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第2章
初ダンジョンでの洗礼
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ボス部屋を出ると間もなく2人が居るのが分かり、俺は教育的指導と言う名のセクハラを敢行した。
五階もそうだが、ここは城の通路のようなデザインの石の壁であり、魔物が出てもおかしくない、そんな場所だ。
隠密を使い二人の背後に回りお尻を撫でた。
「キャー」
と悲鳴が上がる。
「今のが魔物なら殺されてるぞ」
二人は確かに油断していて驚いたわけだが、実際は行動を正当化しただけの単なるセクハラおやじである。
二人に謝らせてから先に進み始めると、何かが飛んで来た。
鳥である。
3羽おり、ナンシーがウインドカッターで次々に倒していく。先に進むに従い数が増えてきて、俺の方にも向かって来た。そいつらは拳で殴り倒す。
全部で50匹位倒していくと階段が有った。
手前に小部屋が有るので、そこで休憩を取り弁当を食べたりして英気を養った後、下に向かった。
7階は森だった。
リザードマンが三匹向かってきてナンシーが相手をしていた。しかし倒し損ねた奴が俺に向かってきたので、拳を振り抜くとその頭が吹き飛んだ。
ここで初めてのドロップアイテムが出た。アクセサリーのようだ。
ネックレスだったが、アイテムの説明内容に驚いた。身代わりの石が使われていたのだ。
一度だけ命を落とした時に石が身代わりになってくれて、効果が発揮されると石が砕けると書かれている。
今日は貴重な品が出た場合、装備品はナンシーに優先して渡してあげるように決めていたので、早速ナンシーに渡して装備して貰った。
確か1個3000万Gとかなり価値がある一品らしいが、ナンシーの命に比べられないからね。
その後、リザードマンは出てきた数を全部合わせて10匹位現れたが、難なく先に進む。次は8階だ。
8階に着くやいなや、いきなり獣が飛び込んで来た。
狼を大きくした感じだが、数が多い。
20匹位の群れで来られたので、流石に俺もシェリーも戦わざるを得ず、皆で切りまくった。
最後の一匹は虎ほどの大きさだったので、思わずナンシーに尋ねた。
「行けるか?」
「お任せください。」
と頷くので、任せる事にした。
魔獣の動きはかなり早いが、ナンシーも何とかついて行けていた。しかし相手のフェイントに引っ掛かり胸元を殴られてしまい、ナンシーが吹き飛ばされる。魔獣が追撃を入れようとしたので、俺が間に入り防ぎ、その間にシェリーがナンシーの元に駆けつける。
「まだやれます。私にやらせて下さい。」
とナンシーが立ち上がるので、渋々頷いて
「次は俺が変わるからね!」
続きをさせると、今度はあちらのフェイントに引っ掛からず、遂に前脚を切り飛ばしてみせた。そこからはあっという間に勝負が付いていった。
またドロップが有り、今回は指輪だ。2個出て来たので早速鑑定する。遠話のマジックアイテムで、対になる指輪を装着した相手は指輪に魔力を込めると離れていても念話が可能となるようだ。但し距離に応じて消費魔力が上がるとも記述があった。早速ナンシーに渡すと、シェリーが羨ましがっていた。
なかなかの戦果に気を良くして9階に向かうのだった。
9階は人工建造物の造りをしていた。
早速大型の熊が出て来たのでナンシーが果敢に攻めていく。熊は素早かったが、ナンシーの方が更に素早い。その上スピードを唱えると、ナンシーはすぐに熊を圧倒していった。
ナンシーの攻撃は一撃一撃が浅いが確実に体力を削り、遂には首を切断して倒した。
続いて三匹というか三頭が来たので、各人が1頭づつ戦った。
シェリーは魔法を中心に脳天にエストックを突いて終わった。俺は転移で後ろに回り首ちょんぱし、取得スキルは剛腕だった。
ボス部屋目前で違和感が有りよく確かめるとどうやらマップに無い隠し部屋が有るようだった。
罠解除のスキルで隠し扉を発見する。中を覗いてみれば、小学校の体育館ほどの広さのある部屋があった。
警戒しつつ中に入ると、中にはメルヘンチックな宝箱が有った。俺は宝箱にすぐには近付かず、周りの異常を探る。シェリーの行動に注意を向けていなかったのはそのためだ。俺が気がついた時には、シェリーは宝箱の蓋に手をかけていた。
「開けちゃ不味い!」
咄嗟に叫んだが、既にシェリーは宝箱の蓋を開けてしまっていた。けたたましくアラームが鳴り響き、シェリーは固まってしまう。
元の場所へ戻ろうとしたが、入ってきた扉が無くなっており戻れない。シェリーとナンシーを隅に行かせ、俺が2人の前に立つ。そうこうしている内に、広い室内にはオークキングとそれに率いられたオーク50匹位が現れたのだ。
「不味いマズイまずい」
俺は叫ぶ。シェリーは
「ごめんなさいごめんなさい」
と謝っている。
確かオークキングはS級かSSの魔物のハズだ。2人を背中に守りながら
『いけるか?』
と自問する。
2人には俺の援護をさせつつ、俺自身はがむしゃらにファイヤーボールを連発した。
普通のオークは倒せたが、生き残った中にジェネラルが2匹居た。片方の奴のエストックが俺の肩に刺さった。俺は咄嗟にヒールを使いナンシー達の前にアイスウォールを展開した。
ジェネラルにブロードソードで切りつけるも、もう一匹居のジェネラルに阻まれる。俺は収納から楯を取り出し、片手楯剣のスタイルを取った。
以前よりステータスが上がっている所為か、二匹相手でも何とかなっている。
2人から矢とウインドウカッターで牽制して貰いつつ、エストック使いの武器を持った方の腕を何とか切り落とす。もう一方は大剣使いだ。
何とか1対1での戦いに持ち込み、俺もスピードを使った所で一気に形勢逆転となった。
相対していた奴の首を何とか刎ねたが、その隙に腕を切り落とした奴が左手でエストックを投げてきた。楯を構えたが、エストックは貫通して俺の脇腹に刺さった。しかし何とかまだスピードの効果がある間に、そいつの脳天をかち割り脳漿をまき散らして倒した。
俺はエストックを抜くと、ヒールを唱えてからエストックを収納した。
キングの脇にはメイジが二匹居て、各々土と水で攻撃してくる。俺はアイスアローとファイアウォールで攻防を行った。キングは片手で魔法をなぎ払ったものの、メイジは避けられず、氷の矢に射ぬかれた。
残りはキングのみなのだが、しかし俺はこの時点で既に満身創痍だった。
相手のステータスは俺の倍以上ある。俺はもはやこれまでと覚悟した。
「こんな事ならシェリーとナンシーと致しておくんだったな」
その呟きが聞こえたのか、オークキングが口を開いた。
「我が配下のジェネラルを2体同時に相手して勝ち上がったというのに、女との情事の事を考えつつ諦めるとは中々おもしろい奴だ。そろそろここに居られる時間も無い。残念だが時間切れだ。
お前は本当の敵が何か理解しているのか?我らや魔王様と思ったら間違いだぞ。一旦命は預けておく。また逢おう勇者よ。これは今回の戒の土産だ」
キングが持っていた剣を俺の足下に投げると、その剣は本来傷が付かないはずのダンジョンの床へ深々と刺さった。
キングが消えると俺は倒れた。慌ててシェリーとナンシーが駆け付けてきた。
「ランスロット様!」
2人が叫ぶので、俺はお尻を撫でながら
「魔法を使いすぎただけだから」
と笑うと、2人からジト目をされてしまった。まあ血だらけだから、重症に見えても仕方ないね。
俺は休ませて貰い、辺りに散らばる魔石とドロップ品は、2人に集めて来て貰った。その間、先程得たスキルをチェックしていた俺は、ジェネラルから得たスキルに驚いた。なんと死者蘇生だったのだ。死体があれば蘇生が可能だというスキルだけど、仲間以外に言えないな。隠蔽しないとな。
そう言えば宝箱の中身は何だったのかと聞くと、ナンシーは恥ずかしそうにしていて、わざわざダミーで持っている背嚢にしまっていた。
そのままここで少し休憩を取る事にして、休憩の間に俺は貯まっているスキルを合成して纏めていった。この怪我は、この作業が面倒くさくて放置していた付けが回ってきた結果なのだろうな。
ジェネラルの大剣とキングに貰った片手剣をとりあえず収納した。今は武器を変えてる場合じゃないし。
名前 ランスロツト
年齢 18
所有奴隷
シェリー・ハリントン
ナンシー・アルテミス
ラベル 31➡34➡40
生命力 1744/1744➡1621/2321➡2097/4112
魔力 1744/1744➡1723/2321➡621/4112
強さ 1424➡2381➡3265➡4287
ギフト
無限収納
スキルマスター4*
アイテム強化3*
従属魔法
隠蔽(神)
スキル
分析3*
獲得経験値5倍
獲得経験値共有
成長率5倍
成長率共有
気配察知4*
無詠唱魔法発動
魔法効果増大
ナイフ術2*
棍棒術1
投錨術1
剣術(片手剣)5*
(二刀流)2
(両手剣)4*
弓術1
楯術2*
暗殺術
威圧1
統率力1
火魔法3*
水魔法3
土魔法1
風魔法2*
聖魔法1*
生活魔法
絶倫
転移
体力強化3*
肉体再生
剛腕
身体強化3*
隠密2
罠解除1
鍵解除1
死者蘇生*
スキルストック
ナイフ術1
棍棒術1 15
剣術(片手剣)1 6
剣術(二刀流)1
身体強化1
鍵解除1
体力強化1 1
剣術(二刀流)1 5
楯術1 3
火魔法1
水魔法1
土魔法1
風魔法1
魔法
ファイアーアロー
ファイアーボール
ファイアーウォール
ファイアーストーム
サラマンダー
アイスアロー
ウォーターボール
アイスウォール
水竜
アースホール
アースランス
生活魔法
職業 冒険者
称号
彷徨える異世界人
ゴブリンキラー
名前 シェリー・ハリントン
種族 ヒューマン
性別 女性(処女)
B82 W56 H82 身長158cm
年齢 16
レベル 16➡28➡37
生命力 205/205➡643/643➡1211/1516
魔力 300/300➡941/941➡1387/2218
強さ 220➡690➡1607
ギフト
歌姫
スキル
剣術(片手剣)2
肉体再生
隠密1
馬術2
交渉1
算術1
殿方奉仕
風魔法3
魔法
ウインドカッター
スピードアップ
ウインドストーム
ハリケーン*
職業 冒険者
称号
奴隷 ランスロット
名前 ナンシー・アルテミス
種族 ハーフエルフ
性別 女性(処女)
B88 W56 H84 身長160cm
年齢 18
レベル 1➡30
生命力 85/85➡610/1348
魔力 60/60➡346/951
強さ 85➡1426
ギフト
真偽判読
スキル
剣術(片手剣)2
肉体再生
隠密1
馬術1
交渉1
算術1
弓術2
風魔法2
魔法
ウインドカッター
スピードアップ
職業 冒険者
称号
奴隷 ランスロット
とまあスキルが大変だ。2人共にA級以上のステータスになっちゃいましたね。
二人に伝えたら気絶しそうになっていた。俺達は充分に休憩すると、10階に向かっていった。
五階もそうだが、ここは城の通路のようなデザインの石の壁であり、魔物が出てもおかしくない、そんな場所だ。
隠密を使い二人の背後に回りお尻を撫でた。
「キャー」
と悲鳴が上がる。
「今のが魔物なら殺されてるぞ」
二人は確かに油断していて驚いたわけだが、実際は行動を正当化しただけの単なるセクハラおやじである。
二人に謝らせてから先に進み始めると、何かが飛んで来た。
鳥である。
3羽おり、ナンシーがウインドカッターで次々に倒していく。先に進むに従い数が増えてきて、俺の方にも向かって来た。そいつらは拳で殴り倒す。
全部で50匹位倒していくと階段が有った。
手前に小部屋が有るので、そこで休憩を取り弁当を食べたりして英気を養った後、下に向かった。
7階は森だった。
リザードマンが三匹向かってきてナンシーが相手をしていた。しかし倒し損ねた奴が俺に向かってきたので、拳を振り抜くとその頭が吹き飛んだ。
ここで初めてのドロップアイテムが出た。アクセサリーのようだ。
ネックレスだったが、アイテムの説明内容に驚いた。身代わりの石が使われていたのだ。
一度だけ命を落とした時に石が身代わりになってくれて、効果が発揮されると石が砕けると書かれている。
今日は貴重な品が出た場合、装備品はナンシーに優先して渡してあげるように決めていたので、早速ナンシーに渡して装備して貰った。
確か1個3000万Gとかなり価値がある一品らしいが、ナンシーの命に比べられないからね。
その後、リザードマンは出てきた数を全部合わせて10匹位現れたが、難なく先に進む。次は8階だ。
8階に着くやいなや、いきなり獣が飛び込んで来た。
狼を大きくした感じだが、数が多い。
20匹位の群れで来られたので、流石に俺もシェリーも戦わざるを得ず、皆で切りまくった。
最後の一匹は虎ほどの大きさだったので、思わずナンシーに尋ねた。
「行けるか?」
「お任せください。」
と頷くので、任せる事にした。
魔獣の動きはかなり早いが、ナンシーも何とかついて行けていた。しかし相手のフェイントに引っ掛かり胸元を殴られてしまい、ナンシーが吹き飛ばされる。魔獣が追撃を入れようとしたので、俺が間に入り防ぎ、その間にシェリーがナンシーの元に駆けつける。
「まだやれます。私にやらせて下さい。」
とナンシーが立ち上がるので、渋々頷いて
「次は俺が変わるからね!」
続きをさせると、今度はあちらのフェイントに引っ掛からず、遂に前脚を切り飛ばしてみせた。そこからはあっという間に勝負が付いていった。
またドロップが有り、今回は指輪だ。2個出て来たので早速鑑定する。遠話のマジックアイテムで、対になる指輪を装着した相手は指輪に魔力を込めると離れていても念話が可能となるようだ。但し距離に応じて消費魔力が上がるとも記述があった。早速ナンシーに渡すと、シェリーが羨ましがっていた。
なかなかの戦果に気を良くして9階に向かうのだった。
9階は人工建造物の造りをしていた。
早速大型の熊が出て来たのでナンシーが果敢に攻めていく。熊は素早かったが、ナンシーの方が更に素早い。その上スピードを唱えると、ナンシーはすぐに熊を圧倒していった。
ナンシーの攻撃は一撃一撃が浅いが確実に体力を削り、遂には首を切断して倒した。
続いて三匹というか三頭が来たので、各人が1頭づつ戦った。
シェリーは魔法を中心に脳天にエストックを突いて終わった。俺は転移で後ろに回り首ちょんぱし、取得スキルは剛腕だった。
ボス部屋目前で違和感が有りよく確かめるとどうやらマップに無い隠し部屋が有るようだった。
罠解除のスキルで隠し扉を発見する。中を覗いてみれば、小学校の体育館ほどの広さのある部屋があった。
警戒しつつ中に入ると、中にはメルヘンチックな宝箱が有った。俺は宝箱にすぐには近付かず、周りの異常を探る。シェリーの行動に注意を向けていなかったのはそのためだ。俺が気がついた時には、シェリーは宝箱の蓋に手をかけていた。
「開けちゃ不味い!」
咄嗟に叫んだが、既にシェリーは宝箱の蓋を開けてしまっていた。けたたましくアラームが鳴り響き、シェリーは固まってしまう。
元の場所へ戻ろうとしたが、入ってきた扉が無くなっており戻れない。シェリーとナンシーを隅に行かせ、俺が2人の前に立つ。そうこうしている内に、広い室内にはオークキングとそれに率いられたオーク50匹位が現れたのだ。
「不味いマズイまずい」
俺は叫ぶ。シェリーは
「ごめんなさいごめんなさい」
と謝っている。
確かオークキングはS級かSSの魔物のハズだ。2人を背中に守りながら
『いけるか?』
と自問する。
2人には俺の援護をさせつつ、俺自身はがむしゃらにファイヤーボールを連発した。
普通のオークは倒せたが、生き残った中にジェネラルが2匹居た。片方の奴のエストックが俺の肩に刺さった。俺は咄嗟にヒールを使いナンシー達の前にアイスウォールを展開した。
ジェネラルにブロードソードで切りつけるも、もう一匹居のジェネラルに阻まれる。俺は収納から楯を取り出し、片手楯剣のスタイルを取った。
以前よりステータスが上がっている所為か、二匹相手でも何とかなっている。
2人から矢とウインドウカッターで牽制して貰いつつ、エストック使いの武器を持った方の腕を何とか切り落とす。もう一方は大剣使いだ。
何とか1対1での戦いに持ち込み、俺もスピードを使った所で一気に形勢逆転となった。
相対していた奴の首を何とか刎ねたが、その隙に腕を切り落とした奴が左手でエストックを投げてきた。楯を構えたが、エストックは貫通して俺の脇腹に刺さった。しかし何とかまだスピードの効果がある間に、そいつの脳天をかち割り脳漿をまき散らして倒した。
俺はエストックを抜くと、ヒールを唱えてからエストックを収納した。
キングの脇にはメイジが二匹居て、各々土と水で攻撃してくる。俺はアイスアローとファイアウォールで攻防を行った。キングは片手で魔法をなぎ払ったものの、メイジは避けられず、氷の矢に射ぬかれた。
残りはキングのみなのだが、しかし俺はこの時点で既に満身創痍だった。
相手のステータスは俺の倍以上ある。俺はもはやこれまでと覚悟した。
「こんな事ならシェリーとナンシーと致しておくんだったな」
その呟きが聞こえたのか、オークキングが口を開いた。
「我が配下のジェネラルを2体同時に相手して勝ち上がったというのに、女との情事の事を考えつつ諦めるとは中々おもしろい奴だ。そろそろここに居られる時間も無い。残念だが時間切れだ。
お前は本当の敵が何か理解しているのか?我らや魔王様と思ったら間違いだぞ。一旦命は預けておく。また逢おう勇者よ。これは今回の戒の土産だ」
キングが持っていた剣を俺の足下に投げると、その剣は本来傷が付かないはずのダンジョンの床へ深々と刺さった。
キングが消えると俺は倒れた。慌ててシェリーとナンシーが駆け付けてきた。
「ランスロット様!」
2人が叫ぶので、俺はお尻を撫でながら
「魔法を使いすぎただけだから」
と笑うと、2人からジト目をされてしまった。まあ血だらけだから、重症に見えても仕方ないね。
俺は休ませて貰い、辺りに散らばる魔石とドロップ品は、2人に集めて来て貰った。その間、先程得たスキルをチェックしていた俺は、ジェネラルから得たスキルに驚いた。なんと死者蘇生だったのだ。死体があれば蘇生が可能だというスキルだけど、仲間以外に言えないな。隠蔽しないとな。
そう言えば宝箱の中身は何だったのかと聞くと、ナンシーは恥ずかしそうにしていて、わざわざダミーで持っている背嚢にしまっていた。
そのままここで少し休憩を取る事にして、休憩の間に俺は貯まっているスキルを合成して纏めていった。この怪我は、この作業が面倒くさくて放置していた付けが回ってきた結果なのだろうな。
ジェネラルの大剣とキングに貰った片手剣をとりあえず収納した。今は武器を変えてる場合じゃないし。
名前 ランスロツト
年齢 18
所有奴隷
シェリー・ハリントン
ナンシー・アルテミス
ラベル 31➡34➡40
生命力 1744/1744➡1621/2321➡2097/4112
魔力 1744/1744➡1723/2321➡621/4112
強さ 1424➡2381➡3265➡4287
ギフト
無限収納
スキルマスター4*
アイテム強化3*
従属魔法
隠蔽(神)
スキル
分析3*
獲得経験値5倍
獲得経験値共有
成長率5倍
成長率共有
気配察知4*
無詠唱魔法発動
魔法効果増大
ナイフ術2*
棍棒術1
投錨術1
剣術(片手剣)5*
(二刀流)2
(両手剣)4*
弓術1
楯術2*
暗殺術
威圧1
統率力1
火魔法3*
水魔法3
土魔法1
風魔法2*
聖魔法1*
生活魔法
絶倫
転移
体力強化3*
肉体再生
剛腕
身体強化3*
隠密2
罠解除1
鍵解除1
死者蘇生*
スキルストック
ナイフ術1
棍棒術1 15
剣術(片手剣)1 6
剣術(二刀流)1
身体強化1
鍵解除1
体力強化1 1
剣術(二刀流)1 5
楯術1 3
火魔法1
水魔法1
土魔法1
風魔法1
魔法
ファイアーアロー
ファイアーボール
ファイアーウォール
ファイアーストーム
サラマンダー
アイスアロー
ウォーターボール
アイスウォール
水竜
アースホール
アースランス
生活魔法
職業 冒険者
称号
彷徨える異世界人
ゴブリンキラー
名前 シェリー・ハリントン
種族 ヒューマン
性別 女性(処女)
B82 W56 H82 身長158cm
年齢 16
レベル 16➡28➡37
生命力 205/205➡643/643➡1211/1516
魔力 300/300➡941/941➡1387/2218
強さ 220➡690➡1607
ギフト
歌姫
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剣術(片手剣)2
肉体再生
隠密1
馬術2
交渉1
算術1
殿方奉仕
風魔法3
魔法
ウインドカッター
スピードアップ
ウインドストーム
ハリケーン*
職業 冒険者
称号
奴隷 ランスロット
名前 ナンシー・アルテミス
種族 ハーフエルフ
性別 女性(処女)
B88 W56 H84 身長160cm
年齢 18
レベル 1➡30
生命力 85/85➡610/1348
魔力 60/60➡346/951
強さ 85➡1426
ギフト
真偽判読
スキル
剣術(片手剣)2
肉体再生
隠密1
馬術1
交渉1
算術1
弓術2
風魔法2
魔法
ウインドカッター
スピードアップ
職業 冒険者
称号
奴隷 ランスロット
とまあスキルが大変だ。2人共にA級以上のステータスになっちゃいましたね。
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田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
突然シーカーになったので冒険します〜駆け出し探索者の成長物語〜
平山和人
ファンタジー
スマートフォンやSNSが当たり前の現代社会に、ある日突然「ダンジョン」と呼ばれる異空間が出現してから30年が経過していた。
26歳のコンビニアルバイト、新城直人はある朝、目の前に「ステータス画面」が浮かび上がる。直人は、ダンジョンを攻略できる特殊能力者「探索者(シーカー)」に覚醒したのだ。
最寄り駅前に出現している小規模ダンジョンまで、愛用の自転車で向かう大地。初心者向けとは言え、実際の戦闘は命懸け。スマホアプリで探索者仲間とダンジョン情報を共有しながら、慎重に探索を進めていく。
レベルアップを重ね、新しいスキルを習得し、倒したモンスターから得た魔石を換金することで、少しずつではあるが確実に成長していく。やがて大地は、探索者として独り立ちしていくための第一歩を踏み出すのだった。
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