107 / 166
第2章
国境
しおりを挟む
朝から順調に進んでいた。邪魔が入るイベントもなく馬車も故障せずにだ。
昼休憩を挟んで進み出す。恐らく後1時間位で国境という所で異変があった。
道を兵士が塞いで検問をしている。まずいなと思い皆に武装をさせる。
程なく100人以上の兵に囲まれて
騎士「責任者は誰だ?」
聡太「私がこのパーティのリーダですが」
騎士「馬車を改めさせて貰う」
聡太「何かあったのですか?」
騎士「城から逃げ出した犯罪者を追っている」
そうしていると一度皆を馬車から出す事となった。
間もなく怒声が聞こえる
騎士「こいつ等だ!ひっ捕らえろ!」
ユキリンが叫ぶ
ユキリン「聡太!面がバレたのよ。見知った奴がいたのよ!」
言い訳も出来ないと判断した。城にいて俺達の顔を直接見ている者を同行させていたのだ。国境に近い所で網を張っていたのだ。やられた。
聡太「俺達は自由意志でここにいる。城から命を狙われて逃げているだけだ。これ以上邪魔をするなら敵対行為とみなし殺すぞ!俺はデービットに殺されかけて道連れにしただけだぞ」
騎士「お前か!兄者を殺したのは!」
聡太「返り討ちにしただけだ。言っとくが先に手を出したのはお前の兄だぞ。警告したぞ!今直ぐ道を開けて俺達を通すんだ!」
そのデービットの弟というのが斬りかかってきた。わざと最初の一撃で掠り傷を負い誰が見てもこちらが被害者とした。
聡太「先制攻撃を受けた。族を討て!」
と言いつつほぼ一人で決めた。
街道にいる兵の周辺の直径10m位、深さ5m位の穴を発生させ、高さ10mに土を放出し兵が一瞬で飲まれた。そして上からまた土が落ちて埋まってほぼ終わった。かなりの衝撃と揺れを伴って。
残りは俺達を半包囲している10名程度だ。
あっという間に倒し、俺は無情な決断をする。
死体と生きている奴を一ヶ所に集めさせたのちにホールを発動し生き埋めにした。
ミーコが喚いた
ミーコ「トニー!貴方自分が何をしているか分かっているの?戦闘後に倒した無抵抗な人を殺したのよ」
トニー「こいつらを一人でも逃してみろ!俺達が生きている事がばれて、隣国に逃げたと分かるぞ。そうすると隣国に攻め入る可能性が高く、確実により多くの命が失われるんだ。非情だと思うか?俺が悪魔にでも見えるか?でも今やらないと俺達の中に死人が出るんだ。リーダーとして冷徹にならなければならないんだ。地獄に落ちるんだろうがかまやしないさ」
ミーコ「ご、ごめんなさい。貴方の方が苦しいよねごめんごごふあ」
キスで先を言わさなかった。俺の心が心配だと気にしていた。
道が少し荒れたのでホールを駆使し馬車が行き来できるように慣らして出発だ。
俺は終始周辺を気にしていて怖い顔をしていたそうだ。そうしてまもなく隣の国への検問所にて入国手続きをする。モナに任せた。それなりに有名だからだ。犯罪者の確認だけは全員行い、問題はないと許可証を渡され無事にとは言えないが、誰一人として欠ける事なく隣国へ逃れたのであった。
昼休憩を挟んで進み出す。恐らく後1時間位で国境という所で異変があった。
道を兵士が塞いで検問をしている。まずいなと思い皆に武装をさせる。
程なく100人以上の兵に囲まれて
騎士「責任者は誰だ?」
聡太「私がこのパーティのリーダですが」
騎士「馬車を改めさせて貰う」
聡太「何かあったのですか?」
騎士「城から逃げ出した犯罪者を追っている」
そうしていると一度皆を馬車から出す事となった。
間もなく怒声が聞こえる
騎士「こいつ等だ!ひっ捕らえろ!」
ユキリンが叫ぶ
ユキリン「聡太!面がバレたのよ。見知った奴がいたのよ!」
言い訳も出来ないと判断した。城にいて俺達の顔を直接見ている者を同行させていたのだ。国境に近い所で網を張っていたのだ。やられた。
聡太「俺達は自由意志でここにいる。城から命を狙われて逃げているだけだ。これ以上邪魔をするなら敵対行為とみなし殺すぞ!俺はデービットに殺されかけて道連れにしただけだぞ」
騎士「お前か!兄者を殺したのは!」
聡太「返り討ちにしただけだ。言っとくが先に手を出したのはお前の兄だぞ。警告したぞ!今直ぐ道を開けて俺達を通すんだ!」
そのデービットの弟というのが斬りかかってきた。わざと最初の一撃で掠り傷を負い誰が見てもこちらが被害者とした。
聡太「先制攻撃を受けた。族を討て!」
と言いつつほぼ一人で決めた。
街道にいる兵の周辺の直径10m位、深さ5m位の穴を発生させ、高さ10mに土を放出し兵が一瞬で飲まれた。そして上からまた土が落ちて埋まってほぼ終わった。かなりの衝撃と揺れを伴って。
残りは俺達を半包囲している10名程度だ。
あっという間に倒し、俺は無情な決断をする。
死体と生きている奴を一ヶ所に集めさせたのちにホールを発動し生き埋めにした。
ミーコが喚いた
ミーコ「トニー!貴方自分が何をしているか分かっているの?戦闘後に倒した無抵抗な人を殺したのよ」
トニー「こいつらを一人でも逃してみろ!俺達が生きている事がばれて、隣国に逃げたと分かるぞ。そうすると隣国に攻め入る可能性が高く、確実により多くの命が失われるんだ。非情だと思うか?俺が悪魔にでも見えるか?でも今やらないと俺達の中に死人が出るんだ。リーダーとして冷徹にならなければならないんだ。地獄に落ちるんだろうがかまやしないさ」
ミーコ「ご、ごめんなさい。貴方の方が苦しいよねごめんごごふあ」
キスで先を言わさなかった。俺の心が心配だと気にしていた。
道が少し荒れたのでホールを駆使し馬車が行き来できるように慣らして出発だ。
俺は終始周辺を気にしていて怖い顔をしていたそうだ。そうしてまもなく隣の国への検問所にて入国手続きをする。モナに任せた。それなりに有名だからだ。犯罪者の確認だけは全員行い、問題はないと許可証を渡され無事にとは言えないが、誰一人として欠ける事なく隣国へ逃れたのであった。
1
お気に入りに追加
391
あなたにおすすめの小説

【完結】投げる男〜異世界転移して石を投げ続けたら最強になってた話〜
心太
ファンタジー
【何故、石を投げてたら賢さと魅力も上がるんだ?!】
(大分前に書いたモノ。どこかのサイトの、何かのコンテストで最終選考まで残ったが、その後、日の目を見る事のなかった話)
雷に打たれた俺は異世界に転移した。
目の前に現れたステータスウインドウ。そこは古風なRPGの世界。その辺に転がっていた石を投げてモンスターを倒すと経験値とお金が貰えました。こんな楽しい世界はない。モンスターを倒しまくってレベル上げ&お金持ち目指します。
──あれ? 自分のステータスが見えるのは俺だけ?
──ステータスの魅力が上がり過ぎて、神話級のイケメンになってます。
細かい事は気にしない、勇者や魔王にも興味なし。自分の育成ゲームを楽しみます。
俺は今日も伝説の武器、石を投げる!

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

無尽蔵の魔力で世界を救います~現実世界からやって来た俺は神より魔力が多いらしい~
甲賀流
ファンタジー
なんの特徴もない高校生の高橋 春陽はある時、異世界への繋がるダンジョンに迷い込んだ。なんだ……空気中に星屑みたいなのがキラキラしてるけど?これが全て魔力だって?
そしてダンジョンを突破した先には広大な異世界があり、この世界全ての魔力を行使して神や魔族に挑んでいく。

元万能技術者の冒険者にして釣り人な日々
於田縫紀
ファンタジー
俺は神殿技術者だったが過労死して転生。そして冒険者となった日の夜に記憶や技能・魔法を取り戻した。しかしかつて持っていた能力や魔法の他に、釣りに必要だと神が判断した様々な技能や魔法がおまけされていた。
今世はこれらを利用してのんびり釣り、最小限に仕事をしようと思ったのだが……
(タイトルは異なりますが、カクヨム投稿中の『何でも作れる元神殿技術者の冒険者にして釣り人な日々』と同じお話です。更新が追いつくまでは毎日更新、追いついた後は隔日更新となります)

S級冒険者の子どもが進む道
干支猫
ファンタジー
【12/26完結】
とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。
父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。
そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。
その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。
魔王とはいったい?
※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています

スキル【レベル転生】でダンジョン無双
世界るい
ファンタジー
六年前、突如、異世界から魔王が来訪した。「暇だから我を愉しませろ」そう言って、地球上のありとあらゆる場所にダンジョンを作り、モンスターを放った。
そんな世界で十八歳となった獅堂辰巳は、ダンジョンに潜る者、ダンジョンモーラーとしての第一歩を踏み出し、ステータスを獲得する。だが、ステータスは最低値だし、パーティーを組むと経験値を獲得できない。スキルは【レベル転生】という特殊スキルが一つあるだけで、それもレベル100にならないと使えないときた。
そんな絶望的な状況下で、最弱のソロモーラーとしてダンジョンに挑み、天才的な戦闘センスを磨き続けるも、攻略は遅々として進まない。それでも諦めずチュートリアルダンジョンを攻略していたある日、一人の女性と出逢う。その運命的な出逢いによって辰巳のモーラー人生は一変していくのだが……それは本編で。
小説家になろう、カクヨムにて同時掲載
カクヨム ジャンル別ランキング【日間2位】【週間2位】
なろう ジャンル別ランキング【日間6位】【週間7位】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる