異世界で穴掘ってます!

KeyBow

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第3章

祝福

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 朝ミーコに起こされた。
 寝過ぎたようで、そろそろ朝食の時間だよと。

 ミーコは裸だった。一瞬慌てたが、シーツに着いた染みを見て昨夜の情事がフラッシュバックした。

 昨日は部屋が暗くてよく見えなかったが今は明るい。そう、彼女の裸体は美しかった。
 年上とは言え22歳のピチピチの若い女性だ。幼児体型と揶揄されていたが幼いのは顔付きだけだ。金輪際誰にも言わさないと心に誓う。

 俺は食後に皆に話した

 聡太「昨夜ミーコと結婚をした。それと今後の事だけど何か意見はあるかい?無ければ王都の街を目指したい」

 リーナ「それはいいけど、私達との結婚の約束忘れてないわよね!ちゃんと結婚しなさいよ」

 聡太「ああ、分かっている。皆俺が娶って幸せにしてやる。俺についてこい」

 リーナ「そ、それならいいのよ。そろそろ出発よ。今日はやけに格好いいじゃない」

 そうしてミーコは皆に祝福され、照れながら出発したが、ミーコは今日は馬車でソニアの相手をして貰い、御者当番からはは外した。

 途中御者をしているミーナと話した

 聡太「済まない。君より先に朋美を抱いてしまった」

 見て「うん。皆でそうさせたの。ミーコも張りつめていて心が爆発しそうだったし、それに私は最後なの。その分愛してくれたら良いのよ。ねえ聡太ってちょっと変わった?なんか自信に溢れてるのよね」

 聡太「ミーコに慰められたからかな。はははは」

 等とあったが、途中襲われている商隊を助けた以外特に何も無かった。
 襲われている商隊に俺達が駆けつけると盗賊は慌てて去っていった。俺達が来る前は唐族の方が少し優位だったが、助け船が入ったので即断で分が悪いと判断したようだ。

 物凄く感謝をされたが、困った時はお互い様ですからと話していた。しかし目的地が王都の街だったので、俺達も同行する事にした。お互いに助け合う感じだ。

 助けた報酬は断った。人脈がないからこれから仲良くし、便宜を図って貰えたらと、人数が多いとこちらも襲われにくいからと渋々納得させた。

 あまりに恐縮するので、宿代だけ負担して貰う事にした。

 若い主で、中々馬が合う。彼はサイラーと言った。
 この後長きに渡り深く関わるとはこの時は全く思わなかった。

 馬車4台でうち荷馬車は2台だ。
 人員は護衛が少ないかな?と思う。幸い死亡者はいなく怪我人は治してやった。

 俺がサイラーと仲良くしているので、特にソニアの機嫌が斜めだった。
 機嫌を直すのに疲れていてしまった。

 幸い宿も良い所でトラブルも無い平和な夜だった。
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