシス。死なせなてたまるか!うおーお」
と叫び残りの魔力をヒールに使った。俺は魔力切れで意識を手放す。しかし後で聞いたが駄目だった。エリシスは死んでしまった。傷は塞がったが血を流しすぎたのだ。
16
お気に入りに追加
4,391
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
フリーター転生。公爵家に転生したけど継承権が低い件。精霊の加護(チート)を得たので、努力と知識と根性で公爵家当主へと成り上がる
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
400倍の魔力ってマジ!?魔力が多すぎて範囲攻撃魔法だけとか縛りでしょ
25歳子供部屋在住。彼女なし=年齢のフリーター・バンドマンはある日理不尽にも、バンドリーダでボーカルからクビを宣告され、反論を述べる間もなくガッチャ切りされそんな失意のか、理不尽に言い渡された残業中に急死してしまう。
目が覚めると俺は広大な領地を有するノーフォーク公爵家の長男の息子ユーサー・フォン・ハワードに転生していた。
ユーサーは一度目の人生の漠然とした目標であった『有名になりたい』他人から好かれ、知られる何者かになりたかった。と言う目標を再認識し、二度目の生を悔いの無いように、全力で生きる事を誓うのであった。
しかし、俺が公爵になるためには父の兄弟である次男、三男の息子。つまり従妹達と争う事になってしまい。
ユーサーは富国強兵を掲げ、先ずは小さな事から始めるのであった。
そんな主人公のゆったり成長期!!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
モブ高校生と愉快なカード達〜主人公は無自覚脱モブ&チート持ちだった!カードから美少女を召喚します!強いカード程1癖2癖もあり一筋縄ではない〜
KeyBow
ファンタジー
1999年世界各地に隕石が落ち、その数年後に隕石が落ちた場所がラビリンス(迷宮)となり魔物が町に湧き出した。
各国の軍隊、日本も自衛隊によりラビリンスより外に出た魔物を駆逐した。
ラビリンスの中で魔物を倒すと稀にその個体の姿が写ったカードが落ちた。
その後、そのカードに血を掛けるとその魔物が召喚され使役できる事が判明した。
彼らは通称カーヴァント。
カーヴァントを使役する者は探索者と呼ばれた。
カーヴァントには1から10までのランクがあり、1は最弱、6で強者、7や8は最大戦力で鬼神とも呼ばれる強さだ。
しかし9と10は報告された事がない伝説級だ。
また、カードのランクはそのカードにいるカーヴァントを召喚するのに必要なコストに比例する。
探索者は各自そのラビリンスが持っているカーヴァントの召喚コスト内分しか召喚出来ない。
つまり沢山のカーヴァントを召喚したくてもコスト制限があり、強力なカーヴァントはコストが高い為に少数精鋭となる。
数を選ぶか質を選ぶかになるのだ。
月日が流れ、最初にラビリンスに入った者達の子供達が高校生〜大学生に。
彼らは二世と呼ばれ、例外なく特別な力を持っていた。
そんな中、ラビリンスに入った自衛隊員の息子である斗枡も高校生になり探索者となる。
勿論二世だ。
斗枡が持っている最大の能力はカード合成。
それは例えばゴブリンを10体合成すると10体分の力になるもカードのランクとコストは共に変わらない。
彼はその程度の認識だった。
実際は合成結果は最大でランク10の強さになるのだ。
単純な話ではないが、経験を積むとそのカーヴァントはより強力になるが、特筆すべきは合成元の生き残るカーヴァントのコストがそのままになる事だ。
つまりランク1(コスト1)の最弱扱いにも関わらず、実は伝説級であるランク10の強力な実力を持つカーヴァントを作れるチートだった。
また、探索者ギルドよりアドバイザーとして姉のような女性があてがわれる。
斗枡は平凡な容姿の為に己をモブだと思うも、周りはそうは見ず、クラスの底辺だと思っていたらトップとして周りを巻き込む事になる?
女子が自然と彼の取り巻きに!
彼はモブとしてモブではない高校生として生活を始める所から物語はスタートする。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる