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第3章
60階層
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やってきました60階層!
ユリシーズのおかげで妙にハイテンションだったりする。
聡太「よーし!皆行くぞお!気合い入れるぜー!用意は良いか?みな俺を守ってね!俺っちは攻撃に集中するから!」
律子「ねえ、何か良い事あった?妙にテンション高いじゃないの?大概あんたがそういう時はろくな事が無いんだから注意しなさいよ!」
俺はサムズアップし、意気揚々と扉を開けてスキップで中に入り、皆が入ったのを確認した。
またもやいつものやり方だ。
深さ20mの穴を開けて、土は頭上に待機だ。
皆は以前のように何かが向かってきたら対処すべく、ウオール系の発動準備をして貰い、ボスに備えた。
出てきたのは一瞬見えたがコカトリスだ。あの石化のブレスを吐く恐ろしい奴だ。
やはり顕現と同時にブレスを吐いてきた。皆の魔法できっちり防ぎ、上から落とした岩でさくっと倒しきった。
ボスが倒れたのでドロップを掘り出したが、中身は魔石といつものトレジャーボックスだ。
中身は女性用の装備一式だった。妙に神々しい清楚な装備だ。
美菜達に確認して貰っていたが、
沙友理「ねえ、これって、ユリっちの装備だよね?」
皆頷いたが、確かにユリシーズのサイズにぴったりだ。
とりあえず収納に入れた。そして何故か扉が開かない。
モナ「あの?お師匠様!?先に進まないのですか?」
リリア「あのね、モナ、出口が無いのよ?」
モナは上を指し
モナ「あそこに扉がありますよ?」
いつもと違うのだ。
何故か中空にに扉がある。
俺は頷き、モナを撫でてから穴を掘り、その土で階段を作った。
そして俺を先頭に階段を登り、そのドアを開けた。
直ぐに中に入ったが、何故かテーブルがあり、そこに8歳位の女の子が座ってきょとんとして俺を見つめていた。
女の子「あれ!?何で私起きてるの?それにお兄さん誰?」
俺は違和感を感じて後ろを振り向くと誰もいない。
聡太「うん!?俺は、聡太っていうんだ。異世界から勇者として召喚され、冒険者をしているんだ。そして今はダンジョンの攻略をしており、60階層のボスをやっつけた所なんだ。君は誰さんかな!?」
女の子「へーお兄さんは勇者なんだ。私はねマミヤって言うの」
聡太「始めまして。マミヤはこんな所で何をしているの!?」
マミヤ「うん。私はね昔ダンジョンの生贄になった伝説のソニア様のように、ダンジョンの生贄になったの。でもなんでお兄さんと話ができているんだろう?あっ!そうだ!コアがあるからこっちに来て!」
そうやって俺の手を引き、小部屋に連れて行った。
そこは以前見たあのダンジョンと一緒だ。
マミヤ「これがコアなの。今はね所有者がいなくって、ダンジョンが成長できないのよ。私はねここで寝かされて、ダンジョンの一部になった筈なの。なんでかさっき目が覚めたの」
以前ソニアから聞いた内容と瓜二つだ。
この子はソニア同様に妹達の安全と、高等教育を条件に募集に応じたと。親が魔物に殺されて、兄弟姉妹だけでは飢えるのは時間の問題で、長女の彼女が妹と弟達を託して生贄になったと。
俺はソニアの話をし、そこにいるよと話をした。そしてソニアにした事を確認し、俺の能力でダンジョンから開放し、一緒に来る事を選んだのであった。何故か特に疑う事がなく俺に従っていった。
ユリシーズのおかげで妙にハイテンションだったりする。
聡太「よーし!皆行くぞお!気合い入れるぜー!用意は良いか?みな俺を守ってね!俺っちは攻撃に集中するから!」
律子「ねえ、何か良い事あった?妙にテンション高いじゃないの?大概あんたがそういう時はろくな事が無いんだから注意しなさいよ!」
俺はサムズアップし、意気揚々と扉を開けてスキップで中に入り、皆が入ったのを確認した。
またもやいつものやり方だ。
深さ20mの穴を開けて、土は頭上に待機だ。
皆は以前のように何かが向かってきたら対処すべく、ウオール系の発動準備をして貰い、ボスに備えた。
出てきたのは一瞬見えたがコカトリスだ。あの石化のブレスを吐く恐ろしい奴だ。
やはり顕現と同時にブレスを吐いてきた。皆の魔法できっちり防ぎ、上から落とした岩でさくっと倒しきった。
ボスが倒れたのでドロップを掘り出したが、中身は魔石といつものトレジャーボックスだ。
中身は女性用の装備一式だった。妙に神々しい清楚な装備だ。
美菜達に確認して貰っていたが、
沙友理「ねえ、これって、ユリっちの装備だよね?」
皆頷いたが、確かにユリシーズのサイズにぴったりだ。
とりあえず収納に入れた。そして何故か扉が開かない。
モナ「あの?お師匠様!?先に進まないのですか?」
リリア「あのね、モナ、出口が無いのよ?」
モナは上を指し
モナ「あそこに扉がありますよ?」
いつもと違うのだ。
何故か中空にに扉がある。
俺は頷き、モナを撫でてから穴を掘り、その土で階段を作った。
そして俺を先頭に階段を登り、そのドアを開けた。
直ぐに中に入ったが、何故かテーブルがあり、そこに8歳位の女の子が座ってきょとんとして俺を見つめていた。
女の子「あれ!?何で私起きてるの?それにお兄さん誰?」
俺は違和感を感じて後ろを振り向くと誰もいない。
聡太「うん!?俺は、聡太っていうんだ。異世界から勇者として召喚され、冒険者をしているんだ。そして今はダンジョンの攻略をしており、60階層のボスをやっつけた所なんだ。君は誰さんかな!?」
女の子「へーお兄さんは勇者なんだ。私はねマミヤって言うの」
聡太「始めまして。マミヤはこんな所で何をしているの!?」
マミヤ「うん。私はね昔ダンジョンの生贄になった伝説のソニア様のように、ダンジョンの生贄になったの。でもなんでお兄さんと話ができているんだろう?あっ!そうだ!コアがあるからこっちに来て!」
そうやって俺の手を引き、小部屋に連れて行った。
そこは以前見たあのダンジョンと一緒だ。
マミヤ「これがコアなの。今はね所有者がいなくって、ダンジョンが成長できないのよ。私はねここで寝かされて、ダンジョンの一部になった筈なの。なんでかさっき目が覚めたの」
以前ソニアから聞いた内容と瓜二つだ。
この子はソニア同様に妹達の安全と、高等教育を条件に募集に応じたと。親が魔物に殺されて、兄弟姉妹だけでは飢えるのは時間の問題で、長女の彼女が妹と弟達を託して生贄になったと。
俺はソニアの話をし、そこにいるよと話をした。そしてソニアにした事を確認し、俺の能力でダンジョンから開放し、一緒に来る事を選んだのであった。何故か特に疑う事がなく俺に従っていった。
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